酔いどれ日記〜梅雨に負けない!〜

 

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6月30日(土)
 てあとる系映画館の招待券6月分をぎりぎりまで粘って『A.I.』を観た。これから観ようと思って楽しみにしている方がいらっしゃるとまずいので、以下の感想はあぶりだしにしておきます。
 前評判はすごかったけど、なんだか残酷で胸糞悪い内容だった。そこにあるのは「感動」の涙ではなく「同情と憐憫」の涙だ。主人公の純粋で真っ直ぐな母親への愛に、人間はエゴと機械への差別で報いるしかないのか? という、なんとも救いのないお話。人間の子供にそそのかされてついつい食べてしまったほうれん草のサラダ(?)が目からこぼれ出てくる場面なんかは、グロいとしか言いようがなかった。自ら作り出して便利に利用したアンドロイドを派手に抹殺するショータイムの場面なんか、残酷すぎて目を覆った。そもそものお話自体が未来の設定なのに、ラストシーンでは更に2千年後なんて途方もなく未来に話が進む。こんな無茶しておいて、これでおしまいなのか? という拍子抜けのオチ。要するに人間は何年経っても愚かで醜い心しか持てないという絶望でも書きたかったわけなのか? 無料でホントに良かった。

 6月29日(金)
 帰り道、会社の最寄駅に着く寸前に、携帯がプルプルいってるのに気がついたのだが、どうせメールだろうと放置して、駅で立ち止まってから見ると不在着信になっていた。忙しい友人がようやく時間があいたから、これから飲もうって話で、新宿へ。携帯なんか、いらないと随分長い間言い張ってきたけど、こうなると本当に便利なもんだと改めて実感する。
 地鶏料理屋でまた焼き鳥や鳥餃子など食べ、空腹を満たす。そして、金曜の夜ってことで、あちこちで店には行列の出来ているなか、結局はよく行くカクテルなんかが山ほど置いてある店で二次会。カクテルなら恐らくメニューにないのでも作ってくれそうな店だというのに、私ったらバランタインのロック一点張り。何杯飲んだか解らないけど、いい気分で酔って喋って、それから終電少しまえに解散。

 6月28日(木)
  ハムレットを予習で読んでいるのだけど、なかなか進まない。とっても薄い本だというのに。この言い回しというか、言葉遣いはまさに「芝居がかっている」当たり前だ、芝居なんだから。と、自分でツッコミを入れたりして。
 で、長年、アンジーの台詞として印象にあった「獄門島へ行け、オフィーリア」は、「尼寺へ行け」だったと確認する。しかし、読んでみてもそれで、何故アンジーがあそこでオフィーリアに獄門島へ行けと言ったのかは、さっぱり理解出来ないのだった。難解な漫画だけど、いくらなんでも大人になったら理解出来るだろうと思ってたのに、全然だったなぁ。

 6月27日(水)
 懐かしい神田で、ラーメンを食べて、それからこー●こーなーで、喋りたおす。モンブランは美味かったが、なぜあんなに鬼のように冷房をきかせるんだろう? やはり、客の長居を止めるためか? それとも、暖かい飲み物をたくさんオーダーさせる作戦なのか?

 6月26日(火)
 ここのところテニスは一週おき。先週はやはり雨で中止だったようだ。で、鈍りまくってるというのに、前後左右に走らされまくり。空気が生暖かくひどく蒸し暑くて、絶不調。
 しかし、帰ってからおとぼけな氷川の2本目を書いた。身体がくたくたでもモノを書きたいという意欲とは別物らしい。ネタも頭のなかで出来上がっていたので、1時間くらいで書けた。

