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2018.10.31() 更け行く秋

明日から11月、旧暦では「霜月」で冬の始まり。
23週間前まで、黄金の稲穂がゆったりと波打っていた風景。稲刈りがすむと広々として、こぼれ落ちた稲の実をついばむ野鳥の姿が秋から冬への移り変りを実感します。

何日か前、ラジオから聞こえてきたことば「たんぼの肥しは 人の足音 肥料にまさる」 解説はありませんでしたが、話の前後から推して❝田んぼの様子を見に、毎朝毎日通う熱心さや愛情❞を言っているようです。
昨今の稲作は、田植えも稲刈も機械化、炎暑の下での除草作業は農薬散布に。稲作で人の手が直接触れることなくほとんどが機械に変っているようです。

農業に関することばが他にもあるのでは・・・ネット検索するとありました。
《一粒は空を飛ぶ鳥のために 一粒は地の虫のために 残りの一粒は人間のために
この言葉は、生態系の共生-鳥や虫が生きられない環境の中で、健康で安全な作物を得ることは出来ないのと同様に、客のことを忘れ、わが身だけが利益を得ようとする儲け主義・生産主義への戒めでもある云々。 

 ◍たんぼの肥しは 人の足音 肥料にまさる
 ◍麦は肥で作れ、稲は手間で作れ
 ◍
アリが群れをなして高い所へ移動する時は洪水近し
 ◍つばめが低く飛ぶと雨が近い
 ◍初物を食べると75日長生きする
 ◍
ナシの皮は貧乏人にむかせ、ウリの皮は大名にむかせる。
 ◍魚は殿様、餅は乞食に焼かせろ
 ◍柿が色づけば医者が青くなる
 ◍医者を殺すに刃物はいらぬ。朝昼晩にウメを食え



2018.10.30(
) 断捨離とマッチ

先日、30年来付き合った登山道具の断捨離を実施、ゴミ収集車に乗せられて行ってしまいました。

◆登山道具などがゴタゴタ入っていたプラスチックコンテナの中から、小さなマッチ箱が5個出てきました。マッチも入ったままですぐにでも火がつきます。
マイカーで北海道、東北、九州など、遠隔地への遠征登山の折に、車内泊に必要なシュラフ、コッフェルなどの道具を、いつでも取り出せるよう押し入れに保管してあったものです。

   かんぽの宿小樽       道後温泉春日園
  大雪山白金観光ホテル     
 霧島ホテル

◆マッチは、その地で泊った宿とか、日帰り温泉入浴の際にもらったものだと思います。残っていた5個のマッチは「霧島ホテル・大雪山白金観光ホテル・和歌山県旅館あずまや・道後山温泉のホテル・小樽かんぽの宿」
今となっては記憶も残っていません。

◆登山関係の断捨離で悩ましいのは登山記録。1987年から本格的な登山を始めて2005年までの18年間、すべての登山記録をペーパーで保存。それを製本したものが64冊、製本するだけのものが8冊分。それ以降はPCだけに記録を残すようにしました。未製本の8冊分半年ほど前に処分しましたが、きちんと製本してある分は未だに廃棄の踏ん切りがつきかねています。1冊の厚さが約3.5cm、A4サイズ、1冊の重さ約1.3kg 合計で約83kg、書棚に整列しています。

平爺には大事な宝物でも、ほかの人にはただのゴミでしかない邪魔もの。いつどのように断捨離するのか・・・じつに悩ましいものが残ってしまいました。

2018.10.29(
) 閑話・海外との姉妹都市


カメラの中にこんな月が残っていました。日時は「12/25/18 05:33」 満月の日。無修正です。

◆ご自分の住む県や市や町が、海外の都市と友好姉妹協定のようなものを結んでいるかどうかご存知でしょうか。平爺は関心もないし、まったく知りませんでした。
先だって長野県内の村(町だったかな?)へ海外友好姉妹都市の子供たちが招かれて来日、親善をはかったという報道を目にしました。友好都市となったきっけは「緯度」が同じということ。ちょっとロマンを感じますね。

◆日本の都市で「米国の都市と友好・姉妹協定を結んでいる」のはどのくらいあるのだろうか?ちょっと気になりウィキペディアで調べてみると、何と約330都市もありました。すごいですよね~・・・実際にはどなんなことをやっいるのでしょうか?

◆平爺の住む長野市の緯度は36.6度、世界地図を開き、ほぼ同緯度の国や都市を調べてみると

   韓国釜山・中国洛陽・崑崙山脈・アフガニスタン・イラン・イラク・シリア
   地中海・米国カロライナなど

◆長野市の友好都市は「米国のフロリダ州クリアウォーター・中国石家荘市」とのこと。長野市のホームページを見て初めて知りました。その都市がどのような都市か、何が縁となったのか、まったく知りません。何か交流らしきものをやっているのかな~。皆さんはご自分の住む町や市の友好都市をご存知でしょうか。

2018.10.28() 高野辰之記念館

記念館から見たかの山-大持山(左)と大平山(右)

昨日の日記は、歌い継がれる唱歌のこと。
今日の日記は妻と高野辰之出生の地にある「高野辰之記念館を訪れたこと。

認知症ボラの際、最初と最後は必ずに皆で歌うのが「故郷」、これは平爺の大好きな歌ということもあります。記念館はかねてより一度は訪れたいと思っていました。

「故郷」の歌詞冒頭は『兎追いしかの山 子鮒釣りしかの川・・・』です。その『山と川』は、記念館から手の届きそうなところに見える三つの里山(大平山-774m・大持山・644m・熊坂山-604m)と、集落の中を流れる斑川という子供が水遊びできそうな流れ。

