110SHOW HOME

「コラボレーションの瞬間」
〜つるぎHAKUSAN演劇祭Vol.3に寄せて〜

霊峰白山の麓「鶴来」
かつて、この地にはじめて「市」がたち、栄えた頃から、人々が「生きる意味」や「生活の潤い」さらにはその「心」を求めた結晶として独特の「文化」が息づき始めました。
「鶴来」のそれは、内外の影響も、どん欲に吸収し、様々に形を変え、現代へと連綿と受け継がれてきています。

2001年−冬。
鶴来は、総合文化会館「クレイン」という優れた「場」を得「現代地域演劇」を「連続上演する」という、ひとつの「祭典」的な娯楽性を持ち、かつ「地域からの文化を、地域に還元−還流させる」という公益性の高い「文化事業」。すなわち「つるぎHAKUSAN演劇祭」が産声をあげたのです。

'00年のVol.1は、鶴来高校演劇部、劇団110SHOW、劇団KAZARI@DRIVEを「クレイン」に招待し行われました。各劇団のひたむきな演技に町内外の観客たちは魅了され成功裏に幕を閉じます。
翌'01年Vol.2では鶴来高校演劇部による「しゃぼん玉がわれる時」。そして奇跡のコラボレーションといわれた劇団110SHOW&劇団KAZARI@DRIVEによる「クリスマスキャロル」で、その冬の地域の話題を独占しました。

そして興奮覚めやらぬVol.3
'02年12月、劇団KAZARI@DRIVEの「クリスマスキャメル」によってファーストフィナーレを迎えます。
年が明けて第2弾として、'03年2月8日9日。
劇団110SHOWと地元鶴来高校演劇部によるコラボレーション公演「まほろばのトキ」へと加速度的に続きます。鶴来高校演劇部の生徒たちのみずみずしい感性と劇団110SHOWの作劇に対する熱き魂が出会うこの「まほろばのトキ」。
「再発見」「可能性」
「気」「隣に住んでいる人を楽しませたい−想い」
観るものに「どこか懐かしくも新しい−楽しさ」を運ぶことでしょう。

県内外からの演劇ファンはもとより、今まで劇場に足を運ぶことを躊躇されていた方も、
この2月「鶴来町クレイン」で起きる「コラボレーションの瞬間」に是非、おたちあい下さい。


− Geki-Dang 110SHOW −