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2020 年 4月

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2020.04.30() コロナ一色の春

千曲川堰堤を独占する野生の「菜の花」

待ちこがれた春・・・浮きたつ気分に冷や水をかけたのが“コロナ”。幸いにも身内や知人にコロナウイルスに取りつかれた人は今のところゼロ。しかし明日以降のことはわかりません。
世界を巻き込んだコロナの衝撃は途方もない大きさで、テレビのニュースやワイドショーを席捲する状態です。「私はだいじょうぶ」とか「俺は気をつけているから絶対つかまらない・・・」などという楽観論は通用しないスゴイやつ。
それにしてもウイルスはどこに隠れ潜んでいたのか、それとも突然変異の出現か。これだけ文明が発達していても人知の及ばないことが、まだまだ数限りあるかもしれません。

地球のすべてを人間様が支配している・・・と思ったら大きなまちがい、錯覚、思いちがいに神からの警鐘か。天然痘、コレラ、チフス、スベインカゼ、マラリア、エイズ・・・人智は都度それを克服してきました。コロナを抑止する手もきっと探りだしてくれると思っています。

追記 昔と違って、今は丸一日あれば地球のどこへでも行くことができる時代。良くも悪くも地球の隅々まで伝染するのはあっという間、文明の進歩は、また逆のマイナス効果も覚悟しないといけないということでしょう。

2020.04.29(
) 地震・雷・火事・コロン

地震による東北地方での大津波と原発被害。あのとき、日本はどうなるのだろう・・多くの国民がは震撼しました。

地震は被害を小さくする工夫はできても、地震を正確に予知したり抑えることは不可能、それがコロナとの違いかもしれません。
これだけ科学が進歩し、一発の核兵器で何百人、何千人、何万人を殺戮することのできる兵器が開発されても、電子顕微鏡でなければその存在も認められないような相手に、今世界中が怖れおののいています。思えば地球のすべてを支配しているような気がしていましたが、人間なんてたいしたことないな~ そんな気もしてきます。コロナを政治に利用したり、国家間の力比べに利用したりせず、一日も早い終息に力を注いでほしいと願うばかりです。

◆ここ何日か、長野県中部(松本市方面)で、連日のように地震が発生しています。規模は小さくても大地震の前ぶれではないか・・・素人としては懸念を抱くのは仕方ないところ。
日本海の糸魚川市から信州中部の松本平、諏訪、さらに静岡県にかけて中部構造線と言う地球の裂け目があり、断層が動くことで地震が起きる・・・この説明がまちがっていたらご勘弁を・・・中部構造線あたりの松本市方面で、連日のように小地震が発生、小規模といえども不気味です。


2020.04.28(
)  今日は何曜日?  ・・・・

毎週火・水曜日はほとんど休まず認知症介護施設へのボランティア。かれこれ10年以上になりますが、よんどころない事情以外に休んだことはほとんどありません。4月上旬に長野県所管部署の指示で介護施設の責任者が招集、介護業務に必要な者以外は施設内へ入れないようにとのお達しがあった由。それからほぼ1ケ月、お年寄りたちはどうしているかな~元気かな~

◆解放感はあります、でも老後のささやかな生きがいを取り上げられたようで寂しさもあります。火・水曜日はボラ最優先でしたが、ほかに代わるものもなく、今は何となく時間が過ぎていきます。妻以外とはほとんど会話もありません。加えて「曜日」感覚がなくなってしまいしまた。今日は何曜日・・・とっさに出てきません。
ゴミ回収日が週3日、そのおかげで曜日感覚が何とか保たれていますが、それがなかったらまさしく「曜日」なしの生活になってしまうかも・・・・。カミさんに「今日は何曜日?」と聞くことが増えています。

     

◆何はともあれ、一日も早くボラに行けるようにならないかな~お年寄りたちもきっと待っていてくれている?もしかして1ケ月も過ぎたら顔も忘れているかも?・・・気になります。
コロナの余波で、妻も手持無沙汰?毎週通っているコーラス同好会は練習中断、老化防止で暇さえあれば通っている健康ジムも中断、買い物も激減・・・暇な時間は平爺への一挙手一投足に及ぶ管理?コロナはこんな形で平爺に及んでいます、困ったものです(笑)その妻は、余ったエネルギーを春の花の手入れに余念がありません。おかげで家の周りもだいぶきれいになってきました。


2020.04.27() 閉塞感とはうらはらに・・・

オドリコソウ・タンポポ

テレビ・新聞などメディアは、昨日も今日もまた明日も多分コロナ一色・・・コロナは有名人も貧富も関係なしにおそいかかっているようです。いつまでつづくのか、出口の見えない重たい雰囲気に、息をするにも気を使いたくなるように閉塞感があります。(楽しい話題がないわけではないと思いますが、今どき笑いを誘うようなネタは気が引けて持ち出せない?

