季節初めの火入れ(薪ストーブ)
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薪ストーブオーナーの方参考にして下さい。 |
晩秋、そろそろ薪ストーブに火を入れようかな?というご家庭も多くなってきたのではないでしょうか。
そんなシーズン初めには、「煙が逆流する!」という内容の連絡があります。(メンテナンスもしっかりしたのに…。)
原因はいくつかあります。
@煙突の温度が上がっていない。
煙突内の温度が充分でないと、上昇気流が発生せず、煙が逆流する事があります。
煙突自体が金属で出来ているためこの時期は、かなり冷えています。
対処方法は、「暖かい空気を送る」です。
新聞をよじって、火バサミで挟み、火をつけストーブ内部からダンパー付近にかざしてください。(写真左)
(写真中央左)こんな感じです。炎と煙が煙突内に吸い込まれてゆきます。しばらくしたら、セットしたたきつけに火をつけてあげて下さい。そうすれば、逆流しないはずです。
(写真中央右)あとは勢いよく燃えてくれます。
A煙突トップのお掃除をしていない。
トップを外せなくてお掃除をしていない、という方がたまにいらっしゃいます。
煙突で一番つまりやすいのはトップです。きちんとお掃除をしてあげて下さい。
Bダンパー付近にススがたまっている。
煙突掃除の際に、ダンパーを閉めたままお掃除をしてしまい、ダンパー部分に大量のススがたまってしまい、煙の抜け道を塞いでしまっているケースがあります。
ダンパーを閉めたままお掃除をしてしまったという方、天板を外しチェックしてみて下さい。
シーズン初めはどうしても色々と起こってしまうものです。昨年をよーく思い出し、落ち着いて火を入れて下さい。
あと、触媒タイプのストーブは火を後ろ、クリーンバーンのストーブは火を前目で焚いて下さい。
煙突への抜け道に最短になるように焚く事で逆流を防ぐ事が出来ますので。
でも、熾き火ができたら、火(熾き火)は前に移動させてください。ガラスがすすけるのを防いでくれます。
火バサミ、ひとつあると便利です。是非、ご用意して下さい。(写真右)
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