.
今月の壁紙は明るい桜にしました
17年04月
前月へ 翌月へ 『がん・人工肛門からの出発』トップヘ 『山岳巡礼』トップへ 2017.04.30(日)の日記は休ませていだきます。 2017.04.29(土) ケガにもめげず
◆胸椎圧迫骨折から4カ月。コルセット装着時間を徐々に少なくしてきましたが、いよいよコルセットよサヨウナラ!! 平爺の座右の銘の一つか「つづける」。♪や~ると思えばどこま~で~やるさ~・・・そこまで立派ではありませんが、恰好つければ自分に負けるのがイヤなのかな~。 ◆棺桶に片足突っ込んだようなジジイですが、お年寄りたちもすっかり気を許してくれています。訪問すると皆さんニコニコ顔で歓迎。前回訪問したのが昨日か、1週間前か、1カ月前かもわからない方々ですが、「久しぶりだねー」なんて言われます。すっかりお友達感覚です。ケガにもめげず、1回も休むことなくよく続けたな~、これは自分への褒美のことば(誰も言ってくれないから―笑―) いよいよGW、遅ればせながら平爺はこれから孫娘の入学祝いや、親戚の病気見舞いなどでお出かけです。
言葉にはふたとおり。美しい言葉と汚い言葉。 平爺は、昔からただドタバタ騒いでギャグを飛ばしたりふざけたりと言う番組は大嫌いの変わり者です。だからバラエティで流行っているような言葉や表現などはほとんど無知状態。多分死ぬまでバラエティは見ないと思います。 ◆先だって、たまたま目にしたテレビ、耳にしたのは出演者の「ムカツク」ということば。平爺にはとてつもなく汚い言葉に聞こえました。少なくても公共のテレビで使うような言葉ではない・・・それが平爺の感覚。いまどきは普通に使われているとしても平爺には絶対に使えない。 ◆「むかつく」とは我慢できない腹立たしさ・抑えようのない怒り表現のようですが、本来は、「食べた物が体に合わなくて胸や胃がむかつく」というようなときに使っていたのだと思いますが、いつの間にか「ムカツク」の意味が変わってしまった。自分に向けられたらたのでなくても、ムカツクという言葉を耳にしただけでムカツキます。平爺はやはり融通の利かない化石人間のようです。
この時期(20~30日)は二十四節気の『穀雨』、そして25日は七十二候の『霜止出苗=しもやみとなえいずる』とのこと。昨日は肌寒さを感じる春の雨、散り落ちた桜の花びらを濡らしていました。 ◆好きな顔とか雰囲気は人それぞれの好み。しかしラジオは声だけです。平爺のお気に入りアンカーは柔らかな語り口の某女子アナ。声を聞いているだけで癒される感じがします。媚びた甘ったるさを感じる某女子アナは疲れる。声の質や語り口は身体的な見かけ同様、ときにはそれ以上に大切なものだと気づかされます。 そのアナたちが放送終了時にしめくくる挨拶はそれぞれ決まっています。
◆「ぺんぺん草も生えない・・」近ごろはほとんど耳にしませんし、自分でも使いませんが、昔は慣用句としてよく使われていた言葉だったような気がします。 ペンペン草というのは雑草の「なずな」のこと、荒地でもどこでもはびこるように生えている逞しい植物。そんな生命力旺盛な植物でさえ生えることができない土壌・環境を言い表しているのだと思います。
◆社内でも腕利きの営業マンが回ったあとは、誰がセールスに歩いても目ぼしいところはすべて刈り取られていて成果はあがらない。「Aさんが歩いたあとはペンペングサも生えないよ・・・・」というように使います。
さくら、桜、サクラと待ち焦がれていたのに、開花から旬日もおかずに花吹雪。今は落花が地面をピンクに覆っています。林芙美子の《花の命は短くて苦しきことのみ多かりき》が脳裏をかすめます。
恵まれたとは言えない苦しい生活の中でも、奔放に人生を生き抜いたと言われる林芙美子。散り敷いた桜の花びらを踏みながら歩いていると、あの「放浪記」をもう一度読んでみたくなりました。 風も吹くなり 雲も光るなり