今日は新たな患者が○○人、死亡は△△人・・・・県別の実績報道のおまけまでついて・・・。神様の逆鱗に触れてしまったのでしょうか。その犯人は誰?平爺のせいではないと思います。
今朝も、昨日も、その前の日も・・・早朝ウォーキングはず~と休んでいませんし、
神社の前では立ち止まって、ポケットに用意した小銭をあげて「神様、良い子・・いいえい爺になりますから、どうかどうか平穏な日々に戻してください」と祈願。

人間社会は大騒動でも、陽気は春まっさかり、野を歩けばいつもの年と同様、可憐な花々が目を覚ましています。コロンの閉塞感とはうらはらに、この春の花がことさらに美しく咲き誇っているように見えます。

2020.04.26(
) 行く春や
・・・・・

散り敷く桜の花びらを見ると、もう春は終わったな~ そんな気がしてきます。

  行く春や 鳥啼き魚の 目は涙  芭蕉

この句は「おくのほそ道」への旅立ちにあたっての句として名高い。

「月日は百代の過客にして 行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ馬の口とらえて老をむかふるものは、日々旅にして、旅を栖(すみか)とす・・・」
高校の国語の授業で暗記させられたのを思い出しますが、今も覚えているのは最初の2小節のみ。

◆芭蕉がたどった奥の細道最北の地は、秋田県象潟(きさかた)、ここで詠んだ句が

象潟や 雨に西施(せいし)が ねぶの花

東北の名山鳥海山(2236m)へ登った折に立ち寄った象潟の「蚶満寺=かんまんじ」にこの句碑があり、しみじみと見たあの時のことが思い出されます。どうしても意味がわからず、跡で調べてその意味を知りました。「西施」は昔の中国の伝説的な美女、「ねぶ」は「合歓(ねむ)」のこと。

 北信濃の桜はほぼ散り終わりました。薄明、桜の木の下は、まるで雪が薄く積もったようです。来年もまた元気で花を見ることができますように・・・。

2020.04.25() 星野富弘カレンダー

 
 星野富弘カレンダー 2020年4月

我が家の定番カレンダーは、星野富弘さんの描いた、やさしさあふれる詩画(絵と短詩)つきです。

星野さんは中学校の体育教師として宙がえりを指導中に過って頭から落ち、そのまま動けなくなってしまいました。頸髄の損傷でした。

その星野さんが、寝たままの姿勢で絵筆を口にくわえて描いたカレンダーの詩画は、2ケ月ごとに変わります。ぬくもりが感じられ、とても癒されます。

写真では読みくいと思いますので、詩だけ転記させていただきます。(居間洋室)の壁にかかっている絵は、いつも目の前に見ることができます。

  寒さの中に 咲く花が

    どうしてこんなに あたたかい色を しているのか

           なぜなんだろう  どうしてなんだろう

20年以上前になりますが、直腸がんで夢も希望も、そして命さえも・・・そんなとき、群馬県みどり市の星野富弘美術館を訪れました。そこで販売していた「鐘が鳴る道」」という星野さんの書籍を購入、大切にしていましたが、欲しいという方がいてお譲りしました。


◆こんな短詩もあります

  「いのちが一番大切だと思っていたころ 生きるのが苦しかった
   いのちより大切なものがあると知った日 生きているのが嬉しかった」  星野富弘


2020.04.24(
) 「3密」-流行語

郷愁の風景--霜の朝

コロナ関連で「3密」という新語が跳びかっています。コロナ感染防止のために、「密」な関係を避けなさいという勧告。「密閉」、「密集」、・・・あと一つは・・・? 調べてみると「密接」
 .密閉空間(閉めきった換気の悪い空間)
 .密集場所(大勢の人が密集した環境)
 .密接場面(お互いに間近な距離での会話・発声)

外出するときは、この三つをお経のように唱えながら行動しよう。でも何だか肩が凝りそう。滅多に外出しない平爺は、ますます閉じこもりに?

【朝日新聞の声欄より】

亭主、かみさん、それに子供・・・一家そろってゾロゾロとスーパーなどへ出かけるのはやめましょう、という提言。およそ買いもの嫌いの平爺には無関係の話。ズボンでも帽子でも、妻が買ってきてから身に着けてみる。サイズが合わないと妻はまた交換にいってくる。それを2回、3回繰り返すのも珍しくない。妻は苦にならないようだ?着てみてサイズが合うかどうかをきめるのも妻。妻が先に旅だったら、下着1枚自分では買えないかも・・・・?それが平爺の素顔です。何しろ買い物が徹頭徹尾大きらい。無意志式のうちに「三密」を励行しています。()

追記-今年の流行語候補は「新型コロン」か「三密」か?

