今回のキーワード『影が薄い』(『髪』では、ないので。あしからず)
腹の中の異物もすっかり消滅して元気な津上。小沢、氷川両名から、アンノウンやアぎトについての質問に「アンノウンのことは知りたい」と答える。そりゃあ、自分のことはなぁ、知りたいとしてもあんまり語りたくはないだろうよ。
そこで、助けてくれたアぎトはどうなのかと、ムキになって詰め寄る氷川。ホントに、あギとにはお世話になってるもんねぇ。氷川ってば、義理堅いの。それとも、やっぱり、そこには愛があるのかしら?
それにしても、嬉しそうに「氷川さん、あギとが好きなんですか? いやだなぁ」と、照れる津上。可愛い。へへ、結局見てるところは、そこだったりして。でも、照れてるって言うよりも、茶化すネタが増えて嬉しいって印象だったりもする。
津上をお気に召したごようすの小沢さん。さすがだわ。「ああいう子と付き合うといいわよ。きっとプラスになると思う」と、お勧めです。でも、プラスになるのは氷川にとってよりも津上にとってだったりして。だって、からかうのが楽しそうだし。影響受けて色々なことにポジティブになれれば、氷川にもプラスでしょうか? なんか、氷川ってば真面目過ぎて暗いとこあるもんなぁ。
ますます悪人面に磨きをかける北條。よほど階段が好きらしい。怪談の似合う男、北條透!! って、カイダン違いだわ。また、寒いって言われそうだ。
そうして、捕獲計画について小沢さんから教えられる氷川。まさか本当に捕獲されるはずなどなかろうに、真剣に捕獲された場合の心配などしております。健気・・・というべきなんでしょうか?
学校で初めて作った料理を嬉しそうに持ち帰った真魚ちゃん。いつも強気なだけに、こういうちょっとだけ得意げで、それをはにかみながら差し出すなんて姿は、そのギャップが余計に可愛らしく見せるのだろうな。
それにしても、あやしい家政婦。なんで、太一も津上もなんの疑いもなく懐くんだか、不思議。もしかして、例の家庭教師といい、若いお姉ちゃんだったらなんでもこい、なのか? いや、津上の場合はお兄ちゃんでも・・・懐いてるのは氷川だけかなぁ。うう。
よくすれ違う警視庁の方々。すれ違いざま声をかけられ「はい、どーも」でそのまま行ってしまおうとする小沢さん。どうやら、北條とは同じ空気を吸うだけでも耐えがたいとでも思っているようだ。
そんな小沢さんたら、自分も尾室に対してはしっかりすっぱり「影が薄い」発言をかましておいて、可愛い氷川君に対して北條が放った言葉だと、すごい剣幕です。氷川が無言でいるのに、小沢さんたら頭から火を噴きそうでした。すごい。ここまでくると、氷川が大好きだからなのか、北條が死ぬほど嫌いなせいなのか、どっちか解らない。両方?
北條は、また「冗談です」とか言ってたけど、実際、小沢さんが目に入ってそれよりずっと図体のでかい氷川が見えなかったとしたら、眼科にかかる必要があるんじゃ? というか、そんなつまんない冗談でを持ち出してでも、どうにか構ってもらいたいと思ってるのか、こいつは。なのに、氷川とは会話出来ず、小沢さんににらまれ噛み付かれておしまい。なんだ北條、なかなか報われないじゃないか。次回は、少しくらいは笑いがとれる冗談を考えてから、出直してください。でも、北條がなにか言って、それで周囲がウケまくったら、それはそれである意味、かなり怖いかも。
具合の悪い太一のためにお粥を作る怪しい家政婦。真魚が「玉子嫌いだから」と言ってるのに、そんな言葉はまるで無視して、おわんを差し出す。そしてまた、それを素直に食べてしまう太一。あれは、真魚ちゃん可哀想だったよ。どうして、あんな失礼な態度をとってるのに、津上もなにも思わないんだろう?
キッチンでひとり、学校で作った料理を捨ててしまった真魚がまた、可哀想だったなぁ。でも、食べ物はむやみと捨てたりしたらいけません。なーんて、あれ出されてもほとんど食べられずに残しそうな私が言っても説得力零だわね。
そうして、怪しい家政婦と買い物する津上。いきなり記憶喪失の話。気を引こうとでも?
しかし、ショックで入院していた病室から一歩も出る気になれなかったひとが、天気が良かっただけで立ち直れるんでしょうか? 彼が発見された海も、晴れてなかったっけ? いや、さすがに天気は気にして見てなかったけど。
変身ポーズが変わったらしいです。しかし、私にはよく解りません。なんで、急に変わったんでしょうか?
そうして、アンノウンと戦う津上を明子姉さん状態で見ている家政婦。変身するのを確認しても、あんな風に笑って見てられるってのは、ホントにかなり怪しい。
なんかの組織の人間? とか、思ったけど、それにしてはチープなアパート。電話してたけど、相手は沢木でしょうか? それとも、ほかにもまだいるのか?
で、その途中で訪ねてきたのが涼君。今日の出番はここだけ。でもって、彼の顔でラストなんでした。
◆◆第16話◆◆
怪しい家政婦、津上に抱きつきやがった!! 許せん!!! いやん、ちゃんと消毒してね〜。
記憶がないことを利用して取り入るんだったら、いろんな話を捏造出来そうだよな、と思ってみたり。
むかつく家政婦は、氷川見て逃げるんだそうな。それって、やっぱり警察に見つかるとヤバイ存在? なんじゃなくて、あかつき号事件の関係者っつーことなんでしょうねぇ。まさか、津上にちょっかいかけたことへの報復を恐れて、じゃないよな。だったら、面白いのに。
ああ、早く見たいような、見たらまた怒ってしまいそうな自分がいる。