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2017.03.31(金)日本会議 炎上おさまる気配が見えない森友学園事件。この事件で「日本会議」なるものを知りました。籠池理事長や安倍総理、稲田防衛相などお騒がせな面々もバリバリの会員とのこと。野次馬根性でwebを検索すると下記のような記述がありました。
◍日本会議が目指すものとして≪私たちは、美しい日本の再建と誇りある国づくりのために、政策提言と国民運動を推進する民間団体です≫と記され安倍総理と極めて近い関係にあることで注目を浴びている組織云々・・・ 分からないことだらけですが、webをいくつか読んだ感想としては、日本会議とは古き天皇制への郷愁に取りつかれた右翼団体というように感じます。もちろん思想・信条・宗教・言論など自由な国ですから法律に触れるわけではありません。 【参考】 昨日の日記に知事選挙の投票率のことを書きました。 ふと思いだしたのは「石原都知事は庁舎へ出勤するのは週に3日とか4日だった」と言う話。真偽は不明ですが、100条委員会での氏の発言で「膨大な案件のある中、すべては見切れない、司々(つかさつかさ)に任せてやっている」というようなことを言っていました。これは週3日しか出勤しない人の言うことばではないですよね。 つまり都知事なんていうものは、そもそも飾り物、その程度のものと言われてもしかたない。 さて、目下安倍政権が野党・メディアにたたかれているのは、やり過ぎた結果?それとは違いますよね。総理夫人まで巻き込んでいる疑惑は稀有のこと、記憶にありません。 201.03.29(水) 今日の朝刊―わからんことだらけ ◍日本は「核兵器禁止条約の交渉に参加せず」世界唯一の原爆被爆国こそ核兵器廃絶の先頭に立たなくてはならないはず。
◆3日ほども前、歩きながらラジオを聞いていると、千葉県知事選のニュース。投票率31%・・・まさか原稿の読み違えでは?と思い、あとでネット確認すると事実でした。 ◍上位―秋田67 山形66 東京62 滋賀61沖縄61 長崎60 ◆海外の話ですが、先日行われた香港行政長官選挙。中国政府の意図に沿った人が当選するような仕組みの選挙に抗議し、民主的な選挙制度を求める市民デモがテレビで報じられているのを見ました。 ◆我が日本でも、今のような選挙権を手に入れるには、長い年月を要しました。一人一票が基本的権利として保証されている日本は幸せ、そのことをもう一度肝に銘じ、全国民が選挙権を行使したいものです。 1年ほどで総理大臣を引きずり下された麻生太郎。国会の委員会などで総理の近くに座っていため、テレビに映ることが多い。その顔はいつも居眠り顔、ときどき人を小バカにしたようなしまりのない薄笑い、あれって気になってしかたない。この人が総理をやったことがあるんだ・・・・ 育ちの良い環境に育ったにしては、品格(他人の品格を口にできるような平爺ではありませんが、人のことはよくわかるもの)らしいものが感じえられない。 ◆品格→辞書には品位・気品と出ています。金持・血筋・家がら・顔の美醜などは関係なく、たぶん高潔でいくらかの慎みを持ち、他人の気持ちを思いやれるような謙虚さがにじみ出ているのが品格にあたるのかしれない。 テレビに映し出される代議士先生の中で、にじみ出る品格を感じさせる人はあまりいないような気がします。むしろ裏表があって性格が悪そう、平気で嘘をつく、ときには人格障害があるのでは・・・キツネとタヌキの化かしふあい? 多分、お人よしでは務まらない。食うか食われるかの世界なんでしょう。そう考えると気の毒な世界に飛び込んだ人たちに同情したくなる・・・ホントかな? ◆地盤・看板・カバンを引き継いだ二世・三世の世襲議員たち、親や祖父が「先生・先生・・・」と持ち上げられるのを幼いころから目にしているうちに、代議士はとてつもない偉い人間だと刷り込まれているのかもしれません。
