真魚に北條が持ってきた便箋の話を聴いても、まるで思い当たることがなさそうな津上。雪菜という名前にも反応しない。まったく、忘れきっているらしいです。いまだ、北條警戒モードのままで。
氷川と津上の公園デート。うわー、なんでソフトクリーム両手に持ってるんだ津上。態度は随分自然に戻ったけど、まだ発言は妙な氷川。「充分にお話が出来てない」って、いったいどんなお話をしたかったのか? 一方、木野を気にする津上。まだ、あぎとの会結成を夢見ているのか。
葦原さんも・・・と話をふる津上。涼にあまりいい印象をもっていない氷川に、君は親しいんですか? と聴かれたあとの津上の台詞。「最近はいいカンジっていうか」と、なんだか嬉しそう。そんな嬉しそうな津上をとっても嫌そうに見ている氷川。ジェラシーでしょうか? 君らのツーショットもはたから見たら充分に――異様にいい感じですわ。長身で見映えのいいお二人さんが、そこいらの公園でソフトクリーム食べながらベンチに並んで腰かけてたりしたら、成り行きをずーっと見守ってしまうでしょうね。さりげなさを装い散歩かなにかのフリしてじわじわと近寄りつつ。
真島君ったら、結局まだ木野と一緒にいるのね。で、その木野は手術の依頼を受けて病院に。止めようとする真島君に「すべての患者はマサトだ」なんて言ってましたが、そのわりに高額の手術費を要求してたような気がするんですけど、弟相手でも金を取るのか? もしかして、食客に金がかかるせい?(メルマガ参照)
二人は、木野に会うために、まず葦原宅を訪ねることにする。「アギトの会を作りたいんです。俺と葦原さんと木野さんと、氷川さんもいれてあげてもいいですよ。補欠ですけど」と、元気に話す津上。相変わらずだなと呆れつつも、木野は〜って話はしてるけど、自分はそんなものには入らないぞ! なんて言わないところが、涼も少しまるくなったってことでしょうか? 氷川のほうは、補欠という言葉に激しく傷ついているらしい。いつものパターンだと、津上以外の誰かにも「補欠で」とか言われるところでしょうけど、さすがに今週はそんなヒマなかったらしいです。残念。涼は、あまり気が進まないようすながら、真澄のマンションに二人を案内する。
木野は病院に出かけた後で留守。真島から話を聴く、ライダーズ。木野は昔、雪山で遭難して、そのとき一緒に山に登っていた弟を亡くしているらしいという話を真島がする。真島君ったら、ここでなんとか木野の好感度を回復させようとでもいうのでしょうか?
ホンモノ津上宅。というか、沢木なんですけど。姿見が唐突に過去を映し出す。で、また雪菜の自殺(?)場面になり、それから謎の青年が登場。ずっとつるんでいたのかと思いきや、そうでもなかったようですこの二人。そして、あぎとに対する見解も違う。謎の青年の力なら、あぎとを滅ぼすくらい簡単なはずだと主張する沢木に対し、以前針金であかつき号メンバーのひとりを殺したとき胸が痛んだなどと告白する。自ら手をくださなければ、それでいいとも聴こえる発言です、謎の青年! あんたって、単なる卑怯者?
真島から教えてもらった手術中の病院まで移動するライダーズ。手術が終わって出てきた木野に会って、津上は驚く。バイクなおしてくれた親切なおじさん、という認識しかなかったようです。で、氷川も一緒に話しかけるけど、取り合わない木野。津上が追いかけるのについていこうとする氷川を、「救えるとしたら津上だけだって気がする」とか言って、涼が止める。で、木野と津上、涼と氷川、のなんだかかみ合わないツーショットが二つ出来上がった。
エレベーターで二人きり。津上は、わけもなく緊張しません? とか言ってるわりに、アギトの会の話をしたりして、のほほんとしてました。週に一回、俺の手料理を食べてもらって。とか、それはもう彼のなかでは決定事項らしいです。「相変わらずの性格だな。記憶喪失になっても」と、それ以前の津上を知っているらしい口調の木野。考えてみれば、あかつき号に乗っていたなら、知っていてもおかしくないわけですが、そうしたら真島君はどうなんでしょう? 知ってるけど、顔くらいで名前とか出自までは知らなかったってことでしょうか?
一方、やはりエレベーターで二人きりの、涼と氷川。「緊張してるのか?」と聴いたのは涼のほうで、もう殴ったりしないから、と言ってます。が、何故変身出来るようになったのか。涼がどういう人間なのかと、根ほり葉ほり聴こうとしつこくされて、あっさりキレる涼。駐車場で、結局また氷川を殴り飛ばしてしまいました。氷川、果てしなく学習能力のない男。いや、そんなところもベリーキュート、とも言えるんですけどね。彼が頭が良くて、計算高くて、見たままクールで恰好いい刑事さんだったら、面白くもなんともないわけですし。
津上のほうは「木野さん、冬山にいるんじゃないんですか? 温かいところに戻りましょうよ」と言って、拒絶される。遭難した話とか、そんな過去を償おうとしているんだろう、という涼の言とか、ほんの少し聞きかじっただけで、それだけの言葉が出てくる津上ったら、ただのオトボケキャラでもないということでしょうか? アギトの会に、どれだけ津上にとってのメリットがあるのか謎ですし、結局のところ木野にかまっても、それほどの得はありそうもない津上なので、もう少し聴いてあげてもいいのにな〜、木野のやつ。と、思いつつも、そんな言葉くらいでころっと改心されちゃったら、殺されかけたのとかなんだったの? って、話にもなっちゃうわけで、無理なんでしょうね。木野の頑なな態度は、命乞いをしてくれた真島の前でさえ変わらないのだし。でも、いてもどかさないだけ、ちょっとは変わったのかも知れませんが。
また出てきた水のエル。ライダーズの変身とか、勢ぞろいライダーを見るのはいいけど、そして水のエルも進化してものすっごい強くなったということなのかも知れないけど、それでも見た目に1対4ってのは、どう見ても卑怯者なんですけど・・・。
木野アギトの攻撃をかわして、それがアギトに炸裂。キックをうけたアギトは変身とけて津上の姿に戻り・・・記憶が戻ったらしいです。どうやら、あかつき号に急いでいるところらしく「乗らなくちゃ、あの船に」とか言ってるところで、以下次号!
◆◆第42話◆◆
謎の青年、やっとお外に出られたんでしょうか? もう、最終回間際。せっかくこれだけ見映えのいい容姿なんすから、もっと活躍してもらいたいです。津上も、なんだか主人公らしき勇姿が??
余談ですが、来週のメルマガはとうとう真島君からだぁ〜vv
今回のあぶり出しは・・・朝からこんなこと考えてちゃう自分っていったい?
ソフトクリームの舐め方、二人とも絶対に変じゃありませんでした? どう見ても、エッチくさいよ。なんで、そんなにペロペロしてんだよ。狙ってるのか? そんで、そんなもん舐めながら「最近、いい感じ」とか言わせてるのか? そうなのか? やっぱり、ターゲットは私らなのか? と、つい、制作者側を問い詰めたくなった公園デート場面なのでした。