壱拾箪毬 2003

ひとりごと。思いついたこと。なんでも留めてしまいました。




スタッフまがい

 先日、依頼を受けて村の手作りコンサートの手伝いに行ってきた。 出演は依頼主の所属するゴスペル・クワイアと、プロの管楽器奏者のジョイントで、 一緒に頼まれた友人と共同で PAをしてほしいとのことだった。
 手作りコンサートという話だったので、 小学校なんかの講堂でざぶとん敷いて見るようなものだとなんとなく想像していて (イメージ古臭すぎかも^^;) 気楽に考えていたのだが、会場に行ってみたらそんな雰囲気でもなくて。 ちゃんとしたホール、まだ出来てそれほど経っていないようなきれいな会館で少しびびった。

 機械を触るのも二人とも初めてのことで、会館の職員の人に操作の仕方を 教えてもらいながらリハーサル。とにかく一時も気が抜けない大変な作業。 客席で音のチェックをしているプロの人からは事細かく指示が飛んで来て、 その度に職員さんの操作を確認しつつメモ。本番では職員さんは照明係をするから 覚悟を決めねばならんのだ。

 リハーサルがこれほど大事なものだったとは…。 本番と同じ状況を作らなければ本当に相応しい音は作れない、ということも身にしみた。 特にゴスペルは、曲ごとに形態が変わるし、リードボーカルの人間も変わる。 一曲一曲全部違うから大変。。。 以前自分が舞台に立った時のことを思い出してみた。 リハーサルにそこまでの気持ちは持ってなかったな。 せいぜい、マイクに近寄って恐る恐るやってみる程度だったかな。大反省。

 音を聞いて一瞬でベターな具合いに調整するなんてのは、相当試練を積まないと出来そうもない。 人の声の聞こえ方には まあまあ慣れているけど、楽器のほうはさっぱりで。 幸い、もうひとりがその楽器を部活でやっていたそうで、そちらの調整をまかせられてよかった。 今回は初めてづくしだったけど、いろいろと勉強になった。次やる機会があれば、 もう少しよい音が作れるかもしれない。またやってみたいわ、迷惑かからないなら。
11月21日

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スターダスト・レビュー コンサートツアー

 最近少しばかり遠のいてしまっていたスターダスト・レビューの年に一度のツアーに 行ってきた。2000年の20周年からは毎年我が地元にもやって来るようになり、 非常に身近になったはずなのだが…。何せ大阪のベッドタウンということで、 正直夜6時半の開演に間に合うのはほんの少しの地元通勤者だけなのでは、、、 との危惧も、超満員の観客に吹き飛ばされた。なんで?こんな田舎にどうやって みんな来たの??駅から軽く10分は歩いたのに。今日は早引きしたの?と疑ってしまう。 ライブは3時間以上やっていて、帰りは帰りで地元民でもせわしない。 (余談だが、少しロビーでゆっくりしてしまうと、来る時乗ってきた路線はもう終電に 間に合わない時間になっていた。別の路線に乗る事になる。)そんな田舎であったのよ〜。

 内容は・・・相変わらずの部分もあったけど、…いつごろを「相変わらず」と指すのか、 それによって大きく変わりますわね、かなーり昔であったり、少し前であったり、 去年であったりです。それ以上に、「随分と変わった」という印象を受けた。

 その…こういう言い方をしてはファンの方には「けん」があるかもしれないが、自分にとって以前からの スタレビの魅力は、グループとしてのまとまり感であり、声による分厚いハーモニーであり、 メンバーの個々のキャラクターであり、会場中に満たされるなんとも言えない空気であった。 歌声や楽曲が大好きだったとは残念ながら言いにくい。

 そんな状況で、何の期待もせずに聞いた新曲。これ同じ人が歌ってるのか? 歌への思いの込め方が明らかに以前とは違っているようだった。 まぎれもなくあの方から発せられている。思わず歌だけに集中して聞いてしまった。 ここまで魂込めて歌われると空気まで変わってしまうものだ。一瞬にして、 まるで神がかりにでもあったようだった。こーいう体験をしてこそ、 コンサートに来た甲斐があるってもんだよね。今回この1曲が決め手となった。