◆胸椎圧迫骨折、このケガは骨粗鬆の人に多く見られとケガとのこと。平爺も整形外科の勧めで、週1回「テリボン」という骨粗鬆症治療薬の注射を4カ月近く続けてきました。投与期間は18カ月でゴールはまだまだ。実はこの薬、副作用が大きいのです。注射の後は悪心や気力減衰、吐き気・・・など。食欲も落ちて何もやる気がしない。その上毎週1回の通院も大変、あと1年以上続ける気がしないと医師に訴えました。 その結果、他の薬品=「フォルテオ」に変更。この薬も注射、投与は毎日で期間は2年。たただし自宅での自己注射で通院は不要、副作用もほとんどありません。腹部か太腿への皮下注射、針も細くて刺すときの痛みもわずか。 ◆30余年前直腸がんにかかった時、丸山ワクチンという注射を一日おきに4年ほど続けました。完治したのはその効果かもしれません。 ◆寝るときと風呂に入るとき以外は着装していたコルセットは、今月に入ってから着けたり外したりの慣らし中。そして今月末には外す予定ですが、自由自在に動くにはまだ時間はかかると思います。
圧迫骨折のケガから4カ月が経過しました。「胸椎圧迫骨折・・・それって何?」という方も多いかもしれません。平爺も知りませんでした。
頚椎は上から1番~7番まで、胸椎は1番~12番まで、腰椎は1番から5番まで、計24あってそれぞれ上から番号がついています。平爺が骨折したのは胸椎の一番下の12番です。MRIの画像を見ると、つぶれているのが素人目にも明瞭です。 図の斜線の部分が圧迫によりつぶれたケ所です。姿勢も猫背状の前かがみになるらしい。ヤダナー
半藤一利という有名な著述家がいます。これまでに同氏による太平洋戦争や昭和史などの著作をいくつか読んでいます。共鳴するというのか、私の力では思いを著わせないところを、半藤さんが代弁してくれているような気持ちで読ませてもらっています。 先日の朝日新聞に掲載された記事の一部分だけですが、ご紹介させていただきます。 「戦争をする国家は、必ず反戦を訴える人物を押さえつけよう 共謀罪について国会論議が始まりました。国民の賛否は分かれると思いますが、もしこの法律が成立してしまったら、もう元には戻れないと思います。うっかり冗談も口に出来なくなるような窮屈な日本、昔の監視社会に戻るのだけはご免、国会論議を、関心を持って見守りたいと思います。 ご参考――http://www.asahi.com/articles/ASK4K5K7FK4KUTIL043.html
◆世界的なブランド企業東芝の経営危機ニュース。まさか・・・ですよね。半世紀前、経営難に陥った東芝を辣腕をふるって再建した土光社長も、草葉の陰で嘆いていることでしょう。見込みでは営業赤字が数千億円とか。数字がでかすぎて見当もつきませんが、中堅規模県の年間財政支出に匹敵する額とか。いかに巨額かがわかります。 ◆片や事故原発を抱える東電。国の支援、後ろ盾がなければ倒産。結局事故処理費用は電気料金に上乗せして国民負担、まさに殿様商売。世界を震撼させた福島原発事故のあと、安倍総理は東南アジア歴訪で原発の売り込みに力を入れたというニュースが報道された記憶があります。よくもそんなことを・・・・あらためてあきれ返ります。 ◆気の毒なのは先の見えない社員たち。天下の東芝で働き、人も羨むような職場で安定した生涯を送るはずだっただろうに、一瞬にして崩壊、不安にかられていることでしょう。
ひと昔も前のこと、政権交代が実現して民主党主体の内閣が誕生したとき、これで新しい日本が始まるかもしれない・・・そんな期待が広がりました。それに先だちアメリカでは「change―変化」をスローガンにして民主党オバマ政権が誕生しました。日本の政権交代も劇的なインパクトでした。新しい時代の幕開け・・・・ 残念ながら党分裂や離反などで短命に終わってしまいましたが、記憶に残ったのは逼迫した国家財政状況下、行政改革としてテレビ中継した事業仕分けを、釘付で見ていました。再び政権が自民党に変わっても、この事業仕分けは残しておいてほしかった。 ◆前置きが長くなりましたが、何日か前の朝日新聞長野版に「長野県が全国一位」の見出し。何が一位かというと、一人当たりの一般ゴミ排出量か全都道府県中一番少ないのが長野県、こうした一位は気持ちいいです。 ◆北信濃では梅と桜がほぼ重なり、それにアンズが加わります。次に控えているのがリンゴ。
