〜祝!『暗い宿』発行!!〜
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8月31日(金)
ひとくくりに純文学とか言っても、世代の違いというのはあるもんなんだなぁとしみじみ思う。
小説が好きなひとって、どんなジャンルでもやっぱり、面白い小説を読みたいと思ってる。それだけは、共通してるんじゃないかなぁ。
私も面白い小説が読みたいと思ってる。でも、私にとって面白い小説って、今はあんまり見つけられない。たまにしかヒットがないと思ってしまうのは、沢山沢山読みすぎて、きっと贅沢になってるせいなんだろうな。我孫子武丸さんの『腐食の街』を読んで以来、私のなかではあれを超える大ヒット作ってないんだよね。
8月30日(木)
某所で待ち合わせをしていたら、『作家小説』を発見。しかし、その某所がうちから遠いところだったので、ハードカバーをここから持ち帰るのもどうよ、とか思って、買わずに帰宅。というか、そのあと焼肉食べて喋りたおしてたんだけど。
いい加減、おなかいっぱい食べたあとで、さらに池袋でお茶とか言いながら、またドーナツに似た菓子を食べる。食べ過ぎだよ。もう、私の胃ってば異次元空間に繋がってるんじゃないの? あ、「腸はどこへいった」という筒井康隆さんのショートショートを思い出してしまった。グロすぎ。怖いよ〜。
8月29日(水)
救命救急ってドラマは火曜日なんだけど、テニスで見られないから今日になってビデオを見る。わりと、オーソドックスなお涙頂戴話が多いわけなんだけど、そして、たいてい解りやすい展開なので、ちょっと見ればラストの想像がついちゃったりもするのだけれど、それでもなんだか泣ける。泣くとすっきりするんだよね。だから、ついつい、バカらしいとか、解りやす過ぎだとか思いながらも楽しみに見ている自分がいる。お約束な展開だって、面白いもんは面白いし、お約束だからこそ、ある程度支持されることがまえもって予測出来るということの典型ではないかと思ってみたり。
それでも、自分が物語りを考えるなら、あんまりありがちな話は嫌だよなぁ、と思ってしまうんだけどね。
宮部みゆき『RPG』(集英社文庫)読了。面白かった。同じ筋の話を思いついたとしても、こんな風にあざやかに「見せる」ことは出来ないだろうな、と思ってしまう。本当に、話のもっていきかたがすごいと思う。それと、ネットの世界への理解力。もしかしたら、こんなことをやらかしてる奴らはどっかにいるかも知れないって気がした。
8月28日(火)
なか三週間空きでテニススクールに行った。もう、明日は筋肉痛必至。どうして、運動して身体がくたくたなときって、あんまり眠くならないんだろう? それって、私だけか?
随分と夜には気温が下がるようになって、外でテニスをするにも気持ちのいい季節になりつつある。けど、夏休みのあと雨だったりして、長く休んだせいで、どうも思うように身体が動かなくてまいった。もしかして、重たいから動かないのか? やばっ。●集痩せろ! なんて、他人のこと言ってる場合じゃなかったりして。
大阪イベントの売上報告を受け取る。お越しくださった皆さま、新刊なくてすみませんでした。それでも、お買い上げくださったかたがた、ありがとうございました。と、ここで書いて読んでるかたがいらっしゃるかどうかは不明ですが・・・一応、お礼まで。
8月27日(月)
有給を使ってみた。別に旅行とか、なんも予定はない。というか、土日にコンサートで精根尽き果ててるはずだから、その予備日という感じで。
