エジプトの本棚 - 参考文献一覧 -


 このページは、今までに、作成したページで使用した参考文献の一覧表です。
使用した順に並んでいます。

 文献の用途別のインデックスのページも別途設けました。 こちらをどうぞ(^^)





 01 [書名] 図説 古代エジプト文字手帳
[著者名] 松本 弥
[出版社] 弥呂久 1994.07.20
[コメント] ヒエログリフの意味等を確認するのに使っています。


 02 [書名] エジプト -ブルーガイド海外版
[著者名] 吉村作治、近藤次郎、村井義直
[出版社] 実業之日本社
[コメント] 所謂旅行ガイドブックですが、もの凄く内容が、充実しています。
これを読むだけでも、色々わかって面白い。

 03 [書名] [イメージの博物誌……22……]
エジプトの神秘……甦る古代の叡智
[著者名] リュシ・ラミ
[翻訳者名] 田中義廣
[出版社] 平凡社 1992.6.25
[コメント] 「イメージの博物誌」というだけあって、流石に図版が充実、パラパラめくっているだけでも楽しい本です。 内容というか文体が妙に、文学していて独得なおもしろさがあります。 それだけに、この本、内容的にどれほど正確なのだろーかと、ちょっと悩む(^^;)。

 巻末の「訳者解題」によれば、 「本書はエジプト関係書の中でも異色の存在で、秘教的伝統の観点から古代エジプトを論じたものである。」とのこと。

 04 [書名] 古代エジプトの神々
-その誕生と発展-
[著者名] 三笠宮 祟仁
[出版社] 日本放送出版協会 昭和63.7.20
[コメント]  NHK市民大学での講義内容を出版したものということで、非常に読みやすいエジプト神話入門。 エジプト神話についてはじめて知りたいと思って読むには、適切な良い本では無いでしょうか。


 05 [書名] 図説 エジプトの神々事典
[著者名] ステファヌ・リッシーニ、リュト・シュマン=アンテルム
[翻訳者名] 矢島文夫、吉田春美
[出版社] 河出書房新社 1997.1.14
[コメント]  便利なものが出されたものですね。 でも、原書にそって、フランス語のアルファベット順に並んでいるのが、案外、気にはなります。 本当は、実際の壁画等の写真が載っていると、嬉しかったのですが…。 絵が大きい為、ぱっと見、絵本風です。


 06 [書名] エジプトの神々
[著者名] フランソワ・ドマ
[翻訳者名] 大島清次
[出版社] 白水社 1966.7.5
[コメント]  新書版なので、安いのが魅力(笑)


 07 [書名] エジプト史を掘る 小学館ライブラリー26
[著者名] 吉村 作治
[出版社] 小学館 1992.6.2
[コメント]  あの、とつけるまでもない早稲田発掘隊の吉村先生のエジプト発掘記。 
元の日本放送出版協会版は、1976年発行


 08 [書名] エジプト神話シンボル事典
[著者名] マンフレート・ルルカー
[翻訳者名] 山下主一郎
[出版社] 大修館書店 1996.6.1
[コメント]  アルファベット順な事典なので、今一つの使い勝手です。
頭飾り(イシス女神であれば椅子、マアト女神であれば羽根)の説明等、良く読むと結構おもしろいう本ではあります。


 09 [書名] 丸善ブックス
エジプトの神話
[著者名] ジョージ・ハート
[翻訳者名] 河野令子
[出版社] 丸善店 H6.10.30
[コメント]  創世神話についての所を参考にしました。


 10 [書名] 「知の発見」双書40
クレオパトラ
[著者名] エディト・フラマリオン
[翻訳者名] 高野優 (監修:吉村作治)
[出版社] 創元社 1994.9.24
[コメント]  クレオパトラについて、デンデラのハトホル神殿から、映画『クレオパトラ』までカバーされています。
P39にデンデラ神殿に描かれた黄道十二宮図のレリーフの絵があります。


 11 [書名] 王家の谷−テーベの神殿とネクロポリス
[著者名] アルベルト・シリオッティ
[監訳者名] 矢島 文夫
[翻訳者名] 吉田 春美
[出版社] 河出書房新社 1998.1.20
[コメント]  タイトル通り、『王家の谷』および周辺の遺跡についての本。
 各墳墓内の壁画が、墳墓の見取り図とともに説明されているので、擬似王家の谷探検という気分になれる本です。 旅行に行く前の予習、復習にお勧め(^^)


 12 [書名] ツタンカーメン発掘記
[著者名] ハワード・カーター
[翻訳者名] 酒井傳六、熊田亭
[出版社] 筑摩書房 1971.12.20
[コメント]  ハワード・カーターのツタンカーメン発掘記。
 ツタンカーメンについて書かれた本は色々あるのですが、やはり、この本は外せません。


