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2017年05月
前月へ 翌月へ 『がん・人工肛門からの出発』トップヘ 『山岳巡礼』トップへ 2017.05.31(水) カラス―(2)
今日もまたカラスの話。よく見かける野鳥のうちカラス、ハト、スズメの歩き方をイメージできますか。もちろん空を飛ぶときに羽を使うのはみんな同じですが、さて地面を歩くときは・・・・
鳥によって移動の仕方がちがうのですね。 ・ピョンピョンと跳ねる歩きはのは、小型の鳥や樹上生 活をする鳥に多い傾向があるらしい。 ビョンビョンかヒョコヒョコかの違いには、相応の理由も解説していましたが、そんな細かいことは省略しますが、何事にもそれなりの理由があるということです。 ◆鳥の歩き方とちがい、それなりの理由がさっばり分からないのが近ごろの政治の動きです。
ただいま田植えの準備どき。耕運機で土を起こし、水を張る。すると地中の虫たちがぞろぞろと這い出して来る。それを狙ってカラスなどが集まり、ついばんでいる光景が目に入ります。 環境への適応力に優れ、大都会の真ん中でも悠々と生きているのが鳩やカラス。 一方カラスの方は害鳥・・・と言うよりカタキ役扱い、何とか駆除してしまいたい。ゴミはちらかし放題、時には人に攻撃を仕掛けるヤンチャぶり。カラスは頭が良い鳥だと言います。悪智慧なんでしょうかネ? ◍【七つの子】 カラスなぜなくの カラスは山に かわいい七つの子があるからよ
先生方の失言オンパレード、そのご粗末さ加減に人々も唖然。立場上の言葉の重みがぜんぜん分かっていないのかも。 ●山本地方創生担当相―「一番のがんは文化学芸員」
●衆議院議員小選挙区制、これで政権交代も可能となり、緊張感も出るはずと期待したが、今や「一強多弱」、加えて自民党内のリベラルと言われる良識派閥も影を潜めてしまい完全な独裁体制。これなら50年体制の方がまだましだった。 ●民主主義国家の国民が、自らの権利放棄を恥じることもなく、政治にそっぽを向いていていいのか、それがとても心配です。【追記】森友学園籠池氏が「これが表に出たら内閣二つや三つひっくり返りますよ」という意味の発言をしたのを覚えています。ひっくりかえるどころか何ごともなかったかのように、政府の意のままに政治は動いています。 連発する失言や疑惑解明とは裏腹に隠蔽に必死の森友学園、加計学園問題などを見ていると、国民も甘く見られているものだな~と感じます。
三球・照代の漫才「地下鉄の電車はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの」を覚えている方も多いでしょう。 ◆「○○へ行く」というのは「いく」のか「ゆく」のか、どっちの読みが正しいのだろうか。考えていると寝られなくなってしまう。 そうだ広辞苑を引いてみよう。そのための辞書 ◍まず「いく」で引くと「行く」と出ている。―奈良・平安時代から「ゆく」と併存。平安・鎌倉時代の漢文訓読では、ほとんど「ゆく」を使い、「いく」の例はきわめて稀。「いく」は助詞「て」を受ける形が多い。「ゆく」に同じ。 ◍次に「ゆく」で引くと、「行く・逝く・往く」と出ている。奈良・平安時代から「いく」と併存。平安・鎌倉時代の漢文訓読では、ほとんど「ゆく」を使い、「いく」の例はきわめて稀。「いく」は助詞「て」を受ける形が多い。「ゆく」に同じ。 わかったようなわからないような・・・・つまり読みはどっちを使っても間違いではないということだろう・・・と解釈して納得することにしました。80まで悩みつづけずに、早く調べてみればよかった。
◆検査結果は後日お知らせしますが、9時半受付、10時薬剤注入。いったん帰宅してから午後Ⅰ時より検査開始―40分ほどで終了。3時間ほど待って担当医より結果説明あり。帰宅は夕刻になりました。 ◆新たに加計学園疑惑をメディアが取り上げています。真偽はどこにあるのかわかりませんが、事実をきちんと明らかにしてほしいもの。
