エジプト徒然草
　
其の１６

1998.05.03(日)
RAILWAY　STORY(エジプトの汽車の旅)

　先日、ＷＯＷＷＯＷのＲＡＩＬＷＡＹ　ＳＴＯＲＹという番組の、昨年末頃に、放映されたというエジプトの回のビデオを、見せてもらいました。　　世界の列車の旅を紹介するといった趣旨の番組の様です。　エジプトの回では、カイロからアレキサンドリア、カイロからアブシンベルの汽車の旅の様子等、のんびり時刻表通りになかなか行かない旅ですが、長閑な風景は、どこの国でも見ているとほっとさせられるものだなと思いました。　でも、カイロ-アブ・シンベル間の沿線は危険地域とされる地帯もあるということで、緊張感のみられる場面もありました。　そういえば、最近の日本のツアーでは、危険を避ける為、汽車の旅はツアーに組み込まれなくなっていると以前、聞きました。
　おもしろいなと感じたのは、日本製列車が案外使われているということ。　そういえば、以前夜行列車に乗った際、何故か『鉄道唱歌』が流れてきて、｢あれって、万国共通の寝台車音楽だったのかな(^^;)｣と不思議に思っていたことのヒントが与えられた様に思いました。　私の乗ったのは日本製だったのかも(・・・
　クラシックな遠距離列車に対し、カイロの地下鉄は超近代的、一人一人、日本では遊園地等で見かける様な、ガシャンと棒を一人ずつ回して通る自動改札も完備されているもの。　この地下鉄の車両も日本製、ヨーロッパ製がいりまじっているそうで、一見するとどの車両がどこ産かはわかり難いのですが、日本製は、吊革がついていることでした。　混雑対応には、日本は一歩リードしているということだそうです。　日頃、通勤電車でもまれている身としては、本当にそうかなぁ、なんて思ってしまいました(^_^;)
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