Brian May への道



その1

 レッドスペシャル 製作構想

エレキギターキット

「よし、やってやる。仕方ないから自分で作るか!」
まるでレッドスペシャルを自作したブライアンメイと同じ道を辿るとは・・・

基本的にボディー、ネックは素人にはまだ無理。また、電気関係の知識もまるで無しの俺、どうしよう・・・インターネットで調べるとギターの自作はまずはキットからというアドバイスがあった。よし、まずはキットからだ!と言うわけで、インターネットで見つけた牛ラ川さんのキット(ストラト)一万八千円を購入したのだ。

非常に分かりやすい組み立て説明書と、弦、トレモロ、アンプへの接続コードまで付属している。

塗装なしでキットは2週間で完成!一応、弦も張り、しっかり和音も出たのであった。(2005.12.04完成)

 設計図?

 キットを完成させエレキの構造を大まかであるが、知ることが出来た。いきなり、プロのギター屋さんが作成してる様なレスペの作成は無理と判断。とりあえずボディーだけ自作して、ネック、その他電装系部品は既製品を購入して、レスペモドキ位は作れそうと確信した。
さて、設計図でも作るか?色々ネットでしらべると、グラフィックソフトで設計図は書けるみたいだけど、俺には無理!グラフィックソフトの分厚いマニュアル見ただけで、白旗(降参)、もう得意の作りながら考える。これが一番!

と言うわけで、作りながら考える事にした。
(今考えれば、これが一番問題!無駄が多く、余計な出費がかかり過ぎた。)

まずは、資料入手。インターネットが発達したおかげで、レスペの資料は豊富!「こりゃモドキじゃなくて予算さえあれば完璧なコピーも出来ちゃう」なんて、腕も無いくせに妄想に耽る・・・

 設計図の代わりに、テンプレート作り。これさえあれば、木工部分は何とかなりそうと考えた。テンプレート用の型紙をインターネット上から拝借。(無断でゴメンナサイ)ボディーの幅を参考にに原寸大へサイズ変更しプリントアウト!(我が家のプリンタはA4サイズしか印刷が出来ない。A4、8枚つなぎ合わせ完成)
とりあえず、自作1号のキットと型紙を並べて記念撮影!原寸大の型紙を見て、さらに自作が現実味を増してきた。(こりゃマジでMYオリジナルレスペ、出来ちゃうかも?)
並べて気づいたこと
ストラトに比べレスペはフレットが2つも多い(24フレットもある。)
製作開始当時、俺はこんなレベルだったのだ。(暴露)             2006.01.01


 製作開始!

 得意の「作りながら考える作戦」?が遂に始まった。設計図代わりの型紙(単なる原寸大のプリントアウトした写真とネット上の資料)で、テンプレート作りを開始。
本来なら、設計図と一緒に、購入資材リストを作り予算を積算するのだが、もう俺は「DON'T STOP ME NOW作りながら資材を買いに行く作戦。正月から地元のホームセンター「カインズホーム」へテンプレート用のアクリル板とカッターサンドペーパーを買いに行く。(こういうアバウトな性格は自分でも困っている。)
商品名「アクリルサンデー」購入、これを例の型紙の上から油性マジックでフリーハンドトレースする。これを、ナイフとはさみでくり貫きサンドペーパーで形を整え完成!
こんなに適当で良いの?                              2006.01.02  

 次に考えた事

 アクリル製のボディー、続いてネックのテンプレートが完成!ここまでは、難なく出来た。(誰だって出来るゾ!)次は、木工工程で良いの?木工に関しては多少であるが、経験がある。新卒で入社した会社を退職し、再就職するまで、元得意先の木工屋さんで家具作りのアルバイトをしていたのだ。
さて、資材の調達だが、レスペ(レッドスペシャルの略称)ボディーはマホガニー、マホガニー探しに地元のホームセンターに行くも見当たらず。色々なギター作りのサイトで調べると、マホガニーの様な、家具専用の木材はホームセンターに無い。殆どのギター製作者はネット通販を利用しているようだ。ギター資材で一番メジャーネット通販ショップは、アメリカのS社、調べるとここは何でも揃う。「こりゃ、イイ」しかし、英語の通販にビビリ断念。次に見つけたのが、日本のギターパーツ専門店、GW社。何とか希望にに近い商品を発見した。

                                                              
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