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金沢駅とクレインと

2005.1.29
クレイン

 今回の公演は、鶴来町のクレイン。3年連続して冬のこの時期の公演です。
つるぎHAKUSAN演劇祭の一環であり、また鶴来・松任・翠星の各高校の演劇部のみなさんとの合同の公演でもあります。

 ホームページを管理してるにもかからわず、わたし自身は横浜市に住んでいます。もともとは金沢人なのですが、仕事の都合で7年前に転勤したのです。夏の公演の時などは、車を運転してくることも多いのですが、冬の時期はちょっとリスキー。このため、横浜からは高速夜行バスでの移動です。東名、名神、北陸それぞれの高速自動車道を8時間の旅です。といっても、夜の10時に出発して30分後には消灯なので、ひたすら寝ているだけですが、、、

 予定よりも若干早めの朝6時に金沢駅に着くと、空はまだまだ夜色。まずは、駅西にあるAPA HOTELに向かいます。入浴3時間&朝食バイキングが2,100円(税込)という早朝サービスをやっているという事前情報をキャッチしていたからです。
 大浴場は、温泉ではないものの、広々とした内湯と外湯があります。さらに階段を上がっていくと芝生の屋上に3つの湯壷があって、そこで、徐々に明るくなりはじめた金沢の朝を堪能することができます。また、磁気エアーなる健康によさげなエアーがお湯や湯気に含まれているということで、湯上りあとはバスの旅の疲れもすっかり取れ、さっぱり気分です。あっ、サウナもありますよ。
 つづいてバイキングは、和、洋、点心などバラエティな取り揃えで、味も満足のいくものでした。ふだんあまり食べることがないこともあってごはんものはお粥をいただきましたが、おススメです!

降り注ぐ日差し

 じゅうぶんにくつろいだところで、金沢駅東口にもどります。日差しがまぶしい!
 あと○年後(正確に知りません。だれか教えて...)に開通する北陸新幹線に備えて?駅周辺の整備も急ピッチで進んでいるようです。クレインまではバスで移動するのですが、近代感覚と、明るさと、やさしさ(バス乗り場がぐるっと丸いのです。やさしさを感じました)を兼ね備えたバス乗り場にリニューアルが完了しているようです。

バス停

 北鉄バス31系統の「森島」行きに乗り込んだのが、10時28分。最新のノンステップバスで、窓も広くとってあり開放的です。武蔵、香林坊、片町を抜けて、円光寺へ。ここのバス停は、ミニロータリーみたいになって特徴的なので、よく記憶しています。あれっ、ここ新しくなってる、とか、えっ、さら地になってるけど、前は何が建ってたっけ?なんて景色をたのしみながら進みます。さらに光が丘、額住宅を経て、鶴来町へ。ぱっと視界が広がります。左右は田園風景。進行方向左遠景は白山麓。今日は、春の予告編をやってるみたいに、日差しがあたたかい。

田園風景

 金沢駅から小一時間。七原(しちはら)町バス停に到着です。
 クレインは、もう目の前。何の説明も要りません。2,3分歩いて正面玄関です。
 ここには図書館もあるのですが、すでに「白山市立・・・」となっていますね。そう、2月1日から鶴来町は他の周辺市町村と合併して白山市になるのです。小さいころから親しんだ市町村名が消えるのはさみしい気もしますね。

 というわけで、鶴来町としては最後になるクレイン公演、「雪をわたって」。もうまもなく開演です。そろそろ、席につくとしますか。

クレインから見た山並み


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