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2020 年 11月2

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2020.11.30(月) フロストムーン

某家の門の前
主もこんな顔かな~(笑)

今夜はフロストムーン(満月)と半影月食が同時に見られる???

11月の満月はフロストムーンと呼ばれ、霜=(frost)が降り始める時期であることから、その名が付けられた由。 今宵は、フロストムーンと同時に、半影月食も起こるというので見逃せないショーらしい。

半影月食とは、『地球の半影に月が隠される現象。』月が欠けて見えるのではなく、一部がグラデーションのように少し暗くなった状態で見える現象のようです。


2020年、日本で見られる月食は3回、111日、66日はすでに過ぎて、今日が3回目。目視では月の影の変化を捉えるのは難しいようですが、日が暮れたら空を仰いでみます。

参照 https://news.yahoo.co.jp/articles/968c362525cfb63f3beec87bb691ac1fbb7b7cd9

◆半影月食は、1843分ごろが最大で、終わりは2053分ごろとのことです。これも天体ショーの一つ。出来たら見ておきたいが天気の方がどうでしょうか?  

2002.11.29
(日) 年貢の納めどき

冠雪の妙高山

日課のウォーキング出発は、夜明けが早い時期は4時前、今は5時~5時半。外はまだ真っ暗・・・なるべく街灯のある道を選びます。目を楽しませる風景もなく、ただ「黙々」と。ルートはその日の気分次第、夜明けが早い時期なら2時間歩き終わってもまだ6時前。やっぱり景色や野の花を愛で、小鳥の声に耳を傾ける方が格段に楽しい。冬場はウォーカーともほとんど行き会わず、「おはよう」の声掛けもなく淋しい。

◆こんな季節は脚を休ませる良い機会ですが、根っからの貧乏性は変え難く、時間がくれば目が覚め、当たり前のように身仕度をして外へ出ていきます。

踵(かかと)の強い痛みが気になり、先日から整形外科へ。痛みのレベルは自己評価で「激痛?」・・・そのうちに歩けなくなったらどうしよう・・・?
整形外科で痛みを和らげる体操などの指導を受けました。効果があるのかな~。マラソン、登山、ウォーキング・・・40年にわたって酷使に酷使を重ねてきたこの脚、そろそろ楽にしてあげなくてはいけないかも。  追記 幸いにもドクターストップはかかりませんでした。


 
2020.11.2
8(土) 82歳9ケ月の失敗

就職で上京。それまでコーヒーなる飲み物を知りませんでした。はじめて口にしたとき「何だこれ・・・苦くてまずいだけ?ただの水の方がよっぽどうまい」 金を払って飲むとは狂ってる・・・とにかくびっくりしたのを覚えています。

◆時は過ぎ、あれから半世紀以上。いつとはなしに普通にコーヒーを飲むようになっています。ウォーキングのあと朝食がすむと、そのあとはコーヒーを飲みながら新聞を見たり、テレビの録画予約をしたり、あるいはPCのキーをたたきながら・・・それが当たり前になっています。

■ここからが今日の日記の本題。カミさんが大きな声で「焦げた匂いがする・・・!!」、  『あっ、しまったコーヒーを火にかけたまま忘れていた・・・』 
何と3週間ほど前にも同じことをやらかしている。

だいぶ前ですが、カミさんがガスの火を消し忘れて平爺にこっぴどく注意された敵討ちさながらやりこまれました。『火』にはいたって敏感なつもりの平爺にしては大失態。カミさんに怒られたくらいで済んでよかった。焦げた鍋は金属タワシでゴシゴシ、ゴシゴシ

●ふと脳裏をかすめたのは「認知症」、人並以上に火に敏感な平爺、あり得ないこと。加齢とは言え「認知症初期症状」と診断されても返す言葉がありません。いつの間にか、そんな歳に。82歳9ケ月です。

2020.11.27
(金) わからない

日が短くなり、最低気温も0℃を切るようになって、いよいよ冬が来たな~。

飽きもせず、休まず毎日続けてきたウォーキング、この冬も皆勤で通せたらいいのですが・・・・
何も無理してやるようなことではありません。それなのに「休む」というのは「気力」の問題と思ってしまう。健康のため? 決めたからには意地? 生きがい? 道楽?

カカトの痛みが加わり、続けるのがつらい冬になりそうです。
肩肘張らずに、歩きたいときは歩き、気が進まない時は休む(=サボル)と割り切ってしまえばいいのに、そうは簡単に割り切れないところが平爺の悪いところであり、良いところでもある(えっ?なんのことかわからない)
昨日のカカト痛の検診結果は明日報告させていただきます。いちばん恐れているのは「ウォーキングは当面中止」という診断・・・・?