桜は絢爛豪華。梅は風情・風流。ぱっと明るく咲いた桜もいいですが、どちらかというと控えめに咲く梅に心を惹かれます。とりわけ登山に出掛けた折、ひっそりとたたずむ山村の家屋敷や畑の隅に植えられた梅が良い。自己主張もなく咲いている風景、平爺の好きな風景です。
◆我が家の梅は、3年ほど前に老衰と虫の寄生がひどくて伐採してしまいました。
IS、中東、北朝鮮・・・きな臭いにおいに不安がつのります。 ◆中東シリアで、使用禁止の化学兵器(サリン?)使用疑惑。国連安全保障理事会の調査実施提案についてロシアが拒否権を行使、廃案になったというニュースがありました。 ・常任理事国――アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国・・・固定していて変わることはない 常任理事5ケ国のうち1ケ国でも反対すれば、他の全理事国が賛成しても否決となる。これが国連安全保障理事会での拒否権というもの。何ともおかしな制度です。国連をいったん解体でもしない限り、この先も常任理事国5ヶ国が入れ変わることはないのでしょう。 ◆ネットに国連分担金の数字がありました(上位10ヶ国)数字はドル 日本の負担は第2位。ところが常任理事国のロシアは日本の3分の一。何でだろう? ケガ(胸骨圧迫骨折)から4カ月、じっとしていると体が腐ってしまいそうな気がして、控えめなウォーキングをしています。早朝30分前後、午後30分前後、春の草花を見ながらゆっくり歩くのも良いものです。
◆かなり前ですが「ど根性大根」が話題となったことがありました。先日目にしたのはど根性タンポポ、車路の舗装を突き破って芽を出し、花を咲かせている。この生命力のすごさ、感動ものです。
◆冬期はこの日記に貼る被写体を探すのも苦労ですが、この季節はふんだんにあります。田畑の道を歩けば、われ先にと咲く花々が満ち溢れています。やわらかい陽ざしのもと、花々を愛でながらのひと時です。自分で言うのもどうかと思いますが、80才の大台に乗って、心の方にも少し余裕も出てきたかもしれません。
しかし癒しの春が過ぎるのはあっという間、今のうちに味わっておかないと。
今目にする野草の花 スミレ・ヒメオドリコソウ・タンポポ・カラスノエンドウ・ホトケノザ・ツクシ・オオイヌフグリ・菜の花・フキノトウ(花)・ナズナ ほかに名も知らぬ花が何種類も。 ◆1カ月ほど前、新聞広告が目にとまり「歎異抄をひらく」というハードカバーの本を購入しました。動機は表題の親鸞のことばについての関心から。 「善人より悪人の方が救われる・・・」と思い込みそうですがそんなはずはない。もっと奥深い意味があるのだろう。それをちょっぴり知りという気持が前々からありました。 ◆親鸞と言えば蓮如上人。こちらの有名なことば 世の無常のようなものを言っているのだと思いますが、やはり平爺にとってはこれも難しい。
◆今週、テレビか惹きつけたビックニュースは何と言ってもアイススケートの真央ちゃん。
テレビ各社、真央ちゃんに席巻された感ありでした。どの局を選んでも真央ちゃん真央ちゃん。いかに人気者だったかが良く分かります。新聞もテレビに負けず劣らずの扱い。 可愛らしくて、ソフトな雰囲気。見るからに人に好かれるアイドルタイプですね。引退と聞いてフアンの目が集中するのも分かる気がします。政治家はこの人気がさぞや羨ましいことでしょうが、あの曲者たちには無理無理。 ◆スケートと言えば、平爺の子供のころ、冬の遊びはアイススケート。田んぼに水を引いて凍れば即席のスケートリンク。学校の校庭に土を盛りあげて大きな池を作ればたちまちスケートリンクに早変わり。まともな防寒具もなく、寒風の中で滑ったものです。気のきいた靴スケートなんかない。歯のない下駄の下に鍛冶屋が手作りしたエッジを付けた玩具のようなもの。これで結構なスピードで滑れました。下駄スケートと言います(写真参照)