2020.04.23() 悲惨な暴走事故から1年・・・

花満開のリンゴ
  ♪白い花が咲いてた ふるさとの遠い夢の日
   さよならと言ったら
   黙ってうつむいてた お下げ髪
   悲しかった あの時の あの白い花だよ 

世間を震撼と憎悪に落とし込んだ池袋の暴走運転の大事故(死亡2人・ケガ8人)から1年。新元号の話題が盛り上がっていた中の出来ごとでした。
高齢ドライバーによる考えられないような無謀運転事故。幼子と母親の二人が即死という報道に、世間はまさか・・・愕然とさせられたのがついこの間のような気がします。事故現場には今も2人の死を悼む献花が絶えないとのこと。

事故を起こしたのは「元通産省工業技術院院長」の肩書を有するトップ中のトップ官僚。そのキャリアあっての特別扱いかどうかは知りませんが、今も収監・拘束されることもなく自宅での生活を送っているようです。もしキャリアでもない一般市民だったらどうでしょうか。だれしも元キャリアの肩書による特別扱いでは・・・と勘繰りたくなるのは当然です。「特権国民」とでもいうことでしょうか。

◆池袋事故は他人事ではない・・・。あの事故のあと、知りあいに運転免許証返納を考えていることを話すと、「あんたは元気だし、もう少し先でもいいのではないか・・・」と言って下さる方もいましたが、決心が変わらなかったのは、池袋事故の悲惨さがあまりにも強烈だったからです。

妻に「認知症」とからかわれながらも、日常の生活には何の支障もなく、身体機能も「まだ若い者にだって負けない」という自負もありましたが、あの事故が「返納」の背中を押してくれたました。負け惜しみではなく「返納してよかった」と今は納得しています。
【追記】・・免許証返納については、硬膜下血腫というアクシデントに遭ったことも要因の一つです。


2020.04.22() 三春ー梅・桜・桃のウォーキング

ピンクに咲き乱れる千曲川河川敷の桃畑

春まっ盛り、昨日のウォーキングは5時スタート、千曲川畔の果樹園の中を気持ちよく歩いてきました。
花が終わり、少し日を置いた今は桃、リンゴが花盛り。新型コロナどこ吹く風の眺めは桃源郷・・・

目立ちたがり屋の桜は、落花盛んで樹下を花びらが敷き詰め、暑くもなし寒くもなし、浮き立つような心地よい季節です。
いつもと少しルートを変えてのウォーキング。千曲川洪水現場より34㎞ほど上流部の河川敷、朝早くから果樹農家の作業姿があります。洪水の痕は残りますが、一部の果樹園を除くと例年通りいっせいにピンクの花を咲かせています。写真を撮ったり、立ち止まって風景に見いったり、桃源郷の趣を感じながらの、いつもより長めのウォーキングを楽しみました。

◆福島県に、滝桜で知らる「三春町」という田舎の町がありす。「三春」は、梅・桜・桃がいっせいに咲くことからつけられた・・・と聞いた覚えがあります。妻と滝桜を見に行ったのは、もう10数年も前だったと思います。ちなみに日本三大桜と言えば三春の滝桜のほかに岐阜県の淡墨桜・山梨県の神大桜・・・いずれも訪れたことがあります。

北信濃の果樹と言えばリンゴ、桃・ネクタリン、巨峰、サクランボetc.・・・トップは何と言ってもリンゴでしょうネ。


2020.04.21(
) 写真整理-(まだ残っていた)

平爺も年をとり、何かにつけてこの先を指折り数える年齢となりました。気になっていたことを一つ一つ片づけていかなくては・・・。

「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」
-親鸞上人

息子たちの子供のころの写真整理、年明けの1月に何とか完了・・・肩の荷を一つ下ろしてやれやれ・・・それから約3か月、何とアルバムから剥がした写真がゴソッと出てきました。かなりの枚数・・・どうして残ってしまったのか原因は不明。まさか精魂尽き果てて目に見えないところへ隠した・・・?そんなことはするはずがない。新しいアルバムに整理する過程で、旧アルバムから剥がした写真1箱分が残っているのに気づかなかっただけです。

「えいヤッ」と裁断・ゴミとして捨てられれば楽ですが・・・・そのような無下(むげ)なこともできません。完了したと思った作業が、まだ続きがあった・・・当初の整理より負担感が倍も大きい。早く手をつけないと、ますますヤル気が萎えていきそう。
 原則廃棄方針の写真を選別した結果、残ったのは三分の一、約100枚ほど。終活とは思いのほか大変なことです。立つ鳥はあとを濁さずもさることながら、我が子可愛さの一心で撮った大切な写真であることは今も変わりはありません。

骨の折れる作業を早く終わり、すっきりしたいという思いが、無意識のうちに目の届かない箱の中へ隠す?行為に及んだのか・・・まさかネ-() 今日のうちに完了させます。

2020.04.20(
) 散るさくら

一昨日の風雨で、桜の花もだいぶ散りました。小川の流れに乗って下っていく花筏(はないかだ)も風情。咲くもよし散るもまたよし。
桜吹雪・散り際の潔さ・・・絢爛豪華に咲き誇る様もいいが、散り際の潔さを「花は桜木人は武士」と言うも風情。

 ウォーキングコースの一つ  花筏(いかだ)  我が家から徒歩1分の小公園

●古来、大和武士は「散り際の潔さ」に惹かれて桜の花を好んだと聞いた記憶がありますが、ときには『霞か雲か・・・』と情緒たっぷりに詠むもまたよし。昨朝は、清流に乗ってゆったりと流れ下って行く花びらをしばらく見つめていました。
桜の季節は終わりました。来年も、再来年も見たいものです。