 6月25日(月)
 さすがに、土日にたっぷり眠れなかったツケがまわってきて、爆睡。

 6月24日(日)
 のっけから大波乱。なんと、ひっどいタクシーの運転手にあたる。とにかく、無駄にアクセルを踏みまくる。手前に見えている信号が赤なんだから、そんなに加速したってどうせ止まらなければならないって解ってるのに、めいっぱいアクセル踏んで、そのあとブレーキをきゅきゅっっと力いっぱい踏んで止まる。その繰り返しで、口から心臓が零れ落ちるかと思った。
 そして、一分でも一秒でも早く外に出たかった私。5千円札でお釣りが千円1枚と小銭ってのは、どうみても足りないって、車に走り去られてから気がつく。だって、吐きそうに酔ってたんだもん。もしかして、それが作戦だったのか? と、ちょっと疑ってみたりしつつ、領収証の電話番号に速攻かけてみる。係りのおじさんはわりと親切で、すぐに連絡とってくれて、なんとか千円を取り戻す。
 そうして、イベント。隣のサークルさん、B5の本を5冊も並べて売ってくれて・・・どう見たってはみ出してる。勘弁してくれよ。売り子をしてくれた某九宮さん(なにが、某だよ)の日記にはキレなかったのが偉いって書いてもらっちゃったけど、爆発寸前だった。ただ、諸般の事情によりこらえた。近くのスペースにいた友人がブックエンドを貸してくれて、しっかりこちらもA5を6冊並べられたのが、とにかくありがたかった。そのおかげで、爆発しないですんだようなもんだった。こんな目にあったのは初めて。いろんなひとがいる同人界なのは知ってたけど、ホントにねぇ。無理矢理はみだしてまで並べた本がほとんど減ってないように見えた・・・こともつい書いてしまう私も、かなり根性悪い?

 6月23日(土)
 コピー本を作るたびに(って、そんなに何度も作ったことないんですけど)思う。とにかく、あと一週間早く原稿をあげて、なんでもいいから、どっか印刷屋で印刷をしろよ、自分!と。
 なにせ、面倒くさい。面倒くさいことが大嫌いなのに、なんで、こんなちまちまとした作業を・・・。贅沢しなければ、表紙が色上質で墨刷り一色だったりすれば、小部数だってそんなに高くないのに・・・問題はとにかくぎりぎりまで書かない怠け者根性だわ。
 というわけで、イベントまえなのに、コピー本の製本でぐったり。したくせに、そのあと友人と会って、美味しいイタ飯を食し、胸より出ている腹を抱えて、カラオケ三昧。喉の調子がようやく治ったので、先週の雪辱を果たすのでした。そして、一緒に行った友達が同級生だったので、ついつい懐メロ特集へとなだれこむのだった。私の声ってば、アルトでもソプラノでもなく、テノールだよ、やっぱり。


 6月22日(金)
 流しで、新入社員の女の子と無駄口をきいていたら、ドアをノックして(うちの会社の流しには何故かドアがついてるから、なんか個室みたいです)最近中途入社した女の子が入ってきた。なんとなく「邪魔しないでよ!」とふざけたら、新入社員の女の子も「今、いいところだったのに」などと言って、三人で笑った。私が全然威厳ないし、歳相応じゃないせいかも知れないけど、こんなに自然に若い後輩と遊んでられる状況は時代が変わったんだよな、なんて思う。私が彼女くらいの歳だった頃、今の私よりは若いけど10歳くらい年上だった先輩は近寄り難い雰囲気で、冗談言い合って笑うなんて考えられなかったもんなぁ。当時は、トイレで顔を合わせただけで、緊張した。今思うと、なんであんなに怖かったんだか、不思議だわ。

 6月21日(木)
 『鋏の記憶』今邑綾(角川ホラー文庫)主人公の女子高校生は、サイコメトラーで、刑事やってる従兄弟と同居してる。そして、彼女の関係者や刑事の仕事の事情などで、サイコメトリーしたあれやこれが、意外な事件の真相を導く。中篇集。すごく、面白かった。けど、『弁当箱は知っている』は、なんか哀しいお話でした。もう、被害者が憐れすぎて、辛いよ。どんなに頑張っても、一生うだつがあがらない人間とか、中央でスポットライトを浴びることの出来ない人間がいて、そういう人が、ごくささやかな抵抗を試みたとき・・・結局は脇役ばかりの人生で終わってしまうしかないのかなぁ、なんて、しみじみ考えてしまったのでした。物語の内容とはかなりズレた感想だと思うけど。
 しかし、これは絶対SFってやつでしょう。どうして、ホラー文庫なんだか。全然、怖くない。哀しいだけ。SFって書いたら売れないけど、ホラーと銘打っておけば売れるという、出版社側の事情なんでしょうけど、SFファンとしては淋しいよねぇ。

