「さよならの予感」

二人で歩いてきた筈の道
私一人がつなぎ続けて来た道
気がついたのは、夢が覚めかけた頃

意味の無い歌の
意味を探るように
意味の無いあなたの
言葉を探れば、
あなたの中にある愛の
私の不在を感じた
私は他愛も無い言葉に、
心を込めてただ祈るだけ

強がったり、背伸びしたり
あの頃ならできたけれど、
「もう会わない」
「もう会えない」
そんな気まぐれも言えなくなった

別れるときはなぜかいつも
時間と場所が用意される
着てる服
歩き方
景色さえも用意される




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