ダッチウエストの触媒の不思議

触媒は「交換が面倒」「古き時代のもの」等と思われていますがそんな誤った考えを打ち破るような、驚くべき触媒パワー、その必要性について紹介します。

 

◆触媒の構造・驚異の再燃焼パワー

ダッチウエストの触媒は、セラミック構造の表面に、プラチナ・パラジウム・ロジウムをコーティングした貴金属触媒です。

触媒は発熱による反応によって通常600℃以上でしか燃えない煙を、260℃〜300℃の低温で酸化という化学反応を起こし未燃焼ガスをほぼ完全に浄化します(下図参照)。

また、この熱は一旦反応が始まると、後は自然に温度を持続するのでストーブの温度を下げても、再燃焼がしっかり行われ、不完全燃焼を起こすことはありません。このように排気が一番クリーンな触媒式ストーブに非触媒式ストーブは敵いません。

◆においまでもかっとしています!

触媒が優れているのは、匂いも完全に取り除いていることです。

触媒は私たちの生活にとても身近で、魚焼機や電子オーブン、電子レンジにIHヒーターなど多くの家電製品にも使用されています。
現在の魚焼機は触媒の搭載により、煙も匂いもほとんど気にならなくなりました。このように触媒は私たちの生活の様々な場面で使用されており、今やなくてはならない存在なのです。
◆触媒式はなぜこんなに暖かい?
ストーブ本体からは高い熱と遠赤外線を放出していますが煙を燃料として燃焼している触媒からは、それ以上の遠赤外線が発生しています。この触媒の燃焼効果により少ない薪で、お部屋をより暖かくすることが出来るのです。

また触媒は非常に目の細かい構造になっているため、排気抵抗がかかるので、煙はゆっくりと触媒を通過します。このおかげで、しっかりと再燃焼が行われると共に、薪の消費を最小限に抑えています。

触媒は化学反応が始まると、その熱を持続することが出来ると説明しましたが、就寝前に薪をくべても、不完全燃焼を起こすことなく再燃焼しつづけ、翌朝までオキが残っているのはこの効果のおかげなのです。
◆遠赤外線で健康…遠赤外線効果
遠赤外線は体への吸収・深達力が良く、体の奥深くに浸透し、内側で
発熱して体を芯から温めてくれます。

また、浸透した遠赤外線は皮下組織に働きかけ、血管を拡張し新陳代謝を高め
健康な体を作るエネルギーを作り出します。

蛇 足
現在、医療現場では癌をはじめ、多くの疾病の温熱治療として遠赤外線が
利用され、多くの効果が発表されています。

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