証人喚問をする・しないの駆け引き。疑念を持たれたら、喚問招致こそチャンス、進んで出席、堂々と釈明し黒白をつけたらいい。こんなことで駆け引きをやっている政治なんか見たくもない。時代に取り残された政治という感が否めない。 ◆ネットに安倍総理の家系図がありました。おおっ、すごい・・・・。並ぶ名前は 日本は世襲政治家が多いと言われますが、安倍総理はまさにその極。イヤーお見事というほかはないいが、そのような別世界で生まれ、特別な思想・価値観の中で育ってきたのだろうと想像します。家系は別として平衡感覚だけは失わないような政治家であっててほしい。 ◆そういえば政治資金規正法違反でお騒がせした元経済産業大臣小渕優子のときも「世襲」が話題になったような記憶があります。 ◆webを検索すると、第二次安倍内閣閣僚18人のうち9人が世襲議員でした。世襲議員率50%。(第三次改造閣僚は資料が見当たらなくてわかりません) ◆webで「世襲議員」を検索すると、2014年衆議選挙では480人中162人が世襲。つまり3人に一人は世襲です。 まさに日本の政治は世襲でもっているようなもの。世襲がすべて悪とは断じませんが、上記の実態は異常のような気がします。地盤・看板・カバンの家業継承的政治からの脱却をしてこそ、政治に新しい風が吹くのはなでしょうか。 信心の薄い平爺ですが、柄にもなく孫娘の合格祈願で通った神社へ、先日お礼参りに行ってきました。 ◆リンゴ畑の細道を歩いていると、風格のある一本の古木が目に入りました。異様な幹が目立ちます。足を止めてしばらく見入る。背丈はそれほどではないが、幹の直径は数十cm以上、何本かの幹が縄をなうようにして絡み合いながら伸びている・・・ように見える。何とも風変わりな幹。 ◆そういえば梅は「バラ科」の植物と聞いた記憶がある。調べるとバラ科さくら属の仲間で、サクラ、ウメ、モモ、イチゴ、リンゴ、ナシ、ビワなどが親戚関係。 幹の根元付近にはサルノコシカケ(きのこ)が寄生して、さらに古木の風格を際立たせていた。花が開くころ、もう一度梅かどうか確認に行ってみよう。
◆森友学園騒動の証人喚問実況中継、ショーでも見る感覚でご覧になった方も多いかと思います。 ◆問題の国有財産投げ売り事件。世間の目は「森友は悪」、真相解明を期待して固唾を飲んで見ていたと思います。 ◆証人喚問のやりとりを見ているうちに「学園理事長夫妻はとんでもない悪党」だったイメージが、「やはり政治の関与なくしてありえない、保身優先の役人が勝手にリスクを背負うようなことをするはずがない・・・」との思いに変わって行き「真相を白日の下にさらすよう、籠池理事長ガンバレ、知っていることは全部吐き出せ」と理事長の背中を押すような、応援したいような気分になってきました。 「な~んだ、やっぱり同じ穴のムジナ、食えないタヌキ同士だったのか」とになるのかどうか。
◆昨日の日記、書こうと思ってキーボードをたたいているうちに、考えていたこととは関係ないことを書いているのに気づく。書き直しは面倒くさい。まあいいかこれで・・・そのままアップロードしてしまいました。 書こうと思ったことは「平爺の方が介護される側へと傾きかけている現象」についてでした。 ●朝食を終わって歯磨き・・・・あれ?いつものところに歯ブラシがない。床に落ちていないか、昨夜みがきながらテレビを見てそのままテーブルの上に置きっぱなし・・・おかしいな~見つからない、どこかへ消えてしまった。ふと口元に手をやるとブラシをくわえていた。 ●メガネが見にくくなって作り直し。代金を払いサービスにもらったメガネ立てを持って帰宅。しばらくして早速新しいメガネをかけてみようとしたが・・・あれサービスのメガネ立ては空っぽ?どこへ置いたっけ、玄関・居間・台所・・・動いたところを探すが見当たらない。おかしいな~・・・ 平爺も、さらに一歩怪しくなってきました。 認知症介護施設グループホームへの訪問は、都合の良い日時にいつでも来て下さいと言われています。 ◆グループホーム65才以上の認知症患者が共同生活をする施設で、1施設9名と決められています。私の訪問先の建物は一棟ですが中はA・Bの2ユニットに分かれ、全体では18名の利用者が入っています。それぞれのユニットは厨房・トイレ・入浴施設などがあり、管理者・従業員も別々です。 ◆ボラをやってみたいという女性があり、昨年現場で4~5回同行・てレクチャー。やりやすい方のB施設を単独で月2回訪問を続けています。ときには悩みをうち明ける電話がかかってきたりしますが、1年間頑張ってくれました。訪問日は別々ですが、仲間がいるというのは、私にとっても心強いし励みにもります。(当初9名で始めたボラですが、残ったのは私一人。気づかいと難しさがあるのだと思います) あれ?今日はこんなことを書くつもりではなかったのに・・・気がついたら他のことを書いていた(笑)書きたかったことはまた明日。 安倍総理にとって目に入れても痛くないと言われるほど寵愛してやまない稲田大臣のこと。
◆森友事件に目を奪われていますが、実はそれ以上の大問題が。 ◆派遣先の南スーダンが戦闘状態にあるのなら撤収は当然。ところが「戦闘状態」ということになるといろいろと差支えか出てくる。つまり安全だとして派遣した前提がくずれてしまう。だから「戦闘」という表現のある日報は公表するわけにはいかない。そこで大臣に報告せず自衛隊内部で日報を隠匿、廃棄したことにしていた。実際には陸自に保管していたことが発覚したというものです。 今回の日報隠蔽事件は、民主国家の根底を揺るがす大問題、都合の悪いことは隠すという戦前の軍国日本の体制そのものです。文官が自衛隊を掌握しきれていなかった責任は最高位にある防衛大臣です。 久しぶりに寺院の掲示板へ立ち寄ってみました。「人間は不思議な縁の中で生きている」 ◆「縁」の読みを調べると――えん・ふち・へり・ゆかり・えにし・よすが ◆それぞれの使い方についての解説もあるがいまいちよくわからない。 ◆大谷大学HPの「木村学長仏教用語」には次のように書かれていました(抜粋) ◆何の関係もなかった男女が結婚。披露宴で新郎新婦に贈ることば。
◆昨日は孫娘の高校卒業式だったようです。中学から6年間、片道1時間半以上かかる遠距離通学、おまけにバレー部に属して最後は主将役。誰に似たのか根性だけは人並み以上、身内を褒めるのもどうかと思いますがよく頑張ったと褒めてあげたい。 孫の大学入試にあたり、平爺は100日以上、コルセットを着け、雪が降っても風が吹いても、一日も欠かさず天満宮へ合格祈願に通いました。一番希望の学部は逃がしましたが、その大学へは無事合格して爺もやれやれ、肩の荷を下ろした気分でほっとしています。 ◆平爺は昭和30年(1955年)高卒ですが、当時の男子大学進学率は13%程度(女性は2~3%)で、大学へ進むのは特別な家庭の子弟でした。2013年は男子54%、女子46%とのことです(いずれも4年制)平爺の中学同級生でも高校へ進学したのは半分程度という時代でした。 ◆孫娘が必死に勉強している様子を聞くと、可哀想に思うほどでした。あきらめない、ガンバルところは爺に似ているかな? 爺は大学へは行けませんでしたが、寝る間も惜しむようなつらい勉強をしないですんでよかった(負け惜しみ?)