一昨日、突然インターネット接続が不能となり、何とか自力で直そうと悪戦苦闘。メールチェックもできないし、よもやま日記の更新もアウト。13日の午後から深夜まで試行錯誤、わずかな仮眠で作業再開、14日の明け方にようやく復旧することができました。腐りかけた脳みそを目いっぱい使い、頭の運動になりました。
久しぶりに寺院門前にある掲示板を見てきました。
4カ月ぶりの長距離運転でした。と言っても230km程度ですが。
出かけた先では、2時間ほど同じ姿勢で椅子に座ったまま。そのせいで圧迫骨折の痛みが少しぶり返しています。今月末にはコルセットを外せると思っていましたが、どうなりますか。完治と言えるにはまだ時間が必要かもしれません。 出かけた要件は、中学同級会(今はクラス会と言うのかな?)を今後どうするかと言う相談のため。卒業後65年、80才の仲間です。昨秋は私が幹事でしたが、参加は90才の恩師と仲間11人、年ごとに参加者も漸減傾向にあります。 同級生51名のうち故人15名、所在不明2名、そして恩師は90才。この会もそろそろ限界と言う感は否めません。「こういう歳になったんだな~」とあらためて実感しています。
NHKラジオ深夜便で耳にしたこと。同じ物でも東日本と西日本では呼び方が違うという話。 両者は油で炒めたもので中身はまったく同じ。そして「チャーハン」は中華料理屋以外では使わないらしい。食にまったく興味を示さない平爺が、食のことを話題にするなんて、明日は西から陽が昇るかもしれません(笑) ◆ところで、昔大阪勤務で融資に関する仕事をしていたときのこと。客から融資の相談がありました。話を聞いて「考えさせていただきます」と答えました。 大阪勤務は通算7年ほど、しかし関西弁はほとんど使えないうちに大阪から転出してしまいました。
WEBを見ると「パワーハラスメントとは、職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう」とあります。 今度はヤマト運輸長野県内の営業所で、ひどいパワハラが原因で精神障害を発症、自殺した従業員遺族が慰謝料なのど損害賠償を求めて提訴したというニュース。労災認定を受け、遺族補償年金は支給されていたという。その方は働きぶりが評価され、かつては表彰されたこともあった社員とのこと。 ◆所長が変わってから、新所長による暴言や暴行が始まったと言います。2時間にわたり罵声や机を蹴飛ばすなどの威嚇行為が繰り返されたようです。
20年ほど前、私が定年退職により社宅からの引っ越しをヤマト運輸に頼みましました。そのときのチーフらしい中年の男。数人のチーム仲間にバカでかい声でのべつまくなしに罵声・ののしり・怒鳴りつけている。それを耳にしている依頼主の私の方がいたたまれない不快感に襲われてしまったこと思い出します。ヤマトには昔からそんな体質があったのかもしれません。 現在、ときどき我が家へ宅配に来るヤマトの若者はいたって感じがよく、そのことをほめてやることもあります。感じいい青年も、帰社すると地獄が待っているのでしようか。 ●私がサラリーマン現役のときのある職場。いじめのターゲットとなった人がいました。職場はワンフロア、だからその様子が全員の耳目に入ります。指導でも何でもないただの「いじめ」です。気の毒で見ていられませんでした。あの上司には二度と顔を合わせたくありません。この上司は「畳の上では絶対死ねない」密かにそう思って見ていました。 布団に入り、例によって寝ながら読書。挟んだ栞から読み始める。ストーリーを忘れていて、2、3ページ戻らないと話がつながらない。これも認知症の兆候~、80だもの仕方ないか。
