競馬予想 5
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東京優駿(日本ダービー) 当日は宣伝していた通り、新宿で、日本中央競馬調教師会の増田さんやMKCのほんださん主催のダービー観戦イベントがあったのだが、俺は仕事。15時半になって部屋を抜け出して、9階の社員休憩室へGO!着くと、先客がちょうどTVを点けていて見ることが出来た。
朝からの雨で重馬場の発表。クロフネを切ったことで弱気になりがちだったが、天も味方してくれたように感じた。
レースは、北島サブちゃんの夢かなわず、キタサンチャンネルは先手を取れない。テイエムサウスポーがハナを奪って飛ばして1200の通過がダービー史上最速だったとか。そんなハイペースで縦長の展開をジャングルポケットは後方で待機。そばを武豊のクロフネがぴったりとイヤらしくマーク。ダンツフレームは、脚を貯めるように中団インでレースを進めた。
そして豊が動く。三角からまくるスペシャルウィーク乗りで直線で馬場の真中に進出。ダンツフレームは、その後ろで外にいた。その二頭の間へ、四角を回って自然な形でジャングルポケットは入ることが出来た。「勝つ時にはすべてが上手く行く」と後で角田が言っていたが、出遅れて大外をまくって届かなかった皐月賞とは段違い。勝利に向かって道が出来ていた。
直線で伸びないクロフネを尻目にジャングルの脚は伸びる。ぐんぐん伸びる。さすがトニービン産駒。府中はホームグラウンド。後ろからダンツフレームも伸びてくるが到底届かない。予想通りとはいえジャンポケの圧勝は嬉しかった。これならタキオンともいい勝負になっただろうし、タキオンが出られない菊花賞も充分狙える。まだ成長途上なところが頼もしい。重馬場での2分27秒0というタイムも速い。
ダンツフレームも力を出し切った。やはり堅実。そこそこ切れる脚もあるし相手が強かった。
三着に前で粘った伏兵ダンシングカラー。ダンシングブレーヴ産駒の意地か。俺はダンシングブレーヴ好きだからついつい贔屓してしまう。距離が短くなればもっと面白いかも。
四着のボーンキングは、デザーモが上手く持ってきた感じ。母父サドラーズウェルズだし、今回の重馬場が
向いたのではないか。重の弥生賞でも前で粘っていたし。
直線伸びなかったクロフネは五着だった。距離か馬場か? 確かに重馬場は向いていなかったようだし、三角から外回ってきたロスもある。さらに皐月賞組に比べ、中二週のローテもきつかった。まあ必ずこの馬は1600〜2000mで巻き返してくるはずだ。「毎日王冠が面白いんじゃないか」と新宿での打ち上げで話した。
これでダービーは、三連勝!上半期を締めくくることが出来た…。
東京優駿(日本ダービー) (GT 府中 芝2400) ◎ジャングルポケット ○ダンツフレーム △トラストファイアー シンコウカリド ◎厚めのBOX買い |
「三冠確実」と言われていたアグネスタキオンが離脱した。よって皐月賞上位馬とNHKマイルを勝ったクロフネとの混戦もようになっている。でも俺は、皐月賞のタキオンの調子落ちしたような走りと、届きはしなかったがジャングルポケットの力強い末脚を見て、ダービーはジャングルの逆転もありのこの2頭一点買いだと思っていた。 アグネスタキオンが抜けた今も、この思いは変わらない。ジャングルポケットが本命。そして相手も順当に皐月賞2着のダンツフレームだ。休み明けのきさらぎ賞でアグネスゴールドの2着した時に派手さはないが強いと思った。 名手・河内に代わってさらに信頼できる。 こういう本命不在の時は、意外と順当に納まるものだ。ミホシンザンが骨折で出られなかったダービーは、逸材と言われていたシリウスシンボリが豪快に勝ったしな。今回のジャングルポケットに勝手にダブらせてるよ。 あとは、上2頭がトニービン、ブライアンズタイム産駒なので、ひとつサンデー産駒も入れとこうということでトラストファイアー。あとは堅実なシンコウカリド。 クロフネは、毎日杯の時計を見ても、NHKマイルの末脚を見てもその強さは認めるが、中二週のローテが気になって切った。ダービーを取るには皐月賞から直行が絶対有利。あとは豊マジックに期待するしかないうが、雨の予報も大跳びのこの馬には不吉な気配だ。 先週のオークス、テイエムオーシャンみたいに大事に乗りすぎて不完全燃焼なんてことだけは避けてくれ。かといって行く気にはやると恐らく後方から見て行く豊の術中にハマってしまいそうだ。 好勝負を期待する。 |
優駿牝馬(オークス) (GT 府中 芝2400) ◎テイエムオーシャン ○オイワケヒカリ ▲レディパステル △ローズバド ハッピーパス ◎厚めのBOX買い |
