『Welcome to KEN's Park World!
  その1 The Egg−man 登場の巻』 2

 司会 「まず初めに登場するグループを紹介しましょう。彼らは今すごく緊張して います。楽屋でもサングラスを頭に乗せたままサングラスを捜したり、 携帯電話を手に持ったまま携帯電話を捜したり…。大変変わったグループ名 です。前座、ヌタイハA です!」

司会者さんが引っ込むと、幕が開きました。ここで1回目のステージが始まっ たんです!ようやく!!です。

ヌタイハA ライブ
 !!なんと、それぞれの楽器に付いているメンバーは、全員サングラスに 黒の皮ジャン姿なのだ…何が始まるのか分からないなりにも、想像していた のとあまりにもギャップがあって、笑ってしまいました。

 まずはメンバー紹介から始まりました。
ギター:P田中(田中Pスケさん)、 ベース:ワンツーサンシ(三枝さん)
Aギター:藤井さん、 key:KEN美川だ」(おいおい…)


 藤井さんは初登場のため、詳しく紹介をしてくれました。
「こいつは昔、広島でナンパなバンドをやってたん だ。ZI○ZA○っていうな〜。でも今はこうやって硬派なグループでやってる んだ…」
光田氏、いぇ、KEN美川氏は ずーっと演技し続けていました。

「以上でメンバー紹介を終わりに…」 と言いかけたところへ、同様にグラサン&皮ジャン姿のcicoさんが入ってきま した。 「パーカッション:ギャガーcico」

 KEN美川氏の呼びかけでメンバー全員がそろって返事をします。
 「オレら、緊張なんかしてないよな!」  「オー!」
 「今日が初めてのステージなんだよな!」  「オー!」
 「四番、ファースト」  「オー!」
 「ハクション大魔…」  「オー!」 etc.…

 「それじゃー熱いロックンロールでも聞いてくれ。 秋にふさわしいナンバーだぜっ!」
どんなロックかな?と期待したところに始まったのは、
 ♪ 風立ちぬ〜いっま〜は〜秋〜〜♭
なーんとさわやかなハーモニーなんでしょう(^^)。 ピアノの音をフィーチャーしていて、アコースティック・ベース(ウッドベース)と ぴったり決まっていました。

 「もう1曲、秋らしい曲をやるぜ。」
すると、メンバーは全員 ♪アー とハモり 始めました。
 ♪ア〜 ♪〜ア〜〜
えっ?これだけ? 発声練習?? と不思議に思っていると始まりました。
「ワン・ツー・スリー・フォー」 (←たどたどしい)
 ♪あーきのゆうひーにー てる〜やまもみぃじー〜

  なんと!アカペラです!! うっうまいっ!!
歌の最後には「礼」の和音を声で全員出しながら礼をする。何回も美川氏 だけ同じことをやってしまい、Pさんからぽかりとくらう。

 「次またやるかどうか、わからないけど、そのときは また来てくれ。オレたちは待ってるぜって意味を込めて、もう1曲、最後の 曲はかっこいいシャッフルだぜっ!」
イントロが流れて歌が始まりました。
 ♪かわいいふりしてあのこ わりとやるもんだねっと…
 ♪待つわ〜(Pさん)   待つわぁ〜(追っかけて美川氏)
 ♪〜いつまでも待つわ〜(二人でハモる) おお…完コピだ。。。

 冗談風トークの割に歌だけはクオリティが高く、 マジメに歌うから、そのギャップがおかしくて おかしくて…。 すっかりこのグループのファンになってしまいました。選曲といい、演奏と いい、お客さんの心の隙間に染み入るような音楽に惹きつけられました。

(おまけ)メンバー紹介で話していたこと
6月にメンバー達でサイパンに行った時に、cicoさんはポケベルをサイパンに 忘れてしまったそうです。なんでサイパンまでポケベルを持って行くの?? と、光田さんに言われていました。

−*−*−*− 3部 につづく −*−*−*−