胸骨圧迫骨折から3カ月。寝るとき以外はコルセットをつけたまま状態。何もできない・・・ああそれなのに1週間の過ぎるのが早いこと早いこと。 ◆30年前に登山を始めて以来、3カ月も続けて山登りをしなかったのは初めて。2カ月つづけては四国遍路38日間1200㎞で脚の筋を痛めてしまったときと、終日水彩画に没頭していた一時期だけ。 ◆日本百名山完登を予定している山友Aさん、100座目に同行の約束をしてあるのですがちょっと心配。何としても登山復帰を期して今はガマンガマンの心境です。 *********************************************** 稲田防衛相が、森友学園籠池理事長に「防衛大臣感謝状」を贈っていたことが先日の新聞に載っていました。「長年にわたり自衛隊部隊との交流を通じ、隊員の士気高揚に貢献した」ことに対して贈呈したという。 ◆森友学園事件。かつてのロッキード事件やリクルート事件を想起す様相となってきました。先日も書きましたが「火のないところに煙は立たぬ」です。この先どのような展開を示すのか、うやむやで幕引きとなるのか。これだけ国民の関心を集めながら、与党は幕引きに躍起。 ◆この事件報道では「忖度-そんたく」という語が何回も出てきます。「忖度があったのではないか・・・?」など。 ◆懸案事項を抱るA氏が、影響力を持っている実力者B氏宅を訪問「ちょっとご挨拶に・・・・」と頭を下げて金品を渡す。頼み事は一切口にはしないが来宅の用向きは推察できる。つまり忖度することができる。 森友報道を見ていると、政治の世界にはそんな忖度が縦横無尽にありふれているのではないかと・・・推測。地位もお金も野心もない者の僻み(ひがみ)かな~ ◆東日本大震災の福島原発事故は、放射能汚染被害に目が行きがちですが、避難先ではいじめや偏見差別行為があとを断たないようです。新聞などの報道がその様子を何回も伝えています。目に見えにくい学校現場などで、今も繰りえされているのかもしれません。 ◆教育勅語崇拝者が、政治家就中自民党議員の中には多数いるようですが、天皇主権国家時代の遺物を崇め祀るより、人として大切なものを子供に示すお手本・鑑(かがみ)になることの方が大切。 ◆国のトップがあのような品のない行為を衆目にさらすようなことでは、震災被害者へのいじめなど歯牙にもかけまい。 「日本学術会議」のことが、何日か前の新聞に載っていました。小さな記事だったと思います。詳しくはWEBなどをご覧ください。 ******************************* ◆『戦後堅持してきた軍事目的の研究を否定する原則の見直しに向け検討を始めた。20日の日本学術会議幹事会で、安全保障と学術に関する検討委員会の設置を決定。政府が軍事用にも民生用にも使うことができる「デュアルユース(軍民両用)」技術の研究を推進する中、これまでの原則が時代に合わないという意見が出てきたためだ』というのが理由のようです。
◆戦前、軍部の要請で戦争に協力させられた反省もあって、軍事目的の研究とは一線を画すべきとの思いから、1950年の学術会議総会で「戦争を目的とする科学の研究には絶対従わない」とする声明を決議した経緯があるとのことです。
◆氏は「9条科学者の会」を作り、「平和憲章に則る科学研究を目指すが、安倍首相の暴走による解釈改憲による戦争をする国への分水嶺に今来ている」と警鐘を鳴らしていました。http://d.hatena.ne.jp/nisijimadokusyo/20150917/1442467011 ●【ノーベル賞】 記憶では、ノーベルはダイナマイトを発明し、土木工事などに画期的な貢献をもたらし、巨万の富を手にしたが、その破壊力が軍事に使われるようになって大量殺りくという予期しない結果をもたらした。死を前にして私財をノーベル財団に投じ、人類のために貢献した人に贈るようにという遺言を残したのがノーベル賞となった。科学は人類を幸せにするかどうかは紙一重。ノーベルの願いも空しく、今や最終兵器と言われる核兵器の時代の真っただ中にあります。