●平爺には無縁だったことですが、電話が各家庭に普及していなかった時代、田舎で入試合否の結果を待つ親に電報で知らせたとのこと。その電文は合格なら「サクラサク」、不合格なら「サクラチル」だったとか。

2020.04.19(
) ウグイス

破壊されたまままの農道

昨年まで、手入れの行き届いたきれいなリンゴ畑が広がっていた千曲川河川敷に降り、洪水被害に遭った殺風景な農道を歩いてみました。

あれから半年、覆いつくしていた分厚い泥濘は運び出されていましたが、リンゴの木は根こそぎ除去され、残っている木はほんのわずか、ノッペリとした風景が広がっていました。これから苗木を植えても、商品として収穫できるのは何年後になるのでしょうか・・・。

静まり返った畑の中に立ち、しばらく見まわしていると、悲嘆にくれる果樹農家の方々のタメ息が聞こえてくるようです。今ごろはリンゴ畑の作業で賑わっていた光景がうそのような静けさです。泥濘は運び出されても、果たして農家の人々に再起のエネルギーが残されているのかどうか・・・。

人の気配のない静まり返った早朝、どこからともなくウグイスの鳴き声・・・場違いのような透き通ったホーホケキョ・・・同じところからしばらく聞こえてくる。ペアとなる相手を探しているのか。ウグイスも頑張っている、人もがんばらなくちゃ・・・・

2020.04.18(
) 夕方

りんご畑の日暮れ

NHKのラジオを聴きながらのウォーキングが、すっかり身についてしまいました。歩き始めるころ、深夜からつづいているラジオ深夜便は5時で終了、そのあとはまいあさ。よもやま日記のネタとしてたびたび利用させていただいています。 行き合う同好の士=ウォーカーからも、同じNHKラジオが漏れてきます(平爺はイヤホーン利用)
特に夜明けの遅い冬場の暗い道は景色もなく、ケータイラジオがありがたく感じます。夜通し番組に携わる職員やアナの方々には感謝です。

◆ラジオの天気予報お姉さん、「長野県北部は夕方から雨に変わるかもしれません・・・」そのあと「夕方とうのは何時だと思いますか・・・」とのアナからの問いかけ。
言われてみれば、日ごろ漠然と「夕方だから夕方というんじゃないの・・」程度の認識しかありません。いつから夕方かと問われても・・・・?
漠然と日が暮れかかり、夜の帳が感じられるころ・・・と言うと日の短い冬と、日の長い初夏では2時間もちがってきますし・・・・。

ラジオのお天気お姉さんの言うには
「気象用語としては午後3時から6時」を夕方と言っています。この季節、午後3時、4時と言っても太陽はさんさん、夕方とはほど遠い気がします。夏至のころと冬至のころで使い分けるわけにもいかないでしょうし・・
ちなみに平爺は、「お日様が山の端に傾き薄暮を感じるころ」が夕方かな~

  ♪夕やけこやけで日がくれて 山のおてらのかねがなる
   ♪お手てつないで みなかえろ
   ♪カラスもいっしょに かえりましょう

2020.04.17(
) 認知症検査

一昨日は個人病院(内科・神経科・尿器科・心療内科)へ行ってきました。首に綱をつけられ、引っ張られて・・・(自分から進んで医者へ行くなんて言うことは滅多にない平爺です)
診察の目的は認知症の検査。何種類かのテスト(長谷川式というらしい)を受けました。テストがあるなんて知りませんでした。呼ばれて診察室に入ると早速検査。

大接近の木星と月 4/15明け方
半月ですが丸く写ってしまいました

・今日は何月何日ですか?
・紙に書かれた品物の絵5品を暗記してください
   あとで答えてもらいます
・今年は何年ですか?・・・令和を思い出せず西暦で返答
100から順に7を引いていってください?
・野菜を10品言ってください
・先ほど絵で見た5品を言ってください(思い出せたのは3つだけ)

平爺と同年代の方は、何かの機会にこの検査を受けたことがあるかもしれません。平爺は2回目ですが、今回検査があるとは知りませんでした。結果は「問題ありません」との診断。毎日のようにカミさんから認知症呼ばわりされ、自信を失っている平爺、光明が少し射した気分で帰ってきました。明日から認知症とは呼ばせないゾー」

2020.04.16(
) 桜花

 桜 花 爛 漫

「林芙美子・花」・・で頭に浮かぶのは
 「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」
絢爛と咲き誇る桜とは、ちょっと不似合いな気がしないでもありません・・・だからこの一節が身に染みるのかも?

