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2021 年 2月

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2021.02.28() 遠くなった登山

善光寺平を囲繞する山々は、里山も含めて白くくすんだ冬景色。朝陽に照らされ白く輝く山々を眺めながらウォーキングをしていると――長いこと登山から離れているな~――。
調べてみると20191011日に山友のМさんと志賀高原の焼額山(2010m)へ登ったのが最後。そのときは、まさかこれが最後の登山になるとは夢にも思いませんでした。
このまま登山と縁を切るのも忍びない。Мさんをお誘いして、登山とお別れのケジメをつけたいと思っています。Мさんからも誘いの暖かい声をいただいています。

雪化粧している山々を、毎日のように眺めていると、30年余りの登山人生が脳裏に去来します。
思えば気まぐれでとりついた登山、今になればそれが平爺の生きてきた証のような気もします。65才にして北信濃の地に引っ越して来たのも、山に囲まれた環境で余生を過ごしたい・・・そんな思いもあったような気がします。

明日もまた、白く化粧した山々を眺めながらのウォーキングが楽しみです。

2021.02.27(
) ???

昨年までは何の苦もなく出来ていた所得の確定申告。なぜかつっかえつっかえしていてなかなか進みません。山ほど収入があって・・・というならまだしも、収入はほそぼそとした年金だけの淋しい老後?

わずかばかりの還付を受けられるのを楽しみにしての作業。掛け値なしで平爺の頭はいよいよ認知症?を意識する領域に入ったらしいさあ大変だ~。
何も知らないカミさんが手伝っくれてようやく申告書の格好がつきました。ああ疲れた~

年金から天引きされた税金のうち、ほんの一部だけでも還付されたら、何か旨いものでも食べに行こうか・・・()

2021.02.26() 政治にも明るい春を・・・・

のように純白な政治を・・・

内閣が代わって数カ月にもなりません。国会の先生方? そして高級官僚と言われる面々・・・次から次へとよくもまあと言いたいほどニュースを賑わわせています。
日本政治のタガがこれほど緩んだことも珍しい? 何とかならんものでしょうか。三文芝居を無理やり見せつけられている国民はたまったものではありません。あきれ返っています。

代議士・高級官僚の世界には恥と言う言葉はないらしい。日々を何とかやりくりし、まじめにつつましく一生懸命に生きている純な国民はうんざりしていす。内閣や高級官僚の首をすげかえればよいと言うものではないし・・・。
「緊張感の欠けた一党偏重のなれあい政治」のなせるところ・・・。たどっていけば、国民一人一人の政治意識。政治にも早く春が来てほしいものです。

2021.02.25(
) お手本

ウォーキングから帰宅するころ、
きれいな朝焼けに染まっていました

2月は「逃げる」と言われます。
立春はつい先日だったような氣がしますが、カレンダーを見ると今月もあと3日だけ。何をするわけでもないのに、一日一日がスピードアップして逃げていくような気がします。

認知症のお年寄り介護施設でのボランティア。やりやすさもありますが、難しさもあります。どうせ何をやってもわかりっこない・・・“などという失礼な気持ちがあったら長続きは無理だと思います。ない頭を鞭うってこその長つづきかと思います。

3ケ月ほど前、新しく入ったおばあちゃんがいます。どうみても認知症とは見えません。唄ったりゲームをしたりするとき、ボランティアの私に気を使ってくれているのが伝わってきます。このおばあちゃんが来てくれて平爺も大助かり。申し訳ない気持ちになることもしばしば。

やがて平爺もこうした施設でご厄介になる日がくるかもしれません。このおばあちゃんのような年寄りになれたらな~・・・・老いが加速する平爺はお手本と思って接しています


2021.02.24(
) 太平洋戦争終結から75年

天皇誕生日の祝日を忘れていました・・・なんて言ったら昔なら大変なこと、ただちに「不敬罪」でしょっ引かれるは必定。
毎日が休日の平爺、祭日・曜日無関係の毎日です。

先だって、太平洋戦争史に造詣の深い半藤一利氏がこの世を去りました。何年か前に「太平洋戦史」と題する10枚組のCDが発売されたのを知り、即座に購入。戦争のむごさ無意味さをあらためて感じさせられました。
そのCDを断捨離するには忍びなく、平爺が大切にしている友人に引き取ってもらうことにしました。その前に妻にも見せたくて全巻見なおしました。むごさ、すさまじさ、無意味さ・・・小国日本が、世界を相手に命を命とも思わない悲惨な戦争。天皇陛下を錦の御旗にして士気を鼓舞、あのころの日本の姿はまさに気ちがい沙汰、目を覆うばかりの愚かさが伝わってきます。