 6月20日(水)
 甲斐バンドの新しいアルバム『夏の轍』を今ごろゲット。リピート設定で、ぐるぐるぐるぐるずーっと、聴きながら小説を書いていた。歌いながらでも小説は書けるんだけど、さすがにまだ覚えてない歌は歌えない。私は甲斐さんの大ファンだし、この声がまたとっても好きだと思うんだけど、アルバムを通しで聴いてて、とても印象的で耳に残っているのはただ一曲、松藤がボーカルとってる曲だったりする。『ビューティフル エネルギー』とか『レイニー ドライブ』とか、彼の曲は数少ないけど、どれもこれもぐっとくる。歌のほうも、あのソフトでちょっと弱々しげな声が、曲の雰囲気ととてもあっていて、大好き。

 6月19日(火)
 またぶり返してきた咳がひどくて、これはまたテニスに行かれない。とか、思ってたら午後8時過ぎにすごい雨になった。さて、ほかの皆さんはあの雨のなか、テニスをやってたんでしょうか? 個人的には付き合いがないんで、来週までどうしたのか解らない。もう、終わってしまったことを、わざわざスクールに電話して聴くのも面倒だしね。

 6月18日(月)
 すっかり元気になったつもりだったのに、会社に行くとまた咳こむ。苦しいより、とにかく自分の咳がうるさくてかなわん。
 暑いのか寒いのかも、よく解らない天気。気温はそれほど高くないけど、湿気が高いから鬱陶しい。

 6月17日(日)
 というわけで、朝帰り。
 身体は疲れてても、精神的にはすっきり。
 で、洗濯して、また昼寝(?)して、それから原稿にかかる。取り敢えず、一冊分はおしまい。氷川と津上のお話。さて、もう一冊分はホントに書きあがるのか?

 6月16日(土)
 原稿もしたけど、昼寝もして・・・夜からおでかけ。そりゃあもう、喋る、喋る。一軒目ですごい長居をして、出てきてみたらそれほど飲んでないのに、方向感覚がなくなってた。なにやってるんだか。
 店は適当。ただ、遅い時間まで空いてるってことだけが条件で手近なところに入ってしまったので、美味しかったのか、どうか。まぁ、長くいたのに安かったのは確か。

 6月15日(金)
 梅雨に負けるな、というよりも、風邪に負けるなって感じだ。風邪というか、いつまでも止まらないしつっこい咳に。喉が痛いというより、うるさくてかなわないよ。

 6月14日(木)
 冷凍したご飯がちょっと少なめだったので、焼きそばの麺をきざんで、厚切りハムもきざんで、一緒にいためて、ご飯とまぜて、味付けは得意のガーリックライスの素。見た目は、流行のそばめしだけど、味はガーリック。これが、なかなかヒット。癖になりそうです。相変わらず安上がりな食生活。しかも、炭水化物のとりすぎなんじゃ?? 美味しいから、ま、いっか。

 6月13日(水)
 同僚が休暇で、つい昨日まで一緒に働いてた派遣の女性も、仕事あがっちゃってこなくなっちゃったから、急に淋しい感じになって、なんだか今日一日独り言の多い奴だった。自覚してるなら、黙ればいいのに、なんで止まらないんだろう? でも、会社で独り言つぶやきつつ仕事してる奴なんかめずらしくないので、誰からもなにも言われないのだけが救い。なんて、うちの会社なんかヤバめ?
 御茶ノ水の古P戸のシュークリーム、美味しかったvvけど、ホントに行きたかった喫茶店は平日6時までだったから、断念。こうなったら、土曜日に行くしかないかぁ。

 6月12日(火)
  ふと気がついてみると、なんだか今年前半、ここ数年で一番小説を書いてない。じゃあいったい、なにやってるんだろう? もう育つ必要がないってのに、寝てばっかりいるのかも。あとは、ネットで遊びすぎ。
 ホラーもスプラッターも見るのは全然怖くないけど、創作するとなるとどうだろう? と、唐突に思ってみたりする。一番怖そうなものを想像しても、もともとあんまりなにも怖くないので、駄目かも。

 6月11日(月)
 三日休んだあとの会社は、いつにも増して、たるい。それほど仕事がたてこんでないせいか、自分のやってることがスローモーションみたい。家にいる間はすっかり風邪治ったつもりになっていたのに、何故だか会社にいると咳が出る。よほど空気が悪いせいか、クーラーが効きすぎなのか、それとも精神的な問題か。