◆先日、四葉のクローバー探しに失敗。今度こそはと2回目のチャレンジ、時間も前より少し多めの20分に増やして探索?しかし結果はダメ。もう少し簡単に見つかると思ったのにな~・・・なかなか見つからないから値打ちがあるの゛たろうな~。 ◆本日は精密検査のために一日がかりで病院。
◆小さかったころこんなことがありました。灯火管制のうす暗い電灯の下で両親と話をしていたときのこと、小さな私が一言口にしたのを聞いた親は「そんなことを外で言ったら大変だぞ。絶対に言っちゃーいけんぞ~」と叱られました。何を口にしたかは記憶にありませんが、治安維持法に引っかかるようなことだったのでしょう。「たとえば早く戦争が終わればいいのに」とか、あるいは「日本が負ければ戦争は終わるのか?」とか、「戦争が終われば腹いっぱい食べられるかな~」というようなことだったかもしれません。兵隊さんはもっと頑張っているのに、このような不平は反国家的思想の家族として官憲の監視下に入る可能性もあった時代。監視国家というとそれを思い出します。 勿論平爺のよもやま日記などは、その当時だったら「反政府的危険分子」として要注意人物のレッテルを張られ監視対象になることは間違いなかったことでしょう。倫理に外れない限り自由な国であってほしい。
◆国会におけるテレビニュースでの安倍総理のことば。 ◆40年ほど前、全日空航空機導入に関して、業界、政治、フィクサーの絡んだ歴史に残る汚職事件がありました。検察により時の総理田中角栄、国際興業社長小佐野賢治などが取り調べを受けました。国会で田中総理に対して小佐野との関係を糺されると「刎頸(フンケイ)の友」との答弁と記憶しています。刎頸の友(=刎頸の交わり)とは、中国の故事で、「お互いに首を斬られても後悔しないような仲」という意味。 ◆安倍総理の「腹心の友」とは。 つまり安倍総理が使う場合には、安倍の方が立場が優位にあることを示し、ただ仲の良いお友達と言うだけではないように思えます。たまには親分して言うことを聞いてあげようか・・・という解釈があっても不自然ではない。
◆安倍政権、またもや得意の強行採決という伝家の宝刀を抜き放つ。「共謀罪法案」です。それなりに関心を持って報道等に目を通してきました。正直に言ってその正体がつまびらかではありませんが、国民に対する監視、規制がきびしくなることは間違いないと思います。言論界をはじめ、多くの識者が憂慮。
連想するのは戦前の暗く息苦しい管理社会就中「治安維持法」や「特別高等警察」のことです。戦前の日本を知らいない方には想像できないことかもしれません。多分学校の歴史や社会科でも習っていないと思います。
何が何だかわらかないうちに数の力で強行採決。日本が間違った道へ入り込みつつあるのではないか・・・そんな危惧を感じています。
◆2年前、国論を二分した「安保関連法案」のことは記憶に新しいと思います。マスコミや多くの学者・識者が憲法違反と指摘する中、国民の不安を残したまま安倍政権は強行採決という非常手段をもって成立させてしまいました。これにより集団的自衛権の行使が可能に。「平和国家」の看板もくすみ、過去の反省から生まれた不戦の誓いも放棄同然となりました。
◆子孫のためにも、世界に冠たる平和国家日本をどうしようというのでしょう。次に待っているのが「憲法改正」。安倍総理は2020年までには改正すると表明。一般国民からは、憲法改正を求める沸々たる声はないどころか、逆に不安を抱く人々の方が多いと思います。 ≪要は政府が国民を監視、管理しやすい憲法作りが狙いか? 【追記】強行採決の一方、森友学園疑惑も加計疑惑も隠蔽に躍起。火のないところに煙は立たぬ。「やましいことはない」そう思っているのは、関係者以外一人もいないのではなかろうか。政治がおかしい。安倍内閣が続く限り、こうした闇に紛れたような政治手法は変わらないかもしれません。大きな不安を感じます。
