エジプト徒然草
 
其の3


1998.03.07(土)
クフ王の母、后のピラミッド公開
 ・
奈良県キトラ古墳で星宿図


 少し話題が遅いですが、先日(3/4)、今まで公開されていなかった ギザの小ピラミッドの内部が初めて公開されたというニュースがありました。 デル・エル・バハリでの事件以降、すっかり減ってしまった観光客を呼び返す為の 意味合いが大きい様ですが、厳しそうですね。
 以前、確かピラミッド通り沿いのホテル前でも観光客が襲撃される事件が発生しましたし、 ルクソールでは無く、ギザなら安心とは言えない。 もっとも日本も最近いい加減、治安が すっかり悪くなってしまっていますから、実は危険度は、エジプトも日本にいるのもどっこい どっこいかもしれませんけれど。
 個人的には、危険と分かってはいても、なお、行きたい、見てみたいと思わずにはいられません。 しかし、一般論で言えば、例えば知人がエジプトに行きたいなどと言い出したなら---きっと、止める。
 過去の歴史に対する憧れと、現在の状態に対する認識の狭間が、何とも息苦しい。
 もっとも、過去の歴史自体も具体的に解き明かされるにしたがって、生臭さは増しますね。
 昔も今も、争いごとの種は尽きないのは、少し悲しいです(--;)

 話題が、少しアレになってきてしまいましたので変えましょう。

 奈良県のキトラ古墳の調査で星宿図が発見されましたね(^^)
 洋の東西を問わず、古くからの星に対する関心の高さは、古代の人々に星の運行の 注意深い観察には驚嘆を覚えます。 もっとも、キトラの写真を見て、デンデラの ハトホル神殿の黄道十二宮図を思い浮かべてしまう辺り、習性(?)とは怖いものです(^^;)

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