壱拾箪毬 2007

ひとりごと。思いついたこと。なんでも留めてしまいます。

[ 鑑賞日誌 ] もまだやってます。

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   趣味と実益の薬さがし

  駅前にあったスーパーが撤退して早2年。ごろっと生活が変わったような気がする。具体的に痛かったのは、おいしいナッツが買えなくなったこと。これは相当痛い。そのせいで?お肌が荒れてきてるような。理由はそれだけじゃないって(?笑)
  スーパーが消えて初めてわかったことは、買い物することによって気分転換や発散が出来ていたということ。必要に迫られての買い物もあるが、用事がなくてもいろいろな商品を見て回って、たまに「いいもの見つけたっ」と手に取って密かな喜びも見出していたのだね。 そのことは、似たような光景(めったに行かないデパ地下)に出会って気付いたのだった。手遅れになる前に早い段階でわかってよかった。

  最近発散できる場所・ことが周りから減っているのがちとつらい…。一番の楽しみの音楽(ハモり)はメンバーが必要なのでうまくいきそうでいてなかなか続かず(自分はひとりで歌うつもりはないからねぇ)。代わりに歌って踊れるゴスペルまたやろうかな〜なんて気持ちもちらほら…。でもね、突き詰めていくと最終的には「宗教の壁」にぶち当たるんだよね。これはどうしようもないことだけど。それ考えるとつい慎重になってしまう。

  あとは、とても楽しんでやっていた太極拳。これは練習日が変更になってから行けなくなりそのまま自然脱退。新しい教室をたまに探すがなかなか見つかんない。なので、最近になってとりあえず「気功」に通うことにした。全20回でひとつの型式を覚えるんだけど、今4回終わったところで「かなり体に効き目あり」と実感。きっちり覚えて、習わなくてもひととおり出来るようになったらもうけもの^^ がんばろ。手や足の感じは、太極拳とどことなく似ている部分もあって、呼吸と体をほぐすという意味でもきっちりやると、ちゃんと自分の足しになること間違いなし。とりあえずひとつ確保(^-^)

  で駅前スーパー。未だにだだっ広い更地のままだよぅ。どうしたものかね。コンビニは2〜3店舗あるけど、買い物する気になれないから(便利買いはするよ)。最近になって気付いたのだが、スーパー跡地すぐ向かいの100円ショップがやたらと賑わいを見せている。以前は仕方なくここで…だったのが、今は品ぞろえもスーパーのそれに近いものがある。なんでも揃うから、普通にみんな買い物してるよ。食料品(インスタント・菓子)なんかも結構あるからね。いい場所発見^^
11月11日



   そろそろカウントダウン?

  携帯電話の機種変更を迫られている。正確には携帯利用会社(ブランド)を変更した上で機種も変えねばならない。そう、只今T by Kを利用中。2008年3月末日にてサービスを完全に停止してしまうのだ。

  出来ることならこのままの状態がいいのに。必要最低限の機能がしっかりとあり、無駄がない、シンプルイズベストな姿勢が気に入ってたのだよ。使うかどうかわからない装飾的な機能は、便利な面もあるかもしれないけど利用方法を覚えるのがめんどうだし、そこまで何でも携帯に頼りたくないのね。…と言いながら、番号やメールアドレスは手帳にも控えてあるというわけではないのだが^^;;
  まぁ、携帯電話に限らず、買ったら壊れるまでずっと使い続ける派。時間をかけて選び、気に入ったものしか買わないので、愛着があって捨てられないとも言うかも。そんなんで、半年経ったらすぐ買い替える人の気持ちが知れないんだなぁ。まだ使えるのにもったいないっ。

  A by Kに同番移行できるようになったのは1年以上前だと思うが、ずっとしぶっているのは、ひと月にかかる金額が全く変わってしまうからでもある。たいして使わないのに高い基本料金を払い続けるのがいまいち納得できず。そ、自分はプリペイド愛好家^^。
  その後しばらくして春ごろだったか?移行の新規契約手数料が無料になった。もう少し待ったら、今度は機種代金が無料になった。さらには、使い切れなかったプリペイドの登録済み金額を返却してもらえるようになった。でも!ここに来て、使いたいよさそうな機種があまりない。以前はいろいろ目移りするほど豊富だったのに。

  そしてついに…新しく月額基本料金が格段に安いプランが登場!?やっとここまで来たよ^^ まだプランの全貌が見えないので、いいことも悪いことも明らかになってから考えようとは思っているが。残り半年を切って、あともうひとふんばり ってとこかな。
10月18日



