3 宇宙の不思議! 雪国科学の提案する『AIRIN赤外線断熱構造』。実は同じ考えが宇宙服の構造にも取り入れられているのです。

太陽の光が当たっている面はプラス120℃、当たっていない影の部分はマイナス150℃ぐらいまでなります。そんな温度環境の厳しい宇宙空間で人間が活動できるのは宇宙服に秘密があるからです。

宇宙服は特殊な布が何層にもなって構成されており、宇宙服の内部に熱が伝わらずかつ、人間の体温が外部に奪われない性能が求められます。この条件をクリアーできるのが赤外線反射構造なのです。

宇宙服の中身が断熱材だったら・・・
熱の抵抗体でしかない断熱材では、外部の温度が内部に伝わり、また体温で温まった温度も外部に逃げてしまい宇宙服内部の人間は、数分として生きていないことでしょう。

これらの熱の基本的な動きを考え、できたのが「AIRIN」断熱構造 (赤外線バリア)です。断熱材では抑えきれない熱の動きを赤外線に変えることにより反射してしまう。この原理により夏場の冷房負荷、冬場の暖房負荷を下げて、今より大幅に省エネルギーにすることができるのです。
 
宇宙技術から派生した技術「AIRIN」
「超」断熱
システム
宇宙では、太陽の光が当たっている面では、プラス120℃以上、影になっている面では、マイナス150℃にもなります。そんな厳しい温度環境の宇宙空間で人間が活動できるのには、宇宙服に秘密があります。
宇宙服は全部で14層の生地で構成されており内7層がアルミ蒸着による赤外線反射構造により構成されています。