しかし、秋のツアーの申し込みのため、郵便局に行かないとならなかったし、本屋に行ってアぎトの超全集や有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリーも買ったし、洗濯もして、友人の子供のためにビデオ編集なんぞもやっていたので、全然休んだ気がしないのだった。そうだ。近所のうし柄PC店舗で、メモリの増設相談もしてきたんだった。店員さんは、とっても親切で、ここで買うより秋葉原に行ったほうがいいと教えてくれた。嬉しいが、そんなんで商売になるのか? まぁ、メモリなんか安いから、別に売っても成績にならないってことかなぁ。と、余計な心配をしてみたり。そんなこんなで、有意義な一日だった・・・と日記なので書いてみた。咳、声、喉にあさだじろー。ああ、壊れてる。なにが、したいのか、自分でも解らない。だいたい、出典が解るひとがいったいどれだけいるやら・・・。解ったあなたは、掲示板で自己申告していってください。なに、書いてるんだか。
オリジナルのプロットをたてようとしてたんだけど、結局、登場人物の名前を列挙しただけに終わる。なにやってるんだか。でも、名前って好きな漢字なんかがあるせいで、油断しているとすぐに他の作品とかぶるから、決めるのに時間がかかる。オリジナルなら、かぶってても、気がつくのはごく身近にいて私の小説をほとんど読んでる友人に限られるわけだから、それほど気にすることもないんだろうけど。なんとなく、名前のイメージに引きづられてキャラが出来上がっちゃうこともあるから、自己満足なんだけど、私にとっては大問題。
8月26日(日)
さて、すーぱありーな二日目。もうどうせDVDの交換も済んだし(チケットに1枚、DVDがついた)ビデオパンフも買ったし、グッズ類はもう買うものもないので、開園ぎりぎりでいいね、と言いながら、本当にぎりぎりの到着。神宮の次くらいに近場の会場だったので、かなり強気で、友人に呆れられる。
今日の席は1階で、段差がしっかりあったので背伸びもせずに余裕だった。全身見える。けど、距離がすごく遠かったので、オペラグラスを使っても、顔の表情とかは解らないのだった。近くで見るのは秋のツアーのどこかで、夏はもうその場の雰囲気とノリを楽しみに行くものだと割り切らないといけない。
8月25日(土)
アルフィーの夏のイベント参加のため、さいたますーぱーありーなへ。一条さんが背中から滑り落ちたのはどこだろう? などと妙な浮かれ方をしてみたり。
2001個限定販売だというグッズの時計欲しさに開場の1時間前に行ってみたが、とうに完売。いったい、みんな何時間並んだんでしょう? 半端なことをしてしまったために、その後、いる場所に困るのだった。さいたま新都心駅。あんあ大きなイベントスペースを抱えるわりに、飲食店が少なすぎ。まだ建設中のビルとかあるから、もしかしたらこれから栄えていくのかも知れないけど。
アルフィーは、相変わらず気合いの入ったコンサートでした。なんでこのひとたちは、こんなに元気なんだろう? と、羨ましいくらいに元気。ずっと年上のひとが、こんなに元気だと、自分も頑張らないとって気持ちになるよね。と、かなりばばぁなことを考えてしまった。屋根があって、天候に左右されることもなく、ちゃんと腰掛けられる椅子もあって、そのうえ小さくても花火あげられる会場って、いいな。ただ、席がアリーナの後ろのほうだったので、隙間からちょっとだけしか見えないのが残念でした。
8月24日(金)
会社のクラブで、残暑気払いなる飲み会をする。しかし、このメンバーって危険。意志を強くもたないと、ずるずる付き合わされる羽目になる。私は、明日と明後日にそなえて、早めにきりあげてみた。
とは言っても、名古屋のヒーローイベントには不参加。大阪のスーパーシティも直参はなし。そっちではなくて、夏のお約束イベント。
8月23日(木)
