この画像は、均一な照度の表面を絞り開放(F2.8)で撮影し、CG加工したものである。
高輝度部分は、撮像面(CCD)に対するレンズ光軸からの放射中心位置を示している。
中心から外周に向かっての濃度変化は光量の減少を示している。また、濃度変化の間隔の相違は撮像面に放射される光の入射角度が垂直でないために現れる(間隔の詰まった方向にレンズの光学経路が傾いている事を示している。注:必ずしもレンズ全体が傾いている事を意味しない)。
このレンズでは、撮像面(CCD)に対するレンズ取り付け位置は中心にあると思われるが、光軸経路は左下側に傾いている。それに伴い放射中心位置を示す高輝度部分は、右上にずれる(外観上から見ると、結像は天地・左右反対になるので、光軸経路は右上に傾いている)。
この結果、現れる現象は片ボケと、画面左下の極端な光量落ちである。この光量落ちは絞りを絞っても十分に改善されない。
このようなプラモデル程度の工作精度で組み立てられた光学製品を経験するのは初めてだが、この例はまだマシな方である。もっと凄まじいものを経験しているが、その画像はメーカーの名誉のためにも公開できないだろう。