 13 [書名] 図説 黄金のツタンカーメン
[著者名] ニコラス・リーヴス
[翻訳者名] 近藤二郎
[出版社] 原書房 1993.12.25
[コメント]  『図説』とあるだけあって、白黒とはいえ写真が豊富です。
 非常に読みやすい本です。 『ツタンカーメン発掘記』は少し大変そうと思われる方はこちらをどうぞ。


 14 [書名] 謎のファラオ ツタンカーメン
 -発掘にかけたある考古学者の生涯-
[著者名] Philipp Vandenberg
[翻訳者名] 坂本 明美
[出版社] 佑学社 1987.4.15
[コメント]  ツタンカーメン王墓の発掘者、イギリス人ハワード・カーターの伝記。
 カーターという人物が伝わってきます。


 15 [書名] Newton ニュートンムック
古代遺跡シリーズ
古代エジプト
[著者名] ルチーア・マンフレーディ、ゴローリア・ロサーティ
[翻訳者名] 土居 満寿美
[出版社] 教育社 1996.4.5
[コメント]  子供向けの絵本という感じです。 でも、なかなか細かいところが入っていたりします。 写真では無く”絵”だからわかりやすいという面があります。


 16 [書名] 講談社現代新書
天文考古学入門
[著者名] 桜井 邦朋
[出版社] 講談社 1982.7.20
[コメント]  エジプトの本という訳ではありませんが、エジプトについても章があります。 カバーの写真がラムセス6世の墓の天井画(「昼の書」、「夜の書」)です。


 17 [書名] オリオン・ミステリー〜大ピラミッドと星信仰の謎
[著者名] ロバート・ボーヴァル、エイドリアン・ギルバート
[監修者名] 吉村 作治
[訳者名] 近藤隆文
[出版社] 日本放送協会出版 1995.3.25
[コメント]  少し前に話題になった、ギザのピラミッドは、オリオン座の三つ星を 表しているという説の本。


 18 [書名] シリウス・コネクション
[著者名] マリー・ホープ
[監訳者名] 荒俣 宏
[出版社] 徳間書店 1998.3.31
[コメント]  現在(1998.4.24時点)、本屋で平積みされていることが多い、 グラハム・ハンコック氏激賞という一冊。
エジプトの神や、神話の痕跡からたどりついたエジプト文明の紀元についての大胆なアプローチ。
・・・しかし、私的には、論理の飛躍が多々見受けられて、今一つノレナイ。
読み物としても、どうも散漫な感じでネタの料理次第では、もっと、おもしろくなってもよさそうな、ネタだっただけに、評価が低いです(^^;)


 19 [書名] THE GODS OF THE EGYPTIANS
[著者名] E.A. WALLIS BUDGE
[出版社] DOVER PUBLICATIONS, INC. 1969年(ただし元の本は、1904年)
[コメント]  正直なところ、英語だけあって未読のまま本棚を埋めておりました。
 今回、星関係の話を探していて初めて図版以外にも目を向けたというレベルです。

 なんといってもいまや100年近くも前に出された本ですので、最新の研究成果とはかけ離れていることでしょう。
 でも、それはそれでその時代はそう考えられていたんだな-というのを知るのは面白いかもしれません。


 20 [書名] ファラオと死者の書 古代エジプト人の死生観
 小学館ライブラリー60
[著者名] 吉村 作治
[出版社] 小学館 1994.6.20
[コメント]  主に、星関連のことについて話題にするにあたって少し、参考にしました。
この小学館ライブラリーシリーズは文庫なのでなかなか手軽で良いです。


 21 [書名] 大英博物館 古代エジプト百科事典
[著者名] イアン・ショー、ポール・ニコルソン
[訳者名] 内田 杉彦
[出版社] 原書房 1997.5.10
[コメント]  図版も豊富、説明も丁寧。 しかも、他の日本語のエジプト関連の本では 今まで書いていなかった様なことが沢山書いてある、魅惑の百科事典です。  事典としての使い勝手も良く値段さえ気にしなければお勧めです。


 22 [書名] 古代エジプト文字への招待 ヒエログリフ入門
[著者名] 吉成 薫
[出版社] 弥呂久 1988.10.30
[コメント]  ヒエログリフ・マニア(?)への道への入門書。
文字一覧、ヒエログリフ日本語辞書、また幾つかの碑文の日本語訳例があります。


 23 [書名] 吉村作治の文明探検1
超古代 ピラミッドとスフィンクス
[著者名] 吉村 作治
[出版社] 平凡社 1997.4.21
[コメント]  通常、ピラミッドと言われて思い浮かべるのは、ギザの3大ピラミッド、ついで浮ぶのは、 スネフェル王の屈折ピラミッド、伝説の天才建築家イムホテプが作ったと言われるジェセル王の階段ピラミッド。 ピラミッド・テキストに興味のある人にはウナス王のピラミッドと言ったところでしょう。
しかし、実際には、エジプトにはもっと数多くのピラミッドがあります。そんなピラミッド達の紹介。
 クフ王のピラミッドの1/14ピラミッド建造実験の記録。
 そして、ピラミッド・パワーから、最近の『神々の指紋』、『オリオン・ミステリー』に至る、ピラミッドを 巡るミステリーに関しての見解。