「故郷」の歌碑

折角だから、三つの里山のうち一つだけでも登って見るつもりでしたが、どこから登ったら良いのか見当がつかない。林道並みの舗装道を、北の方角へ上がって行く。こんな山奥に小さな集落が・・・田んぼまである。集落の背後に見えるのは紅葉の斑尾山。
カミさんは「道もないような山へ登ってクマが出たら怖い・・・登るのはやめて」としり込み。
結局、山は諦め、スキー場で知られる斑尾高原の紅葉狩りに予定変更。今が盛りの紅葉を満喫して帰宅しました。

かの山と言われる3山は、国土地理院地形図に山名は載っていません。地元でそう呼ばれている里山ということでしょう。


2018.10.
7()  歌い継ぎたい日本の愛唱歌-高野辰之

斑尾高原の紅葉-10/.26

唱歌「故郷」のほか朧月夜・春の小川・紅葉などを作詞したのは、長野県北端の雪深い小村豊田村(今は合併して中野市)出生の高野辰之。「故郷」は生まれ故郷を想い浮かべながら作詞したと言われます。

◆平成15年(2003年)4月に海竜社から出版された「愛唱歌とっておきの話」という本に、歌い継ぎたい日本の歌のアンケート結果が掲載されているそうです。下記はその1位から10位まで。赤字は高野辰之作詞

  故郷       2 荒城の月  3 赤とんぼ    4 花 -滝廉太郎
 

  おぼろ月夜 6 さくら   7 雪の降る町を 8 早春賦

  9 椰子の実
 10 浜辺の歌


◆先日朝日新聞掲載「歌い継がれる日本の原風景あなたが好きな童謡・唱歌」

  1位 赤トンボ  2位 小さい秋見つけた 3位 大きな古時計
   4位 荒城の月  5位 夕焼け小焼け   6位 春の小川
   7位 仰げば尊し 8位 おぼろ月夜    9位 里の秋     10位 故郷

このほかに「春が来た」も高野辰之の作詞です。


2018.10.
26() 秋の星座

秋から冬へ向い、晴れていると星がきれいに見える季節になりました。「星」で頭に浮かぶ句は・・・

  【荒海や 佐渡に横たふ 天河】-芭蕉】 でしょうか。

山の端に落ちる満月 10/25夜明け

日課のウォーキング、夜明けが早い季節は星は見えませんが、夜明けが遅くなってきたこれからは、街路灯や人家のない千曲川堤防道路からは満天の星空。立ち止まっては天を仰ぐ回数が多くなります。

冬の大三角形や夏の大三角形はそれなりにわかりますが、「秋の四辺形(ぺガスス座)」というのを知り、先日のウォーキングでオリオン座の方角に確認することができました。暗い夜道は星を仰ぐくらいしか楽しみがありません。

そう言えばいちばん最初に覚えた星座は、確か小学生のころだったと思いますか「北斗七星」。寝ているとガラス窓越しに見えたような記憶があります。

◆何日か前、テレビを見ていると日本の水星探査機「みお」が打ち上げられたというニュース。
探査に成功したとしても地球帰還は2025年12月、7年も先です。そのとき平爺は90才、帰還のニュースを聞ける確率は・・・限りなくゼロに近いと思っていた方が良さそうです。

2018.10.25(
) 登山道具の断捨離

これもゴミ - アイゼン

2年前の登山で負ったケガと加齢で、登山の頻度fは激減。加えてこれから先残雪登山や炊事道具を必要とするような登山はありえません。淋しいですがそれが現実。

◆趣味というのは、道具をそろえるのも楽しみの一つ・・・とよく言われます。たまりに溜った登山関連の書籍、地図などを断捨離したのはもう10年近くも前のこと、今度は使うあてのない登山用具を整理することにしました。アイゼン・ワカンジキ・携帯炊事用具一式、ハーネス(安全確保の道具)・らんたん・ヘッドランプ・ヘルメット、ピッケル・・などかなりの量。

それぞれ思い入れがあり、未練もありますが今は思いきるときと英断?物置には一人用の簡易テント、3人用のテントなどのほかにシュラフや着衣など・・・、どうしてこんなに買いこんだのか・・・と思うほど。特に冬用の着衣はかさばりますし、プラスチック衣類函などにいっぱい溜まっていました。

この先、死ぬまで山歩きと縁が切れない(切らない)かもしれませんが、それは低山ハイクに限ったこと。登山靴とストックと若干の着衣や防寒具、雨具があれば足ります。
ゴミ回収日の今日、未練を振り切ってゴミ集積所へ出してきました。今までありがとう・・、そっとつぶやきながら。


2018.10.24(
) -2-  凄絶な駅伝に涙

 平爺48才の雄姿

福岡県での実業団女子駅伝。2走目の選手が中継所200m手前で転倒、骨折。その20mを膝から血を流しながら、亀の子のように這って中継所へ。痛々しくて正視できない。テレビの映像に涙がとまらない。自分のためではなく、ここで棄権となったらその先の選手は走れなくなってしまう。チームとしての勝敗は問題外。責任感だけがそうした行動にとなったように思います。後を走る仲間の中には区間賞を狙える選手もいたかもしれません。

