「時間の観念がない」って台詞、真司ったら、編集長と蓮から言われたりして、本人、みらーわーるどで必死に戦ってきたのに、それを訴えるわけにもいかず、辛いところです。しかし、あぎとの頃からこのパターン好きみたいですね、井上さん。「不器用」とかね〜。
緑の弁護士らいだー(名前を覚えられない^^;、あ、ぞるだって言うんだったか。でも、まだ出てきてないっすよね、本編では)の得意技は「漁夫の利」と見た。相手が真司でも、蓮でも、というか、りゅーきでもないとでも、とにかくモンスターと戦うだけ戦わせといて、くたびれたところを攻撃する。かなり卑怯者なところが、性格そのまんまで、お素敵です。
右腕を攻撃されて、痛そうなのに、優衣には強がってみせ、そのせいで蓮にお片づけを命じられる真司。苛められっこの図式が定着していくのでしょうか? それはそれで、私は楽しいですが。
しかし、そんないじめられたかたきを、寝てからとっているのか真司。ものすごいいびきで、蓮を寝かせません。どうせ寝かせないなら、もっと別の・・・以下自粛。
いびきかいてる人の鼻をつまむというのは、逆効果らしいっすね。蓮は、思い切りやってましたが、これも、もういびきを止めるのが目的ではなく、単なる嫌がらせだったのかも知れません。枕ぶつけてみたりもしてましたが、あのぶつけかたがね、優しかったと思うんですよ。私なら、あんなもんじゃすまさないな。自分が本気で眠いのにうるさくて眠れないとなったら、もっと力いっぱい顔面に振り下ろして起こしてでも、その起きた隙をついて自分が先に寝るでしょう。そう考えると、蓮は実はとっても優しいのね。それとも、自分を比較の対象にするのが間違い? 蓮が優しいのではなく、私が鬼なだけ?
そして、パジャマがわりらしい闘魂Tシャツは、わざわざスタッフが用意したのか、それとも彼の自前なのか、どっちでしょう?
弁護士のひげを剃る吾郎ちゃん。なんだか、白っぽい画面で、耽美な空気が漂ってませんでしたか? え、気のせいですか? 気のせいならいいんですけどね。気のせいだというなら。あ、くどいっすね。すみません。
依頼人の女の子は「子供嫌い」の一言で、依頼内容も聞かれずに、吾郎ちゃんに飴握らされて帰されたようです。吾郎ちゃん、この場面で、かなり株をあげた模様。顔がちょっと恐いけど、恐いからこそ、ちっちゃい女の子にこんな風に優しくしてるところなんか、インパクトあるんでしょうね。見かけだけなら、あの弁護士のほうが、ちっちゃくても女の子は女の子だし、そこそこ卒なく優しくしそうに見えるんですが。しかし、冷静に考えると、依頼を受けるかどうかよりも、あんなちっちゃい子供がわざわざ一人で訪ねてくるという状況の異常さからワケくらい問い質すのが大人の態度なんじゃないかしら?
おれじゃーなるの、眼鏡の子は島田七個・・・じゃなくて、奈々子って名前だったんですね。今週ので、ようやく覚えられました。結構、いい味出してるよなぁ、と思いながらも女性キャラの名前はなかなか覚えられない正直者です。で、その奈々子は、6時ジャストに退社、一人で遊園地で遊んでました。あ、途中からは輪投げじゃなくて、ボール投げ(?)でゲットしたおっきなぬいぐるみと二人で。普通、どんなに好きでも一人で行って楽しい場所とは思えない遊園地が、彼女だととても楽しそうに見えるのがすごいなぁ、と妙なところで感心しつつ見ていると、唐突に誘拐されてしまいました。なんか、ホントに唐突で、(多分)クロロフォルムをかがされてぐったりしても、ぬいぐるみだけは手放さない根性が、また彼女らしくて良かったです。
誘拐したという電話をうけた編集長の慌てっぷりは、かなりギャグでした。すごい面白かったんですけど、そして、別に揚げ足とろうとかあら捜ししようとかそんなつもりはないんですが、あの場面、編集長と真司がかなりうまいこと面白く演技してるのに、令子さん素になって笑いこらえてませんでした?