 エジプトといえば、やっぱり、ピラミッド!! な方にはお勧めの一冊です。


 24 [書名] 図説 古代エジプト1
【ピラミッドとツタンカーメンの遺宝】篇
[編著者名] 仁田 三夫
[出版社] 河出書房出版社 1998.5.25
[コメント]  38年間に、81回エジプトを訪問されたという写真家仁田三夫氏が編著
ほぼA5版のお手ごろサイズながら写真が充実しています。

( ところで、写真のアングルが、非常に私好みです(^^;) このホームページの 見たものシリーズの写真を、気に入ってくださっておられる方にはお勧めかもしれせん      ・・・って恐れ多いこと書いてるな^^;)

 しかし、特にこの”1”で、注目すべきは、「日本人とエジプト」の章。 それだけでも 立ち読みの価値はあり!!


 25 [書名] 図説 古代エジプト2
【王家の谷と神々の遺産】篇
[編著者名] 仁田 三夫
[出版社] 河出書房出版社 1998.5.25
[コメント]  図説 古代エジプトの1と2のどちらかを選べと言われれば、私は こちらが好きです(^^;) と同様、見かけそうで、案外見かけない写真があって、 お特な気分。 こちらは、ルクソール、王家の谷が中心なだけあって、神殿、王墓の 写真が多いので、ただぼーっと見ているだけで幸せです。


 26 [書名] 古代エジプト語基本単語集
[編著者名] 西村 洋子
[出版社] 平凡社 1998.6.20
[コメント]  日本語でひけるヒエログリフ辞典なのが、なんといっても嬉しい!! しかし、難易度はやや高い感じです。 ある程度、他の本で勉強をしてからでないと 使いこなせさそう。 一見したところ。 でも、とりあえず、ヒエログリフで この言葉はどう表すのかな? というのを調べるのには楽しく使えそう(^^)


 27 [書名] 吉村作治の世界博物探検記
[著者名] 吉村 作治
[出版社] 集英社 1998.7.10
[コメント]  エジプトは、探検されておりませんが、世界各地の遺跡をエジプトを 通した視点で解説した本。
 入門者向き風なので、買うのを躊躇ったのですが、各章の最初の写真が いずれも素晴らしく、結局買ってしまいました。 サハラ、シルクロード、 シナイ山、ボロヴドゥールあたりは行きたいです。


 28 [書名] 『カイロ博物館秘蔵 古代エジプト展 3000年の世界を行く』 カタログ
[図録監修執筆] 桜井清彦、吉村作治
[執筆] ムハマド・サラハ(カイロ博物館館長)他
[制作] リブロ・ポート
[編集・発行] 西武美術館、朝日新聞社 1983年
[コメント]  1983年4月2日〜6月29日に西武美術館で開かれた『古代エジプト展』のカタログ。
比較的、生活に密着した展示物が充実していた様に思います。


 29 [書名] 香りを楽しむ-クレオパトラから現代アートまで
[著者名] 吉武利文、川上智子
[出版社] 丸善株式会社 H4.2.20
[コメント]  エジプトの話では無く、香りについての本なのですが、『クレオパトラから』という 煽りに引かれて買った本(^^;)


 30 [書名] フレグランス クレオパトラからシャネルまで香りの物語
[著者名] エドウィン・T・モリス
[監修・翻訳者名] 監修:中村祥二、翻訳:マリ・クリスティーヌ、沼尻由起子
[出版社] 求龍堂 1992.11.30
[コメント]  この本も、香りについての本なのですが、やはり『クレオパトラから』という 煽りに引かれて買いました。 とは言え、エジプトにもかなりページが割かれており、 読み応えがあります。


 31 [書名] ファラオの秘薬
[著者名] リズ・マニカ
[翻訳者名] 八坂書房編集部
[出版社] 八坂書房 1994.12.26
[コメント]  『ファラオの秘薬』というタイトルが少し怪しげですが、古代エジプトで 植物がどの様に利用されていたか? という本。
しかし、私に植物に対する知識が不足していて、読みこなせておりません。
エンドウ豆が包帯薬にされたとか、スイカが便秘の治療薬だったり、というレベルで 読むと楽しいには楽しいのですが。


 32 [書名] 図説 砂漠への招待
[著者名] 赤木 祥彦
[出版社] 河出書房新社 1998.12.18
[コメント]  99.01.01時点では、写真を眺めている状態ですが、砂漠の名景として”サハラ砂漠とピラミッド”が取り上げられています。オーストラリアのエアーズ・ロック、モンゴルの高原などもあって、砂漠と一口にいっても色々あるものだと、こうして並べられてみると感じました。私のイメージはやはりオレンジの砂のエジプトの砂漠ですけれど・・・



HOME  ChaosPanicホームページ へ  Back  『エジプトのこと』のページ へ

Mail このページについての、ご意見、ご感想は下記まで

(mizuchi@roy.hi-ho.ne.jp)