トランス脂肪酸とは

 トランス脂肪酸とは、マーガリンなどを製造する際、液状の不飽和脂肪酸を固形化するため
に水素添加を施すことによって飽和脂肪酸に変化させる過程において発生する物質である。
  天然に存在する脂肪酸は、ほぼ全部シス型という立体構造を形成していますが、この水素
添加したものは、トランス型という天然にない構造になります。トランス型の油は体内で代謝さ
れにくい。
 
トランス脂肪酸が含まれる食品
・マーガリン ・植物油(精製する過程で高い熱を加える為、一部はトランス脂肪酸に変化す
る。) 
・クッキー ・油であげたスナック菓子 ・その他マーガリンやショートニングを使用した食品
 
トランス脂肪酸の害
@悪玉コレステロールを増加させ、心臓病のリスクが高まる。
Aぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こす不安がある。
Bトランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りはボケやすい。
米国シカゴ近郊に住む65歳以上の住民8500人を、長期間追跡した「CHAP」(Chicago Health 
and Aging Projects)研究の結果。米国神経学会が発行する学術誌、Neurology誌2004年5月11
日号に発表された。




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