◆新聞を読むのは混雑した通勤の電車の中だけ。見出しに目を通すのが精いっぱいでじっくりと読む時間がない。平爺の20、30歳代のころのことです。一時読売新聞を購読した時期もありましたが、政府寄りの内容が気になって朝日新聞に変更。以来何十年も朝日で通してきました。 新聞の使命の一つは、ただニュースを流すだけでなく、国民に代わる「政権のチェック機能」が大きいと思っています。 国会における共謀罪関連質疑に対して、安倍総理が「私の考えは読売新聞を熟読すればわかる・・・」と答えました。つまり読売は安倍総理の代弁者?・・・・そう思わざるをえません。つまり権力へのチェック機能を果たせない等しいと平爺は考えます。 ◆21日付の朝日新聞記事による指摘。 20年前、長野県で開催された冬季長野五輪、そのときのボブスレー・ルージュの競技施設も維持費が賄えずに今シーズン以降の運用中止が決まったようです。 ★★★ 夏草や 兵どもが 夢の跡―芭蕉― ★★★
日本の暦には「二十四節気」とか「七十二候」など、今の時代に生きる私たちには意味不明なものがいろいろとあります。 ちなみに5月21日は立夏から十五日目で、二十四節気の「小満」にあたるそうです。小満とは、陽気がよくなり、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから「小満」といわれる・・・・これはwebに載っていた解説です。 昔は向こう3カ月のお天気長期予報などというものはなく、先人の積み重ねた知恵で農作物の管理などを行っていたのでしょう。 ちなみに七十二候カレンダーをみると5月21日~25日は「蚕(かいこ)起きて桑を食む」となっていました。時分単位、いや秒単位で動いている社会にどっぷりと浸かっている私たちにはピンときませんが、そこはかとないロマンのようなものが漂うのを感じます。
雲の欠けら一つない晴れやかな空。中空に浮かぶ月。ふと美空ひばりの「越後獅子の唄」の一小節が浮かびました。 ♪今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと叱られて ◆ネットにこんな記事が 1位 残業が常識、多すぎる時間外労働(62%) 平爺の時代は、「あいつは辛抱がたりない、どこへ行っても勤まりっこない」と冷たく言い放たれたものです。新卒の甘えだけではなく、世の中が厳しくなってきているのだと推測します。
平爺が今の時代なら、5月病で辞めていたかもしれない。いい時代に生きられたと思うことにします。
手紙の時代なら、この時期書き出しは「風薫る」とか「薫風」の挨拶から始めるのでしょうね 手紙がすたれてメールやスマホの時代、「風薫る」は似合いませんよね。でも何となく気持ちも明るくなる感じ、数多い時候の挨拶の中でもトップクラスの良い言葉だと思います。 昨日は、暑くもなし寒くもなし、薫風を肌に感じながらのウォーキング。田のあぜ道を歩いているとクローバーの花が一面に咲いていました。子供のころ飼い兎のエサにクローバーはよく取にいった思い出があります。ふと足を止め、四葉のクローバーを探し始めました。5分、10分、15分・・・見つかりません。以前、簡単に二つか三つ見たけた記憶がありますが、結局あきらめてしまいました。 四葉のクローバーは「シロツメクサ」とも言います。花言葉は「幸運」で、勇気、愛情、信頼、希望などを指すそうです。 ウォーキングのついでに、また探してみようと思います。見つかったら押し葉にして孫娘に・・・・。
先だって、ラジオを聞いていると「北海道の鳥はタンチョウ」という話かありました。 ちなみに平爺の住んでいる信州長野県は