「ドック」というのは、船舶の建造や修理をする施設。健康チェックを「ドック」とはよく思いついた言葉です。英語だと「Human dock」と言うのでしょうか? 今日は平爺も人間ドックへ行ってきます(入りますというのかなー) 「人間ドックなんて・・・」と馬鹿にしていても、実は13年前に前立腺ガンが見つかったのは人間ドックでした。前立腺摘出手術、転移もなく、尿洩れなど多少の支障程度、早期発見のおかげで無事今日まで過ごしてきました。 今回もお咎めなく無事でありますように・・・。
庭の隅っこ残っていた根雪が、昨日すべて消えました。あとは本格的な春を待つばかり・・・となればいいのですが。 ◆森友学園認可申請取り下げのニュース。取り下げなくてもどうせ不認可は避けられない状況下、驚くにはあたりません。 ◆認可申請を取り下げようがしまいが不認可は当たり前だったと思いますが、結局国民多くが抱いた疑念、就中政治との関係については何一つ答えることなく幕引きとなるのでしょうか。火のないところに煙は立たぬと言います。参考人国会招致に消極的な与党自公の姿勢には後味の悪さだけが残ります。 ◆昨日は満月。未明5時半、快晴・気温-5度、煌々と輝いて西の山の端に傾いていく月が、ふだんより一回り大きく見えました。月の輝きに圧倒されて星々の数は少ない。同じ西の空に木星たけがはっきりと見えていました。
太陽や星とちがって、月には情感揺さぶる特別なものがあるような気がします。 ◍月の名句 ◍百人一種から月の歌をいくつか
◆老眼鏡の度が合わなくなりメガネ屋へ。視力を見たりして、新しいメガネを注文、代金も支払ってきました。当日、晩酌と夕食を済ませ、テレビを見て、さてそろそろ寝るとしようか・・・。そうだ、寝ながら読書は新しいメガネで・・・・あれ?どこへ置いたっけ・・・きょろきょろと探すが見つからない、おかしいな~ 帰宅してからあの部屋へ行って、風呂へ入ったし、トイレにも行ったし、パソコンもやたし・・・どこで置き忘れたのか思い出せない。
◆ついでにもう一つ。 ◆6年前の東日本大震災、のんきに山陰から隠岐の島方面を観光旅行中でした。松陰神社見学からバスに戻ると、運転手が大変なことになっているらしいですよ・・・。車内でラジオ放送を聞いても実感は湧きません。ホテルへ着いてテレビをつけるとすさまじい津波の様子が繰り返し流されています。翌日は最終日で帰宅の予定。新幹線が動くかどうか不明、手を尽くして情報を確認中という添乗員からの連絡。無事帰宅できましたが、あの日のことはまざまざと思い出されます。 ◆震災からわずか2年後の2013年、東京五輪開催が決まりました。ようやく復興の緒についたばかり、誘致には賛成・反対さまざまな意見ある中、東京開催が決まりした。「復興オリンピック」という旗印の下に。 そして東京決定から4年の今、『復興』というネーミングにふさわしい形で準備が進められているのか。具体的にはどこに『復興』と言えるものがあるのかわかりません。誘致するためのエサに過ぎなかったのか。釣り合上げてしまえばエサは無用、気が付けば『復興』の冠はかけらも無くなっていた・・・そんな気がします。
◆明日11日は、6年前に東北地方を襲った大震災の日、犠牲者は2万5千人余と言われます。まだ記憶に新しく、人命に加えて深刻な原発事故被害の処理も目途が立たない状況にあります。震災は人智を持ってしても予測できない天災。
◆そして72年前の今日10日、太平洋戦争末期に東京下町を襲った米軍機によるナパーム弾無差別大空襲。街は焦土と化し、犠牲者は東北地震をはるかに超える8万3700名。 東北大震災・原発事故と同様、東京大空襲も何年過ぎようと忘れてはならない教訓だと思います。
エンディングノートに関心のある年輩者は多いと思います。平爺も3年ぶりに見直しをしている最中です。3年もすると思いもかなり変わってくるものです。 3年前に比べると、来るべき時のリアル感が、かなり明瞭になってきたのに気づきます。明日にでも旅立ちそうな気分とでも言いましょうか。光景まで浮かんできます。何をバカな、と思うかもしれませんが本当。3年前と臨場感がまったく違います。というわけで書き残す言葉もかなり違ったももになってきました。 人生の総決算のようなもの、過ぎし日のあれこれが次々と浮かんできます。あなんなことも、こんなことも・・・その一つ一つの積み重ねがが私の人生、良くも悪くも。そうですネー、80才という歳のなせる業かもしれません。 エンディングの作業というのは、財産もない私には気楽です。深刻さは微塵もなく、むしろ追憶の楽しい作業と言った方が良さそうです。