あの苦い経験を糧にして、不戦の誓いをした日本国憲法。学校では今どのように教えているのでしょうか。「太平洋戦争」のCDを若者にも子供にもぜひ見せてあげたいものです。敗戦から70数年が過ぎましたが、決して忘れてはならない歴史だと思います。

追記・・・この戦争による日本人の死者は、310万(軍人・軍属が230万、民間が80万)に達し、その9割が1944年以降の戦争末期に集中して亡くなったと推算されるとことです。

2021.02.23
(火) ポカポカ陽気

昨日午後Ⅰ時ころ、家の外の寒暖計をのぞくと16℃、えっ・・・ちょっと春を急ぎ過ぎていない?自転車修理のために押しながら往復したら汗をかくしまつ。

春の気配

◆ウォーキングの折り、梅の枝を見ると蕾がはっきりと。

  ♪梅の小枝でうぐいすは 春が来たよと歌います
   ホウホウ ホケキョ ホウ ホケキョ
  ♪雪のお山を きのう出て 里へ来たよとうたいます
    ホウホウ ホケキョ ホウ ホケキョ

思わず口づさみたくなるような陽気。春っていですねー。
平爺がボランティア用に作った歌詞ぺーパーの春の歌

  ▼うぐいす ▼朧月夜 ▼春の小川 ▼春が来た
▼花―春のうららの
  ▼ちょうちょ ▼おぼろ月夜 ▼ミカンの花咲く丘 ▼どこかで春が 

半月 一昨日夕刻の月

2021.02.22(月) 春?
いくら何でもまだ2月半ば、最高気温が17℃とは信じられない。この跳ね返りが恐ろしい()

夕刻には庭の雪はもちろん、建物の北側に残っていた雪も消えました。このまま春へ一直線とは思いませんが気持ちは何となく明るくなります。

◆確定申告書の作成に苦戦中です。昨年までは戸惑うこともなくサッサッサ・・・と簡単に出来上がったのに、今年は手をつけてからすでに3日もモタモタしています。
収入は厚生年金だけ、内容はきわめてシンプルなのにネ―。これも老化のなせるわざ? 申告手続きは例年と変わりないのに・・・何ごとにつけても老化を思い知らされるせつなさ? カミさんが「私も手伝うわ・・・」と言いだすほどモタモタしているのです。

たいした金額ではありませんが、申告書ができれば当面の酒代くらいの還付が受けられます。それを励みに明日もガンバルぞ~(笑) 

◆衰えるのは体力のみならず「気力・知力」も歩調合せ。もっと早く認識すべきでした。
来年の今日は「2」のゾロ目ですね。
何か良いことあるかな~

2021.02.21
(日)???
 

春の気配

今日の日記は、表題のつけようがありません。「カミさん床屋」とでもしましょう。

自慢にもなりませんが、60才定年退職後は一度も床屋へいったことがありません。カミさんが代理床屋です。平爺を実験台にして何十回、何百回とやっているうちに、そこそこせ見られる程度には仕上がり、周りの目を気にすることなく外出もできます(笑)

 理髪代はいくらくらいするでしょうか? それも知りません。 仮に1000円として月に一回散髪をしてもらうと年間12000円、24年だとすれば ざっと30万円ほど。チリもつもればすごい!!!

コツコツためていたら、ちょっとした贅沢な温泉旅行ができる程のお金が・・・こんな計算をするのは平爺が歳をとった何よりの証かな~。

実は、もう散髪するほどの毛も残っていないのです・・・散髪した毛の中には「黒」といえるものは一本まなく、すべてピカピカと光る銀髪? 昨日は我が分身をいとおしく眺めました(笑)

2021.02.20
(土) 勇断

 ますます先が見えにくくなってきた東京五輪・・・そんな気もします。

雪に佇むスズメ
寒くないのかな~

そもそも昨夏の予定がコロナで一年延期、そしてあと半年を切ったところで、ご粗末な森発言で事態は混沌。川渕起用も効をせいさず、次は目先をガラッと変えて聖子さん・・・・。なんたる体たらくと言いたいところです。