◆オリンピック施設費用分担をめぐってのゴタゴタ、どうやら東京都が負担することになったらしい。神奈川、埼玉など、競技会場となる県にも負担させようという目論見は外れた様子。普通に考えれば後先も考えず、誘致の旗を振った東京都が負担するのが・・・・あたりまえと思います。 招致時7000億円と言っていた五輪費用が、増えに増えて3兆円を超えるかもしれない・・・・嘘もいい加減にせよと言いたいところです。3兆円を国民一人当たりにすると23万円。1世帯平均2.5人とすると1世帯のあたり60万円弱、凄い数字です。 ◆国富を競うかのように肥大化する一方のオリンピック、今やそれを支えられる都市は世界中探してもごく限られた数しかないのではないでしょか。日本だって大震災復興、原発廃炉処理など莫大な金のかかる大事業に四苦八苦しています。それに比べたら、たかがオリンピックに膨大な金をかけ、ここまで肥大化させてしまったことを、立ち止まって冷静に見直す必要がありそうです。 ◆オリンピック憲章の精神とは裏腹に、ドーピングに手を染めてでも「勝つ」ことにのみこだわり、主催国は国威発揚の場と勘違い、華美な演出にうつつを抜かしているように見えてしかたありまもせん。ど派手なオリンピックを目指すより、東京オリンピックを機に「オリンピックはどうあるべきか」を改めて問い直す大会にすることの方が、オリンピック史に残す意味が大きいと思う。
「VHS」、知らない方が多いかもしれません。30年?ほど前に流行った家庭用ビデオテープです。その前は「8ミリ」と呼ばれたフイルム式のビデオでした。珍しがり屋の平爺(当時はおっさん)はそのカメラで撮りまくりました。撮ると言っても8ミリは子供の成長記録。VHSは孫の成長記録オンリー。 ◍フイルム式8ミリは映写機が故障、新しい映写機が手に入らず泣いて馬謖を切る思いでフィルムを処分。大きめの段ボール函いっぱいという量です。その後フイルムからDVDにダビングしてくれる業者があることがわかりましたが処分した後の祭り。 ◍VHSテープもかなりの量を保管していました。手持ちの再生機器で観ることはできても故障したらおしまい、今は再生装置は製造されていないとのこと。テープの大半を廃棄処分。ところが先日ネットで調べるとダビング業者のあることが分かりしました。捨てずに保管していたテープ13本。孫の誕生から3~4年間の記録です。 静止画と違って、動きも音声もあり、実に楽しい。捨てずに全部保管しておけばよかった。捨てたりする時の思い切りの良さは人並み以上の平爺、それで失敗したり後悔したりすることもまた多い(笑)
【若葉】 ♪ 鮮やかな 緑よ 明るい 緑よ ◆この先まだ55年目:エメラルド婚式 60年目:ダイヤモンド婚式 65年目:ブルースターサファイア婚式 70年目:プラチナ婚式があるというから、まあいいか
たぶん風邪だと思います。かれこれ1週間以上。熱はほぼ平熱ですが、痰の絡まった咳が止まらず気分不快。始めての体験。
体と精神は「車の両輪」と言いますが、確かにその通り。何かをやろうとする気力が湧きません。ただ何となく時間が過ぎていく。昨日は五月晴れの下、緑のカーテンとしてゴーヤとキュウリを6本植えただけ。あとは横になって本を読んだり、録画してあるテレビを見たり・・・・。
昨日は、田んぼに水を引く用水路のことを書きましたが、そろそろカエルの合唱が聞こえてくるころです。カエルと言えば高野辰之作詞の『朧ろ月夜』が浮かびます
♪里わの火影も森の色も 歌詞2番「蛙のなく音も・・・」の「なく」は平仮名。漢字を使うなら「啼く、泣く、鳴く・・・」どれを使うのでしょうか。ひまつぶしに調べてみました。 とても使い分けは出来そうもありません。蛙(かわず)はど直観的には「鳴く」かな~? 田んぼに水が引かれ、田植えの準備が始まるころとなりました。でも水田地帯には人影もまばら、一家総出の賑わいは遠い昔の話。安曇平から諏訪盆地・伊那谷北部あたりは5月中旬過ぎから。ここ善光寺平を中心とする北信地方は6月10日ころでしょうか。