能力が断然違う。テイエムでOK。距離不安を言うなら、ほかの殆どの馬も距離不安を抱えているはずだ。オーシャンについては、キョウエイマーチが比較に出されるがキョウエイは前半を飛ばして、後続をバテさせて追走を封じるタイプ。上がりタイムはいつもかかっていたが、後続の馬も大概潰れているので押し切っていた。 しかし、オーシャンは直線で二の足を使うタイプ。先行できるスピードもあって瞬発力も並以上にある。後方からの切れだけの馬がどんだけ頑張っても届かないと思うのだ。スティンガーとも好勝負できそうな牝馬最強馬だと思っている。素直に。 相手は、フローラS勝ちのオイワケヒカリ。最初からオークスを狙っていた感じだし、距離伸びて良さそう。前々走のフラワーCも勝っておかしくない内容で、小林淳騎手が「自分のミスで負けた」と言ったくらいだ。(仮)重賞2連勝馬ならオ−シャンに唯一対抗できるだろう。 そして、フローラS2着のレディパステル。トニービンの血統とデザーモの腕も加味して。 フローラS3着のローズバドも加える。府中は会っているだろうし、末脚がはまれば。 距離伸びて良いと思っていたハッピーパスも一応加える。3着までかという気もするけど。 桜2着のムーンライトタンゴも距離伸びて良さそうで、ハッピーパスと迷ったがまあ気分次第。ダイワルージュは、スカーレットブーケの仔がGTに届くとは思えなくて。忘れな草賞勝ちのアスクコマンダーも気になるが、幸四郎じゃなかったら買いだね。2000m2分ジャストというタイムは優秀だし。 今回出てくるメンバーのうち、来年も走ってるのは2〜3頭だろう。それが牝馬、オークスっていうレースだ。 |
天皇賞・春 (GT 京都 芝3200) ◎ナリタトップロード ○テイエムオペラオー ◎○馬連一点 |
魅力的なメンバーが揃った今年の天皇賞。この春で一番面白いだろうし、最高レベルのレースを期待する。王者オペラオーに、トップロード、メイショウドトウがトライアルを当たり前のように勝って挑戦状をたたきつけてきたし、弱いと思っていた明け4歳組もトライアルで好走。エアシャカールとアドマイヤボスが出走してきた。アグネスフライトも出てきてくれればさらに盛り上がっただろうに。かくして役者は揃った。 過去の天皇賞を思い出してみるに、二頭のマッチレースと騒がれるとどちらかが転けてきた。96年のマヤノトップガン、98年のシルクジャスティスだ。しかし三頭以上の強力馬がいたとき、もしくは絶対的な軸になる馬(メジロマックイーン、97年のサクラローレル、去年のテイエムオペラオー)がいた時は、堅く収まるものなのだ。 さて、王者オペラオーだが今年も問題ない。前走の敗北は不適距離の2000m戦で早い時計決着になったのが原因だ。休み明けのハンデもあった。一度叩いて得意のスタミナ勝負の3200m戦では全く問題ない。前走負けて多少なりとも配当が美味しくなった。狙え!! だが本命はナリタトップロードだ。こいつは、テイエムの強敵(友と読む)であり、恋いこがれる片思い人であるのだ。それは銭形の父っあんがルパンを追いかけ回すかのごとくに…。 すっと追いかけ続けた相手に遂に届くときが来たのだ。それは最後のチャンスでもある。何の根拠もないが、「天皇賞のあとは、去年と同じで秋まで休養(沖師)」というプランのトップロードと、王者オペラオーとの長き闘いは今回が最後となるような気がしてならない。ここがラストチャンスということだ。 俺は、皐月賞でオペラオーを◎にしたが、ダービーと菊花賞ではトップロードに◎を打った。その後も、ずっと勝ちきれないもどかしさと情けなさに惹かれつつトップロードと鞍上の渡辺薫彦を応援してきた。「しゃなさんは、渡辺騎手に似ている」とか言われたのもやはり大きな理由であったし、サッカーボーイ産駒であるというのも大きかった。 いつも頼りないナベちゃんだが、前走の阪神大賞典レコード勝ちで「大きな自信を持って乗ってくる」と言っているそうだ。根からのダメ人間な俺は、たった一度の勝利でそこまで変われるものなのか…と疑心暗鬼でもあるし心配もしているのだが、ここは菊花賞ジョッキーである彼に期待しよう。 一応、他の候補も挙げておくと、二頭の争いの横から突き抜けるのならば良血の二頭、マックロウとアドマイヤボスであろう。底を見せていないし、能力はある。 エアシャカールは、昨秋から評価を上げていたのだが、休み明けを+26キロで激走した反動が心配だ。そして、メイショウドトウであるが、スローでの上がり勝負ならば距離持つかもしれないが、今回は長期休み明けのセイウンスカイが かかってペース上がる予感があるし、トップロードは単なる上がり勝負にしないよう早仕掛けのスタミナ比べで来ると考えている。ドトウにとっては厳しい展開で潰れるだろう。 |
皐月賞 発走前にゲートに入るのを嫌がったりしていたアグネスタキオンだが、きっちり勝って三冠へのまず第一関門をクリアした。スローな流れを好位で追走。四角から仕掛けて押しきった。もう少し突き放して勝つかと思っていたのだが、発走前の入れ込みにも見られたように本調子ではなかったようだ。それでも今日の勝ちは危なげなかった。後方から、ダンツフレームとジャングルポケットが猛追してきていたが届く感じはしなかったから。