2020.11.26(木) 踵(かかと)の激痛

踵(かかと)の激痛に悩まされています。
3~4ケ月前のある朝、ベッドから下りて右足を床に下ろすと悲鳴を上げたいような激痛・・・何だ何だ、何が起きたのだ。まさに青天の霹靂、並の痛さではない。錐(きり)をモミ込まれたような激痛。

使い古したボロ靴

痛みをこらえて何歩か歩くと次第に痛みはひいていきます。これならだいじょうぶ・・・何とか歩けそう。そして日課のウォーキングへ。それなりに痛みの感覚に気をくばりながら、従前と同じ速さで1時間半~2時間のウォーキングを続けてきました。
寝起きだけでなく、長く椅子に座った体勢から立った瞬間などにも痛に遭います。ジョギングシューズの底に緩衝材の中敷きを入れると痛みは格段に軽減。日課のウォーキングでは軽い痛みを感じる程度。生活にも大きな支障はありません。

この先歩けなくなったどうしよう・・・ウォーキングもできない、介護施設へのボラ訪問も不可能・・・不吉な予感が消えません。

◆腰を上げようとしない亭主に業を煮やしたカミさん、整形外科へ電話、予約をとってしまいました。自分でもこの痛みには降参、診察を受ける決心をしました。本日は受診予約の日です。

◆40歳からジョギング・マラソン・登山に明け暮れ、今は毎日2時間ほどのウォーキング。酷使に酷使を重ねてきたこの脚、何か起きても不思議はないのかもしれません?

2020.11.25(水) 冬将軍はそこまで・・・


寒さをこらえ・・・数日前

昨朝、ウォーキングに出るとき寒暖計を見ると0℃。まだ寒さになれていないことのあって、かなり寒く感じました。冬将軍は昼寝をしてはいないようです。

週2回のボランティアも、マイカーで通勤?できていたころが懐かしい。
ふと「あと、どのくらい続けられるかな~~」そんな弱音を感じるこのごろ。なんだかんだ言っても「歳には勝てない」・・・この言葉をかみしめています。

◆こんな爺さんでも、行けばお年寄りたちが喜んでくれるのがよくわかるし嬉しいもの。行かないわけにはいかない。今の平爺にとって、これだけが生き永らえている意味~・・・?
風が吹いても雪が降っても、『行かなくちゃ~』という気持ちが萎えないうちは、まだ生きてる値打ちがあるということでしょうか。
◆意義をいくら理解しても、楽しいと思えなければ続かない。加齢にともなう大変さは否定しません。それでも「やり甲斐」にささえられて今日も午前中はボラです。

2020.11.24(火) 歌詞ペーパーの作りなおし 

69曲 A4サイズ25枚

認知症介護施設へのボランティアで、平爺が利用者の方々と一緒に唄う歌・・・オープニングは高野辰之作の「故郷=ふるさと」ですと言っても6~8人での合唱。歌詞は模造紙大の紙に、イラスト入りで手作りのものです。ボラ締めくくりも同じ「故郷」の合唱で終了です。

  ♪兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川・・・・

高野辰之の生家は、介護施設の北方、それほど遠くない山村です。高野辰之の作品はこのほかに『朧月夜・紅葉・春がきた・春の小川・冬景色』などがあり、よく歌っています。

◆利用者の皆さんは、曲は覚えていても歌詞を記憶するのは苦手。施設で歌う曲はすべてペーパーに歌詞を印字、それを見て歌います。
ところが作成時から時は過ぎ、活字サイズが小さくて平爺には見えにくくなってきました。この機会に曲の入れ替えもかね、1週間ほどかけてブリントをしなおしました。曲数はかなり減らして71曲。
1回の訪問で歌うのは10~20分、5曲ほど。
皆さん歌うのが大好きです。

ボラ引退を考えなくてはいけないこのごろ、ペーパーを残しておけばその後も使ってもらえるかもしれない・・・そんな思いもこめての作りなおしでした。(製本はせず、季節に合った歌などを都度選んで持参) 

●平爺の好きな歌は「月の砂漠」 音痴の平爺が歌を唄う姿なんて笑っちゃいますよネ。

  ♪月の沙漠を はるばると 旅のラクダがゆきました
      ♪金と銀との鞍おいて 二つならんでゆきました

2020.11.23
(月)3連休だったとは・・・
 

昨朝4時半、夜明けにはまだ時間があります。真っ暗・・・ウォーキングに出ると晴れた空に明るく目立つ星は多分金星・・・安物カメラで撮れるかな~・・・それなりに写っていました。
曜日・休日とは無関係な生活をしている平爺は、ときに日付や休日が分からなくなることがしばしば。目下3連休のさなか・・・コロナには連休もなく、日本列島北から南まで新型コロナのおさまる気配はおろか、第二波だか三波だか、ますます勢いづいているようにも見えます。