   習慣の変化

  ところかまわず厚かましいクマゼミから、こじんまりかわいいツクツクボウシに鳴き声がいつの間にか変わっている今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか?数日前のうだるような暑さから、ここ2〜3日は朝晩妙に過ごしやすく、早季節も変わり目かと驚いている次第。このところの、降りそうでどうやっても降らない、また、やっと降ってくれたのに、バケツをひっくり返したかと思うと短時間(5〜10分後)でからっと晴れてしまう雨の様子は、夕立というよりも熱帯性気候のスコールというものではないかと、もはや日本も温帯から変化しつつあるのでは…と危惧しております。
  夏の暑さはやりきれません。しかしそれ以上に困るのは、冷房をかけて寒いほどの室温を保っているあらゆる場所。と言ってみましたが、今回は冷房の話にはなりません。

  お盆休みは家でだらだらと過ごしておりました。また「久しぶりに」掃除。やる気が出てる間だけですが。もともと冷房つけない家なので、なんだかんだと汗をかき、やたらと水気をとり、また汗をかき…のまぁ言ってみれば好循環?おかげでバテることなく元気でございます。

  ちなみに、夏の暑さにさらされない平日は、朝ごはんでせいぜいコップ半分100cc程度、その後昼食でお茶を飲み、次は帰宅後のどが乾いていれば少々飲む、そして夕食時、という程度で、ほとんど水気なんてとらないのです。多分普段が異常と言えるのかもしれません。そういえば昔、夏の暑いさなか学校からの帰り道自転車で30分の道のりを、なぜだか「水は一切とってはいけない」というようなルールを自分に課してしたなぁ。妙に禁欲主義を貫いてた気が(笑)。もともとそういう体質だから出来たのかもしれません。
  体質…と書きましたが、これも違うことが今現在わかっています。お盆に真夏を実感したのち、普段の生活に戻って日中はちゃんと冷房のある場所で過ごしたところ、なんと、水を飲みたい欲求だけはそのまま続いていたのであります。のどがほどよく渇いて、すぐにがぶがふと飲んでしまう自分がいるのでした。なんという習慣のおそろしさ。そう、習慣によるもののようです。そういう意味では、食生活は案外簡単に変えられるものなのかもしれません。もしも変えられなくて悩んでいる方がおられましたら、わが身を別の環境に移して生活してみて下さい。そうせざるを得ない場所にしばらく身を置くことが秘訣。きっと何か新しいことが起こりますよ。
  …くれぐれも無茶のなきよう。

  あらあら、実はこんな話になろうは予想しなかった。手のほうがさらさらと動いてしまった^^;; もっと夏を振り返ろうと思ったのに…。では、また近いうちに。
9月1日



   つながってる

  インターネットはすごい。それがなかった時代には出来なかったことが簡単にできてしまう。 気になっていることを調べたりすると、知りたいことがわかるだけでなく、 調べたかったことと直接関係のないことが付随されてくることがある。

  【実例1】
  石井竜也さんの最新アルバムの編曲をしている「TATOO」さんについて興味があり調べてみた。 なぜ調べたくなったかというと、 TATOOさんが以前所属していたバンドが、「KAITA」という自分のお気に入りバンドだったことを偶然知ったから。
  ネット検索していくと、出た出た。「KAITA」の後、バンド名改名して活動していたこともあるらしい。
  ひとつひとつチェックしていくうちに、こんなページも出てきた。
  TATOOさんが所属する事務所?のページ。そして代表者として知ってる人の名前が載ってる! なんと、JIVEの元マネージャーさんではないか!? ちゃんと経歴にJIVEや鮎川麻弥ちゃんの名前まであるぞ。
  今までバラバラだったことが、関連づいてしまった!!この世界、なんでこんなに狭いんだ!?びっくり。 ちなみに、見つかったHPは こちら

  【実例2】
  いぇ、べつに、ただKENSOの京都でのライブ(2007.5.4 開催)が他の人はどう感じたのか、ちょっと知りたくなっただけ。それなのに。。。
  出て来たある方のブログ(どうもセミプロらしい)には、KENSOとは全く関係のない話題で、私の友人(一般人、趣味の音楽人)についての話とそのブログが紹介されていた。なんで!? 広いと思っていた「世間」なるものは、ほんとに狭いのか…も…。