一点買いの相手・ジャングルポケットだが、スタートで思いきり躓いて後手を踏んだ。1枠だっただけに前が塞がって思うような競馬が出来なかったのは痛かった。それでも三角から強引にまくってダンツフレームとともにタキオンに迫ったのだから、能力は見せつけた。スケールが大きいと改めて感じた
ダービーは、今度こそタキオンと一騎討ち。良い勝負になると思う。
二着にはダンツフレームがきた。きさらぎ賞で、休み明けながらアグネスゴールドに迫ったのを見て能力は認めていたのだが、切っていた。最後、堅実に伸びるようだし今年の三歳のレベルの高さから見て相当のものなのだろうが、ジャンポケ程のスケールは感じない。
スローだと思っていたら、2分00秒3というタイムは皐月賞歴代三位らしい。そして、ラスト1Fが11秒9というから、レベルの高い争いの中のタキオンの完勝だったわけだ。
タキオン以下、ジャンポケやクロフネ、アグネスゴールド、メジロベイリーなどのレベル高いといわれるこの世代が、これからの競馬を盛り上げてくれることを望む。そして、その1頭1頭が個性ある走りを見せてくれれば良い。オグリキャップの前後世代のように。没個性の昨今望みにくいことではあるが。
皐月賞 (GT 中山 芝2000) ◎アグネスタキオン ○ジャングルポケット △ボーンキング ミスキャスト シャワーパーティー ◎○馬連一点 |
アグネスタキオンで文句無し。三冠を取ろうという馬が順調に来た今、ここで負けるはずがない。他の有力馬たちも、弥生賞で力の差を見せつけられて既に日本ダービーに照準をシフトしたような気がする。アグネスタキオンがどういう勝ち方をするか、そんな雰囲気になっている。 そして、相手だが、タキオン以外には負けていないジャングルポケット。共同通信杯を楽勝したが、走りに幼さが見られたので力を出せずに敗退する可能性もある。共同通信杯を使うあたりダービー狙いなのだろうが、能力・実績から言ってこの一点で仕留めたい。 そして、ジャングルがこけた場合には何が来てもおかしくない。馬連一点に、△に挙げた馬へのワイド流しという二本立てで行く。 ボーンキングは弥生賞2着。不良馬場を無理矢理先行して粘り込んだ。棚ぼたなのか能力があるのか、だ。ミスキャストも、良血と言うこともあるし、弥生賞で荒れたインの馬場から三着に突っ込んできた脚に期待。シャワーパーティーは、オープンにも勝っているし三勝馬ってことよりも、皐月に実績あるブライアンズタイム産駒で先行馬というのが魅力。大外だが。 。 |
マイラーズC (GU 阪神 芝1600) ◎ジョウテンブレーブ ○チェックメイト ▲メイショウオウドウ △アドマイヤカイザー BOX買い |
レース終了後アップだが、予想は出来ていたので一応アップ。 連勝中のチェックメイトに目がいくが、ここは期待しているジョウテンブレーブに。去年からクラッシク路線よりも中距離ベストだと思っていた。中山記念はアメリカンボスに負けてしまったが、少し仕掛けが早かった感があるし、他馬は突き放していた。キングヘイローの後継者として、中距離路線を引っ張っていってもらいたい。 で、チェックメイトだが、GTでは足らないからここらで稼いでおこう、という気がして取りあえず押さえておく。 あとは去年のマイルCSで三着があり、阪神コースに強いメイショウオウドウ。 はまれば切れ味あるアドマイヤカイザーまで。 |
桜花賞 テイエムオーシャンは、かかりながらも先行。それでも暫くすると道中落ち着いて、直線ではそんまま他馬を突き放した。先行した馬は軒並み潰れて、後ろからの馬は全く届かないレースをされてしまった。能力の違いとしか言えない。レース前に四位が「あの馬(テイエムオーシャン)は歴代牝馬の中でも一,二を争う」と言っていたのも納得。距離適性は見てみなければ解らないが、メジロドーベル級だし、古馬牝馬の中でもマイルまでは一番強いかもしれない。 牝馬四冠もあるか。
二着争いは、大接戦だったが、阪神マイルで勝っていたムーンライトタンゴが末の切れ味を発揮して二着に飛び込んだ。だがダイワルージュはよく走っていたし、ハッピーパスも外回ったがよく伸びていた。二頭ともオークスに期待できる。今のところ、テイエム、ダイワ、ハッピーの三頭か。あとはTRで余程抜けた走りを見せてくれれば候補に挙がるのだが…。
桜花賞 (GT 阪神 芝1600) ◎テイエムオーシャン ○ダイワルージュ ▲リワードアンセル △ムーンライトタンゴ タケイチイチホース BOX買い |
テイエムオーシャンで問題なし。阪神三歳牝馬Sを完勝した後、桜花賞と同距離同コースのチューリップ賞を圧勝。やはり去年の夏、ジャングルポケット(共同通信拝を楽勝)と接戦したのは伊達ではない。 相手も暮れの阪三牝Sで、二着三着した二頭にした。この時期の三歳牝馬の実績など当てにならないが、年明けて有力馬も出現してこなかったので去年の序列がそのまま使えるだろうと考えて。 △は、前走で上がりに34秒台の脚を使って阪神マイルを勝ったムーンライトタンゴと前走での脚を使ってくれたら2着はあるかもしれないタケイチイチホース。 ハッピ-パスは、オークス向きという気がするし、外枠も不利。フローラルグリーンはキャリア不足か。トップロードの半妹だしかなり気になるところだが。 |
