動物園で飼育係その1


上野動物園に行ってきました。

前回で報告したように飼育係体験です。

上野動物園は今まで2回だけ行ったことがあります。

今日で3回目。

1度目はランラン、カンカンのパンダブームの小学1年生の時。

東北新幹線がない頃、すごい時間がかかって東京に着いたのを覚えています。

2回目は東京に出てきた頃。

子供の時には上野動物園すごく広く感じたのに。

子供の足と大人の足では全然違うのだということを実感。

そして3回目。

会社に行く時にはなかなか起きれない私も、目覚ましどおりに起床。

上野動物園、朝8時集合。

会社もこれくらい近いと良いのに。

実は会社よりも上野動物園に行くほうが近いのです。

受付で当選ハガキを見せて、担当を聞くと。

「ゾウ」。

ゾウ、嬉しいような残念なような。

だって去年、スリランカでゾウいっぱい見て触ったのですもの。

他にはパンダ、キリン、カバ、爬虫類館なんてのがあったみたいです。

全部やってみたい!

ゾウの担当になった人は私を含めて3人。

ゾウ舎に行っての最初の仕事はゾウ舎のそうじ。

上野動物園には4頭のアジアゾウがいます。

4頭それぞれに部屋があって、みんな外に出して掃除です。

大きいフォークみたいなヤツをもって、

食べ残しのワラや草、フンを集めて捨てて、

ほうきではいて、ジェットシャワーみたいなやつで洗って終了。

見違えるほどキレイになりました。

次はゾウの調教風景を見学。

なかなかおりこう。

そりゃそうですよね、ゾウが言うこと聞かなかったら大変ですものね。

次はサル山へ。

どうしてサル山。

飼育係の人って1種類だけではなくて掛け持ちしているみたいです。

サル山の掃除。

サルの中で掃除。

サルの視線を浴びる中、ほうきで掃除。

サルは無視しなきゃダメなんだって。

目を合わせたり、チョッカイだしたりしてはダメなんだって。

サルとは一定の距離をおいて飼っているそうです。

動物によって飼い方いろいろなんですね。

次はゾウのご飯の用意です。

青草80Kg、人参1箱、干草45Kg、ワラ20kg、竹。

これで1頭分です。

運ぶだけで一苦労。

外から帰ってくると部屋がキレイで、ご飯が待っている生活。

ちょっとゾウが羨ましかったりして。

でも草ばっかりではちょっとね。

次はゾウの体調チェック。

10分間のゾウの歩数計測するのです。

計測結果は60歩。

多いような少ないような。

次はサル山に行って体調チェック。

あるサル1匹きめて30分間、行動チェック。

サル山は30分見ていても全然飽きません。

上野動物園のニホンザルは全部で33頭。

もちろん飼育係の人は全部の名前がわかります。

ここで午前中の仕事は終わりです。

当たり前なのですが飼育係って動物のために仕事をするのだというのを実感しました。

仕事のメインは掃除。

まだ、動物と全然触れ合っていません。

午後に期待、ゾウに触りたいな。

ご飯を食べて、残り時間で動物園をさっと見て周りました。

両性爬虫類館なんてのができてました。

マダガスカルに行ってカメレオン触ってから爬虫類みなおしました。

結構さわり心地が良いんだもの。

爬虫類の飼育係もやってみたい。

パンダ、キリン、サイ、カバ、トラ、ゴリラ、ペンギン。

見る動物、見る動物、みんな飼育係やってみたくなってしまいます。

動物を見ているとあっと言う間に休憩時間が終わってしまいました。

午後の部は「動物園で飼育係その2」につづく。


[No.39]