冬の間、涸れていた用水路も、今は満々とした急な流れに変わっています。子供でも落ちたら、いや大人でも助かるのは難しいかもしれない。
一、信濃の国は十州に 境連ぬる国にして 二、四方(よも)に聳ゆる山々は 御嶽乗鞍駒ヶ岳
「鬼の霍乱」・・・病気とは縁のないような丈夫な人が、病気になることのたとえ。えーっあの鬼課長が熱を出して休みだって、鬼の霍乱か・・・。 2、3日前からノドが何となく変だ、昨朝軽いウォーキングのあとで熱を計ると39度超。ちょっとまがすいかも。
◆【豪華】 ◆【貧困】 子ども6人のうち1人が貧困状況、これが日本の現実で、特にひとり親家庭の貧困率は54.6%という数字。(貧困率とは➡所得が国民の「平均値」の半分に満たない人の割合) 厚労省よると、子どもの貧困率は16.3%と過去最悪を記録。ひとり親世帯の貧困率は先進国でも最悪の水準となっているようです。とりわけ母子家庭の貧困率が深刻だと言います。 子供の貧困➡https://www.kodomo.living-in-peace.org/chilid-poverty?gclid=CJGRjM2x4dMCFZZ-vQodnfoDjg ◆「貧困の連鎖」ということばもあります。貧困家庭ではしっかりとした教育も受けられない→社会に出ても良い仕事につけない→不安定勤務と低賃金→子供の教育費を賄えない。世代が変わっても貧困から抜け出せない負のサイクル。 ‘(平爺は何にもわかっていないのに、ただ感じたままを書きました。でもこのままではいけない・・・そんな危機感のようなものは感じます)
ウォーキングで通りかかる寺院門前にある掲示板の「今月のことば」 人間とは 私たちは、自分の正しさによって作った「ものさし」によって、損か得か、勝った負けたと、あらゆるものをはかっている。「あの人よりは幸せ」「あの人よりは駄目だ」と、知らず知らずのうちに他と比べてみては、自分の優劣を自分でつけてしまう。 ◆能天気な平爺のことば―聖人君子にはなれない。だから人間なんだ、だから生きていて楽しいのだと思う(笑) 参照 http://www.mori-life.com/self/compare-with-others.htm
Web検索すると、「たんぽぽ」という名前の由来は諸説あるが、定説のようなものはないらしい。「蒲公英」中国語らしいが発音はわかりません。つまり「たんぽぽ」は日本語、「蒲公英」は中国名ということでしょうか。
◆春早々、日当りのよい土手や空き地など場所を選ばずに咲きはじめたタンポポ。つい先日まで我が物顔の存在だったのに、今ではいっせいに綿毛に変わる潔さ。そしていずことも知れずに風に乗って飛び去ってしまいました。
◆人も同じ、自分が親を選んで生まれてきたわけでもないし、自分で選んだ家庭環境でもない。子にとってはすべて偶然のなせるわざ。その中でよりよく生きていくより仕方がない。
昨日の気温は25度、季節は初夏へと移りつつあります。 善光寺平を囲繞(いじょう)する山々に残っていた雪も次第に薄くなり、残雪は2500mを超える高山に冬の装いを残すのみ。 ここ善光寺平の里は、まるでリレーのバトンタッチのように、さまざまな花が追いかけるように咲いていきます。 1週間ほど前、千曲川の橋の上から河川敷を見下ろすと、ピンクの霞のように華やかに咲いていたのは桃。美しく爽やかな時期はあっという間、この季節だけは果樹畑の道を好んで歩いています。
◆小さな庭ですが、地植えの花が春を謳歌するように咲いています。今咲いているのは
・モクレン・ツバキ(2種類)・ボケ(2種類)・ムシカリ
◆ボケ防止に有効・・・一日10人と話をする。しかし前にも書きましたが簡単ではありません。家内とチョボチョボっと話をするだけの日が多い(家内は超話好き、よく話すことがそんなにあるな~・・・ちゃんと返事をしてよ―なんて言われています。