このことについては、賞賛と批判、支持と不支持、責任感と無謀・・・さまざまのようですが、平爺は「よくがんばったね」と無条件で称えたい。

◆33年前、平爺が48才のとき、趣味のマラソン仲間とチームを組んで信越駅伝大会に参加したことがあります。平爺の区間は11.5kmでした。とにかく繰り上げだけにはならないよう、何としてもタスキはつながなくてはと必死で走ったことを思い出しました。結果は50チーム中の最下位。今となれば懐かしい思い出です。

2018.10.24()  深まる秋

ウォーキングに手袋が離せなくなり、朝晩はストーブが活躍するようになりました。「今年は秋が来るのだろうか・・・」なにしろ異常な猛暑が9月になってもつづきましたから。それでも暦どおりに秋は訪れ、マツタケ豊作が伝えられ、今は紅葉の便りがしきりです。

2016秋 白砂渓谷

観光スポットとは関係なく、目を奪う美しい紅葉は多々あります。たとえば北信濃の秘境秋山郷から奥志賀高原へ抜ける長い林道。時期を合わせれば間違いなく感動する紅葉・黄葉に圧倒されます。

宣伝が行き届き、観光客の多い著名な庭園とか公園のように、人の手が入り過ぎた人工的なところより、隠れた自然のままのスポットを探すのも紅葉狩りの楽しみの一つかもしれません。登山を趣味としているおかげで、観光客の訪れない自然のままの紅葉に目を瞠ったことも何回かあります。

平爺は、自然のままの雄大な自然林の紅葉・黄葉の方が好きです。近年では、山友Мさんとの登山の折、群馬県白砂渓谷中流域の紅葉が記憶に残っています。あのときは何回も車を止めては絢爛豪華に岩壁を彩る様に見とれました。



2018.10.23(
) 十三夜の名月

一昨夜は十三夜でした。仲秋の名月に次いで美しい月と言われているそうです。そしてこの日は雨は降らないと言い伝えられているとのこと。
夕食を終わって庭へ出て見ると、一点の雲もない東の空に十三夜の月が煌々と照っていました。その近くには赤くまたたく火星が。

「十三夜」という昭和の流行歌を知る人は、たぶん平爺世代の人だけでしょうね。昭和24年頃に流行ったようです。何十年も唄ったことはありませんが、何とか歌えそうです。

 ♪河岸の柳の 行きずりに ふと見合わせる 顔と顔
   
   立ち止まり 懐かしいやら うれしいやら 青い月夜十三夜

 ♪夢よ昔よ 別れては 面影ばかり遠い人
   
   話すにも 何から話す 振袖を 抱いて泣きたい十三夜

webを見ると「十三夜とは、十五夜の後に巡ってくる十三夜をさし、旧暦913日のお月見のことをいいます」読み方は、「じゅうさんや」。十三夜には栗や枝豆を供えることから「栗名月(くりめいげつ)」「豆名月(まめめいげつ)」ともい言うらしい。  (写真は十三夜の月と火星です)


2018.10.22(
) 赤とんぼ

平爺が子供のころ、稲刈りの時期になると羽をきらきらさせたトンボがいっぱい飛んでいました。麦藁帽をかぶっているとス~っと飛んできて、ちゃっかりとまっていることも。シオカラトンボ、ギンヤンマ、属名でしょうがオチャガラトンボ・・・そうそう、アカトンポを抜かしてはいけませんね。

つい先日のこと、秋晴れの昼過ぎ、物干し竿にトンボが一匹、日向ぼっこをするように止まっていました。里から姿を消したと思っていたトンボがまだいたのだ。何となく嬉しくなりました。
10分ほどしてまた見に行ったらもう影はなし。どこへ飛んで行ったやら。

 「いつも 一人で 赤とんぼ」 山頭火 

赤トンボと言えばこの歌ですね。

 ♪ 夕焼小焼の 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か
 ♪ 山の畑の 桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか
 ♪ 十五で姐やは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた
 ♪ 夕焼小焼の 赤とんぼ とまっているよ 竿の先

◆トンボは秋の大事な風物詩。
以前はトンボもカゲロウも「蜻蛉」と書いていたとか。Webによればトンボの古称は「カゲロウ」。平安時代に書かれた「蜻蛉日記」、名前だけ知っていますが中身は? 読みは「カゲロウ日記」。作者の意図はトンボかカゲロウか・・・・?。

2018.10.21() 憲法9条にノーベル平和賞を

夕焼けの半月・・・数日前

◆英語に疎い平爺は「me too」と言われても???。このme tooが自国アメリカを始め流行語のように世界中に広がり、ノーベル平和賞に推されるほどの話題になったことは新聞などで承知。

ことの始まりは、ハリウッドで大物と言われるプロデューサーが、多くの女性に行ったセクハラ行為について被害女性が告発、たぶん鼠がライオンに噛みつくような勇気だったに違いない。米映画業界はもとより、それが世界中に伝わった事件。被害者は恐れずに声を上げよう、それが 「me too 運動」とこと。

"me too" は「私も」という意味らしい。
   1.「私も同意見で同じように感じている」
   2.「私も参加したい、仲間に入れて」

2018年ノーベル平和賞は、「イスラム国-IS」による性暴力の被害を訴えたコンゴの医師ムクウェゲ氏と、イラクの少数派教徒の人権擁護活動を続けているナディア氏(女性)。
そして、この受賞のあと押しとなったのが先に記した me too活動と言われているようです。

◆セクハラと言えば今年、日本でも財務省事務次官が複数の女性記者に「おっぱい触っていい?」「手、縛っていい?」など言葉によるセクハラ行為が大きく報道されました。この結末は「減給20%・6カ月の懲戒処分」ですんでしまったようです。今では何事も無かったような顔をして要職についているのでしょうか。鉄皮面?