自然環境に恵まれたここ信州も、規模は違うとはいえ、感染者数は上昇傾向で油断はできません。このままだと、来週の認知症施設へのポラはどうしよう・・・。

コロナと聞けば反射的にあの傲慢なトランプさんの顔が浮かびます。大統領選挙が終わってかなり日が経っているのに、まだスッタモンダのご様子。世界に冠たる 先進国USAにしては品性がちょっとネー・・・。海外とは無縁の平爺が口にすべきことではありませんが、日本とはずいぶん違うな~これが世界をリードする国?そう思わずにはいられません。

選挙に勝利した次期大統領が、その席に無事すわれるのでしょうかネー。よその国のことに首を突っ込む気はサラサラありませんが、もう少し超大国らしい振る舞いをみたいところ(野次馬根性と言われちゃうかな?)

2020.11.22
(日) 「小雪」

 今日は二十四節気の「小雪」

1122日〜126日頃を小雪と云うようです。まだ積もるほどの雪が降らなから『小雪』というのか?
11月も下旬というのに、季節が逆もどりしたような暖かい日和が続き、とても「小雪」とは結び付きません。年寄りにとっては、雪がなく、暖かであってくれたらあとは何もいらない・・・(?)

例年にない暖かな晩秋、街路樹や善光寺平を囲繞する山々の紅葉も色あせ、落葉が進んで冬への段取りはできているようですが。 

11月6日のウォーキングのおり、北アルプス鹿島槍ヶ岳の銀嶺が朝陽にまぶしく、今は2000m級の山の稜線も白く化粧を始めています。
願わくば、雪かきの出番が少ない冬であってくれればうれしい。

2020.11.21
(土) 8020運動

8020運動・・・ほとんどの方がご承知だと思います。「ハチ・マル・二イ・マル運動」とは、「80歳になっても自前の歯を20本以上残そう」というもの。

イチョウ・2日後に通ると
一葉も残さず散っていました

ウイキペディアで探したデータiによると
2016年に行われた歯科疾患実態調査においては、8020達成者の割合(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)を51.2%と推計している  

平爺は、年に1回程度、歯の検診を受けています。いろいろあって昨年は歯科医の検診はとばしてしまいましたが、2年ぶりの検診を受けに行ってた来ました。結果は治療を要するようなところは見当たらないとのご宣託。自前の歯も28本健在とのことです。本来はノーミソに回るべき栄養が、歯の方へ行っている・・・と自分では理解しています。

8020は悠々と達成、祝杯を上げなければ(…毎晩晩酌という祝杯はあげていますが)





2020.11.20
(金) 早起きは三文の得
 

早朝――ウォーキングでお金を拾ったちゃった~~という話ではありません。 

◆日課のウォーキング、冬時間に切り替え中ですが習慣で4時前には目が覚めます。
夜明けの早い時期は遅くても4時にはスタート。夜明けの遅い今は1時間以上遅くして5時過ぎ、それでも外はまだ真っ暗で夜のつづき。星やお月様の時間です。
ちなみに昨日は5時ころスタート、星がきれいにまたたいています。もちろん人影もなく夜の帳につつまれ、ときに新聞配達のバイクに出会うのみ。

夜明け前の静けさの中、ほかにウォーキングの人影もなく、とっても寂しい雰囲気。広い空間にたった一人、平爺が黙々と歩いている姿・・・我ながら滑稽な気がしてきます。 

昨朝、11月半にしては暖かい。寒暖計を見るとプラス10度、壊れたのでは・・・?この時期としては異常な気温・・・ウォーキングには快適な夜明け。
歩いたコースは千曲川堤防道路、山の稜線がわずかに朱を兆し、やがて東の空全体が濃い朱に染まっていく。まるで山火事、少し雲もあるが気持ち良い夜明け。刻々と変化する光景から目を離せない。人の姿はなく平爺一人、ときどき車が走っていくだけの静かな夜明け・・・。目をひく景観を独り占め・・・こんな贅沢も早起きウォーキング故?

夜明けの光景に見とれ、何カットもシャッターを切ったが、所詮はバカチョンカメラではたかが知れています。得をした気分で一日の始まりです。

2020.11.19
(木)「奥山に もみじ踏みわけ・・・」

 子供のころから、頭にこびりつくようにして残っている和歌。

  『奥山に もみぢ踏み分け なく鹿の 声きくときぞ 秋は悲しき』

 小倉百人一首の一つ、好きな歌です。紅葉の時期になるとこの歌が浮かび、絢爛の美とともに、消え行く切なさのようなものを感じます。

その昔、地主だったらしい母の生家は、威勢を失った没落農家。人様の土を踏まずともかなり遠くまで行けた・・・そんな話を母から何回も聞いたことを思い出します(ほんと?)
この歌も、何十年の年月を経ても忘れずに母の頭に残っていたらしい。

