主人公は、見習いジャーナリスト。よくわからないけど、なんだかお調子者っぽい。元気で、若さゆえの向こう見ず。理想に燃えたりもしつつ、何の実績も実力もない、普通の青年。
あ、この子って見習いだけど、取り敢えず無職じゃないんですね。ちゃんと働いてる。平成仮面ライダー始まって以来、の職のある主人公だ! なんて、だからどうしたって話なんですけど、なんとなく。
その仕事場というのが、ネットと携帯のメールで記事を配信しているOREジャーナルという会社で、社員は編集長含めて、4人という小所帯。この手の会社って、HPに広告はりまくって、広告収入を得ているのか、それともメール配信のニュースが有料なのか、何が収入源なのか謎です。ま、そんな細かいことは、子供は気にしないでしょうが。
密室で人が消失する事件が頻発。取材するうち、主人公は妙なカードを拾い、それがきっかけで仮面ライダーに変身することになる、って話らしい。
カードで武器を出したり、戦う獣?を召還したりするらしいけど、このあたりのことは、まだよく解らない。どっかで聴いたような設定だけど、まぁ、スポンサーあっての番組だしな。カードは、子供に人気があるらしいんで、こういう話になるのもそんな時代なのねってことで。
なんてことはさておき、何者だかまだ解らない男女のペアがかなり気になる存在です。主人公よりも、事情に通じているらしいんですが、第1話ではほとんど台詞もなくて、どういう位置にいる人たちなのやら、さっぱり解らないです。黒いロングコートをばさばささせて、なんかもう、それだけで恰好いいvとか、思っちゃいましたけどね。へへ。
でも、ちゃんとオープニングでは名前だって出てくる。秋山蓮。ああ、いい名前だなぁ。変身後だったのがちょっと残念だったけど、いきなり変身して何がなんだか解らない主人公に、どうなってるんだ、なんでだってまとわりつかれて「はしゃぐな」って一蹴したところなんか、爆笑でした。
巨大クモに弾き飛ばされた主人公を、いきなり蹴ったのも笑った。
どこまでも果てしなくクールな方なのか、クールになりきれず、主人公のせいで笑わせてくれるキャラクターなのか、今後が楽しみです。
それにしても、蓮君と一緒にいた彼女の棒読みっぷりは、某さそり女とはってそうでしたね。一年かけて、マシになっていくのか、それもミモノってことにしときましょう。
某特撮雑誌に、脚本家小林さんのコメントが載ってました。肩肘張らずにごく普通に「人を守る」と言える主人公。あまり悩まず、ご飯を食べながら見てください。だそうです。ご飯は朝から食べられないし、だいたい8時ちょっと前にしか起きないから、したくしてたら始まっちゃうんで、パンも無理だけど、それほど複雑に入り組んだ物語でもないようなので、のんびり楽しませてもらおうかと思いました。いや、これってしかし、私らのような細かいツッコミ入れて楽しむ奴らに向けて「あんまり重箱の隅つついてないで、おおらかに見てね」ってなメッセージというか牽制のコメントなのかも知れないんですけどね。(知れない、じゃなくて、明らかにそれしか考えられないよなー苦笑)そう言えば、秋山蓮はいいとして、城戸真司ってなー、某青と某黒の役者さんの名前みたいですよね、小林さん!
何はともあれ、タイムレンジャーがすっごい面白かったんで、龍騎にも無茶苦茶期待してます。
◆◆第2話◆◆
予告を見た印象では、蓮君がなんか喋ってそうで、そこに期待! 始まる前の番宣で何度も見た「あいつみたいに戦えるのかな」というのも、2話みたいですね。主人公が、ライダーとして戦う決意をする回ってところでしょうか。しかし、スクーターで仮面ライダーなのか? ほんまに、このまま原チャリで通す気なのか? ナイトだって、宅配ピザみたいだったぞ。あんなのは、バイクの仲間には入れたくないぞ!