◆そして忘れてはいけないのは2014年、平和と子供たちへの教育運動が高く評価されて17才という最年少でのノーベル平和賞受賞のパキスタンのマララさん。今はオックスフォード大学で勉学中とのこと。

◉ノーベル平和賞と言えば、「憲法9条にノーベル平和賞を」という運動があります。安倍政権は何が何でも憲法九条を変えようと躍起になっていますが、平爺は憲法九条こそ平和国家日本であり続けるための最後の砦だと思っています。実行委員会に貧者の一灯、わずかですがカンパもさせてもらっています。

2018.10.20(
) だいじょうぶ 

りんご・色補正はしていません

「だいじょうぶ」という言葉の意味の変化に、少なからず違和感をお持ちの方も多いと思います。

先日コンビニで買い物したときのレジでの場面。代金を払っている若者の後ろに並んでいました。レジ係の女性が若者に「ダイジョブですか」と声をかけている。おや、何かあったのかな・・・別段異変・異常の様子はない。レジ女性の手にはレシート、平爺には様子がつかめない。すとる若者は「だいじょうぶです」と言ってレシートを受け取らずに去って行きました。何が「大丈夫」だったのだろうか。

◆ああ、そうか・・・レジ女性の「だいじょうぶ」は「不要ですか」と聞いている言葉。若者の「だいじょうぶ」は「いりません」という返事。
あの会話はいったい何だったのだろう。これが分からないと今夜は眠れそうにない(笑)しばらくして、レシートは要らないのですか」 「ええ、要りません」といやりとりだったことに気づきました。 たとえば、来客があったとき「飲み物は紅茶で大丈夫ですか・・・」などという感覚なのでしょうね。

◆広辞苑で「大丈夫」を牽くと下記の記述が。
  ・立派な男子・しっかりしているさま・間違いなく・確かに(勘定は払うよ)

2018.10.19(
) 秋めく

春の足音が聞こえてくると「春めいてきた・・・」という表現は普通に使っています。「秋めく」もあるのかな~。調べてと見るとちゃんとありました。

このところ毎朝10℃前後の気温、あの酷暑がうそのように、秋は少しづつ深まっています。ウォーキングにも手袋がないとちょっときつい感じです。
庭の植木が色付くのを見ていると「もうすぎに冬か・・・」、これからほぼ半年は暖房器具のご厄介になります。

昨日は扇風機とストーブを物置に入れ替え。それぞれ5台づつ、けっこう手間がかかります。歳をとってくるとこの程度の作業が煩わしく感じるものなんですね。

◆【秋】・・食欲・スポーツ・人恋しさ・読書・行楽・高い空・♪紅葉・♪秋の夕日に・♪赤トンボ・♪虫の声

平爺がいちばん秋を感じるのは何かな~?ちょっと淋しげな村はずれ、碧く透き通った空に鮮やかな柿の実、これなんか秋景色の典型の一つか・・・。「柿」が出てくる唱歌・童謡が無いかと探しましたが、ついに見つかりませんでした。

あと1カ月もすれば初雪が舞うかもしれません。腰痛が持病とも言える平爺には怖い雪です。今から雪の少ない冬でありますようにと祈っています。
  ◍柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺  (子規)
  ◍勤務の関係で法隆寺の近くに住んでいたころ、スケッチ目的で秋色の法隆寺を訪れたことを思い出しました。
  ◍秋深き 隣は何を する人ぞ (芭蕉)
  ◍この道や 行く人なしに 秋の暮れ (芭蕉)
  ◍大~渋と 柿盗人の 笑哉 (一茶)


2018.10.18() インフルエンザの季節

「バカは風邪を引かない」
昔からよく言われてきた言葉。その生き証人が平爺。風邪で寝込んだという記憶はほとんどありません。カミさんが風邪を引いても感染被害に遭ったことなし。平爺という年寄り、根っからの脳タリンに違いない。バカと言われても風邪を引かないにこしたことはありませんよネ。

昨日は認知症介護施設へのボラの日。いつもはテレビの前のソファに座っているお年寄りたちの姿がない・・・一斉に風邪を引いて部屋に閉じこもっている由。介護職員も何人か感染させられたようです。
抵抗力の衰えた老人たち、一人風邪を引くとみごと全員に感染。結局ボラをぜずに帰ってきました。

平爺はよほどウイルスに嫌われているようだ。一度でいいから風邪で寝込んでみたいもの(笑)それには勉強して頭を良くしなくては・・・なんとバチあたりのことを言うか。

咲き終わったタンポポ。風に乗って早く良い場所へ飛んで行かないと、次のシーズンに芽を出し、花を咲かせることができなくなるよ。早く飛んで行け !!