本屋で宮部みゆきさんの『PRG』といいじまあいさんの『ぷらとにっくせっくす』を買う。いや、いいじま嬢のほうは別に買うつもりなかったんだけど、文庫になってたし、ちょっと帯に書いてあることが気になったもので、つい買ってしまった。でも、まだ両方とも読めない。今読んでるのは『ぐいんさーが80巻』だったりするので。一球投げるあいだに、目に炎が燃えて独白が続き、投げ終わらないうちに30分経ってしまうような某野球アニメのごとく、これって会話の場面とかうざいほど台詞がだらだらとくどく、話がなかなか進まない。それでもついつい読んでしまうところが、この作家さんの文章力のすごさなんだろうな、と思う。
8月22日(水)
拍子抜けするほどあっさりと行き過ぎた台風。水不足は、これでも多少は解消されたのかしら? とか、言いながらちょっと寄り道して、たらふく食べる。こんな日に、ひとと会う約束をするのは無謀かと思ったが、夕方には晴れてた。
8月21日(火)
一応台風の影響で、ずっと雨。でも、関東地方は台風のわりには、雨の降り方がなんだか地味。それでも、雨は雨なので、夏休み明けだけど、残念ながらテニスはお休み。なか三週間もあくと、こんどやったときに、筋肉痛必至なのが辛い。しかも、当日ではなく遅れてやってくる筋肉痛がなお辛い。
8月20日(月)
ゆく夏を惜しむというより、たった二日行っただけでまた二日休んだあと、今週はもうふるに出勤だと思うとそれだけで気が重いんでした。
台風が近付いているということで、上陸して交通機関が麻痺した場合は、会社行かなくてすむかも知れないけど、などということを往生際悪く期待してみたりする。よく2.8(2月と8月ってことですね)はひまだ、なんて言うらしいけどそのせいか、たくさん休んだわりには、たいして仕事がたまっているというほどでもないんで、そんなことばっかり考えてしまうのかも知れない。まぁ、私の場合はいつだって、決算時以外は月初が無茶苦茶忙しくてそれ以外は余裕なんだけど。
8月19日(日)
有明のイベント。今回はミステリジャンルで参加。でも、新刊はコミケのときに出したあぎと本だけ。だったので、のんびりしました。ほとんどお喋りしているだけで終わってしまった。あぎと本はそれなりにあったようですが、私の欲しいと思うような分厚く長編の小説本は残念ながらありませんでした。紙の大きさに対して、極端に文字比率の高い本が大好きなんですが、なかなかないもんですね。
終了後は八重洲地下街でスパゲッティなど食す。食後に食べたシュークリームが美味しかった。店の壁に色々と落書きがしてあったんだけど、その中でも大きな字で「やせたい!」と書いてあったのが、印象的だった。しかし、これから食べようとしてるって時にそんな言葉を読まされるのは、かなり嫌。店の奴らはイタリアンだから、字が読めないとみた。な、わけないか。
8月18日(土)
プロバイダーからまでお誕生日おめでとうのメールが来てびっくり。テキストでケーキが描けるとは知らなかった。
しかし、ペットは三年連続で同じメールをくれた。くそ。こんなに芸がないとは、がっかりだ。せっかくだから、なんか違うことを言ってもらいたかったのに。こいつは、来年まで生きててもまったく同じメールをくれるんだろうな。
友人がICQで送ってくれたおめでとうメールはことごとく文字化け。容量不足のせいなのか? ちょっと残念。
自分へのプレゼントのつもりで久し振りに長距離電話。IEでしか確認してなかったら、いつの間にかネスケでは読めなくなってることを教えられびっくり。早速確認してみたら、やっぱり駄目だった。訂正してみるけど、さて、直るかなぁ? 毎度、野生の勘に頼ってサイト運営してるんで、ちゃんと直るかどうかあんまり自信がないのだった。
8月17日(金)
東京ドームに、日ハム×オリックス戦を観にいく。久し振りの野球観戦は、それなりに盛り上がった。つれの一人が、あまりにも野球ルールを知らなかったので、みんなでよってたかって、説明して遊ぶ。日本語だけで説明するのって、結構難しい。
