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2018.09.30(日) 人類にとって「便利さ」は幸せ?
この夏、暑い夜でも快適な睡眠が可能でした。昔は汽車で5時間も7時間もかかった東京は1時間半で行ける時代。便利であることに異はない。 ◆無駄というだけで済むならまだしも、限りある地球資源の浪費、そして地球環境の汚染・・・・それでも尽きることのない欲望。 今月2回あった3連休、折込みチラシがどさっと入っていました。過剰消費という背景が無かったら、今や社会が成り立たなくなっているのも確か。あと戻りは不可能。 倹約、節約、米一粒も、布の切れ端し一枚も、読み終わった新聞紙一枚も大切にして暮らした過ぎし日を、ふと回想することがあります。
今朝のウォーキング中、フジバカマの花を目にしました。そこで秋の七草をススキ・キキョウ・ハギ・ナデシコ・フジバカマと復唱するが、どうしても五つしか出てこない。帰宅してから楽な覚え方はないのか・・・とweb検索。 ◆春の七草は 七五調の語呂(ごろ)がよくて覚えやすい。 「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」 ◆秋の七草は頭文字で「お好きな服は→お・す・き・な・ふ・く・は」 「おみなえし・すすき・ききょう・なでしこ・ふじばかま・くず・はぎ」 覚えたつもりでも、「お好きな服は」を忘れたらおしまいか(笑)
ここ3年ほどは、標高の高い山へほとんど登っていません。最後は2015年の中央アルプスと白馬三山のみ。高山植物に会う機会もありませんでした。 思い出せないのは、ただの「忘れた」ではなく、認知機能・・・つまり認知症の始まりかもしれません。日常生活においても「あれ?どこにしまったかな~」ということもたびたび。 ◆きつい登りに喘いでいるとき、そこで可憐な高山植物を目にすると「ガンバレ」と声をかけてもらっているような気になるから不思議です。 一昨日は満月-真ん丸お月様を一瞬だけ見ることができました。上京して用事を済ませ、帰宅した8時頃です。 雲が邪魔して『中秋の名月』を見られなかった方も多いかもしれませんネ ◆雲が広がって諦めたかけたとき、雲の隙間からお月様が一瞬顔を覗かせました。しかし流れる雲が邪魔でなかなかシャッターチャンスがない。20分ほど空を見あげてねばると・・・完全な形の月。手ぶれしないように気をつけて数回シャッターを・・・。何とか真ん丸お月様を撮ることができました。 ところで「仲秋の満月」と「中秋の満月」の違いはあるのでしょうか。Web検索してみました。 ◆「中秋」の方は「秋の中日=陰暦8月15日のみ」、したがって「中秋」が満月となる確率は非常に少なくなる。 月は理屈で愛でるものではありません、美しく感じられればそれで良し。それが平爺流です(笑)
歳のせいか平均寿命、ガン、葬儀、墓、介護施設・・・新聞記事やテレビ番組があるとつい真剣に見てしまうこのごろ。長寿社会となってそうした報道が溢れている気がします。 今日はガン生存率の話。癌ならまかせといて・・・自慢にもなりませんが3回も手術しているのだから(笑) 80才過ぎまでよく生きてきたな~(笑)『生』への執着が強いのから? ◆国立がん研究センターは、2011年にがんと診断された人の『3年後の生存率』を公表。全体の3年生存率は71.3%。ガンの種類にもよるが、「ガン=死」と決めつけるのは過去の話。 ◆前立腺がんは99%、女性の乳がんは95%と生存率が高かった一方、治療が難しいとされる膵臓がんは15%で厳しいガンであることがわかります。 下表はガンのステージと、発見時から3年後の生存率の関係(%)
