Brian May への道

その5

 ボディーの作成

5ミリ薄板を貼る

ボディー材の左右くり貫きが済み、次は蓋をする、5ミリのマホガニー薄板を貼るのだ。
得意のテンプレートを使いエンピツで線を記入し大まかなラインでカット、そしてボディー材へ接着。もってるだけのクランプを使い固定し一晩待つ。
そして翌朝、途中まで出来上がった、ネックをボディーに乗せて記念撮影。(おーっ!レスペっぽくなってきた。)

【注意した事】
右側の電装系パーツが入る溝とトレモロアームが入る溝の位置をくり貫かなければならないので事前に穴をあけておいた。(後でトリマーを使いやすくする為だ。)薄板を仮に貼り合せた時に、トレモロユニットが入る穴の位置にドンピシャだったのでホットしたのでした。(この薄板だけで8千円もかかってる。)失敗は許されないのでした。


                             2006,03.19


ネックをセットする

 木工工程も佳境に入る。次はネックのセットだ。その前にネックのヒール付けと、仕上げを行った。
ネック用材の厚みが25ミリしかない、従ってヒール部分は付け足さねばならない。ヒール材はボディー材をカットした残りで付け足したが、同じマホガニー材でも、ボディー材とネック材を購入した販売店が違った為、明らかに継ぎ足してるのがハッキリ判る程に目立ってしまった。
 ネックの仕上げは、意外と楽であった。ネックにRを付ける為、ひたすら削る訳だが、またも専用工具を購入してしまった。(専用工具、その名も「 ネックシェイビングプレーン」こりゃギター作り以外に使えそうも無いな。)
続いてネックセット用の溝をボディーに掘り、ボディーの裏側に固定用のボルトに穴を付けて出来上がり。(このボルト一本止めが一番シブい。)

                             2006,02.19

 ペグの取り付け

 ネックがボディーにセットされギターっぽくなって来た。次は何をやろうか考えた。ピックアップを取り付ける溝をボディに掘る?いや、ピックアップ持って無いからダメ・・・
仕方ないので、以前から購入しておいたペグの取り付けをやる事に決定。ネックヘッドの穴あけは緊張する。せっかくここまで仕上げて、穴あけミスじゃ洒落にならない。ネック用テンプレートで穴あけ位置を得意の油性マジックでマークし穴をあける。続いてGotoh(\5250)のペグを仮止め。本物はSchaller社製(値段が高過ぎる)らしいが、Gotohのアイボリーのノブ付きで我慢する。レスペ1号はこれで行くが、次回作はシャーラー&ホワイトノブにする予定。(俺のレスペ作りはこれで終わらないのだ。)
続いてナットの取り付け。既製品のナットで済まそうと安物のナットを買っておいた。(これが、素人ならではのミスと後気づくのでした。)とり合えずナットを仮止めして出来上がり。
                             2006,04.01
 

   とりあえず弦を張ってみた

 未完成であるが俺のレスペに弦を張ってみた。
記念すべき初演奏は何にするか?
よく考えたら俺はまともにギターは弾けないのだ。とりあえずストロークだけの簡単なコード進行の曲を選んだ。
CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE」これにした。
この曲、エレキじゃなくてアコースティックギターの曲だ。
まああ、いいだろ?Queenの曲だから・・・(Top写真は12弦ギターでCRAZY LITTLE THING CALLED LOVEを歌うフレディー)
【失敗談】
既製品のナットを取付けたが、ゼロフレット付きにしたもので、弦を張ると、弦はゼロフレットを飛び越え直接ナットへ行っちゃう。全く意味の無いゼロフレット。また、ネックに角度が無いのでGotohのペグで弦の巻取りがうまく行かない。既製品じゃレスペのナットは無理だ。(後でやり直し)
                            2006,04.02
 

                                                                        
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