 6月10日(日)
 ごろごろ転がって、本を読んだりするうちに日が暮れる。
 夕方、なんの気なしにつけたテレビでは、某大手スーパーの再生へかけてのあれやこれの報道特集。何時の間にか引き込まれて、真剣に見てしまった。好景気のときには、なにをやっても当たるし、売れるし、それが経営者の実力だと勘違いしてしまった挙句、不景気になって手腕のモロさを思い知らされるという構図は、決して他人事じゃあないって思ってみたり。いや、別に私は経営者じゃないんだけど。問題は、会社経営だけじゃなくて、色んなことに応用がきく世の中の仕組みを垣間見たっていうか・・・。でもきっと、私みたいな奴はこういうの見ても、すぐに忘れて、なんかうまくいくことがあれば全部自分のおかげだと思って、図に乗るんだろうな。

 6月9日(土)
 朝、洗濯をした。昼は昼寝をした。夜はチャットをした。
 うわー、とんでもねー、一日。こんなことでいいわけないんだけどなー。

 6月8日(金)
 深夜にいそいそと携帯の着信音をダウンロードして遊ぶ。思ったよりも一曲分のダウンロード時間というのは、短いもので、あっという間だった。小山卓治の曲があるとは思わなかったので、狂喜乱舞。のくせに、地味にメールの着信音に設定。しかも、せっかく設定変えてから届いたメールは、マナーモードになっていたから、聴けなかった。なにやってんだか。電話自体はV6にしてしまった。高い音じゃないと、私の耳にはなかなか聴こえてこないのが問題だったりする。


6月7日(木)
 明日は休みだと思って、最後の力を振り絞る。喉はもうそんなに痛くないけど、なんだか気力がない・・・のは、いつものことか。
 R−17というドラマを見ていた。なんだか、胸糞悪い。いや、それは表現が間違ってるな。なんだろう。気鬱を呼び起こすこのどんよりと暗い雰囲気。ドラッグに溺れた人間の末路ってこと? でもさ、なんかこんな終わりかたは嫌だと思うんだけどな。

 6月6日(水)
 ちょっとずつは快方に向かってる感じ。でも、なんか、治りが遅い。
 昼休み。TVガイドを開いて、同僚相手にあぎとを語る、語る。まったく、なにやってんだか。
 なにげなく見ていたテレビで、若い女の子が声高に主張する。「私たちは、デブではあるけど、ブスとは違う」それは、同義語ではなかったか。いや、ないってことは解るけど、そんなに胸張って言っちゃうほど、自信を持っていいような顔にも見えず・・・。電車のなかで、大声で携帯電話することや、化粧や着替えや弁当を食うなどの行為は「誰にも迷惑をかけていない」から、構わないのだと言う。公衆の面前で化粧など、迷惑以前の問題じゃないのか? と思う私は、おばさんってこと?

 6月5日(火)
 気分的には、テニス行ってすっきりしたかったんだけど、体調不良ではいかんともしがたく、断念。くそー、来週は必ず行きたい。梅雨とかいってるけど、晴れてくれよ、火曜だけでいいから。

 6月4日(月)
 なにをどう書いても、他人様の噂話というか、なんというか・・・。今日は難しいなぁ。とにかく、まだ鼻水は出るわ、咳も出るわでさんざんです。そして、人生考えなおしている最中です。大袈裟すぎ?

 6月3日(日)
 おかしい。北條が恰好よく見える。北條のくせに。どうしたことだろう? これはきっと、風邪のせい。風邪による熱のせい。そうだ、そうだ。そうに決まった。←昔、なんでかこのフレーズが気に入っていた時期があって、なにかというと言ってたような気がするけど、出典がどこだったのかが思い出せない。
 この土日で、もらいまくって溜めにためていたあさ●銀行のポケットティッシュを使い切ってしまったのが、驚きだった。

 6月2日(土)
 という状況でもチャットなどするのは、どうせこの土日は寝ているだけだからという開き直りのせい。で、ホントに寝ていた。他にはなにをしたかな? どうも、微熱もあったらしい。しかし、風邪くらいで闘病日記をつけるな、自分。と、変なツッコミをいれたくなってきたな。

 6月1日(金)
 風邪でふらふらしながら、それでも来週休む予定があって、どうしても休めずに会社へ。ユン○ルとカコ★ールのお世話になっているけど、効いてるのかどうかよく解らない。取り敢えず、前の晩は喉が痛すぎて眠れなかったので、痛み止めの薬も飲んで無理矢理に寝てみたので、それだけは少し良かったかも知れない。なんとか、無事に5時半まで仕事をしてきた。