「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」
親鸞上人のこの歌は、中学生か高校生のころに学んだような気がします。爾来好きな和歌として今も記憶に残っています。

歳を重ね、余命を透かしみるような昨今、ことさらにこの歌が身に染みるようになりました。作者は四国八十八か所の開祖弘法大師とのこと。

◆平爺の生涯に残るトップイベントの一つは四国遍路巡礼。それは桜の時期、遍路の開祖は弘法大師、寺々で唱えたのが「般若心経」と「南無大師遍照金剛」という念仏・・・この念仏の意は、弘法大師空海へ帰依を約す念仏のようなものです。

【桜にちなんだ歌を三つほど】

 ●清水へ 祇園をよぎる 桜月夜
         今宵逢ふ人 みなうつくしき ―与謝野晶子
 ●花の色は 移りにけりな いたづらに
          わが身世にふる ながめせしまにー小野小町
 ●願わくば 花の下にて 春死なむ
         その如月の 望月の頃―西行法師

2020.04.15() 花冷え・桜爛漫

「花冷え」・・・情緒を感じさせることばです。昨朝は冷たい北風が強く体感気温は0℃近くまで下がった感じでした。桜は今が盛り、明日は落花盛んとなるやも知れず、見ごろは今日あたりか?

千曲川河川敷-お稲荷様のある広場 西巌寺の桜-貫禄の老木

◆一昨日、妻と連れ立って花見をしてきました。我が家から徒歩20分ほどの千曲川の岸辺。水面より1メートルほど高いだけの水辺に、10本ほどの老木が満開でした。ここには桜の木に覆われるようにして、お稲荷様の祠がひっそりと佇んでいます。
例年だと地元の人々が大勢花見に訪れ、飲食を楽しむ光景が見られるところですが、今年は水害の後でもあり人影もまだら。川面に張り出した枝には、洪水で流れ下ってきたビニールや草、枯れ枝などが絡んでいます。

◆稲荷神社の桜から下流へ向かって堤防の道を500メートルほど足を運ぶと西巌寺。「よもやま日記」の今日の言葉で引用させてもらっている掲示板のあるお寺です。堤防が守りぬいて境内の桜は無傷、例年通り咲き誇って見ごろを迎えていました。ここからさらに堤防を数百メートル下流へ下ると、昨秋の堤防決壊で甚大の被害を被った現場となります。
このあたりを「桜堤-さくらづつみ」と呼ぶようです。まだ若木ですが、あと30年もするとみごとな「桜堤」になるでしょうが、そのころ、平爺はもういません・・・・。

2020.04.14(
)「転がる石には苔は付かない」


寝ながら読書で、気になったり心に残ったりした言葉をメモに残し、よもやま日記のネタにすることが多々あります。書きとめた走り書きはそのまま忘れてしまうのが大半、残っているメモの中に「転がる石には苔がつかない」・・・何の本だったかな~書名は思い出せません。

あらためてこのことばを咀嚼してみると、蘊蓄のある言葉と感服。以下は(webより転用)

◆「転がる石には苔が生えぬ」とは、よく動き、働く人が生き生きしていることのたとえ。また、仕事や住居を転々としている人は、成功せず、金もたまらないことのたとえで
 苔が生えないは身につかないの意ということのようです。

イギリス――態度や考えがコロコロ変わるような人は良くない。日本の「石の上にも3年」にあたり、君が代にも「苔のむすまで」と永く続くことを讃えています。
アメリカ――転がる石には苔がつかず、新鮮かつ変化に対応する力に重きを置いている。

京都の苔寺のように、コケを大切にする国民性は日本人の特性? 日本庭園や盆栽には苔はなくてはならない貴重なもの。web検索するとネットに苔販売業者のサイトもあります。たかが苔、されど苔、国によってとらえ方もいろいろあるようです。

◆平爺の山友Мさんは、苔・地衣類の博学の士、登山で同行すると苔・地衣類をはじめ、珍しい話をいろいろ聞かせてもらえます。

2020.04.13(
) イースター

昨朝、日課のウォーキングの途中で教会の前を通ると「イースター」の行事開催お知らせ表示が目につきました。キリストの誕生日は12月だし・・・お釈迦様の花まつりとは関係ないし・・・帰宅してweb検索すると『復活祭』とのこと。十字架にかけられ処刑されたイエス・キリストが、3日目に復活したことを祝うお祭りで、キリスト教における最も重要な行事とのことでした。

サンタマリア教会にて

ついでにwebを見ていくとイースター(復活祭)は、キリスト教ではイエス・キリスト生誕のクリスマスよりも重要とのこと。キリストの最期は一人の弟子の裏切りによる十字架処刑。キリストは復活するという予言どおり3日目に復活。これを奇跡の復活と言われ・・・・この日が最も重要な祭日となった云々・・・。

生誕日のクリスマスと異なり、毎年日にちが変わるそうです。今年は412日。「春分の日の後の、最初の満月の日の翌日曜日」とされているとのことです。(平爺の思い違いがあったらお許しください)

◆7年前の5月、13日間のイタリア旅行のおり、ミラノのサンタマリア教会の名画「最後の晩餐」-レオナルドダビンチ-を見学したのを思い出しました。

2020.04.12() 新型コロナウイルス

    柳の大木  平爺の好きな啄木の歌
 やわらかに柳あおめる北上の
      岸辺目に美ゆ泣けと如くに

我が家からほど近い長野市文化会館の敷地に、新緑したたる柳の大木があります。柔らかなこの緑を「萌黄色」と言っていいのでしょうか。

◆あたかも第三次世界大戦がはじまったかのような世界的なコロナ大騒動。報道を見る限り鎮静のめどは見えないようです。我が信州は避けてくれてると思っていたが楽観過ぎたようです。ここ2,3日感染者数増嵩の気配を見せています。

◆衛生面が不備だった戦後、平爺が子供のころですが、毎年のように夏になると伝染力の強い「赤痢=せきり」という消化器系の伝染病が流行しました。今ではほとんど聞かなくなりましたが、赤痢菌の伝染力は強く、症状は猛烈な下痢をともなう。上水道が発達し、衛生面の進歩のおかげで「過去の疫病」にランク落ち?

