エジプト徒然草
　
其の３５

1998.10.13(火)
『コプト』

　今日、地下鉄の駅で、古代オリエント博物館で”コプト”展をやっているというポスターを見ました。
　コプトというのは、本来はエジプトを表す言葉なのだそうですが、通常は、原始キリスト教を指します。エジプトでいう４，５世紀〜７世紀の間がコプト教が信仰された時代だそうです。

　ピラミッドとキリスト教というのは、どうも繋がらない気がしてしまうのですが、あのアクナテン王の太陽神崇拝は、キリスト教の一神教につながるものがあるとか、モーセのエジプト脱出とか、幼いキリストをつれた一家はエジプトに逃げていたとか、案外関わりがあります。

　そうそう、コプト語というのが、コプト教の人には伝えられているそうですが、これが古代エジプトの言葉に一番近いそうですね。ヒエログリフの発音は、コプト語を元に古代の発音を推測しているとかいないとか昔聞いた覚えがあります。

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