「巻き結び」
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まき結びには、
@ 杭など、先端がある目的物にスピーディーに結ぶ方法
A 目的物に先端がない場合に結ぶ方法
があります。結んだ結果は同じになります。

@ 杭など、先端がある目的物にスピーディーに結ぶ方法 (このページの先頭に戻る)

まず、輪をつくりましょう。

右図のように、両手でロープを持ってしまうと、誤った向きの輪はできません。

左手で巻いてもよし、右手首を返すことによっても、輪を作ることができます。


前図の要領で右図@のように2回転強、指に巻きます。
赤の輪で示した部分Aを左手で、Bをそのまま右手でつまみます。

右図Aのように2つの輪ができます。赤矢印Aを左手、Bを右手でつまんでいます。が、このままでは、結びにはなりません。

右図Bのように手前側の輪を後ろ側にまわします。

前後逆にして合わせた2つの輪の中に杭などを通して、(右図C)

両端をひっぱれば完成です。(右図D)

馴れると、スピーディーに結べる方法です。

A 目的物に先端がない場合に結ぶ方法 (このページの先頭に戻る)

先端がない場合は前述のやり方はできません。
右図の要領で結ぶと同じ形になります。

実際には、下図のように右手人差し指をロープに沿わせ、先端を目的物にまわし(下図@)、

下図Aのように、クロスしたところをつまんでおき、もう一度目的物にまわします。

が、実際には左手でロープをまわすので、下図A"のような回し方になるはずです。あとは、クロスしたところへ、先端を差し込むと完成です。

補強法として、下図Bの要領でひと結びを加えます。
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