秋は祭りの季節、それぞれの町内で氏神様の祭礼が行われています。娯楽のなかった子供のころ、小銭の硬貨を握りしめてガス灯の灯る出店を見て歩くのが楽しみでした。祭り当日はその集落の子供だけ半日授業になりました。 平爺の町内にある神社の幕は、信濃国の武将、真田家の紋章と同じ六文銭です。真田家とどのような縁起があるのかは知りません。
幼かったころを思うと、価値観・生き方・娯楽・地域の人間関係・・・さまざまなものが急速に変化しています。
登山の筋肉痛をまだ引きづっています。弱くなったもの・・・「歳だから仕方ない」では自分が納得しない。ではどうしたらいいの?答えがあろうはずがない。つまり「あきらめろ」ということ。 ◆今日は長野市長沼地区妙願寺にある句碑です。 ◆昔、農家にとっての牛馬は今の耕運機・トラクターと同じ存在でした。その分牛馬を大切に扱い、平爺の母の実家では家族の住む同じ屋根の下の一角が牛舎になっていました。つまり人も馬も同じ屋根の下で暮らしていたわけです。 ◆夕暮れどき、一日中泥田を歩いて牛も人も疲れ果てて田から上がります。牛から代掻き器具を外してやると、喜び勇んで自分で家へ帰っていきます。平少年は疲れた足を引きずってそのあとを追っていくのです。絵になりそうな光景ですね(笑)
火打山・妙高山は比較的身近にあって、何回も登っている山ですが、日本百名山達成なったA子さんは、関門海峡を越えた西国のお住まい。遠い北海道にも日本百名山は9座、東北には13座あります。はるか北の国まで遠征しなくてはならなかったA子さんの踏破達成は、気力・体力と合わせてそれだけ重みも違うと思います。 ◆それにしても平爺の脚力の退化は覆いようもありません。A子さんの後をおうのが精いっぱい、余裕がありませんでした。中級山岳と言われる2500m程度の登山も限界が近づいていることを認識する登山でした。 【平爺の日本百名山のことは下記に】
予定通り2 日間の日程で火打山、妙高山を無事に登頂してきました。A子さんは晴れて日本百名山すべて踏破です。 山行の詳しい記録は後日、このHPに載せますが、2500m級の山岳を2座つづけて踏破するのは、80才を越え、気力体力も落ちていく一方の平爺には決して楽な山ではありませんでした。ちなみに2日にわたる登山で、登りの合計は2100m(概算)ほどになります。 軽いハイキング程度は別して、本格的な登山は卒業のときがきている気がします。平爺のこれまでの登山で、今回がいちばんきつく感じました。 18・19日の2日間、よもやま日記はお休させていただきます。 今月上旬、「日本百名山」の最後となった火打山・妙高山へお知り合いのA 温泉に特別な思い入れがある訳でもありませんが、登山を通して珍しい温泉にもいくつか出あいました。 ◍知床半島のカムイワッカの温泉は先日書いてしまいました。
◍群馬県白砂渓谷の尻焼温泉。せき止めた渓流がそのまま巨大な露天風呂となっています。もちろん無料。脱衣場はあったかな~? 白砂山登山の後の汗流しに最適。 ◍川湯ではありませんが、秋田県の泥湯温泉も野趣たっぷり、一度は入ってみたい温泉です。 ◍これも川原の温泉ではないが野趣たっぷりの湯。妻と北海道山旅の途次に立ち寄った有名な露天風呂『吹上温泉』。原生林に囲まれた無人の温泉で勿論料金不要。急斜面の途中に設けられた温泉で、岩の窪みが三つの湯壷を作り、溢れた湯が谷川に流れ落ちていて、完璧な露天風呂。脱衣小屋もなく丸見え、勇気がないと女性には入れそうにない。 珍しい湯がまだまだあったはずですが思い出せません。 ラジオ深夜便の最後は二十四節気 七十二候の紹介です。 ◆今は旧暦の長月 節季は白露 次候は 鶺鴒鳴(セキレイ鳴く) ◆あきる野市、盛岡市、喜多方市など多数の区市町村が指定の鳥としているそうです。人の間近で可愛がられてきた鳥ということでしょうか。 一昨日、夜明け前のウォーキングは久しぶりに澄み切ったきれいな星空。星座の知識には疎いものの、オリオン座の三ツ星はすぐ目に飛び込んできました。星空というと30年前の1988年、南アルプス悪沢岳から赤石岳・聖岳へ縦走したおり、百間洞の山小屋へ泊った翌朝、夜明け前に小屋を出て空を仰ぐと満天の星、それはこれまで目にしたどんな星空も比較にならない異質の美しさ。マッチに火をつけたほどの明かりもない漆黒の闇、天空を仰ぐと大小無数のダイヤが、隙間もないほどに頭上を埋め尽くしているよう。言葉でそれを表現することは無理。