大阪杯 天が見方するとか書いたら、阪神は快晴で思いっきり良馬場。ペースも速く思いっきり時計勝負になってしまった。オペラオーは三角から仕掛けていったがどうも手応えが怪しく直線でいつもの伸びが見られなかった。
仕掛けが早かったのと休み明けの影響だろうが、4着惨敗というのは驚いた。詳しく見れば時計も速いし差のない4着なのだが、重賞を八連勝してきた伝説になろうとする名馬にしてはあまりにもつまらない負け方だった。これが現実だと言ってしまえばそれまでで、納得もするし
次の天皇賞・春は楽勝するのかもしれないが、寂しさを禁じ得なかった。これは説明が難しいごく個人的な感傷であるが。
そして、このレース勝ったのは、トーホウドリーム。テイエムオペラオーを直線で捉えたエアシャカールの外から豪快に差し切ってしまった。道中から後方待機で、直線行き場が無く大外に出しての差し切りだったのだから、やはりペースが速かったのだろう。アンカツの腕力もあったのかもしれないが。
二着のエアシャカールも、二冠馬の力は見せたし、三着に入ったアドマイヤボスも期待通り。ただ本番、天皇賞は、オペラオー、トップロード、エアシャカールのBOXが大本線で他に手を回す余裕もない。
ダービー卿CT すんなり決まってしまった(笑)。チェックメイトは好位から直線で末脚を伸ばしての安定感溢れる勝ち方。稍重でも切れたし、マイルで信頼できる実力馬になったのか。ただGUレベルにとどまりGTでは厳しいのではないか。エイシンプレストンは、後方から伸びてきたがこういうレースしかできないと、展開に左右され安定感に欠ける。立ち直りの萌芽は見られたのでこれからに期待したいものだ
大阪杯 (GU 阪神 芝2000) ◎テイエムオペラオー ○アドマイヤボス ▲アメリカンボス △アグネスフライト BOX買い |
阪神大賞典から始動と思っていたのだが、大阪杯から始動してきた王者オペラオー。距離2000mというのは短くないか。休み明けということもあるし、波乱があるとすればここしかないと思っていた。 しかし、週末の雨で馬場がどうか。時計勝負にならなければ、やはりオペラオーの底力が上。あの有馬記念の不利すら跳ね返す馬なのだ。結局、この馬にはシンザンのような幸運をも持った馬なのかもしれない。 しかしBOX買いだ。相手一番手は、有馬記念でオペラオーの外でかぶせまくってじりじりした競馬をしながらも5着にのし上がったアドマイヤボス。良血だし大化けしてもおかしくない。 そして、アメリカンボス。左回り専用というイメージはもう消えた。GTでは届かないがGUなら活躍できる。距離ベスト。出し抜けを喰らわせる可能性も充分。 エアシャカール、アグネスフライトは同等評価なのだが、一度叩いた分アグネスの方を挙げた。ここらで良いところを見せないと、去年の世代がやはり脆弱だったと言われる。 |
ダービー卿CT (GV 中山 芝1600) ◎エイシンプレストン ○チェックメイト ▲シンコウエドワード △グレイスナムラ トーヨーデヘア BOX買い |
すんなり決まるとも思えないが、プレストンはここらで復活して欲しいな、と。 その次の二頭は、近走から外せないし。どちらの鞍上も俺と相性悪いけど。 。 |
高松宮記念 内側の馬場が荒れていて、内に行った馬は伸びず、外回った二頭のワンツー。まあ実力もあったわけだが。中京1200は内有利だったのに、最終日に行われるこのGTは、外有利と覚えなければ。
しかし、ブラックホークが上手く抜け出したところを大外から差しきったトロットスターの末脚は見事。左回りではさらに切れる。ブラックホークも外回った好判断もあったが、まだまだ地力はある。スピードだけでは足りない坂のあるコースならまだ行ける。ダイタクヤマトは内の荒れ馬場に殺されたし、ユーワファルコンは出負けして走る気無くしてた感じ。他は、何回やっても順位変わりそうな荒れた結果と言う印象
高松宮記念 (GT 中京 芝1200) ◎トロットスター ○ブラックホーク ▲ダイタクヤマト △ユーワファルコン BOX買い |