試合は、ホームランが多かったけど、シーソーゲームで、ラストは日ハムの逆転サヨナラ勝ち。なかなか、見ごたえのあるラッキーな試合でした。会社の同僚5人でぞろぞろと行ったのはいいが、誰ひとりとしてどちらのファンでもなく、ただビールの肴に野球観てたところが笑える。
8月16日(木)
休み前の大掃除で、色々大量に捨てたので、なんか身の回りがすかすかしてて、変な感じだった。
仕事もたまってるのに、どうもリズムが狂ったままで、ぼんやり。月中で良かったとしみじみ思ってみたりした。社会復帰までには時間がかかる。
8月15日(水)
唐突に話が決まって、丸の内とーえいで、『赤影』を観た。ものすごく、エンターテーメントに徹した作りで、すごく面白かった。サラウンドの迫力にもびっくり。やっぱり、この映画はテレビじゃなくて大画面で映画館で観なきゃ、という気がした。安藤君目当てだってけど、奥菜恵も可愛かったし、敵役のフミヤもいい味出していたと思う。アクションも迫力があって、CGをほとんど使っていないと後から知って驚いた。えーあいなんか観に行くひまがあるくらいなら、『赤影』観ようよ、と声を大にして言いたい。
8月14日(火)
一応、オリジナルの設定など考えてみたりしつつ、やっぱりぼんやり過ごす。何も予定がないと、どうしてこんなにだらだらしてしまうのか。我ながら呆れつつ。
8月13日(月)
土日の疲れがどっときた。いや、もう歳ってこと? なんか、色々やっておこうと思ったこととか、ビデオ見ようとか、考えてたのに、ごろごろ転がってるうちに時間が経ってしまった。でも、『人形はライブハウスで推理する』我孫子武丸(講談社ノベルズ)読了。推理部分よりも、朝永さんとおむつの恋愛ストーリーが面白い。推理のが、おまけみたいで、そういうのもアリなんだな、と思った。私の書いてる火村とアリスの話にも、結構推理もどきが出てくるけど、やっぱりそれはおまけで実は火村とアリスの恋愛ストーリーがメイン。なんてね。そんなもんと比べられたら我孫子先生がうかばれないわ。
8月12日(日)
海辺のイベント。雨がどうかと思ったけど、煩悩パワーの勝利だったよう。
人が多すぎると人に酔う。なんか、本が探したいのだけれど、ゆっくり立ち止まってもいられないような気がして、疲れてしまった。それで、いつも気持ちばっかりで、探せないことが多いんだけど、今日もまったくそのパターン。あぎと本、あったのか、なかったのか。あんまり、欲しいカップリングが見当たらなかったんだけど、それは探し方が甘いせいかも知れない。根性出なかったなぁ。来週は、今日ほど人がいないはずなので、頑張って探そうかな。でも、それだけ本も少ないということかも知れない。
お預かりしたスペースのほうは、ちゃんと売れて(?)嬉しいのでした。くぅがのような勢いではありませんでしたが、あぎと本新刊も買っていっていただけで、嬉しかったです。
九宮さんと特撮系のお友達に手伝ってもらったんだけど、行きのタクシーのなかで、九宮さんが一度三咲のコピー本の装丁をしてみたいと言ってくれた。忘れないように書いておくことにする。へへ。装丁ってめんどくさいから嫌い。特に、コピー本は面倒百倍。それに、ひとに頼んだらどんなのが出来るのかという楽しみもあるし。でも、いったい、九宮さんに装丁してもらうような、どんなすごいものを書けばいいのだろう? すごくなくていいの? 駄目だよね、やっぱり、九宮さんだし。へへ。
8月11日(土)
朝から激しい雨の音で起きる。いや、起きてはいたんだけど、なんとなくぼんやりしてたのが、その音のあまりの大きさに驚いて急にしゃっきりしてしまった。今日は、夕方から屋形船に乗って花火見物というもう何ヶ月もまえから楽しみにしていた予定が入ってるので、雨は大敵。どうしよう、この雨、東京でだけは降るんじゃないぞ!などとやきもきしながら午前中を過ごす。