『とぎれ途切れにまどろんで朝3時、予定の時刻に起床。外に出てみる人工の灯ひとつとしてない漆黒の闇の中、無数のダイヤモンドを撒き散らしたような荘厳な星空、にしばし目を離すことができなかった。百間平、中盛丸山などが、空から降りて来たように黒々と横たわり、幽鬼の凄みさえ漂う。どうやら今日こそは絶好の登山日和になりそうだ』云々。 ◆百閒洞の星と並び、今も目に焼き付いている夕焼は、北アルプスの薬師岳小屋からの光景。これ以上の夕焼けは、以来目にしていません。登山を趣味としたおかげで、普通なら目にすることのできない素晴らしいものに出会って来られた。その登山もそろそろ終わりが近づいているのを感じているこのごろです。 集中豪雨、台風、地震・異常猛暑・・・日本はまさに災害列島の感ありです。こんなことが今までにあったでしょうか。 この現象は一時的で稀な現象なのか、それとも地球環境が激変している兆候なのか。知識もない一般の人々が不安な思いにかられるのはあたりまえだと思います。大昔なら神の祟(たた)り、静まって下さるようにと生贄(いけいにえ)を供えて祈願の行事を行ったかもしれません。 ◆『温暖化ガス効果』がよく言われます。地球の気候を大きく左右すると言われる海水の温度が、温暖化によって上昇、深海にまで及び、この100年間で、海水温は平均で0.5度上がっている・・・たった0.5℃が大変なことで、このような災害をおこしているとすれば、高温化がさらに加速すればどうなってしまうのか。 温泉巡りが趣味という方は多いのではないでしょうか。先日のよもやま日記はランプの温泉宿のことでした。もう一つ登山愛好家以外にはあまり知られていない秘湯温泉“高天原温泉”と“白馬鑓温泉”を思い出しました。標高は、前者が約2000m、後者が約2100m。車道もケーブルもなく、頼るは脚だけ。平爺が登山の折に立ち寄った温泉です。
◆行き着くのに日本で一番大変な温泉は? 場所は、登山愛好家が憧れる北アルプスの奥座敷「雲ノ平」から、さらに2時間以上の山道を歩かなければなりません。日本一遠い温泉と言ってよいかと思います。 掘っ建ての脱衣場と、女性用風呂の囲いだけが人の手をかけた造作物、そのほかには人工物一つ見当たらないまさに大自然の中の小さな露天風呂。数人も入れば満員。まさに野趣たっぷり。このときの先客は男性一人のみ。しばしうっとりと湯に浸かるが、このあとまた長い長い行程が待っている。たちまち汗にまみれます。 ◆もう一つは白馬三山の白馬鎗ケ岳から下ってきたところにある白馬鎗温泉。標高2100m、ここには山小屋もあって宿泊もできます。登山口の猿倉荘から歩くと3時間の厳しい登りです。温泉は“風呂”というより大きな池です。 温泉の良し悪しは別として、苦労してたどりついたという自己満足の世界の温泉です。温泉マニアの方はチャレンジしてみませんか。平爺にはもう無理ですが。 毎月更新される寺院門前の今月の言葉 『人生に失敗がないと 人生に失敗する―斉藤茂太』 とたんに浮かんだのは「失敗は成功のもと」と「失敗するから人生」 下記のサイトに、氏の名言・格言がたくさん載っていました。
◍焦らない。でも、あきらめない。
写真は、旧渋民村の啄木記念館にあった歌碑です。
27年前、妻同行の秋田・岩手県の山旅。太平山 白神岳 森吉山 和賀岳 秋田駒ケ岳 乳頭山 姫神山 栗駒山の8座。 (赤字は妻も一緒に登った山)
