★★ 光田健一 with Gentles ★★
対バン:Style−O
『Welcome to KEN's Park World!
  その1 The Egg−man 登場の巻』

渋谷Egg−Man
1996.9.26(木)
6:30PM 開場 7:00PM 開演


1
ライブの1週間ほど前、もしかしたら行けるかも…
という期待から、近所のチケット屋さんに券があるか確認しに行く。
そして期待が現実に(*^v^*)…。

 会場に入るや、光田さんの声が…お客さんも笑っている…
なに?余興でもやってるの??
 よく耳をすますと、CMでありました。けいぞーさんや他の人の声が ドラマ風に流れ、最後に光田さんの気取った一声
― 光田健一情報満載のオフィシャルファンクラブ・
     KEN's Park 只今入会受付中! ―
ひととおり流れると、普通の音楽に変わりました。
 一方、ステージには黒い幕ががかっていて、幕の外には1本のマイクが立っていました。

  7:00pm
 突然B.G.M.は雰囲気を変えました。なんと  ビバルディの『四季(春)です。
おお…さすがアカデミックだ〜と感心していると、間もなく幕の間から  タキシードに蝶ネクタイでぴしっと決めた男性が現れ、 たいへんお堅い口調で「秋」を語り始めました。

 しかし、途中で話が脱線してしまい、そこに ジーンズにTシャツ姿の 光田健一氏がおもちゃのハンマーを持って登場し、彼をぽかり!

 光「だいたい、この曲はビバルディの春だよ!秋なんだから、 もう少し秋らしい曲があるでしょ、もっとちゃんと考えなきゃ〜」と説教し引っ込む。

 B.G.M.:『四季の歌』 ♪ 秋を愛する人は…
タキシードの彼は、再び秋を語ります。
 「思い出します。彼女とデートをしたときのこと…。 三浦海岸へ行って、一緒にたて笛を吹いたんです。彼女が シの♭ を押さえ られなくて、僕は指を一本貸してあげたんです。その時に何気なく手に触れた りなんかして…」

 B.G.M. 一巡し、また ♪ 秋を愛する人は…
これに反応するかのように彼はさっきと同じ事を語ります。
「思い出します。彼女とデートをしたときのこと…。」

 再度、B.G.M. ♪ 秋を愛する人は…
  またまた彼は同じ事を…。

 再び…B.G.M. ♪ 秋を愛する人は…
呆れた光田健一氏が登場し、また彼の頭をぽかり、ぽかり。
 光「秋を愛する人は…って 秋の歌そのまま じゃないかー!! そうじゃなくて、もっとぴったりの曲あるでしょ!」 と言い残し、去ってしまいます。

 B.G.M. : おっ なつかしい  郷愁あふれるイントロが流れて… 司会の 男性は歌い始めました。
 ♪ 小さい秋、小さい秋、小さい秋見つけた〜 (あれっ?誰かさんが…では?)   小さい秋、小さい秋、小さい秋見つけた〜 

光田氏登場、そしてもう一人知らない男性も出て来て二人で ぽかり ぽかり。
 光「歌詞がちがうでしょ〜!」
司会の男性はポケットから櫛を取り出し、必死で髪を整えて抵抗します。
 司「ところで、あなたは誰ですか?」 と、知らない男性に問いかけます。
…そう、私もそれを知りたかった。その男性は 田中Pスケさん とい う人でした。

 司「私は、二宮金(姓)次郎(名) と申します。ニックネームは二宮 金次郎…」
会場からは早くも「次郎さ〜ん」の声援。そして次郎さんをはさんで(無視して?)、 光田vs Pスケの漫才が始まりました。

 高野寛氏のバックバンドで二人は知り合った。 その時のエピソードもあり。
 光田氏はフライングキッズの浜崎氏に似ているという話。
 藤井さんというひげのギターの人の話。
 長野にボランティアでライブに行った話
−当時ジェントル・ハーツというグループで行ったが、主催や運営をして いる農協関係のおばちゃん達は、ジェントル・ハーツという名前が言えなくて、 ジェントルさん、ジェントルさん…と呼んでいた。もしかしたら、光田健一 with Gentlesの名付け親は、このおばちゃん達かもしれない…!?


漫才の二人が引っ込むと、  B.G.M.はリチャード・クレイダーマンに。
(ひょっとすると、まだ ビバルディだったかも…)

 と、司会さんが出てナレーションに戻りました。

−*−*−*− 2部 につづく −*−*−*−