◆◆第4話◆◆

 

 今日明らかになった、新事実!
 その壱。真司はまだ蓮の名前を覚えていなかった。「ろん」と連呼しているのを見たときには、腹抱えて笑ってしまいました。腹筋痛い。蓮ってば「そんな間抜けな名前じゃない」だなんて、全国のろんさん(沢山いるかどうかは不明)を、一気に敵にまわしてしまいましたね。それにしても、名前覚えられないってのは仮面ライダーのお約束にでもしようというのか。確か去年、何度も金剛寺さんとか言ってる人、いましたよね。
 その弐。真司がこの戦いに背負っているもの。それは、蓮への借金三万円。返すまで死なないそうです。ということは、返したら死んでも悔いは無いとでも? 律儀なんだか、命軽すぎなんだかよく解りません。でも、これを言った場面は、なんだかすごいいい場面でした。晴れやかな表情で、きっぱりと宣言した真司は、いっそ潔かった。呆れる蓮の気持ちは、よーく解りましたけどね〜。だいたい、こんな事言われたら普通の神経だったら、返してもらいにくいんじゃない? 「これ、給料入ったから」とか、三万円差し出されても、受け取りにくいような気がするんですけど。もしかして、それが真司の作戦? なんてワケないっすね。
 その参。優衣の蓮への評価。性格悪くて意地悪で、憎らしいけど好きなの。じゃなくて、性格悪くて意地悪でケチで好き嫌い激しくて何考えてるか解らない奴。って、なんかボロクソです。でも、そんなボロクソな奴よりも更に、真司は信用出来ないそうです。その理由=弱いから。ううむ、なんだか身も蓋もないです。可哀想。
 その四。蓮の首に提げてるネックレス。女物の三連リングがついている! なんども出てくる『背負っているもの』の正体か? 私、もみ合いになって、真司がなんかわざとらしくむしりとっちゃったとき、ペンダントロケットで、中には兄ちゃんの写真が・・・なんてベタな期待をしちまいました。ちぇっ。そんなサービス精神はないよな、やっぱり。つーか、そんなサービス誰も待ってないか。
 その五。出来る社会人の条件は、会社に私物を持ち込まないこと! らしい。うう、耳が痛ぇよー。私の会社のロッカーには、読み終わった本が山のように入っていて、ほとんど本棚と化している。会社行く途中に読み終わっちゃうと持って帰る気がしなくなっちゃうんだよな。なんてことはどうでもいい話で、編集長は何故だか剣玉しまってました。あれ、うまいのかな? やってるところが、見てみたいぞ。そして、めがねの彼女はイグアナを連れ込んでいました。給湯室で飼うんだそうだ。相変わらず、不思議な雰囲気をかもし出している。なんとなく、好きだこいつ。で、そうそう、この話になったきっかけは、真司が家賃滞納でアパート追い出されて私物を会社に全部持ち込んだせい。令子さんにはこっぴどく叱られたけど、それでも結局会社に住むことにしちゃったらしいです。

 色々疑ったりしつつ、真司が蓮を見直して、蓮のほうも真司の戦いぶりに、多分多少は見直すところがあって、なんとなく牽制しあいながらも、戦いの後は一緒に優衣の喫茶店まで行ったりして、仲良しさんになっていく、ってな話でしょうか、今回。ドラマパートで笑わせてもらったあとで、それほど楽しみにしているわけでもない戦闘場面もスピード感あって校庭と校舎をうまい具合に立体的に使ったアクションが恰好良くて面白かったです。二人が並んで変身する場面、予告で見てたけど実際見てやっぱり恰好良かった。敵が毎回二体ずつ出てきたら、二人が卑怯者っぽく見えなくていい感じかも知れない、と思いました。サイズの違う化け物相手なら、二人がかりでもあんまり卑怯者っぽくないかも知れないですけどね。
 そして、引きもいい感じっす。アンティークショップに、いよいよ三人目のライダー登場か? ってなところで以下次週!
 

 

◆◆第5話◆◆

 OPで目隠し常態の誰かが出てくるんでしょうか? ライダーを倒す=殺す、なのか、それともミラーワールドに出入り出来ない常態にする、ということなのか、バトロアの内容が明らかにされていくもよう。さて、私が問題にしたいのは、そんなことより三人目の方の、容姿! これが、何より大事。恰好いいといいなぁ。アンティークときたら、美形のパティシエさまがいらっしゃるに決まって!・・・ないです。はい、すみません。

 

第3話第5話