◆頭に浮かんだのは石川啄木の歌。歌にある『山』は、岩手山・姫神山の2説があるようです。 盛岡駅の北方五つ目の駅が渋民駅、駅の西に岩手山、東に姫神山が見えます。 ピパイロ岳-(北海道) 藻琴山・もこと(北海道) 白神岳・しらかみ-(青森) 姫神山・ひめかみ-(岩手) 登った山2000余座全部に目を通すのは無理、頭に浮かんだ山をいくつかビックアップ。何となくロマンを感じます。
何日か前、友だちとお茶をして帰宅した妻。一大ニュースとばかりに意気込んで話したのは「東北の方にものすごく良い雰囲気のランプの宿があるって聞いたけど・・・知ってる?」 ◆北海道から九州まで、登山の折に立ち寄った温泉は大変な数になると思います。登山記録とともに、立ち寄った温泉をPCへ記録していましたが、面倒になって途中で中止。記録が残る1989年~2000年の11年間、183ケ所の温泉へ立ち寄っていました。妻の希望に沿うべく青荷温泉を訪れる可能性は・・・ほとんどなし。かあちゃんゴメンよ。 ◆ついでながら、ランプの宿で知られる新潟県の駒の湯山荘も風情があったな~。未丈ケ岳・荒沢岳へ登ったあと立ち寄った温泉です。
目線を変えると新しいものが見えてくる・・・これはよく聞くことば。ウォーキング中の古いメモに「日本地図 逆さ」・・・こんなフレーズが残っていました。だいぶ前のメモだと思いますが、たぶんラジオからのものでしょう。 日本地図を逆さにしてみましたが、特別な発見?はありません。そこで「地図 逆さ」というフレーズでweb検索。思わず「えっ?」 世界地図帳の日本列島あたりを開き、逆さにすると何と日本列島三つ分が入ってしまいそうな巨大な湖が出現したではないか。氷河期の頃は実際に水の逃げ場がない湖だったとか。 ◆よく『視野を広く持て』なんて言いますね。ちょっと見る方向を変えるだけでまったく別なものが見えてくる。逆さに見た日本海の例は、そんなことを教えているのかしれません。 日本海=巨大な湖・・・この話は気に入りました。よもやま日記をご覧くださる方だけにお教えすることにしました。どうぞ確認してみてください―(笑)-
大型台風が通り過ぎ、予定では7、8日は登山日和のはず。妙高山の急登にあえぎ、お知り合いのA子さんが「日本百名山」最後の妙高山の頂に立つことになっていました。
ところが前日になって予報は雨。中止の決断。「山は逃げない」という登山愛好家には昔からの戒めの言葉があり、それに従っての判断です。
◆28年前、平爺が日本百名山踏破の最後の山としたのは、福島・新潟県境の飯豊山(2128m)、妻と長男が同行、管理人のいない山小屋2泊の縦走でした。あの日の感激を思い起こしながらA子さんのお伴をしたいと思い、楽しみにしていた登山です。
「災害列島日本」という言葉があったような気がします。天災は忘れたころにやってくる・・・。とんでもない、忘れないうちに次々とやって来ます。 文明が発達し、震災の予知技術が進んでも、その震災を抑えつける力は人間にはありません。まさに運を天に任せるということば通り。 天災に加えて、原発事故(元は地震ですが)、戦争など人為による災害?もまた性懲りもなく発生。 朝4時過ぎ、日課のウォーキングスタート。例によってケータイラジオのスイッチをON。 大きな爪痕を残していった台風が通り過ぎるのを待っていたかのような震災。 昨朝は台風の雨もほとんどやみ、風も収まって台風一過という雰囲気でした。 強風に飛ばされないよう、物置などに避難しておいた物も元の場所に戻し、家内が大事にしている鉢植えも所定の場所へ。家の前の道路に飛んできた木の葉も片付け、夏の汚れを掃き清めたような感じ。 ◆リンゴ畑を歩いていると、一つ一つ紙袋に包まれたリンゴが地面に散乱しています。強風に耐えられなかったようです。手をかけてきたリンゴ農家の方々、いよいよ出荷という直前での被害、がっかりしている顔が目に浮かぶようです。 お陰さまで我が家は被害なしでした。