 ほんの1年の間にどんなきっかけがあって、これほどまでに変わっていったのだろう、 とても不思議に思った。ただひとつ言えることは、本気で歌いたい曲が出来たってこと なんだろうね。きっとこれからも作品をひとつずつ大事に作り歌っていくのだろう。 そして、いづれヒット曲のひとつやふたつ飛び出すのかもしれない。 …悪いけど、何故か思ったのよね。スタレビはこれから売れるんだろうなって。 その頃には自分も、昔あのバンドのコンサートに気狂うほど通ってたのよ〜なんて 自慢するんだろうなぁ。
9月25日

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鈍行列車の旅

 今月は「遠征ライブ」の旅行が集中してしまった。 泊まりで4本行ってきた。正確には、当日宿泊と夜行戻りが2本ずつ。 予算をなるべく減らすため、JRの「青春18きっぷ」を利用することを目標にした。

 <東京夜行日帰り行程>
a パタン 地元JR最寄駅(単線無人駅)まで徒歩40分、朝6時30分代の列車に乗る。
b パタン 家の近くのバス停からJRターミナル駅までバス乗車20分、ひとつめの列車以外は a と同じ時間&行程
 どちらも品川16時15分頃着。
 帰りは両日とも快速夜行列車指定席で寝て帰る
行きの電車(a)では計6回乗り換えた。初めての試みのため、前夜からの準備も万端で、 21時には布団に入った。が寝られるわけもなく…(笑)、朝4時には目が覚めて行程確認 などして出かけるが、最寄駅に着く頃にはもう汗だく。 車内では車窓見物・睡眠・読書であっと言う間に時間は過ぎてしまい、全く苦痛なし。
b は一度やったあとで不安なしだったために前日24時頃就寝、朝5時起き。 車内ではほとんど寝て過ごす。
 コンサートが目的なので、夜までに現地に到着すればよく、この方法は 安く行くには最適。しかも帰りの夜行列車は品川駅を23時50分代出発で、 夜行バスよりもさらに出発が遅い。まるでライブ帰りの人の為にあるのかと思う時間帯。 その上バス停を探す必要もなく、時間の無駄が全くないのだ。
 ひとつ問題を挙げるならば、列車の座席の倒れ具合。 これはかなり厳しい。夜行バスとはとても比較できない。ほとんど倒れないのでまぁしんどいよ。 ルートによって使用する列車は決まってるようだけど、東京−大垣はきつい。 それに比べて京都−九州はよく倒れたけどね〜
 全工程の運賃はどちらも 5110円(バス代含まず)。 実際は18きっぷを定価より低い値段で仕入れたので、もう100円下がる。 いつも大金払って出かけてるんだから、たまにはどこかで帳尻合わせないと! (← 「!」に力入ってるなぁ…)
8月27日

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夏野菜 大収穫

   八月になって、やっと本格的な夏到来〜。きびしい暑さが連日続いております。 梅雨前からこの時期は、自宅裏にある家庭菜園の大収穫の時期で、 毎日毎日いろんな野菜が台所にやってくる。 そんな材料をふんだんに使った最近のヒット料理は、ポテトピザ。生地を茹でてつぶしたじゃがいもで作り、 上にケチャップをひいて、たまねぎ、ピーマン、トマトを並べ、サラミソーセージと乾燥バジル、 チーズをたっぷりかけてオーブントースターへ。ピザ生地よりもしっとりしておいしいと思う。 普段はピザトーストどまりでも、時間があれば、じゃがいも茹でちゃうのだわ。

 さて、自然のものというのは何でも人間に都合よく出来てるばかりではない。 同じものばっかり、どうやって食べようかと悩むこともしょっちゅう。 困ったことに、料理方法がよくわからないものもあって…。 その野菜とは、ちんげん菜。スープに入れるかおひたしくらいしか思いつかなくて、 おいしいのにもったいない。どなたか何かよい料理方法知りませんか?
8月5日

