「もやい結び」
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消防団員には馴染みの深いこの結び、一般にも「結びの王様」的存在です。
強度も強く、是非マスターしたい結びです。

「参考事項」
結びが生命に関わる登山では、テンション(力)のかかる方向や、条件により結びが崩れる可能性があるとして、最近では、より信頼性の高い「二重8の字結び」を使うそうです。


まず、輪をつくりましょう。

右図のように、両手でロープを持ってしまうと、誤った向きの輪はできません。

左手で巻いてもよし、右手首を返すことによっても、輪を作ることができます。

輪を作るのに失敗したケース


前図で作った輪から、目的物を通し、右図の要領で結んでいきます。


補強法
 右図の要領で、ひと結び、または止め結びを加えます。


「参考(?)」
あまり意味はありませんが、結び目の部分だけをよーく見ると、「つぎ結び」になっています。




輪を作るのに失敗したケース (このページの先頭に戻る)

右図のように、目的物にロープを通してから、一度手を離して(!) 輪を作ると、輪が逆になります。

当然、前述の手順では、もやい結びは出来ません。

初心者が陥りやすいミスです。
実際、教えるシーンで見かけたことがあります。

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