近走の成績から、上三頭を中心に考える。◎は最近の実績一番のトロットスター。切れる末脚は安定感があるし、中京でのCBC賞を勝っているのも強み。 新勢力に押され始めたがブラックホークも未だに健在。ベストは1400mだと思っているが、荒れた最終週の馬場ならスピード決着の時計勝負にはならないので、この馬の堅実さが生きるだろう。 ダイタクヤマトは、左回りに多少不安があるが、近走の成績からスプリンターズS勝ちはフロックではなかったと言える。ハイペースを追いかけても4着に粘ったマイルCSを見ると、今回もハイペースを番手追走しても大崩れはせず粘り込みのチャンスの方が大きい。トロットが届かない可能性もある。 そして逃げ馬ユーワファルコン。多分ダイタクに差されると思うのだが、中京では実績があるし、人気も背負っていない今回は三歳時の再現・一発に期待。 ビハインドザマスクは、外枠が嫌だし、スプリンターズSのように後ろから行って届かないと思う。ただ去年のキングヘイローの大外強襲を思い出すと少し怖いが…。 |
阪神大賞典 ナリタトップロードのレコード圧勝!メンバーからいってハイペースになると思っていたが、前のサンエムエックス、ホットシークレットがガンガン飛ばした。この流れでステイヤーズSでは、届かなかったトップロードだが、今回は四角からまくっていった。そして直線で前を捉えると、そのまま後続を一気に突き放して8馬身差の圧勝。
前が速すぎて、バテたせいもあるが、後続もスタミナを使うくらいのハイペースだと地力が出るようだ。自信を持って乗れば、これぐらいの能力はある。ただオペラオー相手だと、一緒に行ったらやられるので、だいぶ離れてスパートしなければいけないが、その仕掛けどころが難しい。有馬記念のように内に閉じこめて出し抜けを喰らわすしかないか。
スプリングS (GU 中山 芝1800) ◎アグネスゴールド ○フジノテンビー ▲ミレニアムバイオ △ミカダンディー BOX買い |
きさらぎ賞勝ちのアグネスゴールドから。後ろからしか行けない不器用なところがあるが、鋭い末脚や走りのスケールはこのメンバーでは抜けている。 最強アグネスタキオンとそれに敢えて挑戦した馬たちの戦った弥生賞に比べて、今回のメンバーは数段落ちているので、勝たなくてはならんだろう。 ○は、笠松のフジノテンビー。長距離輸送の影響の他に、GUデイリー杯勝ちと言っても、負かした相手は今三歳戦線を賑わしている一戦級とはレベルが相当落ちているだけに疑問符が付く。個人的にはこの馬に勝って貰いたい、最低でも三着まで…願っている。多分JRAも思っている。 休み明けだが、一発狙っていそうなミレニアムバイオ。豊は若葉Sでダイイチダンヒルを見事に勝たせたし、期待して良い。 あとは、今の荒れた馬場ではダート馬の台頭!と言うことで、ダート三勝の美ミカダンディー。能力よりもマルゼンスキー産駒ということと、久々に見た気がする鞍上・岸が気になったから。 |
阪神大賞典 (GU 阪神 芝3000) ◎ナリタトップロード ○マックロウ ▲イブキヤマノオー BOX買い |
このレースは、毎年堅く収まる。レベルの高い長距離は、実力がくっきり出るからだが、今年はちょっと微妙か。大本命にするべき菊花賞馬ナリタトップロードに信頼感がないし、鞍上もその不信感を加速させる。前でぐいぐい押していけば連は外すまい、と思うのだが。 前走、京都記念をいきなり勝ったマックロウだが、勝たれてみればなるほどの良血だし、陣営も900万条件の身で天皇賞・春を視野に入れていたと言うし、別定戦でGT馬二頭を負かしたわけだし、遅れてきた強豪と考えて良いのでは。 ダイヤモンドS勝ちは、鞍上ペリエの腕もあるのだろうが、直線で抜け出した脚が鮮やかだったイブキヤマノオーも加える。 マヤノトップガン、スペシャルウィークやオペラオー、メジロブライトといった強力な軸馬がいると安泰なレースなのだが、ナベちゃん不安一杯だけど、応援はするからな。 |
クリスタルC 一度しか見なかったが、荒れた。毎年のことではあるが。クラッシック戦線は強力馬が揃っているが、短距離ってのは低いレベルで横並びなのか。まあ強力な短距離馬が出てくるのは毎年、大抵秋以降だ。荒れた今の中山の馬場が、ダートに実績のある馬に向いたのかもしれないが人気で消えたケイアイシャイアンもダート二勝だし、難しい。この時期の三歳短距離を見極めるのは至難の業だろう。強くても早熟ぽいしね。
中山牝馬S (GV 中山 芝1800) ◎ラティール ○グレイスナムラ ▲エリモセントラル △トーワトレジャー タイキダイヤ BOX買い |
牝馬限定のハンデ戦なので、余程の強力な軸馬がいないと難しそう。 ◎は、ラティール。前走で距離不足の阪急杯1200mを使って、降着はしたが良い切れ味を見せた。あえて距離不向きのレースを使ったのは、ここへの叩きとみた。 55.5キロのトップハンデだが、京都牝馬Sで勝っているグレイスナムラ。 京都金杯でダイタクリーヴァの二着したエリモセントラルも鞍上が岡部で何かやりそう。 あとは、秋華賞三着のトーワトレジャーをダメ元で狙ってみる。 タイキダイヤは距離が問題。厳しいペースにならなければ(多分ならないと思うけど)、こなしてくれるのではと思うけど、半信半疑の△。 |
弥生賞 当日は時計のかかる重馬場。唯一の不安材料もアグネスタキオンあっさり克服。ラスト1Fは14.0秒かかったように一杯一杯になっていたが、二着ボーンキング以下に着けた差は5馬身。スタミナもあるし、気性も素直。良馬場でも、たんぱ杯のように末脚切れて突き放すだろう。