百人一首を嫁入りの時に持たされたのかもしれませんが、母がよく百人一首を口にしていたのを想い出します。その影響もあってか、今も「奥山・・・」などいくつかは頭に残っています。

奥山で、鹿が落葉した落ち葉を踏み分け、鳴く声が、とても悲しげに伝わってくる気がします。


2020.11.
18(水) 晩秋
 

コタツ、ストーブなどの暖房具が活躍する季節になりました。

「晩秋」という言葉を使ってみたくて・・・というか、心に染み入ってくる響きが平爺はなぜか好きなんです。念のため広辞苑で意味を確認してみました。 ①秋の末 ②陰暦9月の異称」 と載っているだけでした。あまり使わないと思いますが、「晩春」「晩夏」「晩冬」もあります。
いつごろを晩秋と言うのか?・・・そう聞かれて9月と答える人は少ないと思います。感覚としては9月はまだ夏の続きかな~。

朝方の気温はかなり下がってきたものの氷点下すれすれ、まだ晩秋の感は薄いが、これから日一日と秋は深まり、あと半月もすれば初冬。ただし暦の上では立冬は11月7日(土)から11月21日(土)となっていました。このところ早朝ウォーキングに手袋は欠かせません。 

◆四囲の紅葉も散り急いでいます。葉が落ちると橙(ダイダイ)色の柿が実によく目立ちました。
てっぺん枝先に一つだけポツンと残った柿の実、野鳥へのおすそ分けでしょうか? 
『枝先に 柿一つ残る 秋の暮れ』  だれかの句だと思いますが・・・何となく頭に残っています。


2020.11.17(火) 今月のことば

ウォーキングコースにある寺院門前の掲示板。今月は
  『貧乏とは 少ししか持っていないことではなく 
   無限に欲があり いくらあっても満足しない
   こ
とである』
曲がりなりにも路頭に迷わず、日々を送っていられる貧乏な平爺には、我が意を得たり・・・という気分。いいえ・・・同感したというより、慰さめられたと言った方がいいのかな~。
日々の暮らしが、余裕にはほど遠くても、太平洋戦争のあと衣食住すべてに事欠いていたあのころを想えば『貧乏なんて怖くない 何とか生きてはいけるもん・・・』おかげでそんな卓感が知らぬ間に身につきました。
細々とでも三度の食にありつけ、雨露寒さをしのぎ、コロナに感染しなで日々を過ごせれば充分に幸せ。そんな心境でこの人生の幕を引けたら云うことなしですが・・・・?


2020,11,16(月) 施設のご老人と歌う曲  

平爺が10年来続けてきた認知症介護施設のボランティア。平爺なりに工夫、喜んでもらえそうなことを考え、工夫してきましたが、その一つは歌を唄うこと。 

◆「歌」と言うのは簡便な上に、認知症になっても歌詞さえあれば問題なく歌えます。平爺の独断と偏見で曲を選びプリントした歌詞がたくさんあります。目先を変えるのも良いかと思い、歌詞ペーパーを作りなおしました。これまでと同様の唄も含めてプリントしなおした曲は約40曲、これからも喜んで唄ってもらえそうな曲を加えていくつもりですが・・・・。 ご参考までに新しい歌詞ペーパーは以下の通りです。

♪♪ 赤いリンゴに・・・ 

 ▼七つの子 ▼メダカの学校 ▼叱られて ▼ドングリころころ 
 ▼かあさんの唄
 ▼ミカンの花咲く丘 ▼里の秋 ▼リンゴの歌
 ▼故郷の空 ▼旅愁 
 ▼虫の声 ▼花かげ ▼祇園小唄 
 ▼あざみの歌 ▼信濃の国 ▼岸壁の母 ▼青い山脈 ▼かごの鳥
 ▼湯の町エレジー ▼影を慕いて ▼悲しき口笛 ▼湖畔の宿
 ▼山小屋の灯 ▼君の名は ▼里の秋 ▼鐘の鳴る丘
 ▼丘は花ざかり ▼越後獅子の唄 ▼高原の駅よさようなら
 ▼誰か故郷を想わざる ▼岸壁の母 ▼旅の夜風 ▼荒城の月
 ▼モンテンルバの夜は更けて ▼人生の並木道
  

子供のころ、あるいは若かりしひろ、口ずさんだ歌・・・・施設のお年寄りたちは平爺と同年配、若かりしころ歌った歌も共通、頭にこびりついている懐かしい歌ばかりです。「唄は認知症になっても関係なし」、歌詞さえあれば歌えます。
70才台以上の方ならたいてい覚えている曲ばかりだと思いますが・・・いかがですか?