混沌の度が増しところへ島根県知事の聖火リレー辞退発言。
8月まであと半年もありません。

どこで何が狂ってしまったのか。今にして思えば、昨夏の予定は延期ではなく中止にしていたら。今となればそんな思いもかすめます。新競技場の建設をはじめ、これまでにどのくらいの国費が投入されてきたのでしょうか。
誰が悪いと決めつけることもできない・・・しかし東北大津波のあのとき、五輪誘致を危惧する声が大きかったことは、これを予見していたのかもしれません。
平爺の率直な思いは、コロナの見通しも定かでない今、思い切って中止という選択肢があってもいいのでは・・・気持ちは島根県知事の思いに通じます。

2021月2月19日(金)雨水(うすい)

カラスは風情よりエサ?
昨日は二十四節季の「雨水」 『春の気配がただよい、雪や氷も融けて水になり、雪が雨に変わるころ』ということのようです。
雨水のその朝は、この冬一番の積雪でした。早朝6時から家の前の道路を雪かき。今冬一番とは云え10cmそこそこ、汗をかく間もなく30分もかからずに終了。
老体にとっては、雪の少ない冬は大助かりでした・・・と過去形でいいのかな~? 
まだマイナイ10℃近い日はありません。真冬を感じないまま春を迎えるかもしれません。これも地球温暖化の影響でしょうか。喜ぶべきか案ずるべきか? 老体には雪の少ないことは何よりですが。

「春」と聞いて浮かぶ一節に枕草子冒頭の一節があります。

  春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、
  紫だちたる雲の、細くたなびきたる
 

身の回りにはそのような風情を感じさせるものはありませんが、そこはかとない春の気配だけは感じることができます。日の出はいちばん遅かったときから30分ほど早くなっています。季節は少しづつ進んでいます。
雪かきは楽ではありませんか、その分季節をしっかりと感じられるという良さもあります。

2021.02.18
(木) 今冬初の大雪 

「これがまあ 終(つい)の栖(すみか)か 雪五尺」・・・一茶

 今冬は、雪らしい雪も降らずにこのまま春を迎えるかと思っていたが、見通しがすこし甘かったみたい。 昨早朝は2~3cmほど雪が積もった道を1時間弱のウォーキング。朝食をとり、新聞にざっと目を通したりしてから8時前、ボランティアへ。

霏々として降り続く春の雪

早朝に比べて雪の降りかたが強くなっている。下車駅を出ると雪の勢いはかなり強くなってきた。山裾に近いという条件もありそう。 

充実した?ボラを終って外へ出ると、朝とは問題にならないような強いボタン雪。路面も屋根も野も畑もすっかり雪に覆われ、1時間前とは様変わりの風景。ジョギングシューズに折り畳み傘、これでは役不足。一時の間にこの変わりよう・・・。駅まで約50分、想定外の雪の道となってしまいました。もちろん今冬一番の降り方。一回くらいはこんな降り方もないと冬は終わらない・・・? 

我が家の庭も白一色、冬姿に一変していました。なかなか風情がある・・・猫ではないから喜んではいられない。雪かきが待っています。
そういえば、こどものころ平爺は゛ネコ、ネコ・・・」からかわれたことを思い出しました。
 

この雪が、本格的な春の予兆ならいいのですが・・・。

2021.02.17
(水)洪水に耐えた一茶の句碑

 久しぶりに千曲川堤防決壊の現場へ行ってみました。堤防改修工事はかなり進捗していましたが、被害を被った民家はまだまだという感じの家も何軒かあります。あの恐怖を想うと、ここに住み続ける勇気が失せてしまった人もいることでしょう。  

一茶句碑・・・堤防の決壊現場

◆被害遺産のように、体育館は荒れ放題のまま残骸をさらし、小公園は被害を後世に残すがごとく、荒れたまま。
この近辺は一茶の句碑がたくさん残るところ。体育館裏の緑地には一茶の句碑があるはず。記憶を頼りに荒れ放題の公園の草むらを探すと見つかりました。

   春風や 犬の寝そべる 渡し舟   一茶

初春にふさわしい句碑、その前に佇み、しばし思いにふけりました。
昔、千曲川の渡し場があったところで、周辺には一茶の句碑がいくつもあります。濁流にさらされながらも残っていると思います。折りをみてまた訪ねてみたいと思います。




