エジプト徒然草
　
其の４

1998.03.14(土)
エジプトの『え』（子供時代の思い出話…^^;）

　小学生の頃は近所の（でも電車で何駅かいった先の）公立図書館、中学高校は学校の図書館で、エジプト関連及び考古学関連の本を読み漁っていました。　少年少女ノンフィクション・ツタンカーメン発掘記というタイトルだったでしょうか？　自信は無いのですが、それを読んで大きくなったら（←この辺が小学生^^;）考古学者になってエジプトに発掘に行くなんてことも言っていた時代もありました。　もっとも、その夢は早くも小学生のうちに、岩波少年少女文庫のトロイの発掘物語（タイトルは『古代への情熱』だったかなぁ^^;、何分借りて読んでいたので覚えていません。）で、無残にも打ち砕かれました。　考古学に無茶苦茶お金がかかるし、時間もかかることがわかってしまったからです。
　しかし、その後も、『ミイラは語る』とか怪しげなタイトルの本を読みふけって、友人に不気味がられながら過ごした中高生時代。（今、考えるとつくづく怪しい学生だよな〜^^;　皆、友達止めないで温かく見守ってくれた優しい人たちだった。）
そうして過ごすうち確か高校二年生位の頃、第二の考古学者を諦めるきっかけが…早稲田発掘隊の彩色階段発掘の顛末、最近文庫版が見つけましたが『エジプト史を掘る』です。　せっかく発掘したのに、破壊されてしまった彩色階段にショックを受けましたね。　長年の苦労が一瞬で他人に破壊されるのは耐えられないだろうと思ったものです。
今、ただの会社員な私は、情熱が足りなかった様です(;_;)
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