が、運良く、なんとか天気はもってくれて、船に乗って、花火鑑賞。もう、揺れに揺れる船には参ったけど、でも、花火は本当にものすごく綺麗だった。せつなの輝き。一瞬の美。その瞬間だけだからこそ、価値があるのだろうと思う。船のうえで風に吹かれながら、夢中で見入った空に咲く花は、本当に綺麗で様々にカタチを変えながら瞬時に散っていくはかなさが哀しく美しいのでした。
8月10日(金)
前日は、元気に帰宅できたものの、朝はふらふら。いくら今日会社行ったら明日から5連休とは言っても、明日だって予定あるのになにをしているんだか。
でも、朝のこの気怠い感じがたまにはいいと思ってしまうあたり、反省の色なし。ぼんやりして、思考能力低下してなんにも考えられない状態というのは、なんとなく幸せだったりして。ずーっとそれだと大変だけどね。いや、飲んでなくても、ぼんやりはぼんやりか。
8月9日(木)
わけあって、会社に残ってて、同僚と食事に行こうとしてたら、その同僚と同じ部署のひとたちと合流することになって、飲みに飲む。暑いから、喉渇くし。食べずに飲む、男性営業マンのペースは、つられやすくて危険。もう、何杯飲んだか記憶がない。酔ったせいなのか、酔ってなくても一緒なのか、我ながらよく解らないのだが、言いたい放題。「いきなり直球ストレートで160kmの剛速球投げないでくれ。ほら、ちょっとカーブでようすを見るとか出来ないのか?」と叱られてしまった。私ったら、もう10年以上まえにも、先輩社員に「もう少しオブラートにくるんで言うとか勉強しなさい」と言われた記憶が・・・進歩しないもんだねぇ。そのうえ、後輩におごらせてしまった。他人の酒なら、もう少し遠慮して飲めよ自分。と、あとで思っても遅い。
8月8日(水)
『妖都』津原泰水 これ、ずっとまえに、単行本になったときに何人かの作家さんの感想を読んで気になっていたのですが、セコイ私はハードカバーは買わず、文庫待ちをしていたのでした。で、めでたく文庫になったので読みました。ホラーなのかなぁ。ホラーなんだろうな。近未来かな、それとも、現在? 多分、ほんの少し先の話。で、スプラッターな場面もあるホラー小説。面白いからといって、食事しながら読むのはやめましょう。実際、私はそれをやってしまって、反省しました。で、内容は、とにかく怖い雰囲気で、両性具有のカリスマ的アーティストの自殺から、世の中が狂っていく過程を、その実子を中心に描いていく。大風呂敷、広げる広げる。とにかく、どきどき、はらはらさせられながら、その広がっていく見事なまでのエンターテイメントを愉しむための小説なのでしょう。広げっぷりが天晴れな感じで、でも、全然たたまないで終わりです。私は、そういういまいち後味悪いのとか、嫌いだったんですけど、これに関しては「こういうのもアリ」なのかと初めて思った作品でした。推理小説だったら、綺麗にオチがつかないと、気持ち悪いと思うけど、これはもう、こういうものだと思って読めば納得出来る。でも、続きを書こうと思えばどこまででも続けられそうにも思える。登場人物たちのその後が気になります。
8月7日(火)
ここ数日は涼しい。夜にぼんやり風にあたっていたら気持ちいい。いや、ただぼんやり外に出てたわけじゃなく、テニスで順番待ちの間にぼんやりしてたんだけど。これ、いくら風が気持ちよくても、何もせずただ外にいたら、危ない感じだよね。自分が危ないのか、危ない奴に見えるのかは微妙? いや、危ない奴決定か。わざわざ何もない外にぼんやりしてるのはかなり危ないよな、やっぱり。テニスやってて良かったよ。と、こんなことで実感してる場合なのか?