2021.02.16
(火) 今月のことば
 

ウォーキングコースにある寺院門前の今月のことば 

  花咲かす 見えぬ力を 春という

  人となす 見えぬ力を 仏という 

解釈はなし。感じるままに味わうのが良いかと思います。 

◆ウォーキングの折にロウバイの花を見かけました。カメラを忘れて写真に収めることかできませんでしたが、そこはかとなく春の足音が聞こえてきます。庭の日陰に残っていた雪もきれいに融けて消えてしまいました。昨日の長野市の最高気温は何と17℃、びっくりです普通なら今ごろが寒さのピーク、地球温暖化よる現象でしょうか?
今年はスキー場も雪不足で困ったかもしれません。4年ほど前まで孫たちとスキーを楽しんだのが遠い日の思い出になっしまいました。

2021.02.15
(月) 開けて見たらただのおっさん??
 

まばゆい勲章も、捨てたり剥ぎ取られたりするのはあっという間。身から出た錆びでしょうか。 

霜の降りたウォーキングルート

ネット検索すると、総理在任時のあれこれが、気の毒になるほど書き立てられています。「総理大臣経験者」の栄光だけで東京五輪会長というみこしに乗ったものの「口は禍の元」、得意満面も剥がれるのもあっという間。
ネット検索すると総理在任はたった一年。その器ではなかったということか?

せめて退け際だけはきれいに・・・と思って高みの見物。何の権限があってのことか、勝手に川渕氏を担ぎあげようしたがマスコミなどからたたかれただけ。
国民はとんだ三文芝居を見せられただけ?

失言録「日本は天皇を中心としている神の国である」
    「子どもをたくさんつくった女性が将来、国が『ご苦労さまでした』といって面倒見るのが
    本来の福祉。子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手とは言っちゃいかんけども、自
    由を謳歌し楽しんで年取って、税金で面倒見なさいっていうのは本当はおかしい」

    「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思うが、選手は気をつけてほしい」
   「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」・・・フィギュアの浅田真央選手のこと


2014.02.14
(日) バレンタインデー、

今日は何の日・・・バレンタインデー・・もう一つ大切なのは平爺の84回目の誕生日です。満84才か・・・成長はとうに止まってノーミソ・体力の劣化はスピードが増すばかり。とりわけ「記憶力」の方は目を覆うばかり。「覚える」ということがまるっきりダメになりました。昨年の誕生日に運転免許証を返納したのは正解でした。あのときは「返納は少し早いかな~」という思いもありましたが、慣れてしまった今、未練も不自由もありません。

誕生祝い?に集まったスズメ
その数100羽以上

◆バレンタインデーは、耄碌爺さんには無関係な行事。今のところ、人様の手を借りなくても何とか日常生活は普通に過ごせています。
昨朝も日課のウォーキング2時間を苦もなく消化。欲はかきません。この程度で十分。
丈夫に生んでくれた母に感謝、「天国のかあちゃん ありがとう・・・」
 
厚労省による国別平均寿命・べストスリー
 男 ①香港 82.34②スイス 81.70③日本81.41
 女 ①香港 88.13②日本87.45③スベイン86.22 
平爺は日本男子平均を悠々突破、こんなに長生きしても良いのかな~()


2021.02.13
(土) 大揺れ東京五輪

コロナで開催が危ぶまれる東京五輪、そこへさらなる追いうち・・・。
新聞・テレビのニュース・ワイドショーは、連日東京五輪の女性蔑視発言で大ゆれ。
「みっともない・・・」と言うより恥ずかしくなるようなご粗末な話。

凍結した水たまりの造形美
早朝ウォーキングの途次に撮影

◆振り返ってみると、東京誘致が決まったのは2013年、東北大震災のときでした。原発から放射能汚染水が海に流出し、沿岸の漁業は大打撃。そのさなかに安倍内閣は東京誘致立候補を決定。ほんとうにオリンピックができるのか・・・? 多くの国民から危惧の声があがったのは当然でした。

◆開催を半年後に控えたこの時期に、五輪の大元、森会長から女性蔑視のとんでもない発言、日本中が大揺れに揺れ、この先どうなるのか・・・最初よければすべて良しという言葉がありますが、今回の東京五輪は、立候補のスタートから不安に揺れつづけたような気がします。

