「ひばり結び」
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ひばり結びには、結び方にいくつかバリエーションがあります。
@ 基本タイプ
A 目的物に端がある場合(杭など)のタイプ
B ロープをループ状(輪)にして利用するタイプ
この3つは、結び方は違えど、結果はすべて同じ状態になります。

また、ひばりの応用として「プルージック」があります。

 基本タイプ  このページのトップに戻る

@ ロープを立木などにひとまわりさせます。

A 元側のロープで先端をUターンさせて、立木をひとまわり、巻き戻します。

B Uターンの部分に先端を差し込みます。

C A と B を引っ張って締めます。

D 完成です。ピンクで示したのは補強のひと結び。

E ひばり結び+ひと結びの最終形。

弱点 Dで示した元の方、B からのテンション(荷重)が抜けると、結びがゆるんでしまいます。

 目的物に端がある場合(杭など)のタイプ  このページのトップに戻る

@ ロープを図のような形につくります。
   ピンクの線で谷折りして、輪A と輪B を重ねます。

AB 二つの合わせた輪(C)の部分に目的物を通します。
   Dで示した先端と元側の2本を引っ張れば完成です。

 ロープをループ状(輪)にして利用するタイプ  このページのトップに戻る

この結び方が最も広く使われているものでしょう。

@ 「本結び」などでロープを輪にして、立木などにひとまわりさせます。

A もう一端(B)をひとまわりさせた部分(A)に通します。

B Bを引っ張って完成です。



「プルージック」  このページのトップに戻る

ひばり結びの応用です。

@ 「本結び」などで、ロープを輪にして立木などにひとまわりさせます。

A もう一方の先端(B)をひとまわりさせた部分(A)に通し、、

B そのまま、B を立木にひとまわりさせて、もう一度A の部分を通してから元の位置に戻します。

C B を引っ張って完成です。
  輪を作った結び目が立木の部分にかからないように注意します。

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