2018.10.17(水) 食欲の秋-栗ご飯

農協系の販売店(あぐり)へ立ち寄ったところ栗が目にとまりました。子供のころ山から拾ってきた山栗(柴栗)を、今は亡きおふくろが「栗ご飯」にして食べさせてくれたのを懐かしく思い出しました。 ウォーキングコースのリンゴ畑の中にも、ぽつんぽつんと栗の木が目につきます。

我が家の近くには栗を素材にした羊羹、最中、おこわなどを扱っている栗専門の店があり、その気になればいつでも食べられますが、ふと自分で作ってみようか・・・との出来心?
500円ほどで結構な量。まずはwebでレシビを確認。刃のたたないような固い皮むきからスタート。次は包丁で渋皮を剝く・・・この作業だけで2時間。あとはレシピに従い、もち米を混ぜて炊くと何とか出来上がり。出来はまあまあ合格点・・かな。

昔、山で拾ってきた栗は粒が小さいために扱いにくく、皮を剝くのも大変、おふくろも大変だったと思います。平爺が不器用な手つきで皮剥きをしている姿を見て、空の上からニヤニヤしながら出来具合を見ていたかもしれない。
自画自賛、思いのほか美味かったものの、こんな手数のかかるのはこれ1回でもういいか・・・

2018.10.16(
)   外国人の雇用規制緩和

 
 「富士には月見草がよく似合う
太宰治 富嶽百景

外国人雇用の規制を緩和して、労働力不足の打開につなげるとのニュース。つまり外国人が日本で働けるようにするための法整備見直しをするということのようです。失業者が巷にあふれていた時代がウソのような話です。

◆人手不足に悩む企業も、定年延長、再雇用制などで70才とか75才まで働けるようにする動きもあるとか。世の中、すごいスピードで変わっているようです。平爺が就職した時代とは様変わり、働く気があれば就職先はいくらでもある時代になったということでしょうか。

人出不足が関係しているかどうかわかりませんが、新卒の採用についても現在の縛りを緩めて、雇用する側がもっと自由に採用活動を行えるようにすべきとの動きがあるようです。学生にとって良いのか悪いのか。

◆人出不足の元は人口減、日本は世界のどの国も経験したことのない速さで少子高齢化が進行中、外国人労働者への依存が一層進むことは間違いなさそうです。果たして行き着く先は?

ネット検索するとさまざまな見方があるようですが『先が見えない』というのが本音ではないでしょうか。羅針盤が故障した日本丸という大型船に乗っているようなものかもしれません。沈みゆく日本丸・・・まさかネ-。

【webで失業率を検索】・・・
2018年 % 
   仏-9.44 露-5.21 英-4.43 米-4.35 中-3.90 独-3.76 韓-3.68 日本-2.87


2018.10.15(
) イチイ

昨日はイチイのことを少しだけ書きました。

樹高は4mほど、剪定で刈り込んでもすぐに新しい枝と葉が茂ってき生命力は旺盛のようです。北海道や東北では「オンコ」と呼ぶそうです。

◆秋になると径1㎝にも満たない真っ赤な小さな実が数珠なりに成ります。今年は特に実り?が良いようです。平爺の母の生家にも大きなイチイの木がありました。甘いものが乏しい時代、よくむしって食べていました。

◆「イチイ」の語感は日本語の感じ、どのような字だろう・・・webで検索するとカタカナ表記ばかり。外来の植物かもしれません。そして驚くような記述。
『イチイ種にはアルカロイドの一種であるタキシンが含まれていて、呼吸困難、振戦、瞳孔の拡大や不整脈、痙攣、嘔吐なの症状をきたすことがあり、こうなった場合は助からないことが多い・・・』云々。

◆赤く熟した実は、とても甘い。毒があるとは知らずに子供のころからよく口にしていました。ただし赤い果肉の部分だけなら心配ないらしい。口に放り込み、食べるのは果肉だけ、種などはペッと吐き出していました。本能的に吐き出していたのかな~
このように毒性の強い木が庭木として使われているのも不思議。ほんとうに毒があるのかな~。

2018.10.14(
) つばめ

ハナミズキ

子供の頃、ツバメは人家の軒々に巣を作り、身の回りを飛び回っていました。

10数年前、当地へ転居してきてからもツバメを普通に目にしてきました。ウォーキングコースの農家の軒下、春には必ず帰ってくるツバメが2組あり、そこを通るときは様子を見るのが楽しみでした。

◆ところが今年はまったく姿を見なかったな~あのツバメはどうしたのだろう。住みやすい所が他に見つかって家移りしたのか、それとも気象や環境の変化、温暖化が原因しているのか?
そう言えばうるさいほど鳴いていた庭のコウロギ、この秋はいやに静かだったな~

◆我が家のイチイの木には、これまでにないほど赤い実がびっしり。生環境が悪化していく中、急いで子孫をたくさん残さないと・・・ということかも知れない。気づかなかった現象が悪い方へ悪い方へと流されていくように見えてきます。杞憂でありますように。

2018.10.13() 今月のことば

例によって寺院門前に掲示された今月ことば

『私のわがまま あたりまえ
      他人のわがまま許せない』

平易なこのことば、無理して深読みせずにそのまま素直に受けとめれば良いのかな~。つまり、自分もわがままだが、相手もわがまま。所詮人はわがままな生き物・・・そう理解したいと思います。

◆できれば責任を負いたくないので、何でも相手のせいにしようとする。80年も生きてくると、そういう人にも出会ってきました。人様の目からは、平爺もそうした輩に見えていることでしょう。
わがままは人の性、そのことを自覚していれば、人との関係もそれほどギスギスさせずに仲良く暮らしていける。所詮、人は責任を負いたくはないもの、相手のせいにしよとする。分かっていてもそこから抜け出せない。

何だこいつ・・・と思ったときは、掲示板のことばを思い起こすと、お互いに気持が楽になるかもしれませんね。

◆だが、主義・主張・信条で譲れないところ、許せないところは「受容」とは別だと思いますが・・・。

2018.010.12(
)  老いの強がりが通じなくなる日

強がりだけでは無理・・・2年前の胸骨圧迫骨折。それ以来平爺の命とも言える?趣味の登山。以来登山・ハイキングと言えるほどの山歩きができたのは 2017年-3回、2018年-8回程度。かつては年間数十日も山へ登っていたのに。
ケガその要因ではありますが、もっと大きい理由は「老い」