◆後任は、辞任する森氏とほぼ同世代の川渕氏とか。御年85才とのご高齢、若い人材はいくらでもあると思うのですが、これもまた闇の中での決定か?何ともすっきりしない東京五輪です。その前にコロナ成り行きが問題?
誘致決定のとき、
平爺は「五輪立候補は10年早い」と言った記憶があります。

012.02.12(金) 老化は脚から

以前は苦にならなかった雪かき・・・ところが昨冬から急に負担感が大きくなったような気がします。

春の足音 

◆今冬は雪の日が少なくて大助かり。昨朝、積もっているだろうな~と期待して?ウォーキングに出ると、わずか3cmほどの積雪、うれしいような気抜けしたような・・・2月も中半と言うのに今シーズンは雪かきらしい雪かきは今のところゼロ、当地に引っ越してきてからこんな冬は初めてです。このまま雪なしで冬が終わってくれたらいうことなし・・・油断させておいてドカーンと来るのかも・・・春よ、早く来てくれ・・・。
◆運転免許証を返納してからもうすぐ1年経過。
マイカーで通勤?していたグループホームへのボラも、自前の脚を使い、駅から50~55分の道を歩いて通っています。その分、ボラ通勤日の早朝ウォーキングは少なめに。

マイカーを卒業後、代わり自転車を脚代わりにして補おうとしましたが、結局自転車が登場する場面はほとんどないまま1年が過ぎていきました。
もうすぐ84才、体力的にも限界が近づいたかな~・・・そんな弱音を感じるこのごろです。

2021.02.11
(木) あれ・・何の祝日?

曙 光

カレンダーとは無関係な生活になってから早や20年余。ふと壁のカレンダーを見ると明日は赤色・・・・何の日だった?  そうか「建国記念の日」でした。
建国をしのび、国を愛する心を養う日だそうです。ピンときません。

1966(昭和41)年に定められたとのこと。211日という日は、初代天皇とされる神武天皇の即位日にちなんでのことらしい。
「神格天皇」にちなんで制定、当時喧々諤々の物議が交わされたのを思い出します。天皇制から主権在民の国へと変わったのに、天皇制にこだわるのはいかがなものか・・・そんな物議があったような記憶があります。

厳しいサラリーマン時代、休日が増えることだけがうれしかったな~(笑)

2021.02.10(水) ボランティア復帰

コロナの余波が、平爺のボラにまで影響が及ぶとは思いませんでした。感染の広がりがますます険悪となってきた昨年12月、ボラ訪問の当面中止を決断。

長野市民の山「飯縄山-1917m

手前みその思い込みですが、施設のお年寄りたちは寂しがっている人も多かったと思います。
正月明け、感染報道にもやや明るさを感じてボラに復帰はしたものの、全国的には厳しい状況に変化はなく、16日に年初の挨拶をかねて一度訪問しただけでした。

当県の感染者数もやや明るい兆しが見えてきたのを機に、昨日から訪問復帰することにしました。
平爺の顔も忘れているかとおもいきや、入所のお年寄りも職員さんたちも、従前と変わらない笑顔で迎えてくれました。しぶりに歌を唄ったりして1時間があっという間に過ぎてしまいました。

この歳で社会に貢献できるたった一つのこと、ず―うっと続けたいとは思いますが、電車と徒歩ではきついのも事実。昨日は凍てついた雪の地、「あと一年は続けたいな~・・・」思いながら片道50分の道を滑って転ばないよう、気をつけて行ってきました。 あと一年続けられたらな~・・・。

2021.02.09
(火) 森騒動

春の予感 オオイヌフグリ

テレビのワイドショーをはじめ、マスコミは森発言で大にぎわい。
率直な感想は「さもありなん」来るべくしてきた当然の帰結・・・そんな気持ちで高みの見物です。

ふと思い出しました、平成12年4月~13年4月までの短命総理、これもいろいろと問題発言が災いしての短命。総理の座を追われて?から20年余、ちっとも成長していなかったということでしょか?