2020.11.15(
)  深まりゆく秋

 11月に入ったと思ったら、もう半月過ぎてしまいました。早いですネー。



これという記憶に残るような嬉しい出来事も、恥じるような大失敗もなく、何となく日にちが過ぎていくだけですが、秋は一日ごとに深まっていくのだけはわかります。

幼い子供たちが遊ぶ近くの小公園も、紅葉した桜の葉が散り敷いてとてもきれい、足を踏み入れるのがもったいないような気がします。

毎日目にしている四周の里山・・・紅葉・黄葉の色づきが日ごとに鮮やかになってきました。

暇つぶしにネットサーフィンをしていて、百人一首の和歌?が重なりました。 


      奥山に もみぢふみわけ(もみぢ踏み分け) なくしかの(鳴く鹿の

                     こえきくときぞ(声聞く時ぞ) 秋はかなしき       

2020.11.14(
) 月・金星の接近
 

昨朝5時前に日課のウォーキング。寒暖計は氷点下。ブルッとする寒さ。

三ケ月と金星のコラボ

東の空にヤセ細った三ケ月、ふと見ると月と並んで輝く星は明けの明星金星です。しばらく月と金星コラボを見あげ、ラジオを聞きながら歩く。

ラジオからのアナウンス「東の空に細い三ケ月と金星が接近して見えています・・・」と伝えていました。金星以外の星は見えません。三ケ月と金星が天空を独占しているようにも見えます。しばらくは寒さも忘れ、写真を撮ったりしながら、上を向いて歩きましたが、間もなく夜が明けてきて視界から消えました。天体ショーを楽しめるのはそれほど長い時間ではありません。ご覧になりたい方は、早起きして東の空を眺めてください。きっと、大きな得をした気分になれると思います。
平爺は、寒さも忘れる浮き立つようなような夜明けのウォーキングでした。

月と惑星接近のショーの中でも、昨朝の三ケ月×金星のコラボは特別、随一の美しさだとか。次回の月・金星の共演は1213日とのことです。

(月と金星が実際に近づくわけではありません。あくまで見かけ上の現象ですから念のため)

2020.11.13(金) 今冬初のマイナス気温  
寒気なんのその 虎視眈々と獲物を

未明4時25分、日課の早朝ウォーキングで外へ。まず寒暖計を見る。 おっ・・マイナス1度と2度の間あたり。ついに氷点下になったか・・・。ピリッとした寒気に頬をなでられブルッ。時期的には毎年今ごろがマイナス気温に切り替わる日かもしれない。
長野市の初雪は、一昨日夜半にチラチラと舞ったらしいが積雪はゼロ・・・それでも記録としては初雪ということになるらしい。 

◆今冬のウォーキング、歳を考えれば未明は避けて日中の少し気温の上がる時間帯に・・・という思いもあります。カミさんからは真っ暗、雪の中を歩くのだけはやめて・・との声が一段と大きくなる気配。でも、寒さに負けずに今朝も×時間××分歩いた。この達成感が何とも言えず、やめられない。一銭の得にもらないことを、よくもまあ飽きもせずつづけるのは・・・この充実感、他人様にはわからないでしょうネ(笑)

2月生まれだから寒さには強いのかな~・・・でも寒いときは寒い、これは誰しも同じ。辛い気持ちも同じ。なのに明日もまた、明後日もまた、ただ黙々と歩く。変わり者かもしれまもせん。イヤ、正真正銘の変わり者だよ()

2020.11.12
(木) 月や星に励まされて

毎朝、ウォーキングに出かけるとき、外にある寒暖計を見るのが習慣

11月/3日 0すれすれでしたが、まだ氷点下の日はありません。そろそろ氷点下になってもよいころです。
加齢とともに「寒さなんかヘッチャラさ・・・」と見栄を切る元気もなくなってきましたがネ()

この冬も何とかウォーキングは休まず乗り切りたいのですが、ちょっと自信ないな~「年寄りの冷や水・・・・」なんて言われたくないし。 

今のところ「寒い」というほどではありませんが、氷点下の朝が当たり前になるのも近いと思います。年寄りの冷や水と揶揄されても、ウォーキングだけは続けるつもりです。

毎度同じことを言いますが、平爺の座右の銘は「つづける」ですからネ。冬の夜空は星や月がとても鮮明で美しい。ただいま4時50分、それをご褒美と思ってこれからウォーキングに出かけます。

2020.11.11
(水) つい思い出すこと・・・・

 アメリカの大統領選。直接関係はありませんが、マスコミをはじめ、世界の人々の耳目を集めた大騒動。トランプと言うお方は人を振り回すのが大好? 趣味・生きがいなのかも・・・?。
「ところ変われば品かわる」…それにしても変わったお方のようです。

 アメリカがクシャミをすれば日本が風邪をひく・・日本には真似したいという人はいない・・・?