無事に行けば、三冠は見えた、と思う。オペラオーに挑戦状を叩きつけるのはこいつだ。
しかし、他の出走馬もレベル高かったと思う。あえてタキオンにぶつけてきたところが、素質と期待を感じさせたし、タキオンには完敗とはいえ期待した馬たちが上位を占めた。タキオンのいないところでは必ず活躍する馬たちだと確信する。そのすべてが「やっぱり」サンデー産駒なのだが。
チューリップ賞 こちらも本命・テイエムオーシャンで決まった。阪神三歳牝馬Sのあと、また阪神マイルで圧勝。他の馬でオーシャンに迫るのも見当たらないし、牝馬の調子の浮き沈みや気難しさを考えても、桜の主役はこいつで決まった。
弥生賞 (GU 中山 芝2000) ◎アグネスタキオン ○ボーンキング ▲マンハッタンカフェ BOX買い |
アグネスタキオンで当然。ラジオたんぱ杯三歳Sでジャングルポケット、クロフネを負かしている現段階の最強馬が、この弥生賞を目標に順調に来たのだから従うしかない。 強力な馬の東上に、相手が逃げて小頭数になってしまったが、勇敢にもサンデー産駒(こればっかり)の素質馬がいくつか名乗りを上げている。 ここは相手を絞って、コンコルドの下のボーンキング大本線で、マンハッタンカフェとタテ目を少し。 ダイイチダンヒルは、タキオンより前に位置してると、タキオンが早めに仕掛けたときに潰されるような気がして印を打たなかった。ならばタキオンの後ろから差してくる方が望みがある。 ミスキャストは、ノースフライトの仔なので頑張って欲しいが、たった一戦のキャリアで、この粒揃いの相手には荷が重いか。 |
チューリップ賞 (GV 阪神 芝1600) ◎テイエムオーシャン ○ポイントフラッグ ▲ローレルプリンセス △エアセンス ◎厚めのBOX買い |
阪神三歳牝馬Sを圧勝したテイエムオーシャンで軸は決定。しかし強力な一頭がいると軸は荒れるもの。難しい。 オープン戦で連続二着しているポイントフラッグを○に。マイルを走り慣れてるのもプラス。 阪神三歳牝馬Sを4着。テイエムオーシャンと0.5差のローレルプリンセス。 たった二戦とキャリア不足であるが前走の未勝利戦圧勝の素質馬エアセンスあたりで決めたい。 |
中山記念 アドマイヤボスは、前走中山で勝ったといっても、未だに左回り専用と思っていたので、自信を持って切っていた。潜在能力はGU級だと認めていただけに、先入観というのは本当に怖い。
ジョウテンブレーヴもペリエが上手く乗ってスムーズに先頭に立ったが、アメリカンボスにあっさり差されてしまった。抜け出すのが早かったかと思ったけど、後方の馬は大きく離しているので、相手が悪かったということか。キングヘイローの後継馬と勝って認定したので、中距離での活躍を望むし、期待もできそうだ。エプソンカップあたりで面白そう。
ダイタクリーヴァは、太かったのか。それでも三着確保は実力だろう。ジョウテンと共に盛り上げて欲しい。
フェブラリーS (GT 府中ダート1600) ◎サンフォードシチー ○ゴールドティアラ ▲ノボトゥルー △マンボツイスト BOX買い |
実績なら断然ウイングアロー。昨年の覇者だしJCダートでの強さも圧巻だった。しかし休み明けだし、ドバイW杯が大目標だと思うので無理をさせないだろうと見て切り。昨年は工藤師の引退を飾る意味でのメイチだったわけだし。 ◎はサンフォードシチー。昨年の武蔵野Sでアグネスデジタルを完封。府中は5連対で距離もベスト。 昨年の二着馬ゴールドティアラも、休み明けの根岸Sで4着ながら好発進。55キロで走れる今回、狙える。 マイルでも勝ちがあるがノボトゥルーにとってマイルはちょっと長い。ペリエの腕であの切れる脚を再現して欲しい。 平安Sで各馬を測る物差しに使いながら、無視したら来たマンボツイストを挙げてみる。平安Sの勝ち方は強かったが、一枚落ちる面子だけにそのまま評価は出来ないが上昇度に賭ける。 このマンボツイストとトゥザヴィクトリーのワイドを遊びで買ってみた。 トゥザヴィクトリーは、ダートの走りも悪くないし面白いと思うけど、今まで芝GT級の馬は悉く敗退してきたので、ここでもそれに乗っ取って、ボックスには加えなかった。 |
京都記念 (GU 京都 芝2200) ◎ナリタトップロード ○アグネスフライト ▲ジョービッグバン BOX買い |
トップロードを推すのは正直不安もあるが、京都コースに2200mという距離もベスト。斤量は59キロだが、GT級がアグネスフライトだけというこの面子なら問題ない。ここらで重賞勝っておかないとまた除外を喰らってしまうぞ。 アグネスを○にしたがこっちも不安。大体、ダービー馬ってのはダービーに勝って燃え尽きるタイプやすぐ引退する馬が多い。だからこそスペシャルウィークは名馬だったわけだが…。まあアグネスも、今回の面子のGUなら二着はあるだろうということで。 GTに不適距離で苦労してきたジョービッグバンもここでは巻き返せる。 |
