真珠湾攻撃の謎


USS Arizona Memorial から見た戦艦アリゾナ号第3砲塔跡
(現在でも真っ黒な重油が流れ出しています。)


本当にだまし討ちなのか?

 戦争が始まるのは時間の問題とされているさなかなぜアメリカはどうぞ攻撃して下さいとばかりに太平洋艦隊を魚雷防御網も張らずに真珠湾に集結させたり、航空機を空襲から守る配備もしていなかったのか?また、アメリカ商船が真珠湾攻撃を受ける前に日本潜水艦に撃沈されていた事実も知っていた。パールハーバーに潜水艦が侵入した事実を知っていてもなんの警戒もされなかった。日本軍空中攻撃隊がやってくる時間にアメリカ本土からB17編隊をハワイに向けて飛ばし、レーダーの誤認(本当に誤認なのだろうか?)をさせたのか?偶然不運が続いただけなのだろうか?不幸中の幸いは虎の子、航空母艦(日本の最も重要な攻撃目標)を一隻もパールハーバーに入港させていなかった事だけで、これも偶然だったのだろうか?
 当時のアメリカの情報機関は在米日本大使への暗号を大使より早く解読し真珠湾が狙われている事も知っていたのです。真珠湾攻撃は日本がアメリカに挑まれ苦し紛れに挑んだ戦いとも言われます。当時の大統領フランクリン・ルーズベルトは間違いなく宣戦布告するであろう日本に派手に真珠湾を攻撃させ第二次大戦参戦反対の世論を戦争参加に導き対戦の大義名分を「リメンバー・パールハーバー」に持って行ったとも言われています。 このような暴露本的な真珠湾攻撃の真相を伝えた書物は多数出版されておりますが、しかしながらこれはルーズベルト元大統領本人のみ知る事で推測の域を出ていません。


NEXT