◆その当時、集落などを流れる川は貴重な水、今の水道水と同じ役割を果たしていました。直接飲むことはしませんでしたが、鍋釜・食器を洗ったり、野菜を洗ったりしていました。
川の上流域で赤痢が発生すると赤痢菌が流れ下る下流域も大騒ぎ。水泳や水遊びは禁止され、食器や野菜洗い、洗濯もダメ・・・そんな時代をふと思い出しました。

新型コロナで上や下への大騒動を見ていて、70年、80年昔の赤痢を思い出しました。平爺は一度も赤痢に罹ることなく生き抜いてきたのは幸運の一語。新型コロナも、一日も早く昔語りとなる日が来るのを祈っています。

2020.04.11(
) サクラ

寺院 四分咲きの桜  (4月7日)

北信濃では桜の花が見ごろを迎えています。
ウォーキングの途中、適当なところで脚をとめ、周辺に目をやると視野の範囲内に桜の花が必ずと言っていいほど見えます。まさに「♪さくら さくら やよいの空は 見わたすかぎり・・・
の風情。花の時期以外は存在感の薄いのが桜の木。ところが花の時期だけは我が世の季節とばかりに自己主張して他を圧する存在感です。
自己主張と言えばタレントなどを筆頭に、政治屋もその部類かと思います。疑惑の「花見の会」疑惑は
その後どうなったのでしょうか?

人気(ひとけ)のない早朝、桜の木があっちにもこっちにも・・・大小の公園、神社や寺院の境内、公民館の庭、学校の校庭、河川の堤、大きな病院の庭・・・大きな庭を持つ昔ながらの民家の庭にも。
空いている土地があればまずは桜の樹。よくも飽きずに植えてきたもの。でも「食傷」感はまったくありませんし、枝いっぱい淡いピンク色に咲きほこるさまは、目を惹きつけてやみません。まさに日本は桜の国ですね~。

国を代表する花をweb検索。その中のいくつかを列記してみます ・・・日本はサクラまたは。桜はパッと咲いてパッと散る潔さが武士道に通じる?

  ◆中国 ボタン  ◆台湾 梅  ◆インド ハス  ◆カンボジア イネ  ◆イギリス バラ
  ◆オランダ チューリップ  ◆ドイツ 矢車草  ◆フィンランド すずらん  ◆ロシア ヒマワリ
   ブラジル カトレア  ◆アメリカ 決まった花はなし  ◆イタリア デージー  ◆フランス ユリ

2020.04.10(
)  バイキン・新コロナウイルス一色
 

桜・七分咲き 千曲川畔

平爺在住の長野県内での新コロナウイルス感染者数は19名。先日まで数人だったのが、ここ2、3日で急に増加、いつ爆発するか・・・。普段から人ごみに外出することは滅多になく、会食や人の集まるようなところとも縁遠い平爺。新コロナに感染する機会は極めて低いと思っています。

先だって、「気づかぬうちに感染していて、介護施設利用者の方々にバイキンをうつしたら大変、しばらくボラは休んだ方が良いでしょうか・・・」と打診、「大丈夫ですよ、ぜひこれまでどおり来てください・・・」ということになったのは先週の話。一昨日、施設の管理者から電話が入りました。
『保健所から老人介護施設の責任者が招集され、職員以外の者は施設内へ入れないように・・・」との指示・勧告がなされたのこと。最低でも1ケ月はボランティアを休まざるを得なくなりました。正直、平爺はほっとしました。知らぬ間に感染していて、万が一にもお年寄りたちに移したりしたら一大事。最低でも1ケ月は休む予定です。

しかし、いざボラ休みと言うことになると、空いた時間何をしたらよいのか・・・感染者の出ないことを祈り、一日も早い終息を待つことにします。

バイキンと言う言葉、今は死語・・・でも何となく懐かしい響きがありますネ。辞書でばいきん=黴菌を引くと、「人体に有害な細菌などの俗称」と載っていました。


2020.04.09() 満月 

8
4/8 AM 3:09

昨夜はフルムーン=満月でした。夜明け前、3時ころ目を覚まして空を見上げると、雲一つない空に西に傾き始めた満月が煌煌と照り輝いていました。月の大きさは変わらないはずですが、ひときわ大きく見えました。寒さをガマン、パジャマ1枚でしばらく写真を撮ったりして月を眺めさせてもらいました。
5時過ぎウォーキングに出発、6分咲きの桜と一緒に満月を撮れないかと期待しましたが、お月さまは既に山の端に落ちた後でした。