天高 く馬肥ゆる・・・

2016.11,18付 YAH00ニースを見ると・・・https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20161118-00064583/

『安倍首相は、次期米国大統領とされるトランプ氏と、本日の朝会談。日本の政治史からみても、まだ就任もしていない次期大統領に首相が会うことは異例・・・移民やイスラム教徒の追放、温暖化対策のパリ協定離脱発言が物議を醸しているトランプ氏に、先進国のリーダー達はやや距離を置いて様子を見ている中、真っ先に駆けつけトランプ氏に会い、握手して「トランプ氏は信頼できるリーダーだ」とまで言った安倍首相・・・・云々。

90分間に及ぶ安部・トランプ会談・・・まだ大統領就任前なのに「トランプ大統領」と連呼していたとか。世界のメディアは、安倍首相がトランプ氏とにこやかに握手し、「彼は信頼できるリーダーだ」発言したことを大きく報道。安倍首相は独裁者がお好き?トランプの失脚を、安倍元総理はどんな想いで見ているでしょうかネ? 


都合により10日はお休みさせていただきます。

2020.11.09
(月) 町村名―住所の長短

 新聞・テレビなどで戸惑ような長い市町村名を目にすることがあります。わけあってのことでしょうが、何でこんなに長い名前を・・・暇つぶしにサイトで拾ってみました。

★日本一文字数の多い市町村名【6文字】
かすみがうら市(茨城県)  富士河口湖町(山梨県)   つくばみらい市(茨城県
音威子府村(北海道)
    いちき串木野市(鹿児島県) 千早赤阪村(大阪府)  etc.

◆一文字の市・・・難読はありませんが、あっさりし過ぎ? さて、どこの県でしょうか

 津市   堺市   呉市   萩市   光市   関市   燕市   旭市   柏市   蕨市

◆読みが一文字
 熊本県 阿村 むら  広島県 神村 むら  

 島根県 久村 むら 三重県 津市
   福井県 十村 むら 滋賀県 苗村 なむら     

 山梨県 谷村  むら  福井県 八村 むら

◆ちなみに長い文字数の市町村は

6文字 ⦿かすみがうら市 ⦿いちき串木野市
 5文字 ⦿ひたちなか市」 ⦿南アルプス市⦿山陽小野田市

長い名前は、用紙の所定の枠をはみ出したりして、書くとき気を使うかもしれませんね。短い方は、生涯でどれほど楽をしていることか・・・?   どっちでもよい話ですみません<m(__)m>  ちなみに当地長野県には「原村・栄村」 短名の村が二つありました。

2020.11.08(日)立冬・・・行く秋

うっかりしていましたが、昨日は二十四節気の立冬。いよいよ冬の始まりです。身が引き締まります。願いは「どうか雪の少ない冬でありますように」温暖の地に住む方々は雪もまた風情かもしれませんし、スキー場は生活をかけての雪乞い・・・雪よ降るななんて言うと殴られるかも(笑)

◆終の棲家として奈良から越してきたのは18年前=65才。町内の「雪かきバスター」という有志による雪かき隊への加入勧告を受けて応諾。老人だけの家の前に積もった雪を片付けるのが仕事。やった人でないとわかりませんが重労働、我が家の前だけでも負担なのに、ましてやよそ様の面倒をみるなんて到底無理な話でした。結局70才で辞退したという経緯があります。
今年の「立冬」は、117()1121()とのことです。

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◆85才が近づくと自宅前の雪を片付けるだけでもひと苦労。
「立冬」・・・いよいよ冬か~雪かきか~・・・冬の風情、それはそれで良いものですが、この歳になるとぞっとします。余生の棲家として選んだ信州、寒いのは覚悟の上ですが、雪片づけは何年やっても好きに?なれません(笑)

追記・・・生まれ育った地は南信州(なんしんとも呼びます)、雪は少ないが寒さは北信濃より1ランクきびしい・・海抜が700~800mと高いからです。

2020.11.07(土) 星空に励まされて  

星のまたたく未明、外へ出るとピリッとした寒さを感じる。ウォーキングに出かけるとき、温度計をのぞくのが習慣。昨朝は3℃。さあ今日も歩くぞ~。 

<朝の気温>  11/1日 5  28  39℃ 43℃ 5日0℃ 6日4℃  

少しづつ寒さが加わり、氷点下のウォーキングとなっていきます。今程度の気温は「寒い」というほどではないが、中旬を過ぎるころから寒さが身に染みるようになってくると思います。
寒いから冬眠と言うわけにはいきません・・・年寄りの冷や水を承知で、今冬も休日なしでがんばるつもりでいます。
毎度同じことを言いますが、平爺の座右の銘は「つづける」、年寄りの冷や水と冷笑を浴びても、これだけは曲げるわけにはいきません。平爺の意地? 