クィーンC (GV 府中 芝1600) ◎フィールドサンデー ○タカラサイレンス ▲スペランツァ △ハッピーパス ピンクパピヨン BOX買い |
迷ったが、シンザン記念一番人気で3着のフィールドサンデーから。デムーロ騎乗で狙い。 タカラサイレンスは、末脚強烈だが展開に左右される馬だし大外だし切りたいが鞍上・豊だし仕方ない。スペランツァは名前が面白いからってだけでもなく、潜在力を買った。 他に良血、ハッピーパス。若駒Sでアグネスゴールドに0.4差のピンクパピヨンも挙げる。 挙げた馬に共通点があるが、それだけに注目しても結構的中してしまうのだろう。 |
ダイヤモンドS 勝ったイブキヤマノオーは好位をずっと追走して、追い出すのもギリギリまで我慢した感じ。それだけにゴーサインが出ると直線であの伸び脚だったのだろう。馬の能力もあるがペリエ騎手がベストの騎乗をして見せた。2着メジロランバートは、やはり長距離では走る。活躍し続けて欲しい。ホットシークレットは、やっぱり解らん。難しい馬だ。
きさらぎ賞 勝ったアグネスタキオンは、後ろから行って直線でも外回る不利があったものの豪快に伸びての差し切り。能力は相当なもの。たんぱ杯組の三頭に追随する強力な一頭だ。あとはメジロベイリーが再び好走してくれれば、今年の3歳春クラッシック路線はハイレベルで面白そうだ。二着のダンツフレームも休み明けでの好走。順調に成長すればこれも面白くなりそう。
ダイヤモンドS (GV 府中 芝3200) ◎ホットシークレット ○トシザブイ ▲メジロランバート BOX買い |
頭数も少なくメンバーも小粒であまり考えていないのだが、ステイヤーズS勝ちのホットシークレットから。3歳(今の表記)からずっと追いかけ続けている馬だが、ここらでもう一つ勝てば穴馬から有力馬へのクラスチェンジする。 岡部騎乗のトシザブイ。長距離での安定感があるメジロランバートが蛯名でどうか、というところ。 |
共同通信杯 ジャングルポケットは前めの外を回り、直線では馬なりで漸進。他馬が来るのを待ってから追い出したら、伸び脚が抜群、あっという間に抜け出した。内によれたりとまだ未完成な走りながら、二着以下にレベルの差を見せつけた。二着、三着のプレジオ、スイートゥンビターも他の馬の中では能力上と認められるものの、ジャングルポケットの他にラジオたんぱ杯組にはアグネスタキオン、クロフネというレベルの違う馬がいるだけに、厳しい結果である。まあこれでアグネス、クロフネが次走にどんな走りを見せるのかも楽しみになってきた。
シルクロードS 京都のレースも◎つけた馬が強かった。直線で前が詰まりながらも上手く外に抜け出してからは、前を行くタイキトレジャーを力でねじ伏せた。着差以上に強差を感じたし、ここ数戦の重賞での安定感は頼もしい。短距離戦線の主役の座はこれで確定した。これに対抗するのは旧勢力の意地か、これから出る新星か
共同通信杯 (GV 府中 芝1800) ◎ジャングルポケット ○エイシンスペンサー ▲スイートゥンビター △プレジオ BOX買い |
レベル高く価値のあるレースだったラジオたんぱ杯、アグネスタキオンの二着、クロフネには先着したジャングルポケットに◎。 エイシンスペンサーは前走のGT朝日杯では、まともなレースにならなかったが、能力あるとおもうのでもう一度狙う。 あとはインコースから先行または鋭い脚で差してきそうなスイートゥンビター。 前走そこそこ伸びていたプレジオも良化していれば狙いたい。 |
シルクロードS (GV京都 芝 1200) ◎トロットスター ○タイキトレジャー ▲テネシーガール BOX買い |
今年の短距離路線の主役に立候補しているトロットスターから。このメンバーでは実績断然。ここでは連は外せない。 トロットに対抗できそうなのは、タイキトレジャー。昨夏の函館スプリントでは、去年の短距離王ダイタクヤマトに勝っている。 ◎○一点にしたいが、単騎逃げ可能ならテネシーガールの前残りも考えてみた。 |
小倉大賞典 (GV 小倉 芝1800 ) ◎ロードプラチナム ○タマモヒビキ ▲ナリタダイドウ △トウショウアンドレ マルカミラー BOX買い |
重賞になかなか手が届かないロードプラチナムだが、今回のメンバーでハンデも56.5キロ、鞍上が豊なら期待するしかあるまい。前走GUで二着している ので、怖いのは軽ハンデ馬の一発だけ。 単騎逃げで引っ張れればチャンスありそうなタマモヒビキ。前走での鋭い伸び脚が魅力のナリタダイドウ。 中日新聞杯に勝っているトウショウアンドレもローカルで巻き返し。乗り代わりでの僅かな一発にかけてマルカミラーを少し。 |
東京新聞杯 切ったチェックメイトにやられた。シンコウエドワードが早めに動いて少し外を回るところを、追走していたチェックメイトが内から差しきった。シンコウは最内だから前に行くしかなかったが、ペースがちょっと早かった分、追走していた勝ち馬が有利だった。
