トップページ
薬莱神社のご案内
写真で見る社頭の様子
神事と生活
病難退散祈祷
アクセス
リンク
サイトマップ

三輪流神楽舞台

*〜*〜*〜*下の写真をクリックされると拡大してご覧になれます。*〜*〜*〜*



 三輪流神楽とは

 

現在、宮城県には神楽の保存伝承団体は167団体あるといわれます。

県北部を中心に南部神楽89団体、県北沿岸部に法印神楽25団体、仙台圏から南部にかけて十二座神楽51団体、太神楽4団体となっています。

三輪流神楽の「三輪」とは奈良県桜井市の三輪山の神であり薬萊神社宮司の大宮家の祖、秦氏が崇敬していた神。三輪神は比叡山の土地の守護神として勧請され、後に比叡山から薬萊山に祀られました。比叡山では三輪神は「大宮神」、薬萊山では「大宮大明神」と呼ばれます。

神楽の流派でいう「三輪」とは三輪神を崇敬する秦氏が行う神楽ということになります。秦河勝の遠裔・円乗坊教存が坂上田村麿の軍に従い小野田の地に至り、神楽を伝えたと考えられています。

古くは 三輪流神楽 と称していたようですが、天保二年の伝書には 三輪流両部習合神楽となっています。
 現在の神楽演舞に舞台脇に表示している旗には 三輪流新道御神楽と染め抜いてあります。 昭和53年に県指定無形民俗文化財となり、薬莱神社三輪流神楽を正式名称としました。


 主なる特徴 行われる時期・場所

〇 演目はあらすじの無いものと有るものに区別される。前者は祈祷舞と  も云う

〇 神諷(かんなぎ)がある。

〇 舞は悠長かつ優雅で能風の摺り足を多用する。

〇 修験の呪法の手印を用いる。

〇 舞人の両手中指に紅白の布を巻く。

〇 太鼓は桶胴の締太鼓で、小胴は2本の桴を用いて右側のみ叩く。

 参集殿舞台にて例祭・初穂祭にて舞われる。また2年に一度境内特設舞台において現在伝承される神楽全てを行う「篝火神楽」が開催される。ほかに氏子青年会の事業として各地の福祉養護施設等にて慰問を行っています。

 法印神楽の系統に入りますが、宮城県内にあって同一、類似の神楽は存在しませんので、 貴重な文化財といわれています。



|トップページ薬莱神社のご案内神事と生活病難退散祈祷
アクセスリンクサイトマップ
All rights reserved. Copyright (C)1999-YAKURAI SHRINE