◆人はいくつになると、体力的・精神的に「年をとった、老いた」と言う意識を持つものだろうか。もちろん個人差はかなり大きいと思いますが。
中高年者(シニア)を対象に問うた結果を、新聞かテレビで目にし、そのメモが残っていました。半年か1年くらい前のことかもしれません。

◆「歳をとったな~」と感じるその歳は、70才くらいが多いらしい。
メモには「惜しまれながらの大往生」とか「静かな最期」などとの書き込みもあるが、それにつては記憶が消えてしまいました。何となく伝わってくるものはありますが・・・・。

◆暇つぶしにwebの老人川柳ウオッチ


   歩こう会 アルコール会と 聞き違え     万歩計 半分以上 探しもの

登山ならまだまだ若い者についていく力は十分ある・・・そう強がっていたのはついこのあいだまで。脚力が落ち、老いを認識したて来た平爺。認めたくない老いを、イヤと言うほど感じている今日このごろ。10日ほど前に登ったフスプリ山登山。2,3年前なら軽いハイキング程度のはずが、その後左脚の踵(かかと)の痛みがなぜか引きません。老いるということは、さまざまな場面でのひとこま、ひとこまを積み重ねていくものかもしれません。

2018.10.11() 稲刈りと案山子(かかし)

昨日1010日は何の日・・・・1010を横にするとメガネ。それで『目の日』とか。このところ視力の低下に歯止めがきかない。特に新聞や文庫本の小さい字はことさらに読みにくい。そのうちに目が見えなくなったらどうしよう。60年ほど前の就職試験、頭がよかったから採用してもらえた・・・のではなく、『視力』で入ったと喧伝していたものです(笑)ちなみに当時は1.52.0

◆昨日まで一面黄金の穂を垂れていた田んぼ、今日はきれいに刈り取られて静けさ、淋しさが漂う風景に変っていました。
昔は一家総出で何日もかかっての稲刈り。何日かはぜ架けして乾燥させ、そのあと脱穀・・・と農作業が進んだものですが、今はコンバインであっと言う間に田は空っぽ。昔の稲刈り風景がちょっと懐かしい。
中には耕作放棄され、雑草が生い茂った光景も珍しくない。先祖が伏水流し、苦労して拓いた田、もったいないや、もったいなや・・・。

◆小学校の児童体験授業に使っている田があります。稲穂が出てくると、子供たちの作った案山子(かかし)が1枚の田んぼに10ほど立てられます。昔はぼろきれ同然に着古した作業衣と壊れた麦藁帽子、茶色に変色した手拭で頬かむり定番でした。

◆今の児童の作品?は多種多様、テレビのアニメ番組から飛び出してきたような姿や、色とりどり、フッションショーまがいの派手派手姿。ほほえましいと言えば微笑ましいが・・・これも遊びごころ。世の中の変化はこんなところにも。

2010.10.10(
) 秋ナス


『秋ナスは嫁に食わすな』

このことば、ご存知の方が多いと思います。夏の間、毎日あたりまえのように食卓に上がっていたナス。地植えものは収穫シーズン終了。樹勢が弱り、葉に隠れるようにして、重さにしたら最盛期の4分の一以下と思われるごく小ぶりのナスの実が残されています。

◆嫁に食わすなとは差別も甚だしいがその意味は。
平爺の記憶では、秋ナスはあまりにも美味いから、可愛くもない嫁に食べさせるものか・・・まさに意地悪姑(しゅうと)鬼姑ありきの遺物。


◆さて、本当のところは?

Webで調べてみると、まったく反対の2説がありました。

◍とにかく秋ナスは美味い。もったいなくて可愛げのない嫁なんかに食べさせるわけにはいかない・・・姑の嫁いびり
◍ナスは体を冷やす、あるいは種が少ないので子供ができないという縁起かつぎ。つまり姑の嫁思い。

蛇足ながらナスの呼び名は、東日本「なす」、西日本「なすび」と色分けできるようです。平爺はナス派です。

2018.10.09(
)  一茶句碑(6)

一茶句碑めぐりもこれで6 回目。吉祥庵には一茶の句はありませんが、門人?3人の句碑があります。

◍ うめが香や まことに月は 十五日    吉村雲士
◍ 春風や 犬も連れて ぬけ参り      佐藤魚渕
◍ うたたねの はにくし 梅の花     立花呂芳
    鼾-いびき

◆えっ?また3連休・・・うっかりしていましたが、8 日は体育の日でした。以前は東京オリンピックにちなんで1010日でした。スポーツを通して健康で丈夫な体を育むということでしょうか。先日の登山を体育ということにしておきましょう。

かなりきつい登山でも、以前はひと晩寝ると疲れはとれたもの。北海道や東北の山を巡るときは、1週間余もハードな登山を連日続けても苦に何りませんでした。
今では疲れがとれるのに2日も3日かかります。体力が落ちたもの。『体育』は他人ごとではありません。


2018.10.08(
) 誕生日の花

花言葉に特段の関心はありませんが、去る6日の日記にコスモスの花が大好きと書きました。

NHKのラジオ深夜便は5時まで、それから「まいあさラジオ」となります。そこで毎朝紹介されるのが「今日の誕生日の花」です。
昨日(107)の誕生花は「秋桜-コスモス」で花言葉は「調和・乙女の真心」とのこと。知っていたらコスモスの話は7日に書けばよかった・・・。コスモスの花ことばをweb検索してみると「乙女の純潔・乙女の真心・美麗・調和・謙虚」などが列挙されていましたが、色によっても違うようです。いずれにしても平爺とは無縁の言葉、平爺は、ただコスモスの花が好きということだけで良いのです。