  確かに、以前入っていたゴスペル団体(自分は1995年-2001年所属)には、KENSOファンもいたし、別に光田健一ファンもいた。
  また、ひとり旅の最中に偶然知り合った人が、スタレビファンだったとか、 アマチュア劇団員で練習場所が近くて共通の知り合いが見つかったりもした。その人の舞台を見に行ったりもしたなぁ。
  そうそう、随分昔の話になるけど、JIVEが東京で活動していると知ったのも、文通している人がたまたま杉真理さんのファンだとわかって、聞いてみたらJIVEを知っていた。そしてライブにも連れて行ってもらったというわけ。もしも、当時インターネットがあったなら、単独でつきとめて簡単に行動していたかもしれない。でもアナログの時代は自力で探すしかない。偶然が重なって今がある。そういう時代もよかったな^^。

  みんなどこかでつながってる??面白いね。
7月16日



   TV番組 その2

  前にTV番組について触れたが、実は毎週欠かさず(出来る限り)見ているものがもうひとつある。 日曜の昼間なのだが、家にいる時は昼食の時間をわざとこの番組を見るために調整している。 それほど、気になる内容なのだ。 この番組は元々関西近辺での放送だったのが、今や、東北の一部と首都圏を除く全国各地で見られるほどの人気番組らしい。 と書けば、ピンと来る人も多いでしょう。「そこまで言って委員会」っていう討論(?)番組。 きっと見ている方もたくさんおられるのではないかな。

  この番組にはまる理由は、世の中の出来事を多少おもしろおかしく紹介するVTRだったり、 「東京では絶対に言えない」と前置きしながら、本音を話す現役政治家の話だったり、 司会者(トークに定評のある関西のミュージシャン)と局のアナウンサーの進行だったり、 テーマに沿った的確なゲスト(学者や本の著者が多い)による真相だったり、 もちろん、出演者の意見や激論であったりする。 自分はさほど知識や意見を持たなくとも、番組からいろいろな見方を知り、ひとつ賢くなれたような、そんな気がするのかもしれない。

  討論番組と言えば、過去にさかのぼると、初めて興味を持って見たのが「YOU」という番組だった(NHK教育)。 ちょっと古すぎるか(笑)。自分の意見をしっかり持った人たちを羨ましく見ていたと思う。 当時は、人の話す内容を聞くというよりは、こんなにたくさんの言葉を咄嗟に話せる人が世の中にはいっぱいいるんだなぁ と思って見ていたのかもしれない(ぉぃぉぃ…)。 それでも番組に投書をしたことがあった。内容は忘れたけど。ここの局は律儀で、ちゃんと返事というか、わざわざお礼を返してくれる。ハガキをもらったこともあるし、大き目の缶バッジをもらったこともあるし。そういう意味ではきっちり視聴者とつながってるんだね。今考えるとすごいことだったな。

  ちょうどその当時「YOU」と一緒に欠かさなかったのが「オレたちひょうきん族」(フジ)。 気がつくと、いつのまにやら「…全員集合!」からは卒業していたのだった。 「ひょうきん族」は、オリジナルを知っている者がそのパロディを見て楽しむという類の番組で、 音楽ものにしても、ヒーローものにしても、何かにつけ、元のしっかりした過去の作品があって、それを元に少しひねって見せてるところがおかしいのだった。「アレンジ能力」を楽しむと言ったところかな。 たまたま、「音楽あり笑いあり」の自分の好みと合致していたということもあるか。とにかく楽しかった。
  その番組に、大好きな「JIVE」が出演したのもうれしさの極致だったよ^^そーいえば、2度出演したどちらもミュージカルのパロディだったっけ。録画ビデオを何度も見たせいで、テープがだめになり、既に残っていないのがくやしいところ。

  あまりに身近にあるせいで、とりあえず興味のあるものは見なきゃ損!と思う。 世間の人々がすぐ流行に飛びつくことを、自分としては毛嫌いしている一方で、 案外TVに頼った生活をしているのかも。
4月8日



   一番星見ぃーつけた

  2月の20日だった。夕刻帰宅途中、三日月の輝きが目立ち始めた西の空に、それまで気にかけたことのなかったよく輝く星を見つけた。月の光と競い合っているかのごとくすぐ真下にいて、それはほんとうにキラキラと明るい。まさか飛行機か何か?と一瞬疑い凝視し続けるも移動する気配もなく、多分星なんだと認識する。こんなに明るい星ならば小学校で習わないわけはないのだが、その記憶が全くなく、あれは何?という疑問だけが頭を渦巻いた。 翌日になってもまだ気持ちは治まらず、インターネットで「2月20日 月」と検索をかける。すると国立天文台のホームページが一番にヒットし、2/19と2/20の空の解説が出た。その正体とは・・・惑星のひとつ「金星」なのだった。

