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製作の一例

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クロマエッジ補正器とは・・・

 民生用ビデオデッキ(S−VHS、VHS、ベータ、EDベータ、8mm)のカラー信号処理は比較的広い帯域の原信号から、カラーアンダー方式という帯域の狭い低い周波数(約500Khz)にコンバートします。その影響で、色の境目では輪郭がなだらかになり、はみ出した様に見えます。
本機では500Khz以下の存続時間(色の横幅)の色信号に対し、その輪郭部を1.6Mhz程度の帯域に復元するものです。

 同様の機能はビデオデッキに内蔵された機種もありますが、何故か薄い色に対しては有効でありません。本機では輪郭をコントロールする信号を圧縮して、相対的に小レベル信号の振幅を増大させ、薄い色も輪郭がはっきりする様になっています。

 効果は絶大で、TBC処理を施した信号でないと使用に耐えません(ジッタが目立つ)。民生用デッキでTBC内蔵もありますが、簡易式のためか、色信号のジッタは残っており、本機の性能を発揮できません。

 本機の全回路を「AV大改造テクニック」に掲載しています。

仕 様
 入力:Y/C
 出力:Y/C、コンポジット、コンポーネント




外観と内部(試作品)


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