記憶違いだったらゴメンナサイ。四国水産高校の生徒が太平洋?で学習訓練の最中、浮上してきたアメリカ潜水艦に衝突され、高校生9名が死亡と言う大惨事がありました。時の総理には至急便で報告が入っが、森総理の反応は「ただの事故なんだろう」と軽くいなしただけ。マスコミをはじめ、その対応に顰蹙の声が上ったのは当然こと。そのことが頭によみがえりました。
何をやっても方向違いの問題児・・・ではなく、問題ジジイというところでしょうかネ(笑)

2021.02.08
(月) 確定申告(2)

暁光

停年退職後の20年余は年金依存の年月。たいした年金ではありませんが、毎年税務署に「確定申告」しなければなりません。パソコンで申告書類を作って提出してきました。目をつぶっていてもできるほど身についていたのに、今年は何かがちがう・・・?

例年通り今年もPCの片手間作業だったはずなのに、PCで取り組んだもののどうしてもうまくいかない。何が変わったのかわからない。必要データを入力したのに、最後の提出用申告書のプリントアウトが出来ないのです。もちろんプリンターは正常です。

半日がかりで試行錯誤してみたが不成功。歳をとるにつれて忍耐力もなくなり、これ以上試行錯誤する気にもならない。それにしても何が変わったのだろうか?  変わったのは平爺の頭? いやいや、平爺の頭たけではないと思うが・・・?

仕方ないので税務署へ行き、直接申告することにします。確定申告で税務署へ行くなんて初めてのこと・・・ちょっと緊張するな~()

2021.02.07
(日)  無題

先々月だったと思いますが、ウォーキングに必携のケータイラジオが故障、仕方なく買い換え。次は永年使っていた電子レンジが故障して買い換え。そして昨日はオーブンが故障してヤマダ電機で買い換え・・・・新婚の世帯道具そろえ? まさかネ~。

今日も確定申告書の作成に挑戦?何とか出来上がればいいのですが・・・・。些少の還付でも、年金生活には貴重です。

2021.02.06
(土) いよいよ始まったか・・・・
 

朝日に輝く妙高山

確定申告の時期です。
年金だけをよりどころにして生計を立てている我が家、申告するほどの収入があるわけではありませんが、平爺が人工肛門という障碍があるために「障碍者控除」という恩恵?が受けられます。

年金から天引きされている税金が、申告すると一部が返ってきます。そのためには「確定申告」という書類を作って提出することが必要。昨年まではインターネットを使って苦も無く作成できていたのに、今年はどうしてもうまくいきません。昨日は一日かけて取り組みましたが、ついに出来ずじまい。 

エビデンスなど関係書類を税務署へ持参、係員に手伝ってもらって手続きする方法もありますが、この時期は申告する人で大混雑、何時間も待たされます。

昨年までは1~2時間もあれば出来上がっていたのにネ・・・・平爺もいよいよボケ・認知症が始まったとしか思えない・・・トホホホ・・・。


2021.02.05
(金) 懐かしい歌を楽しむ
 

「美しき日本の歌 128曲」

『映像で綴る美しき日本の歌 ~こころの風景~」という DVD8巻を購入。音痴の平爺とは大ちがいなカミさん、相談もなくさっさ注文、値段は4万円ほど。収録されている歌の数は128曲。携帯プレーヤーもついた値段ですが、手元にあるプレーヤーで聴いています。近ごろ流行りの歌には馴染めない平爺、懐かしい歌ばかりで大いに気に入り、毎日聞き惚けています。

 曲目は早春賦・美しき天然・荒城の月・埴生の宿・赤い靴・・・・青い山脈・夏の思い出・リンゴの歌・・・・ほとんど平爺でも歌えるものばかり。映像には歌詩にちなんだ風景や、歌詞もテロップで流れ、うっとりと聞きほれ、一緒に歌っています。

歳をとるほどに昔をしのぶ気持ちは増していきます。子供の頃に歌った曲は、何年たっても忘れないものですね。妻にしては「良い買い物をしたな~」とほめてやりました(笑)  発売元はユーキャン。

2021.02.04
(木) 節分に寄せて

22日は節分でした。豆まきをして邪気を払う日
節分とは「季節を分ける」その分かれ目で、立春(24日頃)の前日―3日―を節分と呼ぶそうですが今年は2日が節分でした。

 
 寒気の中、たくましく立つ樹木
痛々しかった母の手が重なります

立春は、地球と太陽の位置関係により歳ごとに変わるとか。つまり節分毎年毎年一定ではなく、年ごとに違ったりする?ちなみに今年=2021年は23日が立春、その前日の22日が節分でした。 

