津上の料理を嫌そうにしていた理由は、やっぱり大根責めのせいだったらしい。いくらとれたてで美味しくても、毎日食べさせるというのはいかがなものか。本人は飽きなかったんだとしたら、立派な食生活を送っていた人物とみた。いや、口が贅沢に出来てないというか・・・。真魚が期待したようなどこぞの御曹司でないことは確かでしょう。だいたい、そんな奴ならとっくに捜索願いが出されていて身元が割れてるはずですね。いつから居候か知らないけど、捜索願いが出てる人間の照会くらいはしてるはずだから、誰も探してない人物ってそもそも胡散臭いんだわ。
氷川刑事、香川県警から異動だったらしい。香川って、本人の出身地に合わせたんでしょうか? だったら、標準語になおさなくてもいいから普通に喋って欲しい。なんて、それだと子供には解らないくらいすごい方言なの? 今時の若者がそんなわけないよね。で、それを教えてくれた北條は警視庁きってのエリートだとか。つまりこの二人の階段すれ違いざまの会話というのは、お互いのご紹介を兼ねているのでした。フルネームで呼び合って火花散らしちゃって、それを見ていてなんか嬉しい私は変でしょうか? 「アンノウンを見たというのは君の作り話」と決め付けられ「そんなことを言うために待っていたなんて意外とひまなんですね」とにっこり笑顔つきで言い返す氷川。ちっともいい子にしてない波風立てまくりな性格が、好きだわ。もう、二人とも根性悪そうで大好きよ。
小沢嬢のさばさばした物言いがまたツボ。綺麗でも飾らない雰囲気とか、めげない性格とかいい感じ。トレーラーの乗務員、もう一人がいまひとつぱっとしない引き立て役っぽいのが惜しいかな。脇役と主役をきっぱり区別してるんでしょうか? それとも、これからなにかしでかしてくれるんでしょうか?
ところで、佐伯夫人のバッグにあった写真。あの心霊写真には、もっと早く気がつくんじゃない? 気づいてなかったなら、氷川ってニブすぎ。
よく解らないんですけど、卒論のテーマというのはあんな風にしてみんなの前で教授に相談しつつ決めるもんなんでしょうか? 好きなことにしちゃ駄目なの? 超心理やりたいなら、やらせてやれよ。卒業したらどうせ役に立たないのなんて、みんな五十歩百歩だろうがよ!と、思ってしまうのが学歴低い奴のひがみでしょうか?
なんてことはさておき、トランプの実験。ちゃっかりソファに並んで座って当てる気になってる津上が可愛い。当たらなくてなんか悔しそうなところも、笑えた。で、こっそり当ててる真魚って何者?
こんどはほうれん草で、またやたらと嬉しそうな津上。薄味といわれ、子供にギャグもとか言われてる。関西出身かもと言う真魚に対して、美杉教授は塩分控えなきゃならない病気だったかも、と脅す。しかし、行方不明で発見されて病院行かなかったのか? 病気なら、そこで解るんじゃないでしょうかね。糖尿病、腎不全、高血圧・・・などと病名やまほど列挙されてその気になってしゃがみこむ津上。ダメージ受けてるっていうより、遊んでませんか?
10円専用ピンク色の公衆電話を使うのに、わざわざ店主に「お借りします」と断る氷川。礼儀正しいです。そして、店にわざとらしく飾ってある写真に気がついて、例の心霊写真に映ってる沼は10年前になくなってると教えられる。電話のついでに聞き込みです。ラッキーなのも実力のうちでしょうか。
そうして、トロいトロいと言われていたG3に着替える氷川。こんどは、前回よりはちょっと早かったみたいです。やはり、慣れたのか。それとも、一回目は一回目ゆえにゆっくり皆さんにお見せしていただけなのか。
そして、ああ、北條ピンチにバイクで突っ込んでくるさまは、誰かのピンチに必ずやってきたかのひとを思い出させる。うるうる。いやしかし、誰も北條がヒロインだとは思わないだろうなぁ。そして、こんな展開は超不本意だったに違いない北條警部補25歳。お願いだから、目を覚ましてこっそり「一生の不覚だ」なんて呟かないでね。その台詞を言うには、君ではちょっと役者不足だから。いや、これは私の思い込みによる暴言か、FANのかた、いらしたらごめんなさい。
そして、希望としては、ちょっと助けられたくらいで氷川への態度を軟化したり一目置いたりはしないで欲しいです。そう簡単に仲良しになられちゃ、私の楽しみが半減しちゃいますよ。
そうしてまた、ぼこぼこにやられるG3。弱いよ〜。弱いって解ってるのに、前回だってほとんど反撃出来なかったのに、それでもパワーアップしたわけでも装備を追加したわけでもないのに、向かっていってしまう氷川刑事。刑事ってのは無謀に出来てるもんなんでしょうか?
どういうわけか、また野菜畑で共鳴して腹のあたりを光らせてる津上。バイクに乗って、現場へ。変身ポーズも、今回はあり。さて、このひとは自覚があったんでしょうか? G3では歯が立たなかったアンノウンをあっさりやっつけて、そのうえG3にも向かってったところで、以下次号。
あ、また涼君忘れてるよ私。わざとじゃないんですよ。ホントに、でもね、ベッドで苦しんでるばっかりだったんだもん。
◆◆第3話◆◆
涼君、病院抜け出しちゃうらしいです。とうとうギルスが出てくるのかな? こんどは、忘れないで書けるといいですね。と、なんか他人事みたいですけど。へへ。G3も、もう少し武器でも追加するとか、なんとかしてあげないと、毎回痛そうで、ちょっと可哀想です。