◆今日は体育の日。以前は1964年東京五輪の開会日の10日でした。
すったもんだの東京五輪も2年後となりました。今度は大会運営・会場整備の費用等が初見込みの3013億を遥かに超え、現時点で2兆円超とか。メディアが大々的に報道していました。初めから正確な数字を出したら国民の反発が怖くて適当な数字を掲げていたのか・・・とも勘ぐってしまう。

◆すったもんだと言えばもう一つ。問題がすべて解決したのかどうか知りませんが、築地市場もいよいよ豊洲へ移転ですね。

2018.10.07(
) 「各務原市」

 10月6日 am4:40

昨朝は三日月と星がとてもきれいでした。柵につかまってしばらく天を仰いでいました。

◆各務原市は岐阜県南部に位置する市の名前です。読めるでしょうか。

平爺が寝つきのおまじないにしいるのは、漢字の部首を決め、布団の中でその部首の漢字を思い出せるだけくさん指先で書く。たったそれだけですが下手な導眠剤より良く効きます。
具体的には竹冠(たけかんむり)の漢字を出来るだけたくさん書く、それだけのことです。『竿、笊、符、節、篭、箱、筥、笛・・・』

部首を日ごとに変えます。効果抜群、知らぬ間に夢の世界へ。寝つきの良くない方、試してみてください。これは平爺の考案特許ですがパテント料は不要です(笑)

◆たまには目先を変えようと思い、昨夜は北海道から九州まで、各県の『市』をあげることにしました。北海道は札幌、旭川、釧路、網走、北見、帯広、千歳・・・という具合に次は青森県、秋田、岩手、山形・・・・

登山で全国を歩き回ったことで比較的知っている方だと思っていましたが、そう簡単ではありません。岐阜県に入り、岐阜市、恵那市、高山市、多治見市・・・あとが出てこない。そうだ「各務原市」がある。読みは「かがみはらし」、なぜそのように読むのか?考えているうちに寝入ってしまいました。翌日ネットで探したが、読み方の由来は判明せず、疑問は残ったままです。

◍我ながら、くだらいなことにノーミソを使っているものですが、代金無料の導眠剤です(笑)

2018.10.06(
) 台風の当たり年?

コゼンタチバナ
フスプリ山登山

◆当地のリンゴ農家は、これからが収穫本番。迫っているのが台風25号、また列島直撃かと案じられたが、どうやら日本海を北上しそうな気配、影響は無さそうでやれやれ・・・・

なぜか北信濃に位置する当地は、台風直撃というのは少ないようです。ある程度の強風はあっても、ニュースになるほど強烈なものは遠慮して回り道をしてくれているようです。北アルプスが城壁となって守ってくれている? まさかね~

◆台風にも「格付け」のようなものがあって
  スーパー台風  猛烈台風  強力台風  普通の台風
こればかりは格上を喜ぶわけにはいきませんが、さりとて人の力では御しがたいのが困りもの。
我が家は平屋建て、もし強風か襲っても2階建てより風当たりは少ないと思います。ただし水害でもあったら2階へ避難というわけにはいきません。一長一短・・・こんなところで使う言葉ではないか(笑)

去る3日のフスプリ山の登山記録をアップしました。http://www.joy.hi-ho.ne.jp/h-nebashi/hkk-1574.htm

2018.10.05(
) 秋桜-コスモス

秋と言えば紅葉。昨日の認知症介護施設のボラで歌ったのは
 ♪紅葉  ♪赤とんぼ  ♪里の秋  ♪りんごの歌
 ♪旅愁  ♪故郷の空  ♪村祭り  ♪故郷の空 

歌詞さえ持っていけば、全員が楽しそうに声を出して歌ってくれます。

◆秋の花と言うと、いちばんにどんな花が頭に浮かびますか?
平爺は秋の七草などは関係なし、秋と言えば真っ先に『コスモス』、大好きな花です。「秋桜」とも書きますね。山口百恵の歌った「秋桜」も大好き。
桜が春のシンポルなら、秋のシンボルはコスモスで決まり!!

菊科に属するそうです。日本古来の植物化と思ったら、明治12年ころ外国からの渡来だそうです。日本古来の花のような親しみがあります。

◆ウォーキングのとき、どこを歩いてもコスモスが目につきます。庭先、野の土手、道路脇、病院・学校など大きな施設の庭、あるいは野原の雑草に混じって健気に咲くコスモス。とにかくコスモスだらけ。コスモス街道というものもあります。北信濃の黒姫高原ではスキー場のゲレンデが広大なコスモス園。これもはみごとです。

◆何と言っても風情は、登山などで山里の集落を歩いていると、傾斜地を削って建てた民家、自然石を積み上げた石垣の上に赤や白のコスモスが4、5本、秋風に揺れて咲いている。いいネ~

◍花言葉「乙女の純潔・乙女の真心・美麗・・」
平爺が好きな花というにはちょっとてれるな~(笑)

追記
 1980年10月5日、山口百恵が武道館でラストコンサートを行った日とか・・・ラジオの「今日は何の日」て伝えていました。彼女の『秋桜』は好きな歌です。
       ♪薄紅の秋桜が 秋の日の 何気ない 陽だまりに 揺れている 
    
     ♪此の頃 涙脆くなった母が 庭先で一つ咳をする・・・・


2018.10.04(
) 一茶句碑(5)

昨日は、予定の「フスプリ山-1945m」へ無事登ってきました。報告は後日。

◆先月、中秋の名月の日、よもやまの日記に書こうと思っていた一茶の句を、うっかりして書きそこねてしまいました。
 「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」-左写真
 「やせ蛙 まけるな一茶 これにあり」
と並んで、実に一茶らしい句の一つ

  「名月を とってくれろと 泣く子かな」・・・一茶

ほのぼのとした人間味とユーモアがにじんでいると思います。

◆日記のネタを思いつかないときは一茶の句碑でごまかし?