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最近のはまりごと

 …といえば、格安チケットショップ巡り。大阪駅前第○ビル(○には数字が入る) の地下街は、数歩歩けばショップに行き当たるくらい乱立している。 そこを時々見て周るのだ。以前は新幹線の回数券くらいしか購入していなかったが、 近郊電車のプリペイドカード、株主優待券、図書カード(図書券より割引率がよい)…などなど、 普段から頻繁に使ってるものも調達し始めた。
 商品によっては、店ごとにさほど値段が変わらないものもあれば、大幅に違うものまである。 日によっても値段はよく変わるようだ。 ある株主優待券は1500円〜550円の範囲で売られていた。もちろん、その日は550円で購入。 すべてのお店を見ているわけではないので よそでもっと安く手に入れられるのかもしれない。 時間と体力の許す限りやってみよう、てな感じ。
6月28日

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ゴールデン・アカペラウィーク

 ここ最近ばたばたと展開があった中、この連休〜は なーんも考えんでええ日を 過ごすことができた。もうすぐ2日めが終わる。
 昨日5/3は京都駅ビルで「KAJa」というアカペライベント鑑賞。 イベント自体は午前11時から午後8時半まで、場所取って待ってる時間も入れると10時間以上、 大階段で座りっぱなしの楽しい一日だったのです。 出演グループは30組。メンバー構成も男声のみ、女声のみ混声といろいろ、 平均年齢もびっくり!の10代から60代までと ほんと幅広かった。 関西のみならず、東京、名古屋、中国、四国、九州など方々からの出演で 全国区に限りなく近く、これ目指して日夜練習してきたグループもいるらしい。 選曲もバラエティに富んでいて同じ曲でも グループによってアレンジが違うから何倍にも楽しめる^^。 すごいイベントだったのだぁ。
 元That'sのメンバーがいるグループもあった。 以前と変わらず一風変わった楽曲を見事にご披露してた。やっぱその子のオリジナル なんだろうね〜。こう書けばその人は誰なのかわかる人にはわかるでしょう。 ちなみに在籍の時期が違ったので一緒に歌ったことはないです^^ゞ
 最後に歌ったゲストのBaby Booはやっぱプロだわ〜。使うマイクから違うからね(笑)。 PAも別なんですわ。そんなことしたら、音ちがいますって。ただただ感心でした。 はずかしながら、このグループ、初めて生で見ることができた。 アルバムでは、スローバラード系が多かったから全体にソフトな ライブするのかと思いきや、激しい曲もたーんと用意されてて充分楽しめた。 こんな近くで、しかもタダで見れてラッキー!

 5/4は、「(KAJaの)翌日の流動的なアカペラ・イベント」略して「よりアイ」というのに 参加してきた。去年までは京都の円山公園野外音楽堂だったのが、 今年は大阪・北千里駅前のショッピングセンター屋上。 ちゃんと舞台と客席があって、誰にも邪魔されないそこだけ別世界のような印象。 他の日には「ウルトラマン・ショー」なんかやってるのかな?そんな場所だった。
 見てるだけより、やったほうが楽しい。ほんとに楽しい。
昨日は昨日で、あまりの長時間で少し感覚麻痺しながらも、 アカペラはやっぱりいいもんだ〜って再認識して、やる気出たんだけど、 今日のちからはその何倍も強力。 もっと身近な、ほぼ出演者イコール観客のような一日だったもので。 自分たちも少し歌わせてもらったのもあって、耳だけでなく、体全体で楽しんだ。 その上、関西アカペラ界で活躍してる人たちの、グループを超えたこの日だけの セッションてのも見れるのだ。 みんな楽しそうで、ハモるの好きなんやーって思うともううれしくて仕方なくなる。
 で自分は早々と出番終わってしまってあとはずっと見てたけど、 しばらくしてだんだんむずむずしてくるのだった(笑)。もうちょっと歌いたいなぁ… (注:ハモりたいという意味)。 まだ、こちらの世界じゃ新参者なので、人脈とかほとんどなくてね。 これから少しずつ広げていかねば…といたく実感した次第。 来年にはセッションできてるんだろうか?がんばろ。
 とりあえず、浮かれてるうちにやることだけはやっておかないと。 新曲の譜面起こしは今がやり時なのだ!! やりたい曲ばっか増えるのにひとつも形になってないんじゃ先に進めないからね。 連休最終日と言ってのんびりしてられないのだ〜。
5月4日