冬の夜空は星がとりわけ美しい。それをエールと思ってまたひと冬がんばることにします。

 
フリーイラスト写真をを拝借しました
    【星 影】
  ♪星影やさしく またたくみ空を
  ♪仰ぎてさまよい 木陰をゆけば

  ♪葉うらのそよぎは 思い出誘いて
  ♪すみ行く心に しのばるる昔
  ♪ああなつかし その日



2020.11.06
(金) 「利用者本位」と「職員本位」

 ふと立ち止まり、その当時を振り返ってみました。

落葉の細道・・・夜明け

傾聴ボランティアの研修会に参加。受講仲間と「せっかく勉強したのだから何か役に立つことで生かしたいネ」という相談。公的施設の特別養護老人施設で利用者のお年寄りたちの話し相手に・・・そんな思いで特別養護老人ホームの責任者と面談、9人の仲間が毎月1回づつ、交代で訪問することになりました。
平爺が取りまとめ役を引き受け、1チーム3名でA・B・C3チームを編成して活動開始となりました。ところが・・・2ケ月ほどすると施設の責任者から「ちょっとお話があります・・・」とのこと。はて何だろう。問題でも生じたか・・・? 聞いてみると「施設への訪問回数を減らしてほしい」との申し出。理由をたずねると「ボラの方々が来ると職員が気を使うし、お茶を出したりして仕事が増える・・・」とのこと。
たとえば「利用者の年寄りたちをテーブルまで連れてきたり、終ればまた部屋へ連れ戻したり、職員の負担が増えて困っている」
 ・・・つまりボラ拒否宣言です。

職員の負担が爪の先ほどでも増えるのは困る?ということらしい。そのとき思いました。介護施設では利用者のお年寄りたちのことより、職員の負担の大小が問題なんだと。押しかけボラならやりたくない・・・仲間で相談の結果、活動を辞退することにしました。 こんな施設で介護を受けているお年寄りたちがお気の毒。

◆それに引き換え、平爺が現在訪問している民間施設は月とスッポンほどの違い。利用者さん目線での接遇がよくわかります。今の認知症介護施設で10年も続けられたのは、先述の公共施設と真逆の運営方針によるものだと思います。官民落差の大きさを思い知ったケースでもありました。

2020.11.05(木) 一時停止率 日本一の県

JAF調査によると、長野県内の信号機のない横断歩道の一時停止率は72.4%、調査を始めた2016年以来5年連続で全国1位とのこと。長野県に住まう者としては誇らしい

◆週2回、ボラのため認知症介護施設へ通勤?していますが、駅から施設まで45分の徒歩。途中片側2車線、自動車が途切れることがないほど交通量の多い道を横断するケ所があります。信号機はなく、路面に横断歩道の白線が引かれ、「横断歩道」の標識が立っています。
100mほど離れて信号機のある横断歩道もあるが、高齢者にはちょっとつらい。

信号機がないと、歩道を渡る人が立っていても無視して通過する自動車が当たり前? 辛抱強く車の途切れるのを待つのが普通・・・。ところが信号機のないこの横断歩道は、横断者を認知するとほぼ100%近い車が止まってくれます。長野市内でも珍しいほどの優良横断歩道だと思います。 

◆昨日もボラの帰り、その横断歩道は両方向からの車が途切れません。
立ち止まるとそれを確認したドライバーはほぼ100%、白線の手前で一時停止、安心して渡らせてくれます。昨日だけでなくいつも同じ。乗用車、トラック、バス、バイク・・・車種に関係ありません。近くに交番があるわけではなし、お巡りさんが監視しているわけでもなく、交通安全指導員が立っているわけでもありません。どうしてこの横断歩道がお手本のような光景を・・・・不思議な気もしますが、これが信州人気質・やさしさ? 
信州に生まれ、定年後は終の棲家として信州に戻ってきた平爺。長野が気に入っています。

追記・・・この横断歩道に限らず、一時停止して私を先に通してくれた車には、歩きながら運転席に向って頭を下げるようにしています。運転手も手を上げてくれます。私が運転していた当時、一時停止して先に歩行者を通すと、お辞儀をしてくれて通る老人の姿に感動、逆の立場にたった平爺が自然にそのような行動ができるようになりました。
(長野市内はもとより、全国的にも珍しい横断歩道かもしれません)


2020.11.0
4(水) 冬仕度・・・水道管の保温
 

冬ごもりに備える時期となりました。自動車のタイヤを冬用に取り替えたり・・・そのほかに絶対に忘れてはならないことがあります。
屋外の水道配管凍結防止。お勝手、風呂、屋外水栓など屋外の水道管には保温材が巻き付けられ、電熱で温めるようになっています。 