ほぼ雪の消えた庭に、雀がエサ探しに来るようになりました。見ていると気持ちが和みます。ありがとう。 今は無言でストアに入り、黙って品定めをし、黙ってお金を払い・・・レジのパートおばさんが両手をそろえて「ありがとあうございました」の声を後ろに無言でストアを出ていく。今はこれが当たりまえの光景。
◆平爺が実践しているのは 最近のマスメディアを見ていると、まさに報道合戦。北朝鮮金正男殺害事件がややおさまってきた様子が見えるが、豊洲市場は目下炎上中。さらにますます炎を大きくしている感のある森友学園への不明朗な国有地払い下げと政治家とのかかわり疑惑。イヤー、マスコミの人たちの大変さは半端じゃないでしょうね。一見華々しく見えるが超過酷な仕事かもしれない・・・と門外漢は想像します。
◆森友学園事件発覚は、いたいけない幼稚園児たちが「教育勅語」を暗誦している異様な実態も見せてくれました。はじめて「教育勅語」なるものを知った方もいるでしょう。 森友学園事件でその異常な実態が白日のもとにさらされました。目の届かないところでこのようなことがはびこり始めているとしたら大きな不安です。その根っこは安倍総理も名を連ねるという「日本会議」なるものにあると指摘するHPもありました。
◆塩尻市高ボッチ高原付近で山岳事故救助訓練中の県警ヘリ墜落、多数の犠牲者が出たとのニュース。飛行機にしろ、船にしろ、鉄道にしろ、自動車にしろ、100%安全なものはない。それを承知で今の世の中は成り立っている。インターネットや電話を使った詐欺に巻き込まれる年寄りたち。便利な世の中は、一皮むけば危険だらけだが、それ無しでは暮らしていけない。便利さや快適さを手にしたための代償というには悲しすぎます。 ◆ヘリ墜落事故のあった高ボッチ高原は昨秋(10月)ハイキングを楽しんできたばかり。高ボッチ山~鉢伏山の山域は、それ以前に何回も訪れています。北アルプスの展望台、それと富士山・南アルプス・八ヶ岳・浅間山などの大パノラマが楽しめる観光スポットでもあります。そこでこの悲しい事故。平爺の生まれ故郷はその隣町、他人ごととは思えません。犠牲になった方々のご冥福を祈ります。
森村誠一という社会派作家はたいていの方がご存知と思います。私の好きな作家の一人で、特に「悪魔の飽食」、「人間の飽食」など反戦的なものから終着駅シリーズなどのミステリーまで幅広い作品をかなり読みました。 ◆「終着駅」という言葉を耳にすると、皆さん何を思い浮かべるでしょうか。イメージは最果て駅。津軽半島先端の三厩駅(みうまや)や北海道北の涯「稚内駅」、あるいは紀伊半島南端の「串本駅」・・・中には「人生の終着駅」という方もいるかもしれませんね。 ◆平爺の終着駅は日本一の繁華街「新宿駅」です。ちなみに日本一乗降数の多いのは新宿駅(約360万人)が群を抜いてトップ。次いで2位池袋、3位大阪・4位渋谷・5位横浜・6位名古屋・7位東京(約113万人)・・・・。東京駅の7位は意外でした。 もちろん今の新宿駅は当時とは比べものにならないくらいの一大ステーションに変わり、かすかな面影も残っていませんが、それでも平爺には親しみを感じる駅です。
森友学園事件は、日を追ってますます炎上、テレビ報道番も森友一色の観。 森友学園側の姿勢もさることながら、財務局だか航空局だか知りませんが、およそ職務・責務の自覚がゼロという気がします。あれで給料をもらえるのだから、何と楽な仕事、まさに3日やったらやめられない。 ◆もう一つ。事件渦中の鴻池祥肇氏は佐藤内閣の元官房副長官。記者会見の様子をテレビが写していました。口のきき方、態度はやくざ映画に出てくる組長然たる雰囲気。氏に限らず、政治家にはそうしたタイプが多い気がする。「俺ほど偉い者はいない」という自惚れのなせるワザか。政治家はまず人格を磨くことから始めてほしいものだ。 追記 鴻池祥肇氏のHPをのぞいてみました。感想は「なるほどネー、ものすごく立派な人なんだ?