9月に入ってから朝の気温が20℃以下の日も。まるで嘘のような爽やかさ。2時間ばかりのウォーキングでは汗も流れません。 ◆尾畠春夫さん・・・と言えば、今や知らない人がいないほどの時の人。頭に赤いタオルを巻いて、ボランティアに取り組む姿は男の中の男。 ◆並べて評するのはおこがましいですが、ささやかな平爺の認知症介護施設のボラでも「やらせていただく」の気持ちは決して失わないように心がけているつもりです。
◆ミャンマーの女性闘士アウンサンスーチーと言えば、身の危険を感じながら軍事独裁政権を相手に民主化推進の旗頭となって活躍した“民主の星”というイメージがありました。 ◆自民党総裁選のニュースと女子体操のバワハラ報道が目下のニュース主役。とりわけ自民党内部の総裁選はタライの中のウナギがぐにゃぐにゃともがいているようにも見える。関心なし。 ◆将棋の藤井聡太さん、4段に昇格してプロ棋士となったのが1年前の9月3日とのこと。世間を驚かせ、将棋人気に火がついたあの日からもう1年か・・・過ぎる月日の何と速いことか。
平爺がこれまでに登った山の数は約2200座。登山とは縁遠い方から「もう登る山がないでしょう・・・」などと言われることがありますが、いやいや、とんでもない。 ◆登山愛好家は国土地理院の地形図にお世話になっているはず。通常利用するのは縮尺2万5千分の一の地図ですが、5万分の一や20万分の一なども使います。20万図は展望の山座同定のときなどに便利。 ◆ところで日本には山が幾つあるのでしようか。30年間山へ登ってきた平爺も知りませんでした。Webで調べてみると ◆以前はペーパーの地図を購入。白黒刷り、4色刷り(5色?)の2種類あり、4色は1枚300円か400円?、それなりの値段で、数が多くなると金銭的負担も大変。登山のために2万5千図は何百枚も保管していました。これも番号などをつけて整理しないと必要な時に取り出せません。索引を作り、10段ほどついた引出で管理していましたが、今は必要な時に国土地理院のHPからダウンロード。 ◆「コンサイス日本山名辞典」というのがあります。初版1978年、手元のものは1991年版です。2万5千座ほど収録されているらしい。登った山は蛍光ペンで消しこんできました。これも愛着があって処分できずにいます。 ◆もう一つ処分できないのが手作りの「山行記録」、2004年70冊をもって製本をやめましたが、この手作りの記録本をどうすべきか・・・・。PCの記録とは一味も二味も違う、自分の分身のような愛着を断ち切る覚悟がまだできません。
ラジオから「明治150年」という言葉が。 明治は45年、大正は15年、昭和は64年、そして平成は来年-31年をもって終わります。平爺の両親は明治生まれ、当然のことですが平爺の若いころは明治生まれがゴロゴロいました。 「降る雪や 明治は遠く なりにけり」・・・中村草田男。 この句、さまざまな思いが湧き、伝わってくる気がします。 2018年現在、日本には明治生まれ(106歳以上)が2,500人ほどいるそうです。あの悲惨な太平洋戦争で辛酸をなめた方々です。
今は二十四節気の処暑末候にあたり「禾乃登=こくものすなわちみのる=穀物・稲が実るころ」ということになるようです。田んぼの稲も穂が出そろい、あとひと月もすれば稲刈りが始まるのでしょう。 スズメちゃんの来訪がありません。自然界でエサが摂れるのだと思います。チュンチュン・・・チーチー・・・うるさいほどのさえずりが聞こえず、ちょっぴり淋しい秋の始まり。 ◆秋と言えばスポーツ ◆ところが力士の暴力や野球賭博、マイナスイメージも何回かあったものの、登録抹消などで対処してきたと思います。 晴れがましくライトを浴びた高嶺の人々ではあるが、実は一般人とは違う世界感、価値観、倫理観がまかり通る世界なのかもしれない。純粋無垢なスポーツへの信頼が音を立てて崩れているのではないかとさえ感じます。 |
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