8月6日(月)
精算伝票のCheckをしていたら『クラブJune』という領収証を発見。もちろん、役員が利用するような店だから今時の若者が「クラブ」と呼ぶような場所ではなく、昔からあるちょっとお高い「クラブ」なのでしょう。間違っても美少年を各種取り揃えたような店なわけがない。そんなこたー、解ってる。解ってるんだが、ついつい名前からあらぬ想像をめぐらせ、顔がにやけてしまうのだった。いやぁ、もちろん俯いて髪で隠しましたが。まったく、何者なんだ自分。店の人って、同じ名前の雑誌があるとか、知らないんだろうなぁ、やっぱり。
8月5日(日)
原稿も取り敢えず終わってるせいなのか、だらだらと過ごす。だらだらしてる場合じゃないだろう、と思うのに、思うだけ。困ったもんだ。洗濯するのが、精一杯だった。
有栖川有栖『暗い宿』(角川書店)と、唐突に書いてみたりする。これは、カドカワミステリで読んだのが多かったけど、かろうじて一本だけ未読だったので、それを読んだ。かなりシチュエーションに無理があるものの、ラストまで引っ張る「見せ方」がすごい。同じ話でも、表現力によって、全然違うもんになっちゃうと思う。で、この下はネタバレにあぶりだし。壁紙のせいで、ちょっと読めちゃったらごめんなさい。読みたくないかたは、無理に読まないようにしてください。
「ひきこもり」のひとが、他人の弱みを握ってどうこうする気概(?)があるのかどうかも、なんとなく疑問ではある。故あって引きこもっている人間を、いくら金のためとは言っても、犯罪に行為のような計画に引っ張り出すのは、難しいんじゃないかな。もう少しクリアな説明が出来るなら、すごい作品だと思うのに。
8月4日(土)
貫徹なんて言っても、その翌日に寝たおすんだから、根性のない徹夜です。
昼間寝てたら夜は元気かと思いきや、ちょっとだけチャットしたけど、結構早い時間にお眠になってしまいました。平日の寝不足を一気に取り返すつもりか自分。すごい、たくさん眠っているのに、まだまだ眠いなんて、どうなってんだろう?
てれびくん、全員サービスのビデオが届いたので、狂喜しつつ三回も見てしまう。ホントはまだまだ見たい。しかし、擦り切れたら困るので、ダビングしてからにすべきかと、真剣に考えるのだった。反則技続出だけど、とにかく面白い。待った甲斐あり。
8月3日(金)
有栖川ファン仲間(なんだそりゃ)と、暑気払い。いくら夏休みでも、金曜日なだけあって、一軒目はいっぱい。結局、ビアホールみたいな店で、ゆっくり飲んで喋る。名前忘れたけど、白の辛口ワインは、美味しかった。で、脈絡もない話をだらだらとして、いつものようにカラオケに流れる。しかし、土曜と違って、金曜だとやっぱり眠くなるもんだなぁ。眠いと言いながらも、最後まで歌ってましたが、脱落者約1名。やはり、雪辱戦が必要? こんどは、店に予約でもいれるかなぁ。美味しいものがたくさん食べられればいいと思うよ。
8月2日(木)
「カフカ短篇集」読了。結局、最後まで読んでも意味解らない話ばっかりでした。これが解るようになったら、おしまい。という友人の意見に頷きつつ。
それでも、死んでから何年も経ってるのに、それでもこうして他国で文庫本化されるくらいには、支持者がいるというなら、それなりにどこかに魅力があってしかるべき。と、思ってしまうのだが、どう読んでみても、つまらないものは、つまらないとしか言いようがないのだった。
単純明快で解りやすく、娯楽性の高い小説ばかり読みなれている人間には、理解不能で当然ということでしょうか。ひとに理解され難いことが、高尚なのだと思い込むのは、いかがなものかと思うのですが、それってどーよ?
8月1日(水)
宇宙船ゲット! しかし、こういう雑誌を毎号楽しみに買うようになるとは、思わなかったよなぁ、自分。もう、去年からだから一年以上。毎号、喜んで読んでるし。で、今回嬉しかったのは、なんて言っても、井上さんと白倉さんの対談ね。自分の作品が面白いって、胸張って言えるようになりたいもんです。中味のない自信は見苦しいが、ホントに面白いものを作ってるひとが謙遜なんかしない態度は恰好いいと思う。
そして、ICQで喋りたおす。いいのか、こんなことばっかりやってて?