過去3回もお流れとなったテロ等防止法案=共謀罪。 ◆テロ防止法そのものに反対する理由はありません。問題は「テロ」という領域を超え、国民監視や言論・出版・結社など自由抑圧につながることへの危惧です。戦前を知る方々なら「テロの一言を入れることに抵抗するのはテロ防止の目的以外にもこの法律を幅広く利用しようという魂胆あり」と見透かされても仕方あるまい。 思い出してください。憲法学者の多くが憲法違反と断じた集団的自衛権の行使についてです。戦後70年にわたって堅持してきた立場を180度転換、安倍総理率いる一内閣だけで『解釈変更』という禁じ手を使って、憲法に反する集団的自衛権行使を可能にしてしまったことを。問題となっている共謀罪の同じです。 ◆共謀罪がテロのみに特化した法律と素直に信ずる人がどれだけいるか。目的外に共謀罪が使われることを危惧する論評も多い。昨日の新聞で 戦前の日本を知る方なら「治安維持法」「特別高等警察」「秘密警察」などを想起するのではないでしょうか。詳しくはwebを検索してみてださい。 「使い捨て時代」・・・今の世をそう言うらしい。惜しげもなく使えるものを、中には新品さえもポイポイ捨てている世相。程度の差こそあれ我が家も同様。 ◆「使い捨ての」の最も進んで?いるのはアメリカとか。平爺の眼には日本だって負けていない気がする。「モッタイナイ」の美徳なんか何のその、捨てることこそ道徳と言わんばかり。いつのころからそうなったのでしょうね。バブルのころからかな~ ◆「モッタイナイ」は資源を大切に使うというだけでなく、環境保護の観点からも大切。 ◆物を買うとき、長く使うことより,安いものを買って使い捨てていく方に比重がかかっているのが今の使い捨て文化でしょうか。使い捨て文化に変貌したのはバブル景気以降、米国からの対日貿易赤字是正圧力で内需拡大・輸入拡大政策を進めたことが引き金となり、大量消費、使い捨て文化が浸透していったとも言われます。
数日前の日記に、あきれ返った森友学園騒動の感想をを書きましたが、ますますヒートアップの様相を呈しています。場合によっては内閣の一つや二つ吹っ飛んでも・・・ちょっと言い過ぎか?
国有地払い下げにつまわる異常さもさることながら、実はそれは序の口で、報道を見ていると一国の総理夫妻も絡んでいるようにも見えてきました。それもただのかかわりではなく、根っこの部分には忌まわしい戦前の軍国・天皇制秘密国家の亡霊が現れたような錯覚を覚えます。 何だ、こりや~・・・まさに気ちがい沙汰、目に見えないところで日本会議なる得体のしれない団体を頂点として、このような蠢動が拡大しているとしたら怖いことです。 もしかしてこのような忌まわしいことに、総理夫婦がそろって係っていたのだろうか?加えて総理お気に入りという右傾稲田防衛大臣が学園理事長に感謝状を贈ったり、文科大臣が選んだ優秀教員11人のうち3人は森友学園塚本幼稚園の教員だという現実に不安を感じずにはおれない。
◆弥生3月。「弥生」をwebの語源由来辞典で見ると 「弥」は「いよいよ・ますます」、「生」は「芽を出し生いしげる」などの意で、3月を弥生というようになったらしい。木々の枝先を見ると、リンゴやサクラなど、小さいながらも芽が膨らみはじめているのがわかる、陽ざしもやさしく春の予感。 ◆弥生で頭に浮かぶのは、中学の歴史で習った弥生時代・弥生式土器。 1884年、東京都文京区弥生で土器が見つかった。地名をとって弥生式土器と称され、その時代を弥生時代というようになった・・・もしかしてちがうかな? 中学の時、歴史クラブ(?)に入ったのを覚えています。歴史が好きだったのでしょうね。歴史の勉強をするわけではなく、資料室にある土器の破片などを見たりしながら、何かやったような気がしますがよく覚えていません。山間の町ですが埋蔵遺跡なども何ヶ所かあって、指導教員に連れられて行ったような記憶もあります。歳のいったちょっと怖い先生でした。 好奇心が満たされるようなこともなく、1年ほどでやめてしまいましたが。 |
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