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 ルーツS

 今、ほとんどはTVに影響されて、もしくはGが好きで、やっている人が多いようだ。 時代がそうなのだ。素人ながら同じジャンルに首突っ込んでる自分としては、 それだけがすべてじゃないことも知ってほしかったりする。
 ・・・かと言って自分が全てを知っているわけではない。むしろかなり片寄った 状態だとは思う。 この世界(それも相当狭い地域)に恐る恐る身を寄せてほんの1年あまり、 進み方は相当のろいが、少しずつ広げようとしているところ。 そんな中で、先日は思わぬ状況で同じ境遇の人に出会ってしまった。 ルーツSなんて、初めて。以前(まだ昭和だったぞぃ)なら たいがいS、もしくはYあたりだったんだけども…。
 探せばいるもんなんだな。今後は、 交流の場にも積極的に参加して視野を広げていきたいもの。
 このイニシャルトーク、わかるかな〜。「プロ野球」ではないです。
3月21日

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 近況報告

 あけましておめでとうございます。とは遅すぎますが…2003年最初のひとりごとです。
はい、なんだか、身の周りが はちゃめちゃになりつつある状況^^; ホームページもやりたいが、音楽聴くのも、音楽やるのも、それ以外のことも〜〜 時間が足りない。。。。ひとつずつきっちり片付けていかないといけないね〜〜。

 ホームページ の方は、ようやく「スタイルシート」という書式(?)について勉強し始めた。 今まで「HTML」で手入力してきたが、情報化社会の進歩はめざましく、 いづれ、このままでは表示できないものが出てくるようで(詳しくはまだ勉強中)、 制度変更があっても対応できるものに徐々に変更して行こうという計画。
 大阪市内に勤めていると、公共の施設でもホームページ作成講座などがあり、 一時はそこでやろうか…とも考えたのだけど、内容を確認すると、 作成ソフトによる講座、HTML言語の習得、と言ったもので、家でやっていることと あまり変わらないので、とりあえず自分に適した本を購入することで済ませてしまった。 今すごーく時間がかかってて、更新になかなか辿りつけないが、ま、これも 自分の身につくことなので、気長〜にやってる。ひとまず、今回の壱拾箪毬は スタイルシートにほぼ変更。これでええんかいな?

 仙台日帰り〜
ちゃぶだいのあるへやでも少し話したけど、飛び石の祝日1日で夜行日帰り旅行 なるものに挑戦した。以前書いたことがあるように、翌日に疲れが残るので 夜行バスは避けてるのだけど…結局、スケジュールを優先すると、どうしても便利に 利用しがち。しんどいのが見えているので、仙台では、ゆっくりするために 何もしない=温泉につかる にしぼって時間を過ごしてしまった。
 まずは温泉地の選択〜。仙台市内から近く、共同浴場がある所…ていうと、 絞られた。秋保温泉。あきう と読むそうな。 仙台駅よりバスで1時間ほど。その昔は温泉まで鉄道も通って相当栄えていたらしい。 バスに乗っていて気になったことは、国道?県道?の大きな道路が、簡単にほかの道路 と斜めに交差していて、交差点て感じではないのだった。信号は確かにあったけど なーんか、怖いのだよね。スピードを出していると正面衝突するんじゃないかと 何度かひやひやした〜。
 肝心の温泉の話をしたかったのに…余談が多すぎですな。 ここ何ヶ月かの睡眠不足と精神的な疲れを解消しようと、長湯〜〜出ては入りの繰り返し〜〜。 特に目が疲れやすくて、すぐに乾燥で視力が下がるので(ここ1年でさらに下がった(T_T)) 蒸しタオルは欠かさない。しかしお湯が熱すぎて…なかなか浸かれなかったわ。
 駅までのバスでも熟睡してしまったので、仙台駅に着くころには、体は生きかえり、 あとは栄養を注げば全面回復ってところに、牛タン食べて〜すっかり満ち足りる。。
 この温泉が効いたのか、翌日は全然疲れもなく、眠くもならず、コンサートで 得たやわらか〜いあったか〜い雰囲気も体に蓄えたまま、1日が過ぎた。 ほんとに楽しいし体に負担もかからないから、こんな遠征だったら時々やりたいな。 …とまた、新たな遊びの世界を開拓中。

 てなわけで、相変わらずこんな感じで今年もまいりますんで、どーぞよろしくです!
2月16日

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