◆そういえば子供のころ、節分にはイワシを神棚に供えていたのを思い出しました。これも何かわけがあるのでしょうね。一昨日、我が家でもイワシを焼きました。 

◆さあ今日からは春・・・それは暦の上での話、年間でいちばん寒い季節です。
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月生まれの平爺、おふくろさんから聞かされた話を思い出します。おむつは雪と寒風の川で洗い、冬季は手の甲がヒビ割れして血がにじんでいた・・・。弟妹が赤ん坊の頃、ひび割れた痛ましいおふくろさんの手・・・今も目に焼き付いています。オフクロさんには感謝感謝。その母も今は遠い空の彼方から、子や孫やひ孫を見守ってくれているはずです。



2021.02.03
(水) 恵方巻

古い記憶です。平爺若かりし頃、20歳代の後半に大阪へ転勤。そこで「恵方巻」なる奇妙な風習を知りました。恵方の「方」はその年の方角を示しているのだそうです-――今年は南南東らしい。
長いままの海苔巻きを、大きく口を開け「恵方」に向かってガブリ・・・・初めて目にする何とも奇妙奇天烈な行事、知らない人はびっくりします。平爺も開いた口がふさがらないほど驚きました。何だ・・こりゃ~ 

10余りしてまた東京勤務。するとその間に恵方巻が東京にも進出、節分になるとスーパー、コンビニなどに大きい顔で並んでいるではないか。
あっという間に江戸表へ拡散、今では長野県の田舎でも、あたかも昔からの風習然として店頭に並ぶありさま。

テレビなどで珍奇な風景が刺激となり、東日本の人々の好奇心を煽り、爆発的に拡散したのでしょうか。ところで我が家では・・・カミさんが恵方巻を2本買いこんでいました。

 「恵方」・・・広辞苑
古くは正月の神の来臨する方角。のちに歴術が入ってその年の歳徳神のいる方角。「恵方巻」は節分の日に、その年の恵方を向いて食う巻きずし。

2021.02.02(火) 早春――野の香り

   
 フキノトウ  ふき味噌

カミさんが親しい友だちからフキノトウをもらってきました。庭にたくさん生えているらしい。
都会育ちの妻は食べ方がわからない。平爺に「お願い・・・」とお鉢が回ってきました。平爺も調理を知っているわけではないがせざるを得ない。昔、おふくろさんがやっていた記憶をたどって何とかできました。 

◆春・・・野草と言えば、真っ先に浮かぶのは「フキノトウ」
大きな葉を乗せた茎が地上に伸びてくる前に顔を出す白い花がフキノトウ(蕗の薹)、強い芳香と、苦味が特徴で、てんぷらや和え物など用途は広い。小さく刻んで味噌汁の椀にぱらぱらと浮かべたり、あえ物に混ぜたり・・・。平爺はこの香りが好きです。 

子供の頃を思い出しながら調理してみました。調理と言ってもさっと熱湯にとうし、適当に刻み、赤みそと砂糖で和えるだけ。熱いご飯に載せたり、酒のおつまみにしたり、初春に似合う季節の香りです。

2021.02.01(月) 歳相応に・・・暗い夜道はサヨウナラ 

そこはかとなく春の香り・・・水温む

夜明け前の暗い道を歩くのをやめることにしました。いい歳した爺さんが滑って転んでケガ・・あるいは道に迷ってオロオロ・ウロウロ迷子では絵にもなりません。
一日24時間すべてが自分の時間。何も暗いうちからセカセカ歩かなくても・・・。

根が “セッカチ” もたもたするのは大嫌い。明日に回すこともイヤ・・・重い荷を背負った感じで落ちつかない。間もなく84歳の誕生日、歳相応に思い切ったブレーキが必要かな~。

◆手はじめは・・・・
日課のウォーキング。試しに朝食前から朝食後に変えてみたら・・・。上手くいったらそのままつづける。一日が短くなった感じになるかも・・・。長年続けてきた習慣、簡単に切りかえられるものか・・・セッカチの平爺にできるだろうか、かなり怪しいが、ものは試し。 

◆先日模擬実験? 朝食をすませ、夜が明け切った7時25分にウォーキング出発。雪がチラチラ舞っているがたいしたことはない。いつもとちがい、何となくて違和感あり? 1時間45分歩いて帰宅。歩き足りないが気もするが、年相応まあこんなものか・・・。しばらくこのペースでためします。

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