スティンガーは斤量もあったし、調子も良くなかったように見えた。安田記念目指して立て直してくると良いのだが。
東京新聞杯 (GV 府中 芝1600) ◎シンコウエドワード ○ゼンノエルシド ▲スティンガー △トッププロテクター BOX買い |
実績なら断然スティンガー。府中得意、マイルはベスト距離。藤沢厩舎の叩き二走目、鞍上はペリエ。しかし斤量が58キロ。牡馬なら60キロ。最近はハンデ戦でもこれだけ背負う馬はいないので余りにも酷かな、と判断。しかし、4走前の京都牝馬特別では際どいところを、鞍上ペリエの執念・腕力で勝ちをもぎ取ったこともあり切るわけにも行かない。で▲。 ◎は、自信ないのだけどもシンコウエドワード。三歳時(今の数え方)でのGT二着の実績に頼ってしまうが、マイルはベストだし鞍上が蛯名に変わるのもプラス。前走では負けたチェックメイトには、鞍上と府中に変わったことで逆転(して欲しい)。 あとは、今回のようにパンチのないメンバーだと岡部の馬が怖い。誰もまともに勝負しに行かないから、前残りの可能性も。 あとは、思い切った騎乗をすると粘るトッププロテクターに△。京阪杯5着、カウントダウンSではマルカコマチに先着。上がり馬の勢いに乗る。 |
AJC杯 勝ったのはアメリカンボス。有馬記念6着の実力は認めていたが、左回り専門だと考え、切っていた。良くて三着だと思っていたのに、直線力強く抜け出しての完勝。二着にはロードプラチナム。距離適性がズバリだったがやっぱり勝ちきれない。ダイワテキサスは、「直線にはいると手応えが全くなくなった」とかで惨敗。年齢による疲労蓄積なのかなあ。
平安S スマートボーイがハイペースで逃げるのを番手追走したマンボツイストが、直線で激しく迫ってきたハギノハイグレイドを小差退けて勝った。ハイペースなだけに価値が高そうだし、マンボツイストは上昇気流に乗った感じ。
逃げ馬二頭、スマートとマンボ、迷った末にスマートを残したのだが、古い実績よりも上昇度に賭けるべきだったか。今回の予想では殆どを、マンボツイストを物差しにしたというのに肝心のこの馬を切っていたとは。馬連は40倍以上。人気薄のハギノハイグレイドを挙げていただけに悔やまれる。
AJC杯 (GU中山 芝2200) ◎ダイワテキサス ○ロードプラチナム ▲フサイチドラゴン △ゴーイングスズカ BOX買い |
今年から変わった年齢表記にまだ慣れないこの頃ですが、8歳のダイワテキサス中心。なんといっても有馬記念の好走。こいつのせいで、キングヘイローのワイド取り逃したのだ。もともと素質はあって、オールカマーを圧勝したときなどいつかGTを取るだろうと思っていたのがもう8歳(今までで言うと9歳)だ。 今まで9歳馬を本命にしたことがなかったし、9歳が重賞勝つというのもあまり想像できないが、鞍上が武豊なら狙うしかないでしょう。 ○は、ロードプラチナム。素質馬だと思っているがどうも勝ちきれない。今回は距離が短くなって良いだろう。あとは荒れた馬場をどうこなすかが問題か。レースはどうせスローに落ちつくだろうから、引っかかるこの馬がどう折り合いつけるかも問題。 そして力の要る荒れた馬場なら、▲以下の二頭。オペラハウス産駒のドラゴンは、いきなり重賞だが速く厳しいペースにならなければ対応できるだろう。 ゴーイングスズカもトップハンデでも福島記念勝ったように力の要る馬場得意。こいつも8歳か。あとはダイワカーリアンを加えて、8歳三銃士だ。 |
平安S (GV京都 ダート1200) ◎ホーマンスピリット ○トーホウダイオー ▲エーピーバースト △ハギノハイグレイド スマートボーイ BOX買い |
マンボツイストとスマートボーイの逃げ二頭次第で展開がどうなるか。全くの混戦で荒れるのは必至。 京都ダートで4勝しているホーマンスピリットを◎にしたが、○にしたトーホウダイオーも、前走でマイネルツイストに先着しているし、▲のエーピーバーストは前走、良い脚でマンボツイストを追い上げていた。 でも逃げ馬では、人気も落ちてきてそろそろ…という感じのスマートボーイの方を狙い、叩き二戦目のハギノハイグレイドもデムーロ次第で面白いと思うのだ。 |
日経新春杯 起きたのが15時50分で(←ダメ人間)、TVを点けたら信じられないことに画面はステイゴールド勝ちの結果配当を流していた。マジにまだ夢かと思った。TVKのダイジェストでレースを観たが、サンエムエックスが超スローに落とした流れを番手追走、直線で捉えて突き放すという完勝。まあ相手が弱いのばかりだったとはいえ、相手なりに走る、♪それがあなたの馬のイイところ…だったのに、あっさり勝ちやがった。勝ってみれば、斤量58.5キロも問題ない。GT二着連発の実績は、伊達じゃないということか。
しかし鞍上が藤田だったので嬉しさは全く無し。武豊の時より質が悪いぜ。