  【門に立 菊や下戸なら 通さじを】  一茶  (長野市長沼農水社)

酒好きな一茶らしい句だと思います。飾り気のないこの人間臭さが何とも言えません。こんな句もあるそうです。
  「酒呑まぬ 者入べからず 菊の門」・・・今でいう菊花展のようなものでしょうか。
 


2018.10.03(
) 夏じまい

朝焼け空の月-10/2 am6:05

「夏じまい」なんていう言葉があるかと思ってweb検索すると、それがあるのですね。信濃では秋がくればすぐに「冬支度」、 扇風機と暖房器具の入れ替えをしておかなくては。扇風機が5台、灯油ストーブ4台、ガスストーブ1台、電気ストーブ2台、オイルヒータ1台。物置から出したりしまったり・・けっこう手がかかります。

◆毎年プランターで栽培しているゴーヤとキュウリ。庭の片隅では地植えのミニトマト・ピーマン・ナスのあと片づけをしましました。
今年の成果は昨年の半分程度、まともに採れたのはミニトマトだけ。例年と同じように育てているのに? 同じように育てたつもりの子供が、兄弟でも大違いなんていうことはありますね。それと同様、例年通りに可愛がったのにがっかりの年でした。
原因は多分連作障害。プランターの土を毎年ホームセンターから買ってきて入れ替えるのは無理。地植えのミニトマト・ピーマン・ナスにしても毎年順繰りに場所を変えるほど広くはないし、仕方ありません。(影の声・・・スーパーで買った方が安い)

◆シートの上にプランターの土を広げ、その上を透明ビニールで覆って天日干し。これは太陽熱利用の消毒・土壌改良のようなもの。毎年やっているのに土の寿命が尽きたのかな~。

とは言え、収穫ゼロということではなく、そこそこ食べさせてもらいました、自分で手をかけた野菜は美味い。出来は悪くても我が子が可愛いいのと同じ(笑)

★今日は山友Мさんと、長野・新潟県境(白馬村の先)の山「フスプリ山-1945m」への登山に行ってきます。

2018.10.02(
) 秋の味覚

酷暑の次は雨つづきの毎日。そしてこれでもかと言わんばかりの台風の追い討ち。この小さな日本列島、何の祟(たた)りかどこまで痛めつければ気がすむのか。
それが地球温暖化の報いだとしたら、元をつくった人間が責任をとるより仕方ありません。

◆雨の多かった9月は良いことも残してくれました。
秋の味覚・・・何が思い浮かぶでしょうか?豊かさとは無縁の庶民には考えもつかない「マツタケ」、不順な天候が幸いして豊作とのこと。兄がマツタケ山の権利を持っているおかげで、昨夕は手の届かない秋の味覚を味わうことができました。ちなみに昨年の収穫は皆無だったとのこと。

炊きあがった炊飯器のふたを開けると、プーンと家の中いっぱいに漂ってくる贅沢な香り。玄関の戸を開け、団扇で煽って匂いだけでも隣近所に分けてあげたい気分(笑)料理屋で食べたら一人前何千円・・・マツタケがたくさん入ったご飯と、ホイル焼き。しっかりと味わいました。

「松茸を食べない秋なんて・・・」とうそぶけるのも兄のおかげ。感謝。

2018.10.01(
) 品行方正

台風一過 秋の空

月が変わって神無月。八百万の神様が全部出雲へ出張してしまい、どこの神社も空っぽに。
昨夜は、風も雨も知らずに爆睡。起床すると無風・雨もなく普段通りのウォーキング。2時間余り歩いて帰宅。風に飛ばされないように避難した鉢植えや物干し竿などを元に戻しながら空を見上げると昼の月と青空に高い雲。何ごともなかったように一日が始まりました。

◆ラジオから「品行方正」という懐かしい?言葉が。

自動化された電話、今では「電話交換手」という仕事はありませんが、人の手で都度回線をつなげていた時代がありました。当初は男の仕事。女性が交換手として採用されたのは1900年初頭のころで、このときは応募者が殺到、厳しい審査だったとか。

採用の重要条件の一つは「品行方正であること」、往時の社会が目に浮かびます。つまり私的生活まで徹底して調べたということなのでしょう。
「品行方正」、昔はよく使われたことばです。広辞苑によると「品行が正しくきちんとしているさま」
今どき「品行方正に欠けるよな」などと言うと笑われるかも。でも昔は何かにつけてよく使われていた言葉です。
若者に言ったら、“品行方正?それって何・・”とはね返されるでしょうネ。
平爺の勝手な解釈ですが、昔は女性のみに求められたモラルのようなものかもしれません。

◆そういえば、平爺が就職試験を受けた数十年前は、企業の人事担当者は就職応募者の家庭状況を近所に聞き込み調査をしたという話を聞いたことがあります。今は禁止されている戸籍謄本の提出も当たり前でした。

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