水彩画・・・70の手ならい 【3年3ヶ月】・・・2009年6月

2009年

   6月
≪北信美術展入賞≫

またまた私にとってはありえないと思っていたことが起きてしまいました。昨年につづき、今年も北信美術展で“奨励賞”に選ばれてしまったのです。
入賞作品
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嬉しいやら驚くやら、ほんとうにびっくりしました。
奨励賞は賞のうちではいちばん下ですが、それでも思いもしないことでした。
入賞作品の大半は油彩画、それも100号とか80号という大作に混じって、40号の水彩での入賞でしたから運がついていたというより言い方がありません。

昨年の北信展は一般応募からの入賞が10点ほど、今年はたった3点ほどしかなかったように思います。入賞はもちろん感激ですし、素直に喜びをかみしめましたが、ふと我にかえってみると入選とか入賞とかを目指して絵を習いはじめたわけではない、旅先とか登山などのおりにちょっとしたスケッチが描けたらどんなにか楽しいだろう、そう考えてのスタートだったはず。このまま舵をきらずに入選、入賞にこだわって進んで行ったら本来の志を失うことになりそうです。

あくまで老後の趣味、楽しく描けなかったら意味がない。最近は楽しく描くということを半分忘れていることに気づいてはっとしています。

  ≪小品―18cm×14cm―スケッチ≫

   


長野市民病院のギャラリーで5月15日から開催した私の水彩画展示は、6月30日で終了しました。未熟な絵を展示することにためらいを感じて固辞していたのですが、結局17点ほどの展示を引き受けることになったものです。
病院関係者や、ご覧いただいた方々から『良かったよ』ということばをいただき、実はほっとしています。もちろん社交辞令としてのほめ言葉だと思いますが、なにはともあれ個展まがいのこのようなことは、今後とも二度とないと思います。
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