◆コロナ緊急事態宣言・・・戦争が始まったかのような特大ニュース・・・イヤ、これは戦争そのものです。新聞一面は大活字がおどっていました。ウォーキングの友「ラジオ」を聴きながら歩いていると、こちらも緊急事態宣言ニュース。該当する東京・大阪・福岡などの知事とともに森田千葉県知事の談話も放送、語り口は他の知事と違って居丈高な感じ。思わず昨秋の台風15号の襲来を受けた際、別荘に公用車で訪れていたことがわかり、報道で大きく取り上げられたのを思い出しました。緊急事態宣言に関しても、居丈高の感は否めず横柄な語り口はそのまま。平爺には直接関係はありませんが、千葉県民は選んでしまったことを後悔をしているのかどうか・・・

  『実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな』


2020.04.08(
) 花まつり=お釈迦様の誕まれた日

行き先がわかれば 行き方がわかる
往き先がわかれば 生き方がわかる

今日はお釈迦様の誕生日=花まつり。12月25日はイエスキリスト様生誕のクリスマと答えられない人はほんどいないのに、多くの方は死ねばお寺のお坊様にお経をあげてもらうのを忘れている・・・各家庭にある仏壇は単なる飾りもの? 日ごろ仏壇に手を合わせる人は数少ないような気がします。良し悪しは別として、因習や歴史文化は刻々と変っていくものですね。 (我が家に仏壇はありません)

昨日は、ウォーキングの途中、お寺に立ち寄って手を合わせ、般若心経をとなえてきました。8年前、四国遍路で覚えた般若心経は、今でも空で唱えることができます。身についてしまったということでしょうか。

般若心経(はんにゃしんぎよう)とは漢字276文字からなる経典。

『仏説摩訶般若波羅蜜多心経観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄舎利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是・・・・』

「色即是空空即是色=しきそくぜくうくうそくぜしき」というくだりは、多くの方がご存知の一節ですネ。

2020.04.07(
) 世界を暴れまわるコロナウイルス

梨でしょうか?

海に浮かぶ大型豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号が横浜に入港したのが2月の半ば・・・まさか事態がこれほど急激に悪化するとは・・・。

その当時、コロナの脅威より、豪華客船でクルージングを楽しむかけ離れたリッチナな人々を羨ましい目で見ていのを思い出します。
あれよあれよという間の急展開、まさか世界中を震撼させるような展開を見せるとは誰が想像したでしょう。今となっては「ああ、貧乏でよかった・・・もしもお金があったら平爺もその客船に・・・」なんて負け惜しみは言いません()

それにしても暗中模索、出口の見えない戦いの日々はいつまで続くのか。さらに悪化していくのか。どれほど科学が進んでも、人の手に負えないような厄災をゼロにすることはできない。誰の言葉か忘れましたが「人間は謙虚であらねばならない」・・・まさにその通りだと思います。
平爺もこの状況下、高齢者の介護施設へのボラはしばらく休ませてもらうことにしました。

(メディアによると、当地長野県内の感染者は10人ほどですが、何をきっかけに感染者急増に転換するかわかりません。一日も早く下火になることを祈るのみです)

2020.04.06(
)  いよいよ認知症? 

日本推理サスペンス賞受賞のある小説、ヤットコサで読み終わりました。

文庫本400ページ余。登場人物の相互関係が頭に入らず、前に戻ってみたり、また読み進めたり、そうこうするうちに眠くなってしまう。
翌日、栞を挟んだところから続きを読み始めるが、ここまでのストーリーの記憶が途切れている上に、登場人物の関係も滅茶苦茶・・・え~い、もういいや~と思いつつ、投げ出してしまうと一層落ち込むことはわかりきっている。とにかく活字を拾って最後まで読まなくては・・・そう思って読み進めるが、それはただ活字を追っているに過ぎない。ストーリーはどこかへ飛んでしまい何が何だか・・・(笑)
『ああ・・・オレもいよいよ記憶喪失症か認知症、本もまともに読めなくなってしまった・・・どうしよう』冗談ではなくほんとうのこと。

早朝ウォーキングに出発。時計を確認、5××分。帰宅して朝食をすませ、今日のウォーキング時間を記入・・・ところが何時に家を出て、何時に帰宅したのか思い出せない。それが一度や二度ではない・・・むしろ恒常化。家を出るとき、時刻をメモすることにしました。もの忘れがさらに進んだら・・・家へ帰る道がわからなくなってしまうかもしれない・・・どうしよう?ちなみに昨朝のウォーキングはスタート・ゴールをメモ。2時間10分でした。

◆陽気に誘われて、目下庭に咲いている花たち。手入れは妻の役目です。

サクラソウ スイセン ボケ アミガサソウ クリスマスローズ ツバキ

2020.04.05() 何の日? ししの日

4月3日pm19:04 月齢長潮

昨日44日は「シシ・獅子の日」・・・何か意味があるの?
Web検索してみると44日は、語呂合わせで「し・し」、それで獅子の日・・・何だか気が抜けます。百獣の王ライオン、それにちなんだ強くたくましくということでしょうか。
こんな面白いのもありました。『おかまの日』33日、女の子の桃の節句と、55日の男の子の端午の節句の中間にあたる44日を強そうな「獅子の日」としたとか・・・何となく眉唾-まゆつば-の感があります。「オカマの日」とも言うらしいが、平爺にはその意味が解読不能・・・。