◆10数年前、寒冷の長野市へ転居してきたとき、うっかりして凍結防止をしないまま真冬を迎え、水道管の凍結破裂という苦い経験をしました。素人には手の下しようもなく、業者に馳せ参じてもらって何とか一件落着。破裂しないまでも管が凍結して水道水が使えなくなるおそれもあります。台所などの水を流しっぱなしにしていれば凍らないのですが、水道料金がドーンとハネ上がります。 

東京や大阪の人には想像もつかないと思います。寒冷地の冬は、雪かきだけではなく、こんな苦労?もあります。春になり、ヒーター不要になっても電源を切り忘れたまま夏を過ごして無駄な電気を使ってしまうという悲惨?なことも起こります。温暖地では考えられないような面倒なことが。

歳の暮れ、新しいカレンダーの11月1日には、「水道ヒーター」と書き込んで忘れないようにしています。

2020.11.03
(火) 文化の日・黒子役に徹するボランティア尾畑さん
 

カレンダーの11月3日は「赤字」・・・あれ祝日? 忘れていましたが「文化」の日でした。 

 花の名前は? 民家の庭先

◆政府が秋の褒章の受章者を発表。奉仕活動に取り組んだ人に贈られる緑綬褒章には、スーパーボランティアの尾畠春夫さんも選ばれたとのことです。 
ボランティアに関して、尾畑さんは次のような信念を守っている由。

  ・対価としての物品・飲食は求めない受けない

みんなにやさしくしてもらった恩を、どう返したらいいかと思ってボランティアをさせてもらっていますとの弁。オーバーな表現ではなく神々しさを感じます。「ほんの少しの恩返しやけどね・・・」と、あくまで控えめで謙虚に徹し、表には出ないで陰で支える人・・・品格の高さを感じます。

ギスギスした競争社会の中で、こころ洗われる一服の清涼感が漂います。尾畑さん、褒章おめでとうございます。
その万分の一でも 人のお役に立てたら・・・・と思います。


2020.11.02(日)冬の寒さにも負けず

11月」と聞いただけで寒さを感じます。昨朝は、寒さ対策に配慮してのウォーキング2時間5分。思ったほどの寒さを感じることなく、軍手で用が足りました。
『雨にも負けず・・・』に倣うわけでもありませんが、冬のウォーキングは寒さと路面凍結との戦い。今冬も目標は皆勤(でかるかな~)  昨朝霜は降りず、寒さを苦にすることなく歩けました。

収穫のあと、幾何学模様が目を引く田んぼ

◆「さあ 行くか・・・!」気合い入れてスタート。気温3~4ほどか?手袋も軍手で大丈夫。
寒さが厳しいと知らぬ間に背を丸めてしまいますが、意識して背筋を延ばし、歩幅はなるべく大きく、しっかり手を振って歩く・・・次第に体が暖かくなってきます。真冬、氷点下5とか、時には-10近い寒さに比べたら、今の寒さはしれたもの。

日の出前、大気の透明感がよく、凍ったような空の星がとてもきれい。歩幅を大きく、胸をそらせ、我ながらキレイなホーム?で脚をグイッグイッと前に出して歩きます・・・爺さん歩きはカッコ悪いですからネ。「キレイなフォーム」と褒めてもらえるかな~()

◆春が来るまで、一日も休まずウォーキングを続けたいと思っています。昨朝のウォーキングはスタートが4時45分、2時間10分でした。

2020.11.01(月) 紅葉

昨朝の寒暖計は氷点下すれすれの1℃、今年の紅葉はそろそろ終わりでしょうか。

寒かろう 今朝気温1℃

◆日本三大紅葉名所と言われているのは

嵐山(京都)  日光(栃木)  耶馬渓(大分)
https://weathernews.jp/s/topics/201810/110045

◆人の手が加わらない自然のままの紅葉名所はたくさんありますが、登山で訪れたおりに紅葉の適期と重なって楽しめた紅葉もたくさんあります。
何と言ってもダントツは上高地の奥座敷・涸沢カールの紅葉・黄葉。上高地から自分の足で歩くより方法はありませんが、山歩きに慣れない人は4~5時間はかかるかもしれません。登山支度も必要です。

登りついた涸沢カール・・・絶句するような黄葉・紅葉が出迎えてくれます。まさに圧巻・・・すご~い・・・ほかに言葉が出ません。もう一度訪れたいが、もう無理だろうな~。

◆そのほか北信濃には ◎松川渓谷 ◎秋山郷 ◎戸隠高原 ◎奥裾花峡谷 など紅葉の名所がありますが、今年はどこへも行かないうちに冬を迎えることになりました。

登山の折りに立ち寄った何ケ所か・・・印象強かったのは
 ◎奥入瀬渓流 ◎鳴子峡谷 ◎大雪山系 などの紅葉も忘れがたい。 


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