ところで三千万という金額ですが。従業員わずかに4人のどう見ても高収益をあげているようには見えない会社で、たった半日かそこらで用立てられる金額ではないと思いますが、どうでしょう? もしかして、編集長には内緒の副業でも? それとも、彼こそどこぞの御曹司か? まさか、夏と冬に海辺のあたりで自費出版物とか売ったりしてませんよね?←考えすぎ^^;
犯人は何故か真司の存在も知っていて、身代金を持っていく役にご指名。どういう指定だったのかわからないですが、犯人の指定通りにお金を持って、どこぞの叢を抜けたところに不自然に建ってる掘っ立て小屋に真司は入っていく。小屋に入ったのを見ていたようなタイミングで、編集長から携帯に電話が入り、誰もいないとかなんとか喋りながら進むと、そこで、待ち伏せしてた犯人に殴りかかられ、真司は携帯電話を取り落とす。編集長は奈々子の命を第一に考えて警察には知らせないとか言ってたわりに、今回は速攻で110番通報。そうこうしてるうちに、犯人はみらーわーるどから出てきたモンスターにかっさらわれてしまった。追っていき、みらーわーるどで戦う真司。戦闘後に、戻ってくると、またはかったようなタイミングで警察がものものしく登場。真司が誘拐犯として逮捕されてしまう。
いくらなんでも、これは妙な展開なんじゃないのか? 抵抗してきたわけでもないただその場にいたというだけの人間を、事情聴取もせずに逮捕しちゃうもんかな? 密室とか言ってたけど、あの小屋の鍵、誰が持ってるかまだ調べてもいないわけでしょう? そういうのって、密室とは呼ばないと思う。だいたい、身代金を持っていった経緯はおれじゃーなるの人間からも聞けたはずだし、それを持って逃げるってのが目的なら、わざわざあんな小屋に行く必要なかったはずだし、どう考えても真司が犯人だとしたら行動が間抜け過ぎるでしょう。
というわけで、ちょっと調べれば簡単に無実の証明が出来そうな事件なのにも関わらず、どういうわけか令子は真司の弁護士として、北岡を蓮に紹介する。ここも変ですよねぇ。なんで、蓮なんだ? 蓮は、ただの同居人なのに。まだ、優衣のおばさんに紹介するってのなら解るんですが、それとも令子には蓮が保護者かなにかに見えたのか? ある意味、それはそれで、ヨシ! って感じですけどね。はは、ホントにヨシか、それ?
優雅にゴルフの練習場で打ちっぱなし中の北岡に、蓮が会いに行く。「金の匂いがしない」なんてことを理由に、依頼を断られそうになるが「金はなんとかする」と言い張って、弁護を承諾させる。蓮、金の匂いしないのか? 真司と同居して、すっかり貧乏そうな匂いが残り香になっちゃってるのか? 残り香が移るほど真司と・・・。じゃなくて、そういう話じゃなくて。ガラスの弁償、あっさり3万財布から出したとき、札入れにもっと沢山入ってたような気がするんですが、どうしたんでしょう? ま、どっちみち今回のスポンサーは蓮じゃなくておばさんみたいだから、蓮は単なるお使い役ってところか。
留置場の面会シーン。ここもまた、ギャグパートだったらしい。編集長は真司に恨まれているのかもと疑い、令子は真司が犯人ならそれなりにスクープだなどと口走り、蓮は優衣に「寄るな誘拐されるぞ」だそうな。これが一番笑ってしまいました。どうみても、蓮のが一番、単なる真司いじめで、どこにも疑いのカケラのない冗談って印象だったからでしょうか。編集長と令子さんは、どっかで本気まじってそうで、ちょっと嫌でした。編集長はこういうキャラかも知れないけど、令子さんこういう人じゃなかったような印象が最初はあったんですがね。
そして、弁護を引き受けた北岡も面会にやってくる。右腕を痛そうにしている真司に、自分の攻撃のせいかと気がついたらしい。右腕くらい、ちょっと寝相が悪くて寝違えただけでも痛いときあるけど、どうして気がつく?
その後、花鶏へ集金に行く北岡。でっかい態度で「後払いだ」と突っぱねる蓮。そこに、モンスターの気配を感じた二人は、一緒に店を飛び出して、駐車中の車のミラーで変身。で、お互いの正体を知るわけですね。久し振りに、蓮の変身が見られて嬉しかったです〜v
しかし、また卑怯者炸裂の、ぞるだ。モンスターと戦闘中のないとを狙い撃ち!で、以下次週。なんか、先週と同じような終わり方でしたね。
◆◆第10話◆◆
吾郎ちゃん、結局、北岡とどういう関係なのだろう? そして、あの女の子の依頼はなんだったんだ? 誘拐犯は、誰だったの? 蓮と真司のベッドシーン(超、誤解を招こうとする言い方)は来週も見られるのか?(実は、二週連続で見た!) と、?ばっかりで、わくわく待つぞ、来週もv