◆ラン科アツモリ草属のクマガイソウ、かつては北海道からか九州まで、全国どこにでも見ることのできた花、今は自生を目にすることは難しくなってきているらしい。 10年ほど前、友人から株分けしてもらい、庭の反日蔭で育ててきました。何とか絶やすことなく、今年は過去最高の13輪の花が開きました。秋になると山からとってきた落ち葉を被せたりして、大事に保護したことに応えてくれたのかもしれません。 ◆今日の暦を見ると端午の節句・立夏、七十二候は「蛙始鳴=かわずはじめてなく」。当地は田んぼに水が入るのはもう少し先、賑やかなカエルの鳴き声はまだです。
一昨日、5月2日は八十八夜(節分から数えて88日目)。当日はボラの日でしたが、都合で一日遅れの訪問でした。 ♪・証城寺のタヌキばやし ♪・雨降り ♪・雨降りお月さん ♪・ゴンドラの唄 ◆作詞の方で知られる高野辰之は、中山晋平と同じ長野市近郊(現中野市)の生まれ。高野辰之の最も愛され知られる歌は『故郷』ですが、♪おぼろ月夜♪春の小川♪春が来た・・・などが今も歌い継がれています。 明治時代に生まれた北信濃出身の二人の作詞作曲家、長野県民にはとりわけ親しみを感じる二人です。
今日は憲法記念日。今から70年前、国民主権の民主主義国家として再スタートトするとともに、二度と戦争の惨禍を起こさないことを誓って新らしい憲法が制定施行された日です。その年に生まれ人でも今や70才。多くの人は、なぜ日本の憲法を「平和憲法」と呼ぶかご存じない方もいるかもしれません。
「国際紛争を解決する手段としての戦争は放棄する」と掲げる国は、日本のほかに・アゼルバイジャン ・エクアドル ・ハンガリー ・イタリアなどがあるそうです。
◆日本憲法9条に以下のように謳われています。 1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
◆世界に例を見ないような「平和の理念に徹した日本国憲法9条をノーベル平和賞に ◆明治憲法下で行われた太平洋戦争の日本人犠牲者は、軍人230万人、民間人80万人、計310万人と言われます。その犠牲の上に今の憲法があります。 ◍先日、こんな言葉を耳にしました。視点を変えれば「原爆を落とした国より落とさせた国の罪は重い」・・・これも戦争の一側面か思います。
◆孫娘の入学祝いに行ってきました。入試の猛勉強で?ジジ・ババに会いに来る時間もなく、2年ぶりの顔合わせでした。「娘十八番茶も出花」、まっ正面から顔を見るもちょっとテレくさいような娘になっていました。選挙権もあるし運転免許も取れるし、いつまでも可愛いだけの孫娘ではいてくれません。少し距離ができてしまったような寂しさもありますが、それが自然な姿と割り切らなくては。
◆遊びにきたとき、一緒に風呂へ入るのは爺と決まっていたのは小4くらいまで、中学生の最初のうちはハグして別れたのに今はそれもできません。
ジジとババに残されたのは、孫の成長と幸せをニコニコしながら見守ること。それでいいのですよね。
5月、春の名残りはあるものの季節は初夏。夜明けの道を歩いていてふと浮かんだのは芭蕉の句。 奥の細道は多分高校の授業で習ったと思いますが、この句以外に覚えているのは「五月雨を・・・、夏草や・・、蚤虱・・・、荒海や・・・・象潟や・・」 「象潟や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」は、30年ほど前に東北の名山鳥海山(2141m)へ登ったのが、芭蕉が奥の細道に旅立ってちょうど300年というイベントの年。下山後、芭蕉が訪れた最北の地でもある象潟の柑満寺へ立ち寄りました。境内句碑に刻まれていたのがこの句です。なぜか今も頭に残っています。 全国津々浦々の山を登ってきたおかげで、普通の観光客が脚を向けないような所にも行くことができました。 |
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