◇◇第10話◇◇

 

 弁護士と吾郎ちゃんの関係が、なんとなくわかったような全然わけが解らなくなったような、そんな展開なのでした。
 戦いすんで、みらーわーるどから戻った蓮と弁護士。生身では戦わないと弁護士はさっさと宣言してる。武器使わないと弱いってことかしら? あのやくざに追われてたときも、さっさと謝ったりして、全然戦いたくなさそうだったし。
 蓮は真司とつるんでることを、弁護士に笑われる。ライダーになるのは、十年早かっただって。十年後にもやってるといいねぇ、なんて、関係ないことを考えてしまいました。
 で、友情ごっこ? 蓮は真司の前ではタカビーで達観してるような態度だけど、弁護士のこの言葉の一撃には、ちょっと怯んでたっぽかった。こういう蓮を見られて、嬉しかった。その後、自室でベッドに横になって、言われたことを考えてた蓮も良かった。あれだけ指摘されても、それでも真司を助けるって決めたってことなんだろうし。ドラグレッダーに食われても構わないが、とかなんとか、優衣には恰好つけてたけど、本当にそれでいいなら、わざわざその話、優衣にしないですよね。「ごっこ」じゃなくて、ホンモノの友情ってことでvでも、友情じゃなくて・・・以下、久し振りのあぶりだし。(下のほうに書いてますが、反転させないと読めません)
 それにしても、父親が誘拐して身代金要求しようとしてる。→それが帰ってこないから、失敗して警察に捕まったんだ。→弁護士に依頼しよう。って、あんな子供の論理展開なんだろうか? いくらなんでも、頭良すぎ。というか、すっごい行動力だ。そういう子供が、なんで吾郎ちゃんを通してしか、大人と会話出来ないようなことになるのか、ってのもなんか不自然な印象でした。あれですっかり吾郎ちゃんの株はまたあがったよなぁ。
 弁護士は、あの看護婦たちの会話からもうすぐ死ぬような治らない病気ってことでしょうか。しかし、そんなベタな展開でいいんでしょうか? 金はあるけど、金じゃどうにもならん病気で、もうすぐ死ぬからこそ、死なないですむ方法を模索し、結果、ライダーになったということ? でも、ライダーだったら病気にも勝てるって、神崎兄はそう請合ったのかな? 変身出来る身体になったら、腹の中の石の力で死んでも生き返るのか?(それは、一昨年の話だ)
 女の子の母親の病室にあった折鶴が、千羽鶴どころか十羽くらいだったのは、やはりギャグだったんでしょうか? 面白かったけど、あんな重病そうなお母さんの場面で、笑っていいのかどうか、考えちゃいました。手術費用が3000万って、すごい大変な手術ってことなんじゃないのか? で、それを聞いた弁護士は、十羽鶴を馬鹿にしたりしつつも、手術費用をぽんと出してしまうんでした。ああ、この人ってホントは善人? もしかして、こういう本質を吾郎ちゃんだけが、知っていた、とかいうオチが待ってるのか?
 再び真司に面会した蓮と優衣。蓮は真司を助けようとする理由に「借金」を返してもらってないって言い出しました。いいなぁ、こういう「借金」の使い方。(意味違うけど)しかも、3万だったはずが、5万、8万、しまいには10万。これは、貧乏な真司にはものすっごい大金です。かたや、3千万の手術費用をあっさり払っちゃったりしてるってのに、まったく、金銭感覚の壮大な番組(かなり、意味が違う)です。
 結局、弁護士は降板。それから、あの女の子と島田が犯人に噛み付いたって証言をしたせいで、真司は無罪放免。そんな証言なくても、犯人だという証拠もなしに、あんなに長く拘留してたほうがどうかしてるんですが、って、これはもうくどいっすよね、すみません。とにかく、釈放された真司は、弁護士にくってかかる。その場にいた、女の子は「先生をいじめないで!」だそうな。うう、ちょっとまえには、吾郎ちゃん通じて罵倒してたくせに、変わり身早いなぁ。
 で、お約束の戦闘場面は、弁護士VS蓮&真司。の変身後。でも、弁護士の飛び道具にやられ、爆発炎上のナイトとりゅーき。で、以下次週!
 

 

◆◆第11話◆◆

 ついに、蓮の過去が明らかになる? あの、女は誰? やっぱり、恋人なのか? 恋人でもいいけど、出てくるのは回想シーンでだけにしといてね。(←正直すぎ?)

 

第9話第11話



↓今週は、復活のあぶりだし。


 

「友情ごっこ? 違うな、俺たちのはごっこではなく、愛情だ!」と、はっきりきっぱり言って欲しかったっす。無理か、へへ。