「自在結び」
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この結びは、消防では、使うことはないと思いますが、大変ユニークなもので、結び目を移動することにより、ロープのテンション(張り)を調節することが出来ます。また、自在金具がなかった頃は、この結びでテントの張り綱をむすんでいたので、アウトドアマンの必修の結びだったそうです。


@ ペグや杭などにロープをひとまきして、「ひと結び」をかけます。

A 30〜40cm( A で示した距離)はなして、もういちど、「ひと結び」をかけます。

B そのまま、先端を元側のロープにひと巻きまわします。

C 図のように、結びよりも元側の部分で、もういちど「ひと結び」をかけます。

D あとは、結びの部分を強く締めます。

E 完成です。結びの部分を移動することにより、ロープの張りを調節する事ができます。


「ひと結び」、「ひと結び」、一度まわして「ひと結び」、と覚えればいいと思います。
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