掛(ける・かる)─ 迷惑を掛ける。腰掛ける。世話を掛ける。掛け売り。 法則のようなものが見えてこない。すると次のような解説が 「掛ける」は∧型に引っかかる。 さて「生き残りをかけて・・・」はどの字? わかりません。
ここ北信濃も、すっかり春めいてきました。今年の啓蟄は3月5日、もう1カ月も過ぎていますが、ようやく虫たちも姿を見せるようになりました。 ここ何日かは、咲きそろったサンシュユの黄色い花に、蜂のような虫が何十匹も集まって蜜を吸っています。ミツバチにしてはやや小さいいような気もしますが、区別がつきません。
写真の蜂がミツバチかどうかは不明ですが、写真におさめるべく間近で観察していると、羽の高速さにその羽の存在が目に入りません。
今日は花まつり、毎年同じようなことを書いています。日本人の多くは、死んだときだけにお世話になる仏教開祖のお釈迦様の生ま間れたという日です。
◆信仰関係なし、猫も杓子もX'masにバカ騒ぎという不思議な国日本、老若男女Xmasを知らない人はいない。ホテルには結婚式用のチャペルもどきの備えも万全、クリスチャンでもないのに牧師がBibleを持ち、新郎新婦はキリストに永遠の愛を誓う日本珍風景。まあ・・幸せに水を差すようなことは言うまい。
◆5年前の今ごろ、四国八十八ケ所巡礼の真っ最中でした。距離1200km・35日間、思い返しても「よく歩きとおしたな~」と思います。 巡礼のときに覚えた般若心経は今も暗誦できますし、書くこともできます。布団に入って寝つきの悪いときには、指で般若心経を書いていると、書き終わらないうちに寝入ることがしばしばあります。 わからないこと・・・・ ▼国際的なコンセンサスもないまま、アメリカ独断でシリアへ軍事介入。それが事態解決の決定打になるという確信があるのだろうか。私はアメリカと言う国が嫌いではない。が、イラク・湾岸戦争と同様、どのような大義名分に基づくものかわからない。そして、なお疑問は検討の時間もなく間髪をおかずにアメリカの軍事行動を支持発言する安倍総理の追随外交姿勢。これでいいのか?アメリカは自国が戦場になったことのない国。戦争の悲惨さの本当のところは分かっていない国。 ▼国会で疑惑追及されながら、のらりくらりと身を交してきた森友・総理夫人関連のあれこれ。シリアや北朝鮮のミサイル・核兵器などのビッグニュースで誤魔化されてしまうのではないかと心配。 ▼復興相の「自己責任発言」、こんな低レベルの人物が大臣とは、日本も政治家就中大臣の値打ちが下がったもの。 ▼今朝新聞記事。義家文科副大臣「幼稚園で教育勅語を朗読することは問題ない」発言。えっ?こいつ何寝ぼけてるのか・・・。落ちこぼれ、問題児などをかかえる学校での独特な教育法で話題になったあの人ですよね。安倍とは相性がいいのでしょう。稲田防衛相など、まさに似た者をかき集めた安倍一家内閣。
超格安海外旅行社「てるみくらぶ」の破産、騙された多くの被害者が出たとの報道。とんでもない格安費用をうたって旅行者を集めていたとのことです。騙された方はお気の毒です。
◆認知症介護施設でやっている遊びの一つ。いろはカルタの下の句を見て上の句を思い出すというもの。「棒にあたる」を見て「犬も歩けば」を思い出してもらうというものです。 ◆『安物買いの 銭失い』 てるみくらぶのニュースを見て頭に浮かんだのいろはカルタのこの句。あまりにも格安だちと普通は不審を抱きますよね。電話で儲け話の勧誘に乗って、金を振り込んだら詐欺だった。これと一緒。
昨年度の「今年の漢字」は≪金≫でしたね。リオ五輪の金メダルや、舛添要一のセコイ金問題、ピコタローPPAPの金色の衣装などが理由とか。