  解説によれば、金星は19日の夕刻 月の少し上で輝き、翌20日には月の真下で輝くのだそう。 一番見つけやすい日に偶然見つけてしまったよう。今まで、金星は地平線すれすれのところで見られるものだと思い込み、東西に山があるここで探そうとも思わなかった。実際は45度に行かないまでも30度以上の角度で西の空に見えていて、どの星よりも大きく明るいのだからこんなにわかりやすいものはないのだ。ここしばらくは見られるようなので、もし見たことがないという方いましたら一度ご確認を。
  そーいえば思い出した。「一番星だと思ったらそれは星じゃなくて金星だったりする」、なんて話、聞いたことがあるような…。 ちなみに、わたくし、星については全くさっぱりわからず、唯一自力で見つけられるのは冬の「オリオン座」だけでございます。

  さて、この冬は冬らしくなく、昨年とは大違い。すでに花粉の飛散も激しくこわごわと毎日を過ごしております。早々に うぐいすも鳴き、外はぽかぽか。桃の節句に花は見頃を過ぎようとしております。なんて季節の話を織り交ぜつつ。

  今住んでいるところは、道路が行き止まりのため車も少なく、田舎の風景が何年経っても消えない地域。すぐ東が山、南は田畑、北西側は住宅が乱立、高台にあるため片側は妙に眺めがよい。普段は家々のはるか向こうに、なんと県境にあたる山並が輪郭をつくり、夏にはその山を越えて花火大会の火が小さく見えたりもする、そんな場所。
  去年の秋だったかな、普段はもやで霞んでいる山が、澄んだ空気にはっきりときれいに姿を見せていたのは。長年住んでいてこういうことはなかったから妙に印象に残ってる。それはなぜ起きたのか、知る由もないのだが、これは異常気象?異常事態?何かの前触れなのかも…と危機感を覚えたことだけははっきりと記憶にある。
  地球温暖化等々 人間の成すことが積み重なって、この先どんな天災に跳ね返ってくるかもわからないし、もう少しまわりのことにも関心を持つようにしなくては。
3月3日



   寅さん全シリーズ放送

  こちらを覗いて下さっている皆様、大変遅くなりましたが本年もどうぞよろしくお願いしますm(_)m ぎりぎり一月中に書いています^^

  昨晩をもって、長きに渡ってNHK-BS2が毎土曜に放送していた映画「男はつらいよ」全48本の放送が終了。用事で見られなかった時もあったが、それでも半分以上は見たと思う。ずっと見続けていて思ったのは、当時年1-2本ペースで上映されていた「シリーズもの」の面白さ。出演者がずっと同じ顔ぶれで、格別その人について何も説明もいらないし、過去の作品の出来事がのちの作品の出来事に大きく影響していたり、登場人物がずっとそこで変わらない人もいればどんどん成長していく人もいること。 最初は寅さんの色恋沙汰の話だったのが、いつの間にやら、子役→社会人になってしまった甥のそれがメインで、寅さんはそこに少し乗っかって方向性を付ける役柄に変わっている。ただの連続ドラマとは違う時の流れの大きさを痛感している。
  また、個々の作品で見ると、作者(この場合、監督さん脚本さんになるのかな)の全体の構成の面白さが目立ってる。シリーズ中盤あたりは、冒頭で寅さんの夢の中の出来事が実写で描かれ、必ずのちのちそれは伏線だったとわかるようになっている。自分は、毎回この夢の出来事を見るのが楽しみで、今回はどんなお話になるのかな〜と想像をたくましくしたのだ。もちろん、毎度変わる「マドンナ」の、寅さんとの活き活きとしたやりとりも見逃せないし、人様が困っている場面で必ずや寅さんが皆を喜ばすなんて場面も気持ちがいいもの。見ているうちに心がほぐれて元気になるのも、また見たくなる要素のひとつだったのだろうな。

  放送が一旦終わったこれからとしては、ひとまず、見逃した作品が再度放送されることに期待しつつ、次回から土曜の夜は何を見ようかということになる。…と書いて思い出した。以前は日曜夜9時放送だった「ネクスト」(これもNHK-BS2)がBS1の土曜夜9時に移ってしまって全く見られていないのだ。この番組も毎回楽しいよ。世界各国で放送される人気TV番組を紹介する番組。毎回一国にしぼって、内容は番組紹介にとどまらず、そのお国柄や生活にまで及んで、とても興味がわく。大雑把に言えば、庶民の生活を知るためにわざわざ行っている自分の海外旅行、それをTVでやってくれているんだから、見逃せないのだ。もし、外国に興味を持たれているなら、絶対おすすめ。気になった方は一度ご覧下さいませ。
1月28日



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