♪♪♪♪♪
飯田駅から徒歩10分くらい、ピンクの壁がかわいらしい人形劇場の隣に、飯田文化会館はありました。
この辺では一番大きなホールなのではないかな〜。その会場がお客さんで満杯になるっていうのは、すごい。
住んでいる場所以外に帰ることができる故郷があること、地元の方たちがボランティアでずっと準備しておられるというのも聞いていたし、
人のつながりとか地域活動とか、いろんなものが結集した上でこのコンサートが出来上がっているんだと知るにつれ、
感激も二倍三倍と込み上けてしまいました。
演奏曲は以前からのJIVEのレパートリーに加え、同じ飯田市出身の羽場仁志さん(漢字合ってる?『愛が生まれた日』の作者)
の作品『愛の翼で』という曲を宮下さんと鮎川さんでデュエットしたり、地元ゴスペルクワイヤも加わって、『Jupiter』
『He anged My Life』と大迫力の演奏を繰り広げたりと、この地ならではのメニューも豊富にそろっていました。
地元の人を巻き込んでのコンサートだったんですね。
大半のお客さんはJIVEのことを知らない。演奏曲はオリジナルではなく、
一般に知られたものを中心にずっと進められました。中でも、一番よく知られているんじゃないかと思われたのは
『CMメドレー』。これは、、、「一曲もわからない」なんて人はきっといなかったでしょうね。
それだけ有名な音楽をJIVEは歌って(作って歌って)きたのだな。しかもJIVEと気付かれずに。
相当数披露されましたが、中盤くらいから、会場大盛り上がりで、こちらもほんとにこにこになる。
ちょっと誇りに思えました。最近の作品でよく聞くやつがあったのだけど…今思い出せません。ごめんなさい。
8thアルバム『アカペラ』に収められた作品も生で聞くことができました。特に『G線上のアリア』はすばらしかった。
4人だけでこんなこともできてしまうんだもんね。すごいよ。それからサントリーのCMでも使われている『LOVE』
こちらも生!感激でした。(ただ…CDと同じ和音使いだったので、どの音だかはテープなんだろうと思うのだけど、
聞き分けられず。もし違っていたら…JIVEのみなさん申し訳ないです。)他には『Change The World』もありました。
あと、マントラのアカペラ『A Nightingale In Berkeley Square』はJIVEとしては初めて聞いたので、少々驚きました。
イントロだけは 昔からよく披露していた覚えがあるけど、この曲は演奏しないのだろうとずっと思い込んでいたので。
お客さんが参加するコーナーもいくつかありまして、そのひとつに、会場を3つに分けて別々のフレーズを歌うのがありました。
最近はいろんなアーティストも同じようなことをやっていますが、やはり元祖ボーカルグループ(笑)は違いますね。
みんなの良く知った童謡を3曲同時に歌うという内容でした。まさかこんなことになるとは思っていなくて、
大半のお客さんは驚いたと思いますが、歌ってみると3曲がすごく合っていて、歌い終わるや一瞬どよめきが。
こんなこともできるのは、大きな会場で、年齢も境遇も違うお客さんが一同に集まっている場所ならではじゃないでしょうか。
JIVEは演歌も懐メロも歌いこなしますね!『与作』『リンゴ追分』も見事にJIVEカラーになっている。
少し「HIP HOP」ですか?のりのある流行曲の匂いがしますが。一時はJIVEは「NEW JACK SWING」とか言って
踊ってラップしてハモってましたもんね〜もう10年以上前ですか。やっと時代が
アンコールで初めてオリジナル曲が登場しました。『残された I LOVE YOU』と言えばレコード化こそされていませんが、
以前のライブでは定番曲でハーモニーの美しいバラード。最後の最後にこれが聞けて「あぁ今日来てよかった」と、
一層強く思うこととなりました。
「これからもずっと歌い続けていきます!」というメンバーからの力のこもった挨拶もあり、
会場中がJIVEを応援する暖かい拍手で包まれました。もっともっと聞いていたかった。また来年も飯田に来てください!
地元民でない私までそう思ってしまうほどの、すばらしいコンサートでした。
♪ 出演 ♪
JIVE : 宮下文一・前田克美・内海秀和・鮎川麻弥(すべてボーカル) Support Musicians : 小島久政(Gtr.)、伊藤史朗(Dr.)、瀬戸田芳治(key.)、岡尚史(Bass.)、 Guest : 地元の演奏家の方&ゴスペルグループWOh! Happy Voice” |
♪♪♪♪♪
♪♪♪♪♪
♪過去のライブ♪ |