◆ラジオ深夜便「昭和史を語る」と題してノンフィクション作家・評論家・日本近現代史研究者の保坂正展さんがよく登場します。先日は昭和の漢字を上げるなら≪食≫だと語っていました。 ◆今どきの方々には想像もつかないでしょうが、国民の大半はいかにして飢えをしのぐか・・・美味いまずい、栄養がどうのこうのは問題外。いかに腹を満たすかで精一杯でした。平爺が小学生のころのことです。腹いっぱい食べたと言う記憶はほとんどありません。 米などの食料品や日用品の多くが配給制。その配給もわずかな上に遅配や欠配続き。すると生ずるのが闇の売買です。戦後数年は特にひどく、配給制度もマヒ状態でした。法律違反とわかっていても、闇で食料などを手に入れるため、母親がタンスから着物を質屋へ持っていく姿を覚えています。そしていつかタンスの中はからっぽ。。 ◆当時の食糧難を象徴する出来事がありました。裁判所の判事か栄養失調で死亡。法を守る立場の自分が、法を犯して闇市で食料を買うことはできない、配給の食料だけで生きようとした結果の栄養失調でした。この時代を生きられた人はすべて法に違反するヤミ米などを手に入れ、命をつないだのです。 ◆昭和の漢字「食」がピンとくるのは、たぶん平爺(80才)より上の人だと思います。テレビに氾濫するグルメ番組にどうしても違和感を感じてしまうのは、そのような時代を生き抜いたトラウマのようなものを、今もって引きづっているからかもしれません。
少しづつウォーキングをやっています。未明、寒くてもせいぜいマイナス2、3度、軽い運動には最適です。千曲の流れからも、水ぬるむ感じが伝わってきます。オレンジに明けそめた川面すれれすれに飛ぶ水鳥にも勢いがあります。 ◆森友事件の幕引きに躍起の安倍内閣。
森友事件・・というより森友学園と政治との疑惑が解明されないままにうやむやに終わらせてはならない、それが国民多くの声だと思います。 戦後70余年、今ほど過激で露骨な政治の動きに不安を感じたことはありません。露骨とは戦前の大日本帝国・神の国への先祖帰りを予感する動きのことです。閣僚の大半が日本会議に所属しているということとも関連していると思います。
・同盟国にいったん急あれば、地球の裏側でも自衛隊派遣 ◆数の力に驕る安部内閣と「平和」の看板を外した自民党腰巾着公明党。軍国日本への憧れのようにしか見えない。 ◆以前の自民党内にはリベラルと言われる一定の牽制勢力があり、行き過ぎた右傾化にブレーキがかかっていました。今や自民党代議士は安倍総理の前では借りてきた猫同然、思考停止、親分の言いなりと言うように映ります。 『驕(おご)る平家は久しからず』・・・この言葉に希望を託します。
2、3日前の朝日新聞「川柳」 ♪ ああ原爆を許すまじ ♪
今日から卯月、卯の花が咲くころ。 ◆webには「ウツギはウノハナ(卯の花)とも呼ばれる」とありました。山歩きの折、沢筋などでよく見かけるタニウツギも同じ仲間だろうか?
◆今日はエイプリルフール。それにふさわしいことでもと考えたが、赤く錆びつ付いた頭にはネタが浮かんでこない。 ◆何日か前、NHK「ラジオ深夜便」で『絶望したらカフカを読もう』のアンコール放送がありました。実はカフカという小説家は名前さえ知りませんでした。「カフカ名言」でネット検索すると数えきれないほどヒットしました。 ◍ぼくはひとりで部屋にいなければならない。床の上に寝ていればベッドから落ちることがないように、ひとりでいれば何事もおこらない。 ◍結婚はしてもしなくても後悔するものである ◍将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。 ◍「ボトルにまだ半分も酒が残っている」と「ボトルにもう半分しか酒が残っていない」は二つ並べて読むことで、はじめてそれぞれの意味合いが際立ちます。 世俗にまみれた、純な心を失った平爺には、優しすぎてかつ難しすぎることばです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前月へ 翌月へ |