二人の新聞
<人 数> 何人でも。
<隊 形> どのような隊形でもかまわないが、ペアを作りやすい隊形がいいだろう。
<準備物>
新聞紙(私の場合は、各ペアに最大に広げた半分の大きさのサイズを渡しました。)
<内 容>
二人組みになり、それぞれが片手ずつ使って新聞を切り、どれだけ長くできるかを競う。
<進め方>
- 新聞をみせながら、今日は新聞を使ったレクリエーションを行うことを説明する。
- 次に、このレクリエーションの意味(効果ともいうかな)を説明する。このレクリエーションは「それぞれ片手しか使ってはいけないので、二人が協力して新聞を切らないといけない。つまり協力が必要です」といったことを説明する。
- そして、実際にやってみせる。「できるだけ長くするにはどうしたらいいか相談しながらやってくださいよ。」というような説明を行いながら行う。
- では、一度練習でやってみましょう。制限時間5分です。「よーいスタート」ではじめる。「両手使っているペアにはチェックが入りますよー」なんて声がけしながら行う。
- はやく終わったところは机などに乗せて他のを待つ。メジャーなどがあれば長さを伝えてあがるといいだろう。
- 5分(進み具合によって調整する)たったら、どこのペアが一番長いかはかる。そして一位のペアを発表。一位だったペアにコツなどを聞くといいだろう。次の意欲につながる。
- では、本番といった感じですすめる。
- ラスト勝負は、新聞紙を今までの半分のサイズにして行う(新聞には切れやすい方向とそうでない方向があるので)。意外におもしろい展開になると思いますよ。
<ポイント>
- 他のレクにも共通して言えることだが、行うレクの意義、説明そして、効果をきちんと話す。
- 行う前にお互いに腕をマッサージしあったりして関係をつくることも大切だろう(もちろん終わりにも行うといいだろう)。
- 男女ペアで行うと、意外にいい雰囲気がつくれるし、私が行ったときは男女のペアのほうが長くできていた。
- また、男女に関わらず、二人の距離は近づいていたようであるが、ケンカにならないように注意する。。
- 勝ったチームにコツを聞きながら行うといいだろう。
- 難しそうであれば、机などをご利用者さんの前に用意し、それを利用してもらってもいいだろう。
- このレクならば片麻痺の方も気にせずにできるだろう。