「結び」の考え方

「結び」の考え方

結びの条件
	「用途に適した結び」　を　「正確な手順で結ぶ」　ことです。正確に結べないのは論外ですが、正確に結べても、用途に適していない（強度的に不足している場合など）のでは、やはり、いけません。

結びの選び方
	「強度が充分」　であり、　「ほどきやすい」　ことです。消防団で使う場合は、ロープをいく度も使いますので、強く結べても、ほどけなくては仕方ありません。釣りなどのテグスの結び方などは、ほどきづらいので消防団での結びには適さないと言えます。

結びの覚え方
	「たくさんの結び方を覚えることより、主たるもの」　を、　「確実に結べる」　ことです。結びの種類は相当な数があります。たくさん覚えればいいというものではなく、利用度の高いものを確実に覚えた方がいいでしょう。目的を的確に判断し、確実に結ぶことができるよう、いろいろな状況をシミュレートして、反復練習することが大切だと思います。