Brian May への道

その4

 ネック作り

指板2号を作る

 さて、指板1号は失敗に終わってしまったが、そろそろ作り直そう。指板2号はエボニー材に変えた。理由は、ローズウッドは色が赤すぎる!どうせ作り直すなら変えちゃおうと言う訳でちょっと値が張るけど変更してしまった。

まだ、ポジションマーク入れて無いけど雰囲気が出てきた。
ゼロフレットで47ミリ、24フレットで57ミリほぼモノ本と同じサイズで出来上がった。
やっぱり2度目の作品の方が出来が良い。失敗作1号と並べて記念撮影!(色の違いが分かるでしょ?)
                            2006,02.12


 もうイヤっ!フレット打ち

 指板のカットまでは、昔木工屋でバイトしていただけに大きな壁にぶつかる事なく済んできた。次が問題!フレット打ち。まさかこんな事を自分がするとは思っていなかった。これだけは、既製品を取り付けて済ますはずだったが・・・
24フレットショートスケールでゼロレット付き&レスペオリジナルポジションマークの位置が全く同じ既製品なんて売っていないのだ。

(フレット打ち)
ゼロフレットだけは他のサイズと大きさ変え段差を付けた。この1本だけで3度もやり直した。なかなかRの付いた指板にフレットがピッタリ取り付かないのだ。専用工具が販売されてるようだが、いつも使う道具ではないので欲しかったけど、我慢して代わりにクランプ使ってフレットを押さえつけ接着した。
しかし、根気がいる作業だ。せっかちな俺にはとても苦痛な作業だ。
                             2006,02.19

 ボディー作り開始!

 埃との戦い

 本物のレスペはボディーがセミホロータイプとネットで調べた。ボディー左の空洞部をトリマーで削った。トリマーを本格的に使うのは今日が初めて。しかも、外は雨なので家の中でやってしまった。部屋の半分をビニールシートで間仕切り埃がベットに行かぬように対策し作業を始めた。テンプレートで型を取りながらの溝堀はかなり難しい。作業中ガードが緩んで深さが均一でなくなってしまった。仕方ないから木工パテで埋め処理する。(板の裏側までビットが飛び出なくて良かった良かった。)
とりあえず出来上がったが、ガタガタのデコボコ・・・
後でサンディングで修正するけどこりゃ大変な作業だ。

【俺の感想】
ブライアンメイ本人もトリマー握り埃だらけになって溝彫りを本当にやったのだろうか?
                             2006,03.04
 

   ボディー材のカット

 今日は、ボディー材をテンプレートで書いたラインに沿ってカットした。カット用に、ジグソーを購入、40ミリもあるマホガニーをカットするには、さすがに鋸の手引じゃ辛い。曲線のカットは出来ないが、なんとなくそれっぽいカットが出来た。(ちょっと満足)
何故、左側の空洞部が赤いのか?特に意味はないが、色を塗ることで、錆防止ならぬ、虫食い防止&色を塗り、木材の導管を埋める事で、音が反響していい音が出るのでは?なんて勝手に思い込んで色を塗ってしまった。(どうせ、完成しても見えない所だから平気、平気!)

【新たに買ってしまった電動道具】
@指板削った、電動カンナ
A溝掘り用にトリマー
Bボディー材カット用にジグソー
皆、特価の安物ばかりホームセンターで購入した。
安物と言えども、1本のギター作るのに、材料以外これだけ道具代として予算を使った。何本もギター作らないと製作原価は下がらない。
                            2006,03.12
 

                                                                        
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