◆昨日の朝日新聞「声」欄、この日のテーマは「涙」

7~8人の投稿が掲載されていましたが、読んでいるうちに涙が流れてとまりませんでした。弱肉強食、すさんだ政治に辟易している昨今、見えにくい裏に隠された人の心の美しさや、やさしさ・・・心が洗われました。ここに転載できないのが残念です。

2020.04.04() 地元神社の「春の祭礼」

真田家の紋様・六文銭

昨日は早朝6時から地元神社(氏神様というのかな~)の春の例祭ということで、境内の清掃に行ってきました。氏子という認識はありませんが、それが義務であれば拒否することもならず、30分ほどの境内清掃に参加。参拝予定はありませんが、この地に住む者の義務となれば仕方ありませんよね。

平爺の住まいは長野電鉄Y駅から徒歩4分ほど。神社は駅からすぐのところにあります。
江戸時代は戦国武将真田幸村の領土だったらしい。その後、明治に入っていくつかの領土が併合して村ができ、さらに長野市に併合されたとのことで、神社の紋幕は真田家と同じ「六分銭」です。当地の住民には“氏神様”ということになるのでしょうが、初詣は善光寺が恒例で、地元寺社に参拝することはめったにありません。バチがあたるかもしれませんが、そのときはそのとき(笑)
住民の中には、神道ではなく別の宗教を篤く信心している方もいると思います。その方は神社例祭の準備には参加しているのだろうか?ふと、そんな疑問がわきました。

余談でが、webで「好きな戦国武将ランキング」を検索すると以下のとおりでした。

一位 織田信長 二位 伊達政宗 三位 真田幸村  四位 上杉謙信  五位 徳川家康

2020.04.03(
) 桜の開花

2 日ほど前(41)、ボランティアへの出勤途中?、住宅団地の桜を見上げると、まさか・・・薄いピンクの花びらが二つ、三つ・・・えっ?もう桜が開花・・・目を凝らしてみるも間違いなく花弁を開いています。気づかなかっただけで、3月末には開花していたのかもしれません。年によってかなり差があると思いますが、いくら暖冬だったとはいえ、まさか3月のうちに開花とは驚きです。
早い開花を喜んでばかりはいられません・・・地球温暖化の影響?

帰りに少し寄り道をして、別の公園の桜の下を通ると、ここの桜も数輪の花びらが確認できました。


  ■花の雲 鐘は上野か浅草か   芭蕉
  ■死支度 致せ致せと 桜かな  一茶
  ■夜桜や 仙丈ケ岳に ひかる雲 秋櫻子

コロナ騒ぎのこの春、東京上野をはじめ、花見にどころではなさそうです。静かに、そっと観賞することにします。

2020.04.02() 新型コロナ  と 介護施設のボランティア

洪水のあった千曲川堤防 今年もいち面菜の花が

世はまさに「新型コロナウイルス」一色、マスコミのネタ追い必死の形相が伝わってきます。

海に浮かぶ豪華ホテル・オリエンタル号。その艦内でなにやらえたいの知れない病気が蔓延の兆しありとのニュース。同時に中国武漢の様子が詳しく報道されたのが2月でしたか・・・、その時点ではまだ関係のない話、足止めをくった艦内のリッチナな皆さんお気の毒です・・・という程度の受け止めでした。まさか日本で現下の状況が出現・・・「一寸先はヤミ」を味わうことになろうとは。

◆昨日の認知症介護施設ボラ訪問の折、「現下のコロナの状況にかんがみて、私の訪問でご迷惑をかけないとも限りません、しばらくお休みさせていただいた方がよいかと思いますが・・・」と管理責任者に申し出ました。
『業者さんやご家族の出入り、ケアに必要な職員の出入りもありますから・・』ということで「利用者のお年寄りたちも楽しみにしています、ぜひ来ていただきたい・・・決して迷惑などと思っていません・・・」というご返事でした。確かにお年寄りたちが、平爺の訪問を喜んでくれているのは肌身にわかります。人のために何か一つくらい役にたちたいという思いもあり迷うところです。


2020.04.01(
) エイブリルフール(April Fool’s Day

モクレン

今日41日がエイプリルフールということはほとんどの人が知っている・・・と言っても平爺のように「嘘をついても許される日」という程度の理解しかない方はけっこう多いうな気もします。
知らなくても別に不自由はない・・・と思いつつ、Web検索するとたくさんヒット、到底読む気がしませんが、一つだけ略記させていただくと下記のように。

西洋から日本に伝わったのは大正時代。日本ではエイプリル(4月)フール(馬鹿)を直訳して「四月馬鹿」・・・それががなぜ「嘘をついても許される日」に?。

何年か前の作者不明の名作? 今日は気兼ねなく拝借・・・なかなかの作だと思いませんか?

『民心の 